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第一章
父親譲り
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とある鬱蒼とした森の中。池の畔で全身黒づくめの何者かが佇んでいる。
木々と木々に陽光を阻まれたその場所は、真昼間でもどんよりと薄暗く、表情ばかりか、その人物が男であるのか女であるのかさえ、わからなくさせている。
「やっぱり来たね」
ガサリと枯葉を踏んで現れたのは、腰の曲がった八十の老婆だ。
老婆はニタニタと歯の抜けた口元を捻じ曲げた。
ヒヒヒと嫌らしく笑いかけられても、黒づくめの人物は反応しない。
「金は持って来たかい?」
老婆はニタニタ笑いを止めずに左掌を向けると、握ったり開いたりを繰り返した。薬指に嵌まったこれでもかと大きな金の指輪が、不相応に揺れ動いた。
黒づくめの人物は、灰色の袋を黙って掲げてみせた。
「さっさと出しな」
老婆は催促する。
黒づくめの人物は袋の口を開けた。
瞬間、老婆の皺だらけの顔から笑みが消えた。
視界に入ったのは、帯がなされた札束ではない。
鋭利な刃物の先端だった。
金箔塗りの仏壇の線香は短く、ほぼ灰となっている。
それでも吉森は立ち上がろうとせず、向かって右側の鴨居にかけられた清右衛門翁の肖像画を凝視していた。
七三に分けられた白髪、顔の半分もの範囲に白く蓄えられた髭、ぎょろりとした大きく見開かれた眼、鷲鼻。死んで尚、遺影でありながらも、威圧的な雰囲気を保っている。
三年前、何者かに斧で殴り殺された翁は、神社の樫の木の枝に逆さまに吊るされていた。
果たして怨恨か。それとも物盗りの仕業か。愉快犯か。
そのどれもが思い当り、小さな町は一時騒然となった。
三年を経た今でも犯人は掴まっていない。
吉森は床の間の柱の傷に目を凝らす。
年輪がくっきりと出た太い床柱の、天然絞りの丁度右から斜め左下方に掛けて、大きく抉れている。
清右衛門翁の仕業だ。
普段はいかめしく口を真一文字に引き結び、何かあれば喉彦を覗かせるほど声を張り上げ、相手を委縮させる。それだけで、辰屋の当主としての威厳を保つには充分だった。
背丈は低いものの筋肉質な骨太であったから、貫禄のみで相手を黙らせる。
いつもはそれだけで問題事を済ませていたが、どうしても翁の癇癪の治まらない日が、生前に一度あったらしい。
それが、この刀傷である。
一度目の女房と病別し、二度目の女房となる松子を迎え入れたばかりの頃と聞いている。
その頃から仕えているのは、今では番頭の音助と運転手の是蔵のみで、詳細を知る者は二人以外にいない。
伝家の宝刀である名刀虎徹を振り回した姿は、まさしく鬼神のようだったとだけ、いつか音助が漏らしたことがあった。
果たしてその話も二十五年近くも昔のことで、どこまでが真実であるか定かではない。
今となっては、残る刀傷のみが事実であることを告げている。
「こんなところで油を売っていて、よろしいのですか?」
不意に背後で声を掛けられ、すっかり気を抜いていた吉森は、ハッと振り返った。
「それほど警戒なさらずとも」
森雪は外出着の洋装のままだ。
自室に寄らず、戻ってくるなり仏間に向かったのは明らかだった。
しかし、いつもなら病院回りに半日以上要するはずだ。森雪が出て行ってから戻ってくるまで、一刻も経っていない。
「もう終わったのか」
「今日はあなたのことが心配で。明日に延期しました」
「何で俺のことが心配なんだ」
「香都子が飛んで知らせに来ましたよ。明後日までに、たか乃に五十も納品だとか」
吉森は歯噛みせざるを得ない。
全く香都子は、いちいち余計なことを。
吉森一人では賄いきれないと、森雪に連絡を入れたのだ。
森雪が戻ってきたところで、何の足しにもならない。
王宜丸の配合を伝え聞いていない者など、むしろ厄介でしかない。
シッシと犬でも追っ払うように手をひらひらさせた。
