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第3章:コープ=フルール
第8話:関係者
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この屋敷の主であるコープ=フルールが登場したことで、中庭には緊張感が漂うことになる。コープ=フルールがニコニコと笑顔で使用人たちの顔を見ると、彼らは引きつったような顔になり、そそくさと中庭から退散するのであった。そして、数分後にはその場に残ったのは、コープ=フルールとその娘:リリー=フルール、執事:ゴーマ=タールタル。そして、半裸のロック=イートとミットを両手に装着したままのセイ=レ・カンコーの5人のみとなる。
「どこから説明すれば良いんでしょうか? ゴーマく~~~ん?」
「いやいや!? それがしはリリーお嬢様にはちゃんと説明したのじゃっ! 話を聞いていなかったリリーお嬢様が悪いのじゃ!!」
コープ=フルールが両手でゴーマ=タールタルの両肩をガシッと掴む。だが、それでもコープ=フルールは笑顔であった。しかしながら、眼が笑ってないことは間近で彼の顔を見ているゴーマ=タールタルには一目瞭然である。ゴーマ=タールタルは顔を左右にブンブンと振って、自分は自分の仕事をしたと主張する。彼が少し涙目になっているのはロック=イートの気のせいだろうか? いや、そうではない。明らかに両肩から手をどけてほしそうにしているのを彼から感じ取るロック=イートであった。
「ふむ……。じゃあ、ゴーマくんの責任ではないってことですね?」
コープ=フルールがそうゴーマ=タールタルに尋ねると、彼は今度は上下にブンブンと頭を振り出す。コープ=フルールが残念そうな顔つきになり、ついには彼の両肩から両手を放すことになる。すると、ゴーマ=タールタルは誰の目から見ても明らかなほどに、ホッと胸を撫でおろすのであった。ロック=イートは何の茶番劇が行われているのかと思ったが、口からその言葉を出すのは危険な気がして、静かに黙っておくことにする。
「さてと……。リリー。ゴーマ=タールタルくんの話を聞いているはずですが、彼らは私の大切な所有物です。それをどうにかしようとするのは越権行為だとは思いませんか?」
コープ=フルールがゴーマ=タールタルから視線を外し、今度は娘の方に身体を向ける。彼はまるで説教をするかのような口調であった。リリー=フルールは明らかに不満を示すアヒル口になっていた。そんな彼女を慰めるように、コープ=フルールは右手で優しく彼女の金色に染まる頭を撫でる。
「良いですか? ロック=イートくんは貴女と貴族との婚約話を進めるためにも必要不可欠な存在なのです。三日後に行なわれる裏武闘会で彼はその実力を示し、観客であるその貴族を気分良くさせる。そして、貴女は夕方からの舞踏会でその貴族にトドメを刺すわけです」
ロック=イートはコープ=フルールの口から出る言葉を聞いて、はは~~~んと気づくことがある。要はリリー=フルールは父親が持ってきた婚約話に乗り気ではまったく無いと。そして、それに繋がる自分たちを排除できれば、少しでも時間稼ぎが出来ると踏んでいたのだと。中々に策士だなとコープ=フルールはリリー=フルールの認識を改めることとなる。見た目、16かそこらの女性であるが、同じくらいの男たちと比べるのは間違っている。さすがはしっかりしているモノだと感心するのであった。
「というわけで、リリー。私から言いたいことは言いました。次は貴女の番です。弁明の機会を与えましょう」
コープ=フルールはこの時点で、勝ち誇った顔をしていた。娘を言い負かしたという自負を持っていたのだ。コープ=フルールは今年で40歳であるが、自分の娘を言葉でねじ伏せることに大人気無いと思われるかもしれないが、彼は彼の目的を達成するためならば、自分の娘であろうが利用しようとしているだけである。商人らしい商人とはまさに彼のことを指すのであろう。セイ=レ・カンコーは外様のニンゲンであったが、彼らのやり取りを見て、少しばかりリリー=フルールのことを不憫に思うのであった。
(ニンゲン、産まれた境遇でガラリと人生そのものが変わるもんですが、商人の娘も大変なもんですぜ。まあ、根なし草のあっしらには無縁な世界ですがな?)
