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ショコラの味わい方5※
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「おいで、リリアーナ」
ザカリスはリリアーナをふわりと抱えると、幅の広いドアを開けた。
「この部屋が何故、特別か。教えてやろう」
てっきりクローゼットかと思ったが、違った。
開けた途端、白い湯気が目の前にぶわあっと広がる。
鼻先に入り込むフローラル系の甘やかさ。
「ま、まあ! 」
リリアーナは絶句した。
「外国の風呂に倣って造られている」
そこは、大理石で作られた浴室だった。
三十六平米はありそうな広さの、半分程が浴槽となっている。浴槽の脇にはヴィーナスやアフロディーテの石膏像が飾られ、反対側には矢を射る天使の像。
貴族の屋敷では湯浴みは腰高のバスタブにメイドが湯を張るのが一般的だが、ブライス邸はまるで舞台のセットのような設えだ。
この国では水は貴重な資源だ。
このような贅沢な使い方をするとは、さすが財産家だ。
「お湯が温かいわ」
リリアーナは浴槽にすでに張られていた湯温を指先で確かめた。
「ほどよく冷めた頃合いだな」
ザカリスも同意する。
のぼせないくらいの丁度良さ。
もしやこれでもかと卑猥なことをしていたのは、時間稼ぎのための計算ずくかと、リリアーナは疑う。
隣室のこの設えこそが、特別室たる所以だ。
部屋を改装した伯爵が自慢する気もわかる。
ザカリスは床に座り込むと、リリアーナの背を己の胸板につけ、彼女を脚の間に入れた。
「体を洗ってやろう」
「よ、浴槽の中ではなくて? 」
「広く洗い場が設えられているだろ」
ザカリスは石鹸を泡立てる。ふんわりと、爽やかな香りが充満した。
「ザカリス様にこのようなことをさせるなんて。勿体無いわ」
リリアーナは申し訳なさで俯く。
「脚を開け。大事なところが洗えない」
淡々と述べるものの、先程から尾てい骨を痛いほど突いてくるザカリスの怒張したもの。
綺麗にして一刻も早く潜りたそうだ。
「あ、ああ」
「随分と汚してしまったからな」
リリアーナの恥部に泡立った中指が入り込み、かき混ぜる。時折、リリアーナの官能を煽る点を押さえて痙攣させては、またすぐにぐるりと反転して指が去った。もっと触れてほしい。リリアーナは疼いた。
溶けてほぼ形のなさなくなった固体が、ぽとぽとと這い出してくる。全て出し切り、汚れた部分を丹念に撫で回される。ねっとりした回転から、やがて激しい前後へと指は動きを変えた。
「あ、ああ! 」
臍の真下を内部から押し上げられ、体が跳ねる。
弾みでヒュッと透明の液体が吹いて、リリアーナはぐったりと彼の腕に身を沈めた。
「せ、石鹸は高級品なのに。無駄遣いよ」
「お前を磨くためだ。後でロイには弁償しておくから、気にするな」
ザカリスはリリアーナを甘く鳴かせるためなら、枚挙に暇がない。
汚れた部分を清潔にする行為のはずが、最初から目的から逸脱している。
初めこそリリアーナは辛抱していたが、ついに耐えられなくなり、ザカリスに泣きついた。
「ザカリス様。も、もう」
「駄目だ、リリアーナ。もっと綺麗にしないと」
「あ、ああ……ん……」
ピクピクと収斂する膣壁は、早く彼の陰茎を咥えたくて仕方ないのだと、だらだらと蜜を溢し、泡を湿らせる。
「お前のどこが地味で華がないと? 」
ザカリスは空いた方の手でリリアーナの濡れた赤い髪を一筋掬うと口付けた。
「この燃えるような赤い髪は、どこにいても目を惹く。灰褐色の瞳は無垢でありながら妖艶が見え隠れし。まさに、我が紋章に相応しい女だ」
「あ……ああ……ジャ、茉莉花の? 」
「茉莉花の花言葉は知っているか? 」
「あ……あん……」