ふと風を真正面から受けた。
「何の真似だ」
畳の固い感触が背面に直に感じる。森雪に圧し掛かられていた。唇が触れるか触れないかのぎりぎりの距離。
吉森は三白眼をきつくさせた。
「ですから、あなたの手伝いをと」
睨みつけられ、怯むどころか、森雪は楽しそうに声を弾ませる。
「だったら離せ。俺はお前なんかと遊んでいるつもりは」
「小十菊では駄目だったでしょう」
森雪がズバリと突っ込んだ。
「一度この味を知ってしまえば、なかなか女では満足出来ませんよ」
言うなり吉森の股間を摘まんだ。
ひっと吉森の喉が鳴る。
細く長い指の何本にも、よく見れば何やら肉刺の痕があった。手首から指の付け根にかけて、うっすらと青い筋が浮いている。袖から覗いた白い腕の筋肉の盛り上がりは、並ではない。
普段はゆとりを持った着流しばかりであるし、そもそも食事を部屋に運ばせているほど滅多に人前に現れないので、これほど逞しく成長しているとは気付かなかった。
とてもじゃないが、一介の病人とは思えない。
包み込む手の強さは吉森の顔を苦悶に歪ませ、喉の奥から呻き声を漏らした。
揉み扱かれると、相手が憎たらしい義理の弟であろうと、男の本能というものが現れてしまう。
すっかり屹立したそれを、さらに煽るように森雪は指先に力を込めた。
森雪の息遣いが唇の輪郭を辿る。触れそうで触れない際どさ。森雪は吉森の耳朶に息を吹き掛けた。
「接吻は、次の機会までとっておきましょう。楽しみを残しておくのも一興だ」
「悪戯も度が過ぎると、本気で殴るぞ」
「至って真面目ですよ」
応じた声はいかにも愉快だ。
着物の裾を森雪の手で太腿まで捲り上げられ、今度は直に屹立を弄ばれる。
「うっ」
吉森が呻いたのは、あろうことか相手の手が滑って後ろに回ったからだ。
「何を」
女でさえ躊躇っていたその場所なのに。
森雪は何ら気にする素振りを見せない。
襞をくすぐるように指先が這い、思わず吉森の顎が仰け反る。
「直では痛むでしょう」
言って、森雪は一旦己の指を離すや、真っ赤な舌で形のよい爪の先を舐る。睫毛が半開きの目の縁で僅かに揺れた。たったそれだけの行為でさえ、何やら酷く卑猥だ。
ごくりと生唾を呑み下した吉森に、森雪は意味深に笑みを寄越してきた。
そのときの森雪の意図することに吉森が気付いたとき、彼はすでにそれを実行に移していた。
森雪の左中指の第一関節が、襞を掻き分け、内部に潜ったのだ。
「やめろ。清右衛門翁の前で」
「わかりませんか? 見せつけてやっているんですよ」
「ふざけるな!」
森雪の鳩尾に蹴りを見舞ってやろうと屈伸した足は、しかし見事に空振りした。
俊敏に兄の攻撃をかわした森雪は、仕置きのつもりなのか、さらに指を押し進めた。
「いっ痛い。痛いって言ってるだろ!」
生まれて初めての体感に、吉森は根を上げる。
「そうですね。今日はここまでにしておきましょうか」
予想外にあっさりと森雪が解放する。
助かったという安堵よりも、あまりにも素っ気ない中断の仕方に、拍子抜けしてしまった。下半身の疼きはどうにもならない。これは、敢えて焦らすという、森雪からの挑発だ。
「何だ、その今日はって」
「そのままの意味ですよ」
そのうち吉森が膨らむ一方の性欲に耐えかねて、森雪に縋るとでも踏んでいるのだろうか。
屈服するものか。吉森は奥歯を噛んだ。
「籠の鳥に好き好んでなっている変わり者が」
半分血が繋がっていることを、むしろ楽しんでいる節さえある。
世間に出ようとしないから、退屈凌ぎに禁忌に手を出したがる。
森雪は、悪ふざけがもたらす弊害をわかっていない。
滅多に会話を交わしたことがないから、森雪がここまで性格のねじくれた男とは、知らなかった。
「鳥籠が好きなのは兄さんでしょう」
一丁前に言い返してきた。
「それとも、自分が籠に入っていることすら気付いていませんか?」
「何が言いたい?」
「わからなくて結構ですよ」
森雪の笑い方は父親譲りの酷薄そのもので、ぞくっと背筋に震えが走った。
