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第5章:首輪と鎖
第3話:似ている親子
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勝ち誇ったリリー=フルールに対して、ロック=イートはほとほとに困り果てた顔つきになっていた。そして彼は同時に下半身からぐったりと力が抜けており、この場から逃げ出したくても逃げれない状況に陥っている。自分で処理していた時はこんなことが起きたことなど一度もなかった。しかし、こんな腰砕けになるほどに気持ちが良い経験など、ロック=イートは味わったことがない。そして、段々と意識が混濁していき、ロック=イートは義腕であるはずの右腕までもが痺れて行き、リリー=フルールの左手首から右手を離してしまうことになる。
急に異変を示したロック=イートに対して、リリー=フルールはびっくりといった表情に変わる。ロック=イートが崩れ落ちるようにベッドに沈み込んでいくからだ。自分は何かしてしまったのかと不安になってしまうのは当然であった。
「ロック……。わたくし、もしかしていけないことをしてしまいました? これが殿方のち、ち、ちんから出ると、具合が悪くなってしまいますの?」
「ち……がうんだ。俺もよくわからないんだけど、すごく気持ちが良くて、足の先から頭のてっぺんまで痺れてしまったような感覚に……襲われて」
ロック=イートの息遣いはハアハアと荒いものに変わっていた。リリー=フルールの見たところ、彼はその状態に抗おうとしているように見えながらも、いっそ流されてしまってもいいかもと言った感じを受け取ることとなる。
(苦しそうということでもなさそうなのですわ……。どちらかというと、もうやめて、許してって感じなのですわ)
リリー=フルールはロック=イートの頬が紅く染まり、彼がハアハア……と荒い呼吸をその口から吐き出すたびに何だか喜びの情が湧き出てきてしまう。自分は父親とは違うニンゲンだと思っていたが、ロック=イートが嬉しいような困るような表情を見ていると、なんだか彼をもっといじめてしまいたいと思うようになっていた。リリー=フルールはフフッ……と軽く微笑むと、オシメの中でへなってしまったロック=イートのスモール・ウッドクラブを再び力強く握る。
「うっ!!」
ロック=イートは不覚にも、うめき声をあげてしまう。大量にスペル魔という毒を吐き出したばかりなのに、力強く愚息を握りしめらたために身体全体がビクンッ! と跳ね上がってしまったのだ。その反応にリリー=フルールはもっと嗜虐心を高めてしまう。
「こうですか? こうしてほしいのですわね?」
リリー=フルールがスペル魔でヌルヌルになった両手でロック=イートの愚息を上下に擦り上げる。その度にロック=イートの吐息がその口から漏れだし、リリー=フルールまでもが頬が紅くなってしまう。そして、リリー=フルールはじんわりと腹の奥に熱を帯びはじめる。何故にロック=イートをいじめていると、そんな風になってしまうのか、リリー=フルール自身もわからない。そして、彼女もハアハアと熱い吐息を朱に染まった唇を介して、外へと吐き出してしまう。
「本当に勘弁してくれ、リリー様!」
「嫌ですわっ! ロックの困る顔をもっと見せてほしいのですわっ!」
一つ目入道相手に一歩も退かずに戦ってくれた騎士様が自分の両手のみで言い様に扱われてしまっている。これを喜ばないリリー=フルールなわけがない。もっと彼を困らせてやろうとばかりに両手の上下運動を激しくしていく。リリー=フルールが上下運動のエネルギーを高めれば高めるほど、ロック=イートの仕置き棒はどんどんと熱を帯び、そしてその硬度を上げていく。こんな面白い玩具を扱ったことなどリリー=フルールは今までの人生では、これが初めてである。そして、自分がいけないことをしているという感情はどこかへ飛んでしまっていたのであった。
そして、リリー=フルールがロック=イートの灼熱のように熱くなってしまったお仕置き棒から二度目のスペル魔を解き放ったのは、彼女がソレを再開してから3分後であった。二度目の発射は一度目とは比べられないほどの量がロック=イートのお仕置き棒の先端から噴き出ることとなる。すでにオシメは邪魔だとばかりにリリー=フルールの手によって、ずり降ろされている。リリー=フルールがそうした理由はロック=イートのお仕置き棒がどう変化していくのかをつぶさに見たかったからだ。
