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第18章:地上界の伏魔殿
第9話:悪魔皇との差
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「貴女の右の拳なら、世界を取れます……」
「アンドレイ様っ! ちょっと、アリスちゃん! もう少し手加減ってのを覚えたほうが良いですニャン!」
「うぅ……。申し訳ないデス。でも、アリスは悪くないのデス! アンドレイ様の顔が一瞬だけでも、ベリアルのように憎たらしかったのデス!」
アリス=アンジェラの言うことはもっともであった。これも魔城の仕掛けとでも呼ぶべきシロモノであったからだ。アリス=アンジェラがアンドレイ=ラプソティの顔面に真っ赤に燃える右の拳を叩きこんだ時、彼女のオッドアイには確かに憎たらしい笑みを浮かべるベリアルの顔が映っていたのだ。
「ミサ殿。あまりアリス殿を責めないでください。そして、2人とも、あまり感情を昂らせないでください。ここはラマーズ呼吸法です。フーフーヒーですよ」
「フーフーヒー。フーフーヒー」
アンドレイ=ラプソティはなるべく2人が落ち着くようにと、特別な呼吸法を伝授する。そもそもととして、この呼吸法は出産時における女性へ勧められているモノなのだが、アンドレイ=ラプソティは2人の気を落ち着かせるためにも、怒りや悲しみ以外の感情へと移行させようとする。
ラマーズ呼吸法の使い方としては間違っているが、それでも、落ち着きを取り戻すアリス=アンジェラとミサ=ミケーンであった。アンドレイ=ラプソティは、痛む背中を左手でさすりながら、よっこせと立ち上がる。しかしながら、アリス=アンジェラからのダメージが思った以上に重いのか、結局のところ、ミサ=ミケーンの肩を借りることになる。
「さすがは七大悪魔たちが造り上げた魔城といったところですね。とことん、私に嫌がらせをしたいようです」
顔と背中の痛みが取れてきたところで、アンドレイ=ラプソティはミサ=ミケーンから身体を離し、辺りをキョロキョロと見渡す。魔城の1階部分の中央にやってきたのだが、そこは目標地点では無かった。魔城のオブジェと化した女性たちの怨嗟の声が響き渡るホールであることは確かであるが、そこで悪魔皇:サタンの姿を見ることは出来なかった。
アンドレイ=ラプソティは怨嗟の声が響き渡るこのホールにおいて、どこへ怨嗟の声が集中していくのかを感じ取ろうとする。一見、ホールの造りで、怨嗟の声は渦巻きつつも発散するという、かなり感知しづらいことになっているのだが、アンドレイ=ラプソティは眼を閉じて、じっくりと耳を傾けるのであった。
「そこですっ!」
アンドレイ=ラプソティは何もない空間に、右手に持つ紅き竜の槍の先端をぶち込む。そこを中心に、怨嗟の声が四方八方へとと飛び散ることになり、アンドレイ=ラプソティたちは思わず、顔をしかめさせる。だが、アンドレイ=ラプソティが槍で突いた箇所は正しい場所であることは間違いなかった。黒い空間が広がって行き、その黒い空間がアンドレイ=ラプソティたちを飲み込み、さらには急激に収束する。
「ようこそ。我が築きし、地上界の伏魔殿へ。まあ、そうは言っても、第4号なのだがなっ!」
悪魔皇:サタンは玉座の間にアンドレイ=ラプソティがやってきたというのに、そこにある玉座で踏ん反りかえっていた。そして、足を組んだままの状態で、クハハ……と含んだ笑いをしてみせる。
「どの伏魔殿も、こちらが潰しましたけどねっ! ここも直に創造主:Y.O.N.N様の天罰が降リますよっ!?」
「そうなったとしても問題無いっ! なんたって、うちの悪魔将軍が計画したことだっ! あとは我が暴れるだけよっ!」
悪魔皇:サタンはそう言うと、玉座に座りながらにして。アンドレイ=ラプソティの方に向かって右腕を真っ直ぐに伸ばす。そして、開かれた右手を捻じるように閉じてみせる。アンドレイ=ラプソティはそれだけで、呼吸と心臓の鼓動が止まってしまうかのような錯覚を受けることになる。
「少々、やり過ぎた。自由にして良いぞ」
「これは……、感謝すべきなのですか!?」