見かけに騙されてはいけない。
森雪は残忍で威圧的な父親の血の大半を、確実に受け継いでいる。
木々と木々に陽光を阻まれたその場所は、真昼間でもどんよりと薄暗く、表情ばかりか、その人物が男であるのか女であるのかさえ、わからなくさせている。
「やっぱり来たね」
ガサリと枯葉を踏んで現れたのは、腰の曲がった八十の老婆だ。
老婆はニタニタと歯の抜けた口元を捻じ曲げた。
ヒヒヒと嫌らしく笑いかけられても、黒づくめの人物は反応しない。
「金は持って来たかい?」
老婆はニタニタ笑いを止めずに左掌を向けると、握ったり開いたりを繰り返した。薬指に嵌まったこれでもかと大きな金の指輪が、不相応に揺れ動いた。
黒づくめの人物は、灰色の袋を黙って掲げてみせた。
「さっさと出しな」
老婆は催促する。
黒づくめの人物は袋の口を開けた。
瞬間、老婆の皺だらけの顔から笑みが消えた。
視界に入ったのは、帯がなされた札束ではない。
鋭利な刃物の先端だった。
金箔塗りの仏壇の線香は短く、ほぼ灰となっている。
それでも吉森は立ち上がろうとせず、向かって右側の鴨居にかけられた清右衛門翁の肖像画を凝視していた。
七三に分けられた白髪、顔の半分もの範囲に白く蓄えられた髭、ぎょろりとした大きく見開かれた眼、鷲鼻。死んで尚、遺影でありながらも、威圧的な雰囲気を保っている。
三年前、何者かに斧で殴り殺された翁は、神社の樫の木の枝に逆さまに吊るされていた。
果たして怨恨か。それとも物盗りの仕業か。愉快犯か。
そのどれもが思い当り、小さな町は一時騒然となった。
三年を経た今でも犯人は掴まっていない。
吉森は床の間の柱の傷に目を凝らす。
年輪がくっきりと出た太い床柱の、天然絞りの丁度右から斜め左下方に掛けて、大きく抉れている。
清右衛門翁の仕業だ。
普段はいかめしく口を真一文字に引き結び、何かあれば喉彦を覗かせるほど声を張り上げ、相手を委縮させる。それだけで、辰屋の当主としての威厳を保つには充分だった。
背丈は低いものの筋肉質な骨太であったから、貫禄のみで相手を黙らせる。
いつもはそれだけで問題事を済ませていたが、どうしても翁の癇癪の治まらない日が、生前に一度あったらしい。
それが、この刀傷である。
一度目の女房と病別し、二度目の女房となる松子を迎え入れたばかりの頃と聞いている。
その頃から仕えているのは、今では番頭の音助と運転手の是蔵のみで、詳細を知る者は二人以外にいない。
伝家の宝刀である名刀虎徹を振り回した姿は、まさしく鬼神のようだったとだけ、いつか音助が漏らしたことがあった。
果たしてその話も二十五年近くも昔のことで、どこまでが真実であるか定かではない。
今となっては、残る刀傷のみが事実であることを告げている。
「こんなところで油を売っていて、よろしいのですか?」
不意に背後で声を掛けられ、すっかり気を抜いていた吉森は、ハッと振り返った。
「それほど警戒なさらずとも」
森雪は外出着の洋装のままだ。
自室に寄らず、戻ってくるなり仏間に向かったのは明らかだった。
しかし、いつもなら病院回りに半日以上要するはずだ。森雪が出て行ってから戻ってくるまで、一刻も経っていない。
「もう終わったのか」
「今日はあなたのことが心配で。明日に延期しました」
「何で俺のことが心配なんだ」
「香都子が飛んで知らせに来ましたよ。明後日までに、たか乃に五十も納品だとか」
吉森は歯噛みせざるを得ない。
全く香都子は、いちいち余計なことを。
吉森一人では賄いきれないと、森雪に連絡を入れたのだ。
森雪が戻ってきたところで、何の足しにもならない。
王宜丸の配合を伝え聞いていない者など、むしろ厄介でしかない。
シッシと犬でも追っ払うように手をひらひらさせた。
ふと風を真正面から受けた。
「何の真似だ」
畳の固い感触が背面に直に感じる。森雪に圧し掛かられていた。唇が触れるか触れないかのぎりぎりの距離。
吉森は三白眼をきつくさせた。
「ですから、あなたの手伝いをと」
