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疾雷5※
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「あ、ああああ! 」
リリアーナが悲鳴を上げた。
思い切って腰を落とせば、待ちかねたザカリスの先端が狭い肉壁を裂いた。
うねる襞を掻き分け、亀頭が奥深くへと入り込んでいく。
ザカリスの舌遣いによって敏感になっている膣内は、想像以上の太さに慄き、排除しようと蠢いたものの、逆に絡みついて引き込んでいく。
「あ、ああ! うう! 」
リリアーナは呻いた。
まるでザカリスのためにあるように、膣壁が彼の大きさで固定している。ピッタリと埋め尽くされ、ザカリスの先がリリアーナの最も刺激する箇所を突いた。
想像以上の快楽は、前回以上だ。
比べ物にならない。
「お前は妹同然だったのに」
ひたすら腰を打ちつけるザカリスは、快楽と後悔の狭間で翻弄されながら、うんうんと唸った。
引いては押され、また引いては押されて、その度に、ビクビクとリリアーナの爪先が反り返る。無意識に引いた腰を掴まれ、密着が増した。
「ロナルド男爵家の子供は俺だけ。だから母上は、お前を娘のように可愛いがっていたんだ」
ザカリスはリリアーナの喉元に吸い付く。
リリアーナは顎を仰け反らせ、彼の唇の感触を受けた。
「俺はそんな妹を穢してしまった」
獣のような唸りで腰を打つザカリス。彼の先端から根本までを飲み込んだリリアーナの内部はうねうねと蠢き、求めてやまないものに絡みついた。
このまま、意識を持っていかれそうになる。
「あ、ああ! 待って! ああ! 」
頭の中が白くもやが張る寸前、リリアーナは歯を食い縛り耐えた。
必要以上に力を入れたため、熱く蕩けた膣肉が陰茎を締め上げる。
ザカリスの目の前で細かい星が飛んだ。
「お、おい。いきなり締めるな。射精そうになっただろ」
リリアーナを絶頂に持っていかないことには、ザカリスの自尊心が許さない。
リリアーナは、矢鱈めったらに首を横に振った。
「ザカリス様。おかしいわ。ロナルド家の子供が一人のわけないじゃない。あなたには、ユリアンという妹がいるのに」
ユリアンは、その存在自体が強烈だ。
彼女がいるだけで、その場が華やぐ。
情けない兄を叱咤し、思い悩むリリアーナに発破をかけ、ロナルド邸で主人を差し置き使用人らにテキパキと指示を出す。ロナルドの屋敷の連中は、今ではユリアンを真の主人だと思っている節がある。
「あ、ああ。そうだ。ユリアンがいるな」
まるで何かの術中に嵌ってしまったようだ。
「何故、あの子憎たらしい妹を忘れていたんだ? 」
あれほど存在感を放つ女を。
考えれば、何かが頭の中で邪魔をして思考を奪う。
それはリリアーナも同様だ。
「あ、ああ! ザカリス様! 」
ザカリスは脳内に広がるもやを振り払おらうと、激しく突き上げる。
「んああ! 」
リリアーナが痙攣した。
ごつん、と亀頭が何かにぶつかる。
「リリアーナ。子宮に当たったぞ」
経験値の高いザカリスは、今、何に触れたのか説明する。
「やああああ! 駄目! そんなに強く突かないで! 」
「うっ、くそっ! 頭がおかしくなってくる! 」
最奥が開いてザカリスを取り込もうと畝る。
今まで数多の女を抱いてきたザカリスだが、リリアーナは別格だ。唯一無二と言っても良い。
天使のような無邪気さと、淫魔のような婀娜な姿を併せ持つリリアーナ。
がんがんと子宮口を叩けば、さらに内部が蠢いて、ザカリスを子宮の中へと引き寄せる。
「あ、ああ! 駄目! 狂ってしまうわ! 」
ザカリスの穏やかな草原のような青緑の瞳は、今や燃え盛る炎に囚われ、欲望の餌食となる。
リリアーナを孕ませたい。
ザカリスの子供が欲しい。
一致した欲は、激しい抽送へと顕著だ。
亀頭が子宮の入り口をこじ開けようとしている。
「ザカリス様。来て。私の中にザカリス様の子種をください」
婚姻前の子女が孕んだともなれば、スキャンダルも甚だしい。
だがリリアーナは、どうしてもザカリスの証を子宮に残したいと願った。
前回、リリアーナの体から陰茎が引き抜かれたときに、切なくて涙が出た。夢はあくまで夢として終わりを告げるのだ。
あのような気持ちは、もう味わいたくはない。
「わかってる、リリアーナ。責任は取る」
「え? 」
「屋敷に戻れば、すぐにお前の両親に挨拶をする」
ザカリスは、彼女の内部に子種を残した先まで考えている。
リリアーナが欲しくて欲しくて堪らなかった言葉だ。
彼に愛を主張する以前から、ずっと願ってやまない言葉。
リリアーナの睫毛に涙が乗った。
「今度こそレイラからお前を守るから」
ザカリスにきつく抱き寄せられる。
律動が速まる。
リリアーナは彼の呟きを拾い損ねた。
「二度とこの手を離さない」
ザカリス自らの誓いが引き金となり、彼の中に滞っていた熱が解き放たれる。
「あああああ! ひああああ! 」
リリアーナの肢体が曲線を描く。
大量の熱い液体が、リリアーナの子宮めがけて一気に注ぎ込まれた。勢いつけて最奥へと流れ込んでくる。ビクビクと手足を痙攣させるリリアーナ。
