1 / 42
シンデレラの姉、眠りの森の塔によじ登る
しおりを挟む
爪が割れて、濃く赤い血が滲んだ。
体中の血液が指先に出来たマメに一気に集中する。
ジンジンとした痛みは、「ロープを放せば楽になる」「もう終わるよ」と誘惑し、そのたびに「いや、だめだ!」 「死ぬぞ!」とヒルダの奥歯をぎりぎりと軋ませた。
もう何度、反芻しただろうか。
ヒルダはつい三時間ほど前のやりとりをまたしても頭の中に呼び戻した。
「こんな細い腕で何が出来る」
よみがえってくるのは、耳に心地よい響きのある低音。
「身の程をわきまえろ」
露骨に見下した言葉。
喉をくっくっと鳴らして、嘲った笑いを漏らす。
「くそおおおおおおおお!」
再び指先に力がこもる。
「あの男おおおおお! 見てなさいよおおおおお!」
そうしないと、指先の痛みにばかりに気を取られて、自分を支える一本のロープをあっさりと手放してしまいそうだったから。
溯ること、三時間前。
ヒルデガルド・マーヴルはなけなしの金をはたいて貸し馬車を雇い、辺境から王都の市場へ買い物に来ていた。
ヒルデガルド、通称ヒルダの父、マーヴル男爵といえば、かつて戦場の虎と渾名されるほどの剣の使い手で、一人で五十五人を相手に見事勝利を収めたとの伝説をもつ英雄である。
軍功をあげ、平民から男爵の地位まで成り上がった。
しかし、それも今は昔。
戦場で負った傷が原因で体を壊し、長い療養の末、五年前にこの世を去った。
急遽、八歳の弟マシュウを跡取り候補として、取り敢えず男爵家は存続出来たものの、没落はあっという間だった。
妹の結婚式に着るドレスさえ、オーダー出来ない。
だからといって、二十年もののぼろぼろの実母のお下がりでは、示しがつかない。
夜会ならどうにかこうにか理由をつけてお断りするが、大事な妹の結婚式、そんなわけにはいかない。
悩んだ末に、市場に既製品を見繕いに来たのだった。
現国王メイソン三世の統治となって早十五年、かつての鎖国を解き、砂金と香辛料を中心にめざましく発展している。
異国人が違和感なく行き交う王都の市場に、片田舎の没落貴族令嬢は興味が尽きない。
子供の小遣い程度で買えるネックレスやイヤリングが並ぶ雑貨店や、レースやリボンなどの手芸材料を扱う店、花屋、果物の屋台、紅茶の茶葉専門店・・・など、道を進むたびにヒルダの琥珀の瞳がきらきらと輝いた。
「よお、お嬢さん。一人かい?」
横から声をかけられたのは、そんなときだ。
テーブルと幟だけの、粗末な出店。
藍染の生地に金糸の刺繍の施された、騎士装束の若い男。
金糸で王家の紋章が象られている。
「ちょうど退屈してたんだ。ちょっと話でもしないかい?」
若い男はにたにたと軽薄そうに薄ら笑いを浮かべる。
王家の紋章の入る騎士服は、国王直属の証だ。
清く、正しく、美しくがモットーが、聞いて呆れる。
ヒルダは切れ長の目をますます細め、ふんと無視した。
「おい、無視かよ」
「お話しすることはありません」
後ろで一つに束ねた黒髪を、あえて大きく振ってみせる。
「何だよ、生意気な女だな」
「国王直属の騎士団も、落ちたものね」
うっかり、心の声が出てしまっていた。
「何だと!」
男の顔がたちまち沸騰する。
「俺たちはな、お前たち一般庶民から、この王都の平和を守ってやってるんだ!毎日、血の滲むような訓練だってしてるんだよ!」
「だから、敬えと」
「ああ、お前らのために鍛えてんだよ! この間だって、眠りの森の塔にロープ一本でよじ登る訓練をしたばっかりだ!」
「そんなもの、私だってやれば出来ます」
「はあ?ふざけんなよ!」
「私だって、父から様々な訓練を受けました」
事実だった。
父は自分が亡くなった後のことを憂い、長女であるヒルダに、剣にはじまりあらゆる稽古をつけた。
男のいなくなった屋敷は狙われやすい。
父親が亡くなった貴族の家に強盗が押し入り、金品を強奪した挙句、若い娘はもとより、未亡人となった妻をも滅茶苦茶に犯すという話はよく聞く。
実際、二度、マーヴルの屋敷にも強盗が入った。
そのたびに父親仕込みの剣さばきで、強盗を追い払った。
「だから、負けません」
ヒルダは右手のひらのマメをもう片方で撫でた。
「ほう、大した自信だな」