「愛らしさ。官能的。可憐な花からは想像もつかない濃厚な香りは、リリアーナそのものだ」
いつもは無垢で控えめな令嬢。だが、ザカリスの手にかかれば、たちまち妖艶と化す。リリアーナの流し目は、艶然そのもの。
ザカリスは彼女から指を引き抜くと抱いて、今度は浴槽の中へ。
今しがたよりも温めだが、じんわりと肌に浸透していく。
ザカリスは真正面にリリアーナを向けるなり、いきなら肉棒を彼女の割れ目に押し当てた。
「あ、ああ! 熱いわ! お湯が入ってくるわ! 」
じゅぶりとお湯と共に亀頭が潜り込んでくる。そのまま一気に膣壁を割り、奥深く貫かれた。
「熱くて堪らない! いやああ! 」
内壁に直に湯が当たり、火傷しそうに熱い。
石鹸とお湯と愛液にまみれたリリアーナの膣内は、いつになく滑りが良く、また、締まりが半端なく、ザカリスを唸らせた。
最奥まで届いた亀頭の先が容赦なくリリアーナの子宮口を叩く。
執拗に叩かれて、ジュポッジュポッと隙間から漏れてくるリリアーナの液体。
ザカリスはそれすら取りこぼすのは惜しいと、さらにぐりぐりと陰茎を捻じ込み、子宮口に擦り付けた。
「熱い! いや! ああ! 」
リリアーナの意識は薄れて、最後の力を振り絞りザカリスに縋り付く。
ザカリスはすでに雄の本能に支配されていた。
リリアーナを孕ませたい。
最早、それしか頭の中にはない。
「リリアーナ。俺もそろそろ限界だ」
「わ、私もよ……ザカリス様……早く……」
リリアーナは強い雄に惹かれる雌だ。より強い精子を取り込んで、子孫を残そうとする獣の性だ。
精巣から流れ出した精液が、精管を押し広げる感覚。これほどまでに生々しい射精をしたことはない。まるでセックスを覚えたての頃のようにコントロール出来ず、ザカリスは大量の精液をリリアーナの膣内に噴射していた。
「ぐっ、ぐあああああ! 」
「あ……ああああああ! 」
ザカリスの咆哮にリリアーナは悦びの雄叫びを重ね、浴室は獣の交尾する場と化した。
ザカリスはリリアーナをふわりと抱えると、幅の広いドアを開けた。
「この部屋が何故、特別か。教えてやろう」
てっきりクローゼットかと思ったが、違った。
開けた途端、白い湯気が目の前にぶわあっと広がる。
鼻先に入り込むフローラル系の甘やかさ。
「ま、まあ! 」
リリアーナは絶句した。
「外国の風呂に倣って造られている」
そこは、大理石で作られた浴室だった。
三十六平米はありそうな広さの、半分程が浴槽となっている。浴槽の脇にはヴィーナスやアフロディーテの石膏像が飾られ、反対側には矢を射る天使の像。
貴族の屋敷では湯浴みは腰高のバスタブにメイドが湯を張るのが一般的だが、ブライス邸はまるで舞台のセットのような設えだ。
この国では水は貴重な資源だ。
このような贅沢な使い方をするとは、さすが財産家だ。
「お湯が温かいわ」
リリアーナは浴槽にすでに張られていた湯温を指先で確かめた。
「ほどよく冷めた頃合いだな」
ザカリスも同意する。
のぼせないくらいの丁度良さ。
もしやこれでもかと卑猥なことをしていたのは、時間稼ぎのための計算ずくかと、リリアーナは疑う。
隣室のこの設えこそが、特別室たる所以だ。
部屋を改装した伯爵が自慢する気もわかる。
ザカリスは床に座り込むと、リリアーナの背を己の胸板につけ、彼女を脚の間に入れた。
「体を洗ってやろう」
「よ、浴槽の中ではなくて? 」
「広く洗い場が設えられているだろ」
ザカリスは石鹸を泡立てる。ふんわりと、爽やかな香りが充満した。
「ザカリス様にこのようなことをさせるなんて。勿体無いわ」
リリアーナは申し訳なさで俯く。
「脚を開け。大事なところが洗えない」
淡々と述べるものの、先程から尾てい骨を痛いほど突いてくるザカリスの怒張したもの。
綺麗にして一刻も早く潜りたそうだ。