セイ=レ・カンコーとしては、リリー=フルールに助け舟を出したい気持ちは少しだけあったが、如何せん、自分の主人であるコープ=フルールの命を聞く方が優先されるであろうと言うことで、口をつぐむことにした。所詮、自分とは関係無い世界の話のことだ。下手に首をつっこまないほうが良いと思うのは、彼としてはしょうがないことである。しかし、そう彼が思った次の瞬間、セイ=レ・カンコーは眼を大きく剥くことになる。
「ちょっと待ってほしいんだ。親と言えども娘の結婚相手を自由に決めて良いわけがないと思うんだけど」
セイ=レ・カンコーがポカーンと目と口を大きく開くきっかけを作ったのはロック=イートであった。彼はあろうことか、自分の主人であるコープ=フルールに噛みついたのである。これには執事であるゴーマ=タールタルも金魚の如くに口をパクパクとさせてしまう。しかしながら、言われた側のコープ=フルールは動じない。右手の人差し指で銀縁メガネをクイッと直し
「ほう? これはこれはご高説をありがとうございます、ロック=イートくん。しかしながら、これはフルール家の事情です。ロックくんに何か関係がありましたっけ?」
「関係無いってことは無いでしょう! 俺がコープ様に出ろと言われている裏武闘会で、リリー様の婚約候補者を喜ばせるわけで……。んで、それがリリー様の婚約に繋がっていくのであれば、俺も関係者のはずです!」
ロック=イートの言葉を受けて、コープ=フルールは思わず、ははっ! と喜色ばってしまうのであった。彼としてはロック=イートの存在は娘の婚約話を積み上げていくための土台のひとつにすぎないのだ。それなのに、その土台の部品がひとつが機能しなければどうなるのか? と問われているような気分になってしまう。コープ=フルールは、これは面白いと思ってしまい
「わかりました。ロックくん。キミの言う通りです。関係無いと言ったのは訂正させてもらいましょう。しかし、私に意見したからには、それ相応の覚悟を持ってもらいますよ?」
「承知しました。俺もご主人様に盾突いたからには、それに見合うだけの罰を与えられるべきだと思っています。鞭打ちなど好きなようにしてください」
ロック=イートは臆することなく、真っ直ぐにコープ=フルールの眼を見る。コープ=フルールはそんな彼に興味と好意を持ち、どうやって彼を苦しめようかと心が浮き立ってしまうのであった……。
「どこから説明すれば良いんでしょうか? ゴーマく~~~ん?」
「いやいや!? それがしはリリーお嬢様にはちゃんと説明したのじゃっ! 話を聞いていなかったリリーお嬢様が悪いのじゃ!!」
コープ=フルールが両手でゴーマ=タールタルの両肩をガシッと掴む。だが、それでもコープ=フルールは笑顔であった。しかしながら、眼が笑ってないことは間近で彼の顔を見ているゴーマ=タールタルには一目瞭然である。ゴーマ=タールタルは顔を左右にブンブンと振って、自分は自分の仕事をしたと主張する。彼が少し涙目になっているのはロック=イートの気のせいだろうか? いや、そうではない。明らかに両肩から手をどけてほしそうにしているのを彼から感じ取るロック=イートであった。
「ふむ……。じゃあ、ゴーマくんの責任ではないってことですね?」
コープ=フルールがそうゴーマ=タールタルに尋ねると、彼は今度は上下にブンブンと頭を振り出す。コープ=フルールが残念そうな顔つきになり、ついには彼の両肩から両手を放すことになる。すると、ゴーマ=タールタルは誰の目から見ても明らかなほどに、ホッと胸を撫でおろすのであった。ロック=イートは何の茶番劇が行われているのかと思ったが、口からその言葉を出すのは危険な気がして、静かに黙っておくことにする。
「さてと……。リリー。ゴーマ=タールタルくんの話を聞いているはずですが、彼らは私の大切な所有物です。それをどうにかしようとするのは越権行為だとは思いませんか?」
コープ=フルールがゴーマ=タールタルから視線を外し、今度は娘の方に身体を向ける。彼はまるで説教をするかのような口調であった。リリー=フルールは明らかに不満を示すアヒル口になっていた。そんな彼女を慰めるように、コープ=フルールは右手で優しく彼女の金色に染まる頭を撫でる。