悪魔皇:サタンはニヒルな笑みをその顔に浮かべながら、閉じた右手をパッと開いてみせる。これほどの屈辱をアンドレイ=ラプソティは受けたことが無い。まさに右手ひとつで、貴様など簡単にダウンさせてやろうともいう所作だったのである。アンドレイ=ラプソティは片膝をつきながらも、戻ってきた呼吸と心臓の鼓動を確かめる。そして、空気を大きく吸い込み、グッと肺の中に空気を取り入れると、その空気を全て消費するまで、サタンへの攻撃を繰り出すのであった。
「ふんっ。我の魔術障壁は、その程度では破壊出来ぬぞ?」
「だまらっしゃいっ! いかにも自分ひとりで張っている結界のように見せかけていますけど、これは二人分でしょうがっ!」
アンドレイ=ラプソティの言うことはもっともであった。色濃く展開される悪魔皇:サタンの魔術障壁であったが、注がれている呪力は七大悪魔二人分であることは、紅き竜の槍をぶち当てていれば、嫌でも感じ取れてしまう。
腐っても『天界の十三司徒』のひとりなのだ、アンドレイ=ラプソティは。天界の十三司徒の中において、いくら若造に位置するアンドレイ=ラプソティだとしても、神具を用いれば、どうにかこうにか、悪魔皇:サタンが展開する魔術障壁を破壊し、彼の身にその槍を馳走させることくらいは出来るのだ。
だが、アンドレイ=ラプソティを拒む彼奴の結界は強固すぎた。明らかに悪魔宰相:ベルゼブブがこの戦いに介入していることは一目瞭然であった。しかしながら、その悪魔宰相は、その姿をアンドレイ=ラプソティに見せてはいなかった。
「あなたたちのことですから、私をサタンに釘付けにし、その間にベルゼブブを背後からけしかける気でしょ!?」
「そんな卑怯な真似はせんよ。それは、お前と我がどうしようもなく互角に戦えていた場合の話だ。単純にベルゼブブは地上界で受肉を果たしていないだけだ」
「これは良いことを聞きました。ずっと疑問だったんですよ。3万人の女性たちの子宮を使い、魔城を造り上げたことが。この魔城はベルゼブブを初め、七大悪魔たちを受肉させるための器ということですね!?」
アンドレイ=ラプソティは確信を得たとばかりに、言葉によって、悪魔皇:サタンを口撃する。しかし、どこ吹く風とでも言いたげに悪魔皇:サタンは飄々とし続けていた。しかしながら、段々と彼の笑い声が強まっていき、彼の気持ちが昂っていくのを、無理やりに教えられるアンドレイ=ラプソティであった。
「何がおかしいのですか!? そんなに私は的外れなことを言いました!?」
「受肉自体は間違っていない。しかしながら、対象がまるで違うのだよ……。さあ、ベルゼブブ。かの者を蘇らせろっ! 仕掛けを施すには十分に時間を稼いでやったぞっ!!」
「アンドレイ様っ! ちょっと、アリスちゃん! もう少し手加減ってのを覚えたほうが良いですニャン!」
「うぅ……。申し訳ないデス。でも、アリスは悪くないのデス! アンドレイ様の顔が一瞬だけでも、ベリアルのように憎たらしかったのデス!」
アリス=アンジェラの言うことはもっともであった。これも魔城の仕掛けとでも呼ぶべきシロモノであったからだ。アリス=アンジェラがアンドレイ=ラプソティの顔面に真っ赤に燃える右の拳を叩きこんだ時、彼女のオッドアイには確かに憎たらしい笑みを浮かべるベリアルの顔が映っていたのだ。
「ミサ殿。あまりアリス殿を責めないでください。そして、2人とも、あまり感情を昂らせないでください。ここはラマーズ呼吸法です。フーフーヒーですよ」
「フーフーヒー。フーフーヒー」
アンドレイ=ラプソティはなるべく2人が落ち着くようにと、特別な呼吸法を伝授する。そもそもととして、この呼吸法は出産時における女性へ勧められているモノなのだが、アンドレイ=ラプソティは2人の気を落ち着かせるためにも、怒りや悲しみ以外の感情へと移行させようとする。
ラマーズ呼吸法の使い方としては間違っているが、それでも、落ち着きを取り戻すアリス=アンジェラとミサ=ミケーンであった。アンドレイ=ラプソティは、痛む背中を左手でさすりながら、よっこせと立ち上がる。しかしながら、アリス=アンジェラからのダメージが思った以上に重いのか、結局のところ、ミサ=ミケーンの肩を借りることになる。