「あ、ああ」
「随分と汚してしまったからな」
リリアーナの恥部に泡立った中指が入り込み、かき混ぜる。時折、リリアーナの官能を煽る点を押さえて痙攣させては、またすぐにぐるりと反転して指が去った。もっと触れてほしい。リリアーナは疼いた。
溶けてほぼ形のなさなくなった固体が、ぽとぽとと這い出してくる。全て出し切り、汚れた部分を丹念に撫で回される。ねっとりした回転から、やがて激しい前後へと指は動きを変えた。
「あ、ああ! 」
臍の真下を内部から押し上げられ、体が跳ねる。
弾みでヒュッと透明の液体が吹いて、リリアーナはぐったりと彼の腕に身を沈めた。
「せ、石鹸は高級品なのに。無駄遣いよ」
「お前を磨くためだ。後でロイには弁償しておくから、気にするな」
ザカリスはリリアーナを甘く鳴かせるためなら、枚挙に暇がない。
汚れた部分を清潔にする行為のはずが、最初から目的から逸脱している。
初めこそリリアーナは辛抱していたが、ついに耐えられなくなり、ザカリスに泣きついた。
「ザカリス様。も、もう」
「駄目だ、リリアーナ。もっと綺麗にしないと」
「あ、ああ……ん……」
ピクピクと収斂する膣壁は、早く彼の陰茎を咥えたくて仕方ないのだと、だらだらと蜜を溢し、泡を湿らせる。
「お前のどこが地味で華がないと? 」
ザカリスは空いた方の手でリリアーナの濡れた赤い髪を一筋掬うと口付けた。
「この燃えるような赤い髪は、どこにいても目を惹く。灰褐色の瞳は無垢でありながら妖艶が見え隠れし。まさに、我が紋章に相応しい女だ」
「あ……ああ……ジャ、茉莉花の? 」
「茉莉花の花言葉は知っているか? 」
「あ……あん……」
「愛らしさ。官能的。可憐な花からは想像もつかない濃厚な香りは、リリアーナそのものだ」
いつもは無垢で控えめな令嬢。だが、ザカリスの手にかかれば、たちまち妖艶と化す。リリアーナの流し目は、艶然そのもの。
ザカリスは彼女から指を引き抜くと抱いて、今度は浴槽の中へ。
今しがたよりも温めだが、じんわりと肌に浸透していく。
ザカリスは真正面にリリアーナを向けるなり、いきなら肉棒を彼女の割れ目に押し当てた。
「あ、ああ! 熱いわ! お湯が入ってくるわ! 」
じゅぶりとお湯と共に亀頭が潜り込んでくる。そのまま一気に膣壁を割り、奥深く貫かれた。
「熱くて堪らない! いやああ! 」
内壁に直に湯が当たり、火傷しそうに熱い。
石鹸とお湯と愛液にまみれたリリアーナの膣内は、いつになく滑りが良く、また、締まりが半端なく、ザカリスを唸らせた。
最奥まで届いた亀頭の先が容赦なくリリアーナの子宮口を叩く。
執拗に叩かれて、ジュポッジュポッと隙間から漏れてくるリリアーナの液体。
ザカリスはそれすら取りこぼすのは惜しいと、さらにぐりぐりと陰茎を捻じ込み、子宮口に擦り付けた。
「熱い! いや! ああ! 」
リリアーナの意識は薄れて、最後の力を振り絞りザカリスに縋り付く。
ザカリスはすでに雄の本能に支配されていた。
リリアーナを孕ませたい。
最早、それしか頭の中にはない。
「リリアーナ。俺もそろそろ限界だ」
「わ、私もよ……ザカリス様……早く……」
リリアーナは強い雄に惹かれる雌だ。より強い精子を取り込んで、子孫を残そうとする獣の性だ。
精巣から流れ出した精液が、精管を押し広げる感覚。これほどまでに生々しい射精をしたことはない。まるでセックスを覚えたての頃のようにコントロール出来ず、ザカリスは大量の精液をリリアーナの膣内に噴射していた。
「ぐっ、ぐあああああ! 」
「あ……ああああああ! 」
ザカリスの咆哮にリリアーナは悦びの雄叫びを重ね、浴室は獣の交尾する場と化した。
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