不意に背後で上がった声に、ヒルダはぎくりと身を強張らせた。
まったく気配を感じなかった。
慌てて振り返ると、鼠色のフードを目深に被った男が腕を組み佇んでいる。
ひどく背が高い。ヒルダが百七十センチ近くある身長だが、それよりも頭一つ分くらい高い。おそらく、百九十センチは軽く超えているだろう。
フードのせいで顔は判然としないが、軟派してきた若い男とは比べ物にならない重厚な空気を纏っている。背中にゆらりと青い炎の幻さえ見える。
若い男はまずい、と顔をしかめ、額に一気に脂汗を吹いた。
「女、お前は我々の訓練を自分も出来ると言うんだな」
フードの男は我々、と確かに口にした。つまり、この男も騎士だ。
「こんな細い腕で何が出来る」
ぬっと手が伸びてきたかと思ったそのときには、すでに男に右腕を掴まれていた。
「は、離して」
「身の程をわきまえろ」
手首に男の指が食い込む。
物凄い力だ。これが、男と女の差か。ヒルダの片眉が斜めに上がった。
「離してって言ってるでしょ」
ぶんぶんと上下に何度も振るうちに、ようやくがっちりと締め付けられていた指が解かれた。
ヒルダの手首には、男の指の跡が赤黒く残ってしまっている。
「立派な騎士が聞いて呆れるわ。これじゃあ、そこらへんの強盗と変わらないじゃない」
ヒルダは切れ長の目をこれでもかと見開き、ぎろっと男を睨みつけた。
「面白い女だな」
男の指が今度はヒルダの顎先を摘まみ、上向けさせた。
刹那、フードに隠れていた眼差しが露になる。
深い夜を思わせる、濃紺の双眸。獲物に狙いをつけた豹のように獰猛だ。
ぞくり、とヒルダの背筋に得体の知れない震えが走る。
それはほんの一瞬の出来事で、男の眼は再びフードの下に隠れた。
「お前は俺たちの訓練を難なくやってのけるというんだな」
「塔によじ登るってこと?」
「出来るのか?」
「そ、そりゃあ、私も父から稽古つけられたから」
さすがに塔にロープ一本でよじ登る訓練は受けていないが。
「出来るんだな」
「も、もちろんよ」
後には退けなかった。ヒルダには、首を縦に振るしか許されない空気しかなかったのだ。
それが、つい三時間前の出来事だ。
体中の血液が指先に出来たマメに一気に集中する。
ジンジンとした痛みは、「ロープを放せば楽になる」「もう終わるよ」と誘惑し、そのたびに「いや、だめだ!」 「死ぬぞ!」とヒルダの奥歯をぎりぎりと軋ませた。
もう何度、反芻しただろうか。
ヒルダはつい三時間ほど前のやりとりをまたしても頭の中に呼び戻した。
「こんな細い腕で何が出来る」
よみがえってくるのは、耳に心地よい響きのある低音。
「身の程をわきまえろ」
露骨に見下した言葉。
喉をくっくっと鳴らして、嘲った笑いを漏らす。
「くそおおおおおおおお!」
再び指先に力がこもる。
「あの男おおおおお! 見てなさいよおおおおお!」
そうしないと、指先の痛みにばかりに気を取られて、自分を支える一本のロープをあっさりと手放してしまいそうだったから。
溯ること、三時間前。
ヒルデガルド・マーヴルはなけなしの金をはたいて貸し馬車を雇い、辺境から王都の市場へ買い物に来ていた。
ヒルデガルド、通称ヒルダの父、マーヴル男爵といえば、かつて戦場の虎と渾名されるほどの剣の使い手で、一人で五十五人を相手に見事勝利を収めたとの伝説をもつ英雄である。
軍功をあげ、平民から男爵の地位まで成り上がった。
しかし、それも今は昔。
戦場で負った傷が原因で体を壊し、長い療養の末、五年前にこの世を去った。
急遽、八歳の弟マシュウを跡取り候補として、取り敢えず男爵家は存続出来たものの、没落はあっという間だった。
妹の結婚式に着るドレスさえ、オーダー出来ない。
だからといって、二十年もののぼろぼろの実母のお下がりでは、示しがつかない。
夜会ならどうにかこうにか理由をつけてお断りするが、大事な妹の結婚式、そんなわけにはいかない。
悩んだ末に、市場に既製品を見繕いに来たのだった。
現国王メイソン三世の統治となって早十五年、かつての鎖国を解き、砂金と香辛料を中心にめざましく発展している。
異国人が違和感なく行き交う王都の市場に、片田舎の没落貴族令嬢は興味が尽きない。