「良いですか? ロック=イートくんは貴女と貴族との婚約話を進めるためにも必要不可欠な存在なのです。三日後に行なわれる裏武闘会で彼はその実力を示し、観客であるその貴族を気分良くさせる。そして、貴女は夕方からの舞踏会でその貴族にトドメを刺すわけです」
ロック=イートはコープ=フルールの口から出る言葉を聞いて、はは~~~んと気づくことがある。要はリリー=フルールは父親が持ってきた婚約話に乗り気ではまったく無いと。そして、それに繋がる自分たちを排除できれば、少しでも時間稼ぎが出来ると踏んでいたのだと。中々に策士だなとコープ=フルールはリリー=フルールの認識を改めることとなる。見た目、16かそこらの女性であるが、同じくらいの男たちと比べるのは間違っている。さすがはしっかりしているモノだと感心するのであった。
「というわけで、リリー。私から言いたいことは言いました。次は貴女の番です。弁明の機会を与えましょう」
コープ=フルールはこの時点で、勝ち誇った顔をしていた。娘を言い負かしたという自負を持っていたのだ。コープ=フルールは今年で40歳であるが、自分の娘を言葉でねじ伏せることに大人気無いと思われるかもしれないが、彼は彼の目的を達成するためならば、自分の娘であろうが利用しようとしているだけである。商人らしい商人とはまさに彼のことを指すのであろう。セイ=レ・カンコーは外様のニンゲンであったが、彼らのやり取りを見て、少しばかりリリー=フルールのことを不憫に思うのであった。
(ニンゲン、産まれた境遇でガラリと人生そのものが変わるもんですが、商人の娘も大変なもんですぜ。まあ、根なし草のあっしらには無縁な世界ですがな?)
セイ=レ・カンコーとしては、リリー=フルールに助け舟を出したい気持ちは少しだけあったが、如何せん、自分の主人であるコープ=フルールの命を聞く方が優先されるであろうと言うことで、口をつぐむことにした。所詮、自分とは関係無い世界の話のことだ。下手に首をつっこまないほうが良いと思うのは、彼としてはしょうがないことである。しかし、そう彼が思った次の瞬間、セイ=レ・カンコーは眼を大きく剥くことになる。
「ちょっと待ってほしいんだ。親と言えども娘の結婚相手を自由に決めて良いわけがないと思うんだけど」
セイ=レ・カンコーがポカーンと目と口を大きく開くきっかけを作ったのはロック=イートであった。彼はあろうことか、自分の主人であるコープ=フルールに噛みついたのである。これには執事であるゴーマ=タールタルも金魚の如くに口をパクパクとさせてしまう。しかしながら、言われた側のコープ=フルールは動じない。右手の人差し指で銀縁メガネをクイッと直し
「ほう? これはこれはご高説をありがとうございます、ロック=イートくん。しかしながら、これはフルール家の事情です。ロックくんに何か関係がありましたっけ?」
「関係無いってことは無いでしょう! 俺がコープ様に出ろと言われている裏武闘会で、リリー様の婚約候補者を喜ばせるわけで……。んで、それがリリー様の婚約に繋がっていくのであれば、俺も関係者のはずです!」
ロック=イートの言葉を受けて、コープ=フルールは思わず、ははっ! と喜色ばってしまうのであった。彼としてはロック=イートの存在は娘の婚約話を積み上げていくための土台のひとつにすぎないのだ。それなのに、その土台の部品がひとつが機能しなければどうなるのか? と問われているような気分になってしまう。コープ=フルールは、これは面白いと思ってしまい
「わかりました。ロックくん。キミの言う通りです。関係無いと言ったのは訂正させてもらいましょう。しかし、私に意見したからには、それ相応の覚悟を持ってもらいますよ?」
「承知しました。俺もご主人様に盾突いたからには、それに見合うだけの罰を与えられるべきだと思っています。鞭打ちなど好きなようにしてください」
ロック=イートは臆することなく、真っ直ぐにコープ=フルールの眼を見る。コープ=フルールはそんな彼に興味と好意を持ち、どうやって彼を苦しめようかと心が浮き立ってしまうのであった……。
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