ザカリスは彼女を本気で孕ませようと、子宮口に亀頭を捩じ込まんばかりに押し付け、最後の一滴になるまで彼女へ注ぎ込んだ。
リリアーナが悲鳴を上げた。
思い切って腰を落とせば、待ちかねたザカリスの先端が狭い肉壁を裂いた。
うねる襞を掻き分け、亀頭が奥深くへと入り込んでいく。
ザカリスの舌遣いによって敏感になっている膣内は、想像以上の太さに慄き、排除しようと蠢いたものの、逆に絡みついて引き込んでいく。
「あ、ああ! うう! 」
リリアーナは呻いた。
まるでザカリスのためにあるように、膣壁が彼の大きさで固定している。ピッタリと埋め尽くされ、ザカリスの先がリリアーナの最も刺激する箇所を突いた。
想像以上の快楽は、前回以上だ。
比べ物にならない。
「お前は妹同然だったのに」
ひたすら腰を打ちつけるザカリスは、快楽と後悔の狭間で翻弄されながら、うんうんと唸った。
引いては押され、また引いては押されて、その度に、ビクビクとリリアーナの爪先が反り返る。無意識に引いた腰を掴まれ、密着が増した。
「ロナルド男爵家の子供は俺だけ。だから母上は、お前を娘のように可愛いがっていたんだ」
ザカリスはリリアーナの喉元に吸い付く。
リリアーナは顎を仰け反らせ、彼の唇の感触を受けた。
「俺はそんな妹を穢してしまった」
獣のような唸りで腰を打つザカリス。彼の先端から根本までを飲み込んだリリアーナの内部はうねうねと蠢き、求めてやまないものに絡みついた。
このまま、意識を持っていかれそうになる。
「あ、ああ! 待って! ああ! 」
頭の中が白くもやが張る寸前、リリアーナは歯を食い縛り耐えた。
必要以上に力を入れたため、熱く蕩けた膣肉が陰茎を締め上げる。
ザカリスの目の前で細かい星が飛んだ。
「お、おい。いきなり締めるな。射精そうになっただろ」
リリアーナを絶頂に持っていかないことには、ザカリスの自尊心が許さない。
リリアーナは、矢鱈めったらに首を横に振った。
「ザカリス様。おかしいわ。ロナルド家の子供が一人のわけないじゃない。あなたには、ユリアンという妹がいるのに」
ユリアンは、その存在自体が強烈だ。
彼女がいるだけで、その場が華やぐ。
情けない兄を叱咤し、思い悩むリリアーナに発破をかけ、ロナルド邸で主人を差し置き使用人らにテキパキと指示を出す。ロナルドの屋敷の連中は、今ではユリアンを真の主人だと思っている節がある。
「あ、ああ。そうだ。ユリアンがいるな」
まるで何かの術中に嵌ってしまったようだ。
「何故、あの子憎たらしい妹を忘れていたんだ? 」
あれほど存在感を放つ女を。
考えれば、何かが頭の中で邪魔をして思考を奪う。
それはリリアーナも同様だ。
「あ、ああ! ザカリス様! 」
ザカリスは脳内に広がるもやを振り払おらうと、激しく突き上げる。
「んああ! 」
リリアーナが痙攣した。
ごつん、と亀頭が何かにぶつかる。
「リリアーナ。子宮に当たったぞ」
経験値の高いザカリスは、今、何に触れたのか説明する。
「やああああ! 駄目! そんなに強く突かないで! 」
「うっ、くそっ! 頭がおかしくなってくる! 」
最奥が開いてザカリスを取り込もうと畝る。
今まで数多の女を抱いてきたザカリスだが、リリアーナは別格だ。唯一無二と言っても良い。
天使のような無邪気さと、淫魔のような婀娜な姿を併せ持つリリアーナ。
がんがんと子宮口を叩けば、さらに内部が蠢いて、ザカリスを子宮の中へと引き寄せる。
「あ、ああ! 駄目! 狂ってしまうわ! 」
ザカリスの穏やかな草原のような青緑の瞳は、今や燃え盛る炎に囚われ、欲望の餌食となる。
リリアーナを孕ませたい。
ザカリスの子供が欲しい。
一致した欲は、激しい抽送へと顕著だ。
亀頭が子宮の入り口をこじ開けようとしている。
「ザカリス様。来て。私の中にザカリス様の子種をください」
婚姻前の子女が孕んだともなれば、スキャンダルも甚だしい。
だがリリアーナは、どうしてもザカリスの証を子宮に残したいと願った。
前回、リリアーナの体から陰茎が引き抜かれたときに、切なくて涙が出た。夢はあくまで夢として終わりを告げるのだ。
あのような気持ちは、もう味わいたくはない。
「わかってる、リリアーナ。責任は取る」
「え? 」
「屋敷に戻れば、すぐにお前の両親に挨拶をする」
ザカリスは、彼女の内部に子種を残した先まで考えている。
リリアーナが欲しくて欲しくて堪らなかった言葉だ。
彼に愛を主張する以前から、ずっと願ってやまない言葉。
リリアーナの睫毛に涙が乗った。
「今度こそレイラからお前を守るから」
ザカリスにきつく抱き寄せられる。
律動が速まる。
リリアーナは彼の呟きを拾い損ねた。
「二度とこの手を離さない」
ザカリス自らの誓いが引き金となり、彼の中に滞っていた熱が解き放たれる。
「あああああ! ひああああ! 」
リリアーナの肢体が曲線を描く。
大量の熱い液体が、リリアーナの子宮めがけて一気に注ぎ込まれた。勢いつけて最奥へと流れ込んでくる。ビクビクと手足を痙攣させるリリアーナ。
ザカリスは彼女を本気で孕ませようと、子宮口に亀頭を捩じ込まんばかりに押し付け、最後の一滴になるまで彼女へ注ぎ込んだ。
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