子供の小遣い程度で買えるネックレスやイヤリングが並ぶ雑貨店や、レースやリボンなどの手芸材料を扱う店、花屋、果物の屋台、紅茶の茶葉専門店・・・など、道を進むたびにヒルダの琥珀の瞳がきらきらと輝いた。
「よお、お嬢さん。一人かい?」
横から声をかけられたのは、そんなときだ。
テーブルと幟だけの、粗末な出店。
藍染の生地に金糸の刺繍の施された、騎士装束の若い男。
金糸で王家の紋章が象られている。
「ちょうど退屈してたんだ。ちょっと話でもしないかい?」
若い男はにたにたと軽薄そうに薄ら笑いを浮かべる。
王家の紋章の入る騎士服は、国王直属の証だ。
清く、正しく、美しくがモットーが、聞いて呆れる。
ヒルダは切れ長の目をますます細め、ふんと無視した。
「おい、無視かよ」
「お話しすることはありません」
後ろで一つに束ねた黒髪を、あえて大きく振ってみせる。
「何だよ、生意気な女だな」
「国王直属の騎士団も、落ちたものね」
うっかり、心の声が出てしまっていた。
「何だと!」
男の顔がたちまち沸騰する。
「俺たちはな、お前たち一般庶民から、この王都の平和を守ってやってるんだ!毎日、血の滲むような訓練だってしてるんだよ!」
「だから、敬えと」
「ああ、お前らのために鍛えてんだよ! この間だって、眠りの森の塔にロープ一本でよじ登る訓練をしたばっかりだ!」
「そんなもの、私だってやれば出来ます」
「はあ?ふざけんなよ!」
「私だって、父から様々な訓練を受けました」
事実だった。
父は自分が亡くなった後のことを憂い、長女であるヒルダに、剣にはじまりあらゆる稽古をつけた。
男のいなくなった屋敷は狙われやすい。
父親が亡くなった貴族の家に強盗が押し入り、金品を強奪した挙句、若い娘はもとより、未亡人となった妻をも滅茶苦茶に犯すという話はよく聞く。
実際、二度、マーヴルの屋敷にも強盗が入った。
そのたびに父親仕込みの剣さばきで、強盗を追い払った。
「だから、負けません」
ヒルダは右手のひらのマメをもう片方で撫でた。
「ほう、大した自信だな」
不意に背後で上がった声に、ヒルダはぎくりと身を強張らせた。
まったく気配を感じなかった。
慌てて振り返ると、鼠色のフードを目深に被った男が腕を組み佇んでいる。
ひどく背が高い。ヒルダが百七十センチ近くある身長だが、それよりも頭一つ分くらい高い。おそらく、百九十センチは軽く超えているだろう。
フードのせいで顔は判然としないが、軟派してきた若い男とは比べ物にならない重厚な空気を纏っている。背中にゆらりと青い炎の幻さえ見える。
若い男はまずい、と顔をしかめ、額に一気に脂汗を吹いた。
「女、お前は我々の訓練を自分も出来ると言うんだな」
フードの男は我々、と確かに口にした。つまり、この男も騎士だ。
「こんな細い腕で何が出来る」
ぬっと手が伸びてきたかと思ったそのときには、すでに男に右腕を掴まれていた。
「は、離して」
「身の程をわきまえろ」
手首に男の指が食い込む。
物凄い力だ。これが、男と女の差か。ヒルダの片眉が斜めに上がった。
「離してって言ってるでしょ」
ぶんぶんと上下に何度も振るうちに、ようやくがっちりと締め付けられていた指が解かれた。
ヒルダの手首には、男の指の跡が赤黒く残ってしまっている。
「立派な騎士が聞いて呆れるわ。これじゃあ、そこらへんの強盗と変わらないじゃない」
ヒルダは切れ長の目をこれでもかと見開き、ぎろっと男を睨みつけた。
「面白い女だな」
男の指が今度はヒルダの顎先を摘まみ、上向けさせた。
刹那、フードに隠れていた眼差しが露になる。
深い夜を思わせる、濃紺の双眸。獲物に狙いをつけた豹のように獰猛だ。
ぞくり、とヒルダの背筋に得体の知れない震えが走る。
それはほんの一瞬の出来事で、男の眼は再びフードの下に隠れた。
「お前は俺たちの訓練を難なくやってのけるというんだな」
「塔によじ登るってこと?」
「出来るのか?」
「そ、そりゃあ、私も父から稽古つけられたから」
さすがに塔にロープ一本でよじ登る訓練は受けていないが。
「出来るんだな」
「も、もちろんよ」
後には退けなかった。ヒルダには、首を縦に振るしか許されない空気しかなかったのだ。
それが、つい三時間前の出来事だ。
7
お気に入りに追加
381
あなたにおすすめの小説
純潔の寵姫と傀儡の騎士
四葉 翠花