睨みつけられ、怯むどころか、森雪は楽しそうに声を弾ませる。
「だったら離せ。俺はお前なんかと遊んでいるつもりは」
「小十菊では駄目だったでしょう」
森雪がズバリと突っ込んだ。
「一度この味を知ってしまえば、なかなか女では満足出来ませんよ」
言うなり吉森の股間を摘まんだ。
ひっと吉森の喉が鳴る。
細く長い指の何本にも、よく見れば何やら肉刺の痕があった。手首から指の付け根にかけて、うっすらと青い筋が浮いている。袖から覗いた白い腕の筋肉の盛り上がりは、並ではない。
普段はゆとりを持った着流しばかりであるし、そもそも食事を部屋に運ばせているほど滅多に人前に現れないので、これほど逞しく成長しているとは気付かなかった。
とてもじゃないが、一介の病人とは思えない。
包み込む手の強さは吉森の顔を苦悶に歪ませ、喉の奥から呻き声を漏らした。
揉み扱かれると、相手が憎たらしい義理の弟であろうと、男の本能というものが現れてしまう。
すっかり屹立したそれを、さらに煽るように森雪は指先に力を込めた。
森雪の息遣いが唇の輪郭を辿る。触れそうで触れない際どさ。森雪は吉森の耳朶に息を吹き掛けた。
「接吻は、次の機会までとっておきましょう。楽しみを残しておくのも一興だ」
「悪戯も度が過ぎると、本気で殴るぞ」
「至って真面目ですよ」
応じた声はいかにも愉快だ。
着物の裾を森雪の手で太腿まで捲り上げられ、今度は直に屹立を弄ばれる。
「うっ」
吉森が呻いたのは、あろうことか相手の手が滑って後ろに回ったからだ。
「何を」
女でさえ躊躇っていたその場所なのに。
森雪は何ら気にする素振りを見せない。
襞をくすぐるように指先が這い、思わず吉森の顎が仰け反る。
「直では痛むでしょう」
言って、森雪は一旦己の指を離すや、真っ赤な舌で形のよい爪の先を舐る。睫毛が半開きの目の縁で僅かに揺れた。たったそれだけの行為でさえ、何やら酷く卑猥だ。
ごくりと生唾を呑み下した吉森に、森雪は意味深に笑みを寄越してきた。
そのときの森雪の意図することに吉森が気付いたとき、彼はすでにそれを実行に移していた。
森雪の左中指の第一関節が、襞を掻き分け、内部に潜ったのだ。
「やめろ。清右衛門翁の前で」
「わかりませんか? 見せつけてやっているんですよ」
「ふざけるな!」
森雪の鳩尾に蹴りを見舞ってやろうと屈伸した足は、しかし見事に空振りした。
俊敏に兄の攻撃をかわした森雪は、仕置きのつもりなのか、さらに指を押し進めた。
「いっ痛い。痛いって言ってるだろ!」
生まれて初めての体感に、吉森は根を上げる。
「そうですね。今日はここまでにしておきましょうか」
予想外にあっさりと森雪が解放する。
助かったという安堵よりも、あまりにも素っ気ない中断の仕方に、拍子抜けしてしまった。下半身の疼きはどうにもならない。これは、敢えて焦らすという、森雪からの挑発だ。
「何だ、その今日はって」
「そのままの意味ですよ」
そのうち吉森が膨らむ一方の性欲に耐えかねて、森雪に縋るとでも踏んでいるのだろうか。
屈服するものか。吉森は奥歯を噛んだ。
「籠の鳥に好き好んでなっている変わり者が」
半分血が繋がっていることを、むしろ楽しんでいる節さえある。
世間に出ようとしないから、退屈凌ぎに禁忌に手を出したがる。
森雪は、悪ふざけがもたらす弊害をわかっていない。
滅多に会話を交わしたことがないから、森雪がここまで性格のねじくれた男とは、知らなかった。
「鳥籠が好きなのは兄さんでしょう」
一丁前に言い返してきた。
「それとも、自分が籠に入っていることすら気付いていませんか?」
「何が言いたい?」
「わからなくて結構ですよ」
森雪の笑い方は父親譲りの酷薄そのもので、ぞくっと背筋に震えが走った。
見かけに騙されてはいけない。
森雪は残忍で威圧的な父親の血の大半を、確実に受け継いでいる。
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