そして、彼女はあろうことか、そのお仕置き棒に自分の整った鼻を間近まで近づけていた。そして、擦り上げれば擦り上げるほど、そのお仕置き棒から漏れだす栗の花の匂いを堪能していたのであった。そんな状態だからこそ、二度目のスペル魔は彼女の顔全体に飛び散ることとなる。彼女の透き通るような肌をロック=イートのスペル魔が大量にかかるのは致し方ないことであった。
彼女の顔はヌルヌルの液体で見るも無残なモノへと変貌していた。商業都市:シュマルカルデン一番の美少女といって差し支えない彼女がスペル魔まみれの顔にされるなど、誰が想像できたであろうか? しかも彼女はスペル魔を顔全体に受けながら、微笑みを絶やさない。そして、そのスペル魔を両手を使って、まるで美容パックでもしているかのように引き延ばして、自分の顔に平均的になるように塗りたくっている。
この時、リリー=フルールは淑女と正反対の位置に居た。しかしながら、今、この部屋の住人は彼女とロック=イートの2人のみである。そんな痴女よろしくの彼女を責めたてる者など存在していなかった。リリー=フルールはご満悦といった表情でロック=イートにニッコリと微笑みかける。
対して、ロック=イートは愚息の先端から全てのエネルギーを搾取され、ぐったりとベッドの上で横たわっている。ハアハア……と今にも途切れそうな呼吸をし続けるロック=イートがとてもつもなく愛おしく感じてしまうリリー=フルールであった。それゆえにリリー=フルールはスペル魔まみれの唇でロック=イートの唇を塞いでしまう。
「わたくしのファーストキスを騎士様に差し上げますわ。光栄に思ってもらってよろしくてよ?」
ロック=イートにとってもこれがファーストキスであった。しかし、その味はなんとも言い難い吐き出しそうな味であった。それもそうだろう。リリー=フルールの唇を介して、ロック=イート自身が発射してしまったスペル魔の味がしたからだ。それはヌルっとしており、そしてイカ臭い。自分のモノでありながら、異物をねじ込まれた感じがして、嘔吐感が胃からせせりあがってくる。
しかし、ロック=イートはソレをオエッと吐き出す前に、おかわりとばかりにリリー=フルールがさらに唇を重ねてきて、舌をねじ込み、ロック=イートが自分で出したモノをその口内に捻じ込んでくるのであった……。
急に異変を示したロック=イートに対して、リリー=フルールはびっくりといった表情に変わる。ロック=イートが崩れ落ちるようにベッドに沈み込んでいくからだ。自分は何かしてしまったのかと不安になってしまうのは当然であった。
「ロック……。わたくし、もしかしていけないことをしてしまいました? これが殿方のち、ち、ちんから出ると、具合が悪くなってしまいますの?」
「ち……がうんだ。俺もよくわからないんだけど、すごく気持ちが良くて、足の先から頭のてっぺんまで痺れてしまったような感覚に……襲われて」
ロック=イートの息遣いはハアハアと荒いものに変わっていた。リリー=フルールの見たところ、彼はその状態に抗おうとしているように見えながらも、いっそ流されてしまってもいいかもと言った感じを受け取ることとなる。
(苦しそうということでもなさそうなのですわ……。どちらかというと、もうやめて、許してって感じなのですわ)
リリー=フルールはロック=イートの頬が紅く染まり、彼がハアハア……と荒い呼吸をその口から吐き出すたびに何だか喜びの情が湧き出てきてしまう。自分は父親とは違うニンゲンだと思っていたが、ロック=イートが嬉しいような困るような表情を見ていると、なんだか彼をもっといじめてしまいたいと思うようになっていた。リリー=フルールはフフッ……と軽く微笑むと、オシメの中でへなってしまったロック=イートのスモール・ウッドクラブを再び力強く握る。
「うっ!!」
ロック=イートは不覚にも、うめき声をあげてしまう。大量にスペル魔という毒を吐き出したばかりなのに、力強く愚息を握りしめらたために身体全体がビクンッ! と跳ね上がってしまったのだ。その反応にリリー=フルールはもっと嗜虐心を高めてしまう。