恋愛
侯爵家の養女であるステファニアは、国王の寵愛を一身に受ける第一寵姫でありながら、未だ男を知らない乙女のままだった。
世継ぎの王子を授かれば正妃になれると、他の寵姫たちや養家の思惑が絡み合う中、不能の国王にかわってステファニアの寝台に送り込まれたのは、かつて想いを寄せた初恋の相手だった。
【完結】嫌われ令嬢、部屋着姿を見せてから、王子に溺愛されてます。
airria
恋愛
グロース王国王太子妃、リリアナ。勝ち気そうなライラックの瞳、濡羽色の豪奢な巻き髪、スレンダーな姿形、知性溢れる社交術。見た目も中身も次期王妃として完璧な令嬢であるが、夫である王太子のセイラムからは忌み嫌われていた。
どうやら、セイラムの美しい乳兄妹、フリージアへのリリアナの態度が気に食わないらしい。
2ヶ月前に婚姻を結びはしたが、初夜もなく冷え切った夫婦関係。結婚も仕事の一環としか思えないリリアナは、セイラムと心が通じ合わなくても仕方ないし、必要ないと思い、王妃の仕事に邁進していた。
ある日、リリアナからのいじめを訴えるフリージアに泣きつかれたセイラムは、リリアナの自室を電撃訪問。
あまりの剣幕に仕方なく、部屋着のままで対応すると、なんだかセイラムの様子がおかしくて…
あの、私、自分の時間は大好きな部屋着姿でだらけて過ごしたいのですが、なぜそんな時に限って頻繁に私の部屋にいらっしゃるの?
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
皇太子夫妻の歪んだ結婚
夕鈴
恋愛
皇太子妃リーンは夫の秘密に気付いてしまった。
その秘密はリーンにとって許せないものだった。結婚1日目にして離縁を決意したリーンの夫婦生活の始まりだった。
本編完結してます。
番外編を更新中です。
【完結】あなたの色に染める〜無色の私が聖女になるまで〜
白崎りか
恋愛
色なしのアリアには、従兄のギルベルトが全てだった。
「ギルベルト様は私の婚約者よ! 近づかないで。色なしのくせに!」
(お兄様の婚約者に嫌われてしまった。もう、お兄様には会えないの? 私はかわいそうな「妹」でしかないから)
ギルベルトと距離を置こうとすると、彼は「一緒に暮らそう」と言いだした。
「婚約者に愛情などない。大切なのは、アリアだけだ」
色なしは魔力がないはずなのに、アリアは魔法が使えることが分かった。
糸を染める魔法だ。染めた糸で刺繍したハンカチは、不思議な力を持っていた。
「こんな魔法は初めてだ」
薔薇の迷路で出会った王子は、アリアに手を差し伸べる。
「今のままでいいの? これは君にとって良い機会だよ」
アリアは魔法の力で聖女になる。
※小説家になろう様にも投稿しています。
王女、騎士と結婚させられイかされまくる
ぺこ
恋愛
髪の色と出自から差別されてきた騎士さまにベタ惚れされて愛されまくる王女のお話。
性描写激しめですが、甘々の溺愛です。
※原文(♡乱舞淫語まみれバージョン)はpixivの方で見られます。
裏切りの先にあるもの
マツユキ
恋愛
侯爵令嬢のセシルには幼い頃に王家が決めた婚約者がいた。
結婚式の日取りも決まり数か月後の挙式を楽しみにしていたセシル。ある日姉の部屋を訪ねると婚約者であるはずの人が姉と口づけをかわしている所に遭遇する。傷つくセシルだったが新たな出会いがセシルを幸せへと導いていく。
拾った宰相閣下に溺愛されまして。~残念イケメンの執着が重すぎます!
枢 呂紅
恋愛
「わたしにだって、限界があるんですよ……」
そんな風に泣きながら、べろべろに酔いつぶれて行き倒れていたイケメンを拾ってしまったフィアナ。そのまま道端に放っておくのも忍びなくて、仏心をみせて拾ってやったのがすべての間違いの始まりだった――。
「天使で、女神で、マイスウィートハニーなフィアナさん。どうか私の愛を受け入れてください!」
「気持ち悪いし重いんで絶対嫌です」
外見だけは最強だが中身は残念なイケメン宰相と、そんな宰相に好かれてしまった庶民ムスメの、温度差しかない身分差×年の差溺愛ストーリー、ここに開幕!
※小説家になろう様にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる