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第18章:地上界の伏魔殿
第10話:再創造
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「準備はよろしくテヨ。さあ、アンドレイ=ラプソティ。どこまで正気を保てるカシラ?」
濃い魔素が集う空間から、悪魔宰相:ベルゼブブの声がどこからともなく聞こえてくる。アンドレイ=ラプソティは不快感に襲われ、眉間にシワを寄せながら、その濃い魔素を睨みつけることになる。だが、アンドレイ=ラプソティがどれほど睨みつけようが、まるで意に介さぬ感じで悪魔宰相:ベルゼブブは呪文の文言を唱え始める。
するとだ。魔城全体が波打ちし始め、アンドレイ=ラプソティたちは、その場で立っているのが難しくなってくる。ミサ=ミケーンは皆よりも先に床に四つん這いとなる。
「あわわ、あわわ。下からとんでもないモノが浮上してきているのを感じるのですニャン! 床に這いつくばることで、それを余計に大きく感じることが出来るんですニャン!!」
「ミサ殿! 安全な場所に退避してください! 七大悪魔に匹敵するほどの巨大な呪力を持つ者が、この場所に産み落とされようとしていますっ!!」
魔城は巨大な子宮のように脈打っていた。まるでおちんこさんの先っぽでガンガンと突きあげられているかのように歓喜に震えていたのである。レオンハイマートオートの首都は巨大な魔の子宮の形となっていたのだが、それだけでなく、その中心部にあるこの魔城はまさに子宮口となっていた。そして、ついに悪魔皇:サタンが企みが明るみとなろうとしていた。
魔城の表面や内側には赤くて太い血管がいくつも走り、それらが脈打つと、子宮全体も震えあがっていたのだ。そして、ゴポッゴポッ、ボコンッ! という音と共に、とある人物が産み出される。その人物の姿をアンドレイ=ラプソティがその眼で捉えた時、アンドレイ=ラプソティの表情は呆けたモノになってしまうことになる。
「この世にもう1度、産み落とされることになるとはな。レイ、久しぶりだ」
「レ、レオン!? 貴方は本当にレオンなのですか!?」
「ハハハッ。地獄に堕ちたところを、悪魔皇:サタン様が見初めてくれたのだ。そして、近い日に、俺を復活させてくれると約束してくれた」
「なんということをっ! サタン、貴方は創造主になったつもりですかっ!!」
アンドレイ=ラプソティの怒りは頂点に達しようとしていた。さきほどまで呆けた顔をしていたが、次には驚きの表情に。さらには怒りの色をたたえた表情で悪魔皇:サタンを睨みつける。だが、悪魔皇:サタンは玉座に座ったまま、自分の前で片膝をつき、この地上界に再降臨させてくれたことに対して、感謝しているレオン=アレクサンダーに向かって、一振りの長剣を与えるのであった。
レオン=アレクサンダーは悪魔皇:サタンが手渡してきた長剣をうやうやしく両手で下から支えるように受け取る。その途端、彼の身を獅子を象る黄金色の全身鎧が包み込む。その後、レオン=アレクサンダーは立ち上がり、悪魔皇:サタンに代わって、この場を支配しようとする。
「さあ、存分に殺し合おう。そうすることで、お前が俺と一緒に地獄に堕ちてくれるとサタン様はおっしゃっていたっ!!」
レオン=アレクサンダーはそう言うなり、与えられた長剣を用いて、アンドレイ=ラプソティに斬りかかる。アンドレイ=ラプソティは紅き竜の槍を構え、真正面からその長剣を防いでみせる。
「やめてくださいっ! 私は貴方と殺し合う気はありませんっ!」
「何故だっ!? 愛し合うお前と俺なら、わかるであろう! 俺に女の味を教えてくれたのはアンドレイ=ラプソティ、お前だとサタンが教えてくれたぞっ! 俺はお前に抱かれたいのだっ!!」
「サタン、あなたという悪魔はっ!!」
アンドレイ=ラプソティは紅き竜の槍でレオン=アレクサンダーの凶刃を受け止めつつも、鋭い視線をサタンに送る。だが、悪魔皇;サタンはいつまでも涼しい顔であった。まるで性交する2人の男たちを撮影している監督のような振る舞いである。
アンドレイ=ラプソティはミハエル=アレクサンダーとレオン=アレクサンダーの違いをひと目で見破った。それゆえに、今、自分に斬りかかってきているのがレオン=アレクサンダー本人であることも頭の中全体で理解していた。それゆえに、ミハエル=アレクサンダーに手をあげることは出来ても、レオン=アレクサンダーに対しては、どんどん身体から神力が抜けていってしまう。
アンドレイ=ラプソティはじりじりと押され、自分の額近くにまで、凶刃を押し込まれてしまう。このまま斬り伏せられる気は無かったのだが、どうしても身体から神力が溢れてきそうにもなかった。このまま、愛しのレオンに斬られても悪くないという感情がどこかしらから溢れてきてしまう。
だが、アンドレイ=ラプソティを想う人物は、この場に2人いた。そのひとりはもちろん、レオン=アレクサンダーであるのだが、もう一人はアンドレイ=ラプソティの子をお腹に宿した人物であった。その半猫半人はアンドレイ=ラプソティがピンチになれば、自分の身を盾にしても良いと思っていた。
「ミサ殿ぉぉぉ!!」
アンドレイ=ラプソティは吼えた。ミサ=ミケーンの身体がレオン=アレクサンダーが振るう長剣によって、逆袈裟に斬り上げられたことを。ミサ=ミケーンは斬られたことにより、宙を舞い上がって行く。アンドレイ=ラプソティはレオン=アレクサンダーに右足で抑えつけられ、ただただ、ミサ=ミケーンが吹き飛ばされる姿を見ることしか出来なかった。
ミサ=ミケーンの身体が肉の床に叩きつけられることになる。切り裂かれた身体からは、ドクドクと留めなく大量の血が流れだしている。それでも、アンドレイ=ラプソティはレオン=アレクサンダーに足で抑えつけられ、さらには左足で右手に持っていた紅き竜の槍を蹴り飛ばされることになる。
「お前の従者も一緒に地獄に送ってやろう。彼女ひとりが地上界に遺されても寂しいだろぉぉぉ!?」
レオン=アレクサンダーはそう言うと、長剣を下手に持ち直し、両手で強く握りしめる。そして、その凶刃を真っ直ぐにアンドレイ=ラプソティの左胸へと押し込んでいく。アンドレイ=ラプソティは凶刃を両手で握りしめ、必死に抵抗してみせる。レオン=アレクサンダーはひと際、優しい表情となる。
だが、次の瞬間には『覇王』とも『征服王』とも呼ばれ、地上界の人々に恐れられたあの野望にギラつく表情となり、アンドレイ=ラプソティの左胸にズブズブと長剣の切っ先をめり込ませていく。その穴の隙間からドクドクと紅い血が溢れ出してくる。
「ウグッ! またしてもお前なのかっ! アリス=アンジェラッッッ!! 俺とレイの恋路を何故に邪魔をするっ!!」
「アリス殿……?」
「創造主:Y.O.N.N様から与えられた使命を忠実に果たすのがアリス=アンジェラなのデス」
レオン=アレクサンダーの胸は背中側から突き破られていた。いつか見たあの光景とはまさにこのことであった。だが、前回と違うことは、自分の左胸を貫通し、真っ赤に生えているその細い腕の持ち主が、憎きアリス=アンジェラのモノであることをしっかり認識していたことだ……。
濃い魔素が集う空間から、悪魔宰相:ベルゼブブの声がどこからともなく聞こえてくる。アンドレイ=ラプソティは不快感に襲われ、眉間にシワを寄せながら、その濃い魔素を睨みつけることになる。だが、アンドレイ=ラプソティがどれほど睨みつけようが、まるで意に介さぬ感じで悪魔宰相:ベルゼブブは呪文の文言を唱え始める。
するとだ。魔城全体が波打ちし始め、アンドレイ=ラプソティたちは、その場で立っているのが難しくなってくる。ミサ=ミケーンは皆よりも先に床に四つん這いとなる。
「あわわ、あわわ。下からとんでもないモノが浮上してきているのを感じるのですニャン! 床に這いつくばることで、それを余計に大きく感じることが出来るんですニャン!!」
「ミサ殿! 安全な場所に退避してください! 七大悪魔に匹敵するほどの巨大な呪力を持つ者が、この場所に産み落とされようとしていますっ!!」
魔城は巨大な子宮のように脈打っていた。まるでおちんこさんの先っぽでガンガンと突きあげられているかのように歓喜に震えていたのである。レオンハイマートオートの首都は巨大な魔の子宮の形となっていたのだが、それだけでなく、その中心部にあるこの魔城はまさに子宮口となっていた。そして、ついに悪魔皇:サタンが企みが明るみとなろうとしていた。
魔城の表面や内側には赤くて太い血管がいくつも走り、それらが脈打つと、子宮全体も震えあがっていたのだ。そして、ゴポッゴポッ、ボコンッ! という音と共に、とある人物が産み出される。その人物の姿をアンドレイ=ラプソティがその眼で捉えた時、アンドレイ=ラプソティの表情は呆けたモノになってしまうことになる。
「この世にもう1度、産み落とされることになるとはな。レイ、久しぶりだ」
「レ、レオン!? 貴方は本当にレオンなのですか!?」
「ハハハッ。地獄に堕ちたところを、悪魔皇:サタン様が見初めてくれたのだ。そして、近い日に、俺を復活させてくれると約束してくれた」
「なんということをっ! サタン、貴方は創造主になったつもりですかっ!!」