「こうですか? こうしてほしいのですわね?」
リリー=フルールがスペル魔でヌルヌルになった両手でロック=イートの愚息を上下に擦り上げる。その度にロック=イートの吐息がその口から漏れだし、リリー=フルールまでもが頬が紅くなってしまう。そして、リリー=フルールはじんわりと腹の奥に熱を帯びはじめる。何故にロック=イートをいじめていると、そんな風になってしまうのか、リリー=フルール自身もわからない。そして、彼女もハアハアと熱い吐息を朱に染まった唇を介して、外へと吐き出してしまう。
「本当に勘弁してくれ、リリー様!」
「嫌ですわっ! ロックの困る顔をもっと見せてほしいのですわっ!」
一つ目入道相手に一歩も退かずに戦ってくれた騎士様が自分の両手のみで言い様に扱われてしまっている。これを喜ばないリリー=フルールなわけがない。もっと彼を困らせてやろうとばかりに両手の上下運動を激しくしていく。リリー=フルールが上下運動のエネルギーを高めれば高めるほど、ロック=イートの仕置き棒はどんどんと熱を帯び、そしてその硬度を上げていく。こんな面白い玩具を扱ったことなどリリー=フルールは今までの人生では、これが初めてである。そして、自分がいけないことをしているという感情はどこかへ飛んでしまっていたのであった。
そして、リリー=フルールがロック=イートの灼熱のように熱くなってしまったお仕置き棒から二度目のスペル魔を解き放ったのは、彼女がソレを再開してから3分後であった。二度目の発射は一度目とは比べられないほどの量がロック=イートのお仕置き棒の先端から噴き出ることとなる。すでにオシメは邪魔だとばかりにリリー=フルールの手によって、ずり降ろされている。リリー=フルールがそうした理由はロック=イートのお仕置き棒がどう変化していくのかをつぶさに見たかったからだ。
そして、彼女はあろうことか、そのお仕置き棒に自分の整った鼻を間近まで近づけていた。そして、擦り上げれば擦り上げるほど、そのお仕置き棒から漏れだす栗の花の匂いを堪能していたのであった。そんな状態だからこそ、二度目のスペル魔は彼女の顔全体に飛び散ることとなる。彼女の透き通るような肌をロック=イートのスペル魔が大量にかかるのは致し方ないことであった。
彼女の顔はヌルヌルの液体で見るも無残なモノへと変貌していた。商業都市:シュマルカルデン一番の美少女といって差し支えない彼女がスペル魔まみれの顔にされるなど、誰が想像できたであろうか? しかも彼女はスペル魔を顔全体に受けながら、微笑みを絶やさない。そして、そのスペル魔を両手を使って、まるで美容パックでもしているかのように引き延ばして、自分の顔に平均的になるように塗りたくっている。
この時、リリー=フルールは淑女と正反対の位置に居た。しかしながら、今、この部屋の住人は彼女とロック=イートの2人のみである。そんな痴女よろしくの彼女を責めたてる者など存在していなかった。リリー=フルールはご満悦といった表情でロック=イートにニッコリと微笑みかける。
対して、ロック=イートは愚息の先端から全てのエネルギーを搾取され、ぐったりとベッドの上で横たわっている。ハアハア……と今にも途切れそうな呼吸をし続けるロック=イートがとてもつもなく愛おしく感じてしまうリリー=フルールであった。それゆえにリリー=フルールはスペル魔まみれの唇でロック=イートの唇を塞いでしまう。
「わたくしのファーストキスを騎士様に差し上げますわ。光栄に思ってもらってよろしくてよ?」
ロック=イートにとってもこれがファーストキスであった。しかし、その味はなんとも言い難い吐き出しそうな味であった。それもそうだろう。リリー=フルールの唇を介して、ロック=イート自身が発射してしまったスペル魔の味がしたからだ。それはヌルっとしており、そしてイカ臭い。自分のモノでありながら、異物をねじ込まれた感じがして、嘔吐感が胃からせせりあがってくる。
しかし、ロック=イートはソレをオエッと吐き出す前に、おかわりとばかりにリリー=フルールがさらに唇を重ねてきて、舌をねじ込み、ロック=イートが自分で出したモノをその口内に捻じ込んでくるのであった……。
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