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籠の鳥3※
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「ふっ……くうっ……」
爪先を立てて尻を浮かせると、彼の先端が裂け目にくるよう調整し、ゆっくりと腰を落としていく。皮膚に硬い先が当たる。支えがないからバランスを保てない。うっかり重心を落としてしまったら、内臓破裂が待っている。
「私の肩に手を置いて、体を支えろ。それから、もっと腰を落とせ」
「命令しないで。今、集中してるんだから」
「まだ傘も飲み込んでないぞ」
「黙ってて……うう」
慎重にしているのに、ロイに急かされ、いらつく。
マチルダの手に彼の手が重なり、指が絡む。
マチルダは彼の手に全体重を重ね、沈み込もうとした。
やっと張り出した先端が潜る。
ギチギチと内壁が突然の侵入者に戸惑い、締め付け、それからの足止めを食らわせる。押しても引いてもびくともしない。完全に引っ掛かってしまった。
「や……やっぱり……無理だわ……」
泣きごとを口にするマチルダ。
「そ、そもそも……全然……慣らしてない……じゃない……」
「あ、ああ。早く君の中に入りたくて」
いつもなら、ぐちゃぐちゃに指やら舌やらでかき混ぜ、分泌液を溢れさせるのに。そうしたら、たぶんまだ滑りはマシだったはず。端折った結果に、マチルダは恨めしくロイを睨んだ。
「こ、これ以上は……」
「一旦、抜くか? 」
「駄目……せっかくあと少しなのに……」
「どうしたいんだ? 」
「す、少しは……協力して……」
今、彼を抜いたら苦労して押し込んだことが水泡に帰す。
マチルダの決意に、ロイは息も切れ切れに頷いた。
狭道に滞り、締め付けられっぱなしの彼も、限界寸前だった。
「承知した」
マチルダから許しを得た彼は、待ちかねたかのごとく腰を突き上げた。
「あああああ! 」
引っ掛かっていたものが内壁を突き破り、狭かった道を一気に拡げる。もうこれ以上拡がらないはずの膣内は、簡単に彼のもの通りに形を成した。皮膚が引き攣れ、限界以上で今にも破れそう。
「あ、あああ! 」
「こら! 暴れるな」
「あああ! 駄目、駄目! 」
「静かにしろ。君のご両親に筒抜けになるぞ」
「だって! だって! 」
「マチルダ」
ただでさえ彼の質量を感じていると言うのに、上下に擦って、さらに存在感を示す。
特に敏感な内側の部分が硬くて浮き立つ筋で擦られて、マチルダの理性は吹き飛んだ。
「じっとしろ」
「無理! 」
「マチルダ! 」
「無理なの! 」
「くそっ! 」
内壁がさらに膨張し、もうこれ以上は無理だと言うくらいにギチギチと軋んだ。
と、急に力が抜けていく。
先程よりも幾らか締め付けが和らいだ。
じわりと、膣内が熱くなる。
繋がった微かな隙間から、白く泡立ったものが染み出してきて、マチルダを通してロイの臍まで濡らした。
ロイは悔しそうに奥歯を噛む。
「まだ始まったばかりだからな。ラムズ家の名にかけて、朝まで犯し続けてやる! 」
彼はその宣言通りに空が白々とするまでマチルダを腹に乗せて、一晩中獣の唸り声を上げた。
爪先を立てて尻を浮かせると、彼の先端が裂け目にくるよう調整し、ゆっくりと腰を落としていく。皮膚に硬い先が当たる。支えがないからバランスを保てない。うっかり重心を落としてしまったら、内臓破裂が待っている。
「私の肩に手を置いて、体を支えろ。それから、もっと腰を落とせ」
「命令しないで。今、集中してるんだから」
「まだ傘も飲み込んでないぞ」
「黙ってて……うう」
慎重にしているのに、ロイに急かされ、いらつく。
マチルダの手に彼の手が重なり、指が絡む。
マチルダは彼の手に全体重を重ね、沈み込もうとした。
やっと張り出した先端が潜る。
ギチギチと内壁が突然の侵入者に戸惑い、締め付け、それからの足止めを食らわせる。押しても引いてもびくともしない。完全に引っ掛かってしまった。
「や……やっぱり……無理だわ……」
泣きごとを口にするマチルダ。
「そ、そもそも……全然……慣らしてない……じゃない……」
「あ、ああ。早く君の中に入りたくて」
いつもなら、ぐちゃぐちゃに指やら舌やらでかき混ぜ、分泌液を溢れさせるのに。そうしたら、たぶんまだ滑りはマシだったはず。端折った結果に、マチルダは恨めしくロイを睨んだ。
「こ、これ以上は……」
「一旦、抜くか? 」
「駄目……せっかくあと少しなのに……」
「どうしたいんだ? 」
「す、少しは……協力して……」
今、彼を抜いたら苦労して押し込んだことが水泡に帰す。
マチルダの決意に、ロイは息も切れ切れに頷いた。
狭道に滞り、締め付けられっぱなしの彼も、限界寸前だった。
「承知した」
マチルダから許しを得た彼は、待ちかねたかのごとく腰を突き上げた。
「あああああ! 」
引っ掛かっていたものが内壁を突き破り、狭かった道を一気に拡げる。もうこれ以上拡がらないはずの膣内は、簡単に彼のもの通りに形を成した。皮膚が引き攣れ、限界以上で今にも破れそう。
「あ、あああ! 」
「こら! 暴れるな」
「あああ! 駄目、駄目! 」
「静かにしろ。君のご両親に筒抜けになるぞ」
「だって! だって! 」
「マチルダ」
ただでさえ彼の質量を感じていると言うのに、上下に擦って、さらに存在感を示す。
特に敏感な内側の部分が硬くて浮き立つ筋で擦られて、マチルダの理性は吹き飛んだ。
「じっとしろ」
「無理! 」
「マチルダ! 」
「無理なの! 」
「くそっ! 」
内壁がさらに膨張し、もうこれ以上は無理だと言うくらいにギチギチと軋んだ。
と、急に力が抜けていく。
先程よりも幾らか締め付けが和らいだ。
じわりと、膣内が熱くなる。
繋がった微かな隙間から、白く泡立ったものが染み出してきて、マチルダを通してロイの臍まで濡らした。
ロイは悔しそうに奥歯を噛む。
「まだ始まったばかりだからな。ラムズ家の名にかけて、朝まで犯し続けてやる! 」
彼はその宣言通りに空が白々とするまでマチルダを腹に乗せて、一晩中獣の唸り声を上げた。
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