アンドレイ=ラプソティの怒りは頂点に達しようとしていた。さきほどまで呆けた顔をしていたが、次には驚きの表情に。さらには怒りの色をたたえた表情で悪魔皇:サタンを睨みつける。だが、悪魔皇:サタンは玉座に座ったまま、自分の前で片膝をつき、この地上界に再降臨させてくれたことに対して、感謝しているレオン=アレクサンダーに向かって、一振りの長剣を与えるのであった。
レオン=アレクサンダーは悪魔皇:サタンが手渡してきた長剣をうやうやしく両手で下から支えるように受け取る。その途端、彼の身を獅子を象る黄金色の全身鎧が包み込む。その後、レオン=アレクサンダーは立ち上がり、悪魔皇:サタンに代わって、この場を支配しようとする。
「さあ、存分に殺し合おう。そうすることで、お前が俺と一緒に地獄に堕ちてくれるとサタン様はおっしゃっていたっ!!」
レオン=アレクサンダーはそう言うなり、与えられた長剣を用いて、アンドレイ=ラプソティに斬りかかる。アンドレイ=ラプソティは紅き竜の槍を構え、真正面からその長剣を防いでみせる。
「やめてくださいっ! 私は貴方と殺し合う気はありませんっ!」
「何故だっ!? 愛し合うお前と俺なら、わかるであろう! 俺に女の味を教えてくれたのはアンドレイ=ラプソティ、お前だとサタンが教えてくれたぞっ! 俺はお前に抱かれたいのだっ!!」
「サタン、あなたという悪魔はっ!!」
アンドレイ=ラプソティは紅き竜の槍でレオン=アレクサンダーの凶刃を受け止めつつも、鋭い視線をサタンに送る。だが、悪魔皇;サタンはいつまでも涼しい顔であった。まるで性交する2人の男たちを撮影している監督のような振る舞いである。
アンドレイ=ラプソティはミハエル=アレクサンダーとレオン=アレクサンダーの違いをひと目で見破った。それゆえに、今、自分に斬りかかってきているのがレオン=アレクサンダー本人であることも頭の中全体で理解していた。それゆえに、ミハエル=アレクサンダーに手をあげることは出来ても、レオン=アレクサンダーに対しては、どんどん身体から神力が抜けていってしまう。
アンドレイ=ラプソティはじりじりと押され、自分の額近くにまで、凶刃を押し込まれてしまう。このまま斬り伏せられる気は無かったのだが、どうしても身体から神力が溢れてきそうにもなかった。このまま、愛しのレオンに斬られても悪くないという感情がどこかしらから溢れてきてしまう。
だが、アンドレイ=ラプソティを想う人物は、この場に2人いた。そのひとりはもちろん、レオン=アレクサンダーであるのだが、もう一人はアンドレイ=ラプソティの子をお腹に宿した人物であった。その半猫半人はアンドレイ=ラプソティがピンチになれば、自分の身を盾にしても良いと思っていた。
「ミサ殿ぉぉぉ!!」
アンドレイ=ラプソティは吼えた。ミサ=ミケーンの身体がレオン=アレクサンダーが振るう長剣によって、逆袈裟に斬り上げられたことを。ミサ=ミケーンは斬られたことにより、宙を舞い上がって行く。アンドレイ=ラプソティはレオン=アレクサンダーに右足で抑えつけられ、ただただ、ミサ=ミケーンが吹き飛ばされる姿を見ることしか出来なかった。
ミサ=ミケーンの身体が肉の床に叩きつけられることになる。切り裂かれた身体からは、ドクドクと留めなく大量の血が流れだしている。それでも、アンドレイ=ラプソティはレオン=アレクサンダーに足で抑えつけられ、さらには左足で右手に持っていた紅き竜の槍を蹴り飛ばされることになる。
「お前の従者も一緒に地獄に送ってやろう。彼女ひとりが地上界に遺されても寂しいだろぉぉぉ!?」
レオン=アレクサンダーはそう言うと、長剣を下手に持ち直し、両手で強く握りしめる。そして、その凶刃を真っ直ぐにアンドレイ=ラプソティの左胸へと押し込んでいく。アンドレイ=ラプソティは凶刃を両手で握りしめ、必死に抵抗してみせる。レオン=アレクサンダーはひと際、優しい表情となる。
だが、次の瞬間には『覇王』とも『征服王』とも呼ばれ、地上界の人々に恐れられたあの野望にギラつく表情となり、アンドレイ=ラプソティの左胸にズブズブと長剣の切っ先をめり込ませていく。その穴の隙間からドクドクと紅い血が溢れ出してくる。
「ウグッ! またしてもお前なのかっ! アリス=アンジェラッッッ!! 俺とレイの恋路を何故に邪魔をするっ!!」
「アリス殿……?」
「創造主:Y.O.N.N様から与えられた使命を忠実に果たすのがアリス=アンジェラなのデス」
レオン=アレクサンダーの胸は背中側から突き破られていた。いつか見たあの光景とはまさにこのことであった。だが、前回と違うことは、自分の左胸を貫通し、真っ赤に生えているその細い腕の持ち主が、憎きアリス=アンジェラのモノであることをしっかり認識していたことだ……。
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