「さすがは七大悪魔たちが造り上げた魔城といったところですね。とことん、私に嫌がらせをしたいようです」
顔と背中の痛みが取れてきたところで、アンドレイ=ラプソティはミサ=ミケーンから身体を離し、辺りをキョロキョロと見渡す。魔城の1階部分の中央にやってきたのだが、そこは目標地点では無かった。魔城のオブジェと化した女性たちの怨嗟の声が響き渡るホールであることは確かであるが、そこで悪魔皇:サタンの姿を見ることは出来なかった。
アンドレイ=ラプソティは怨嗟の声が響き渡るこのホールにおいて、どこへ怨嗟の声が集中していくのかを感じ取ろうとする。一見、ホールの造りで、怨嗟の声は渦巻きつつも発散するという、かなり感知しづらいことになっているのだが、アンドレイ=ラプソティは眼を閉じて、じっくりと耳を傾けるのであった。
「そこですっ!」
アンドレイ=ラプソティは何もない空間に、右手に持つ紅き竜の槍の先端をぶち込む。そこを中心に、怨嗟の声が四方八方へとと飛び散ることになり、アンドレイ=ラプソティたちは思わず、顔をしかめさせる。だが、アンドレイ=ラプソティが槍で突いた箇所は正しい場所であることは間違いなかった。黒い空間が広がって行き、その黒い空間がアンドレイ=ラプソティたちを飲み込み、さらには急激に収束する。
「ようこそ。我が築きし、地上界の伏魔殿へ。まあ、そうは言っても、第4号なのだがなっ!」
悪魔皇:サタンは玉座の間にアンドレイ=ラプソティがやってきたというのに、そこにある玉座で踏ん反りかえっていた。そして、足を組んだままの状態で、クハハ……と含んだ笑いをしてみせる。
「どの伏魔殿も、こちらが潰しましたけどねっ! ここも直に創造主:Y.O.N.N様の天罰が降リますよっ!?」
「そうなったとしても問題無いっ! なんたって、うちの悪魔将軍が計画したことだっ! あとは我が暴れるだけよっ!」
悪魔皇:サタンはそう言うと、玉座に座りながらにして。アンドレイ=ラプソティの方に向かって右腕を真っ直ぐに伸ばす。そして、開かれた右手を捻じるように閉じてみせる。アンドレイ=ラプソティはそれだけで、呼吸と心臓の鼓動が止まってしまうかのような錯覚を受けることになる。
「少々、やり過ぎた。自由にして良いぞ」
「これは……、感謝すべきなのですか!?」
悪魔皇:サタンはニヒルな笑みをその顔に浮かべながら、閉じた右手をパッと開いてみせる。これほどの屈辱をアンドレイ=ラプソティは受けたことが無い。まさに右手ひとつで、貴様など簡単にダウンさせてやろうともいう所作だったのである。アンドレイ=ラプソティは片膝をつきながらも、戻ってきた呼吸と心臓の鼓動を確かめる。そして、空気を大きく吸い込み、グッと肺の中に空気を取り入れると、その空気を全て消費するまで、サタンへの攻撃を繰り出すのであった。
「ふんっ。我の魔術障壁は、その程度では破壊出来ぬぞ?」
「だまらっしゃいっ! いかにも自分ひとりで張っている結界のように見せかけていますけど、これは二人分でしょうがっ!」
アンドレイ=ラプソティの言うことはもっともであった。色濃く展開される悪魔皇:サタンの魔術障壁であったが、注がれている呪力は七大悪魔二人分であることは、紅き竜の槍をぶち当てていれば、嫌でも感じ取れてしまう。
腐っても『天界の十三司徒』のひとりなのだ、アンドレイ=ラプソティは。天界の十三司徒の中において、いくら若造に位置するアンドレイ=ラプソティだとしても、神具を用いれば、どうにかこうにか、悪魔皇:サタンが展開する魔術障壁を破壊し、彼の身にその槍を馳走させることくらいは出来るのだ。
だが、アンドレイ=ラプソティを拒む彼奴の結界は強固すぎた。明らかに悪魔宰相:ベルゼブブがこの戦いに介入していることは一目瞭然であった。しかしながら、その悪魔宰相は、その姿をアンドレイ=ラプソティに見せてはいなかった。
「あなたたちのことですから、私をサタンに釘付けにし、その間にベルゼブブを背後からけしかける気でしょ!?」
「そんな卑怯な真似はせんよ。それは、お前と我がどうしようもなく互角に戦えていた場合の話だ。単純にベルゼブブは地上界で受肉を果たしていないだけだ」
「これは良いことを聞きました。ずっと疑問だったんですよ。3万人の女性たちの子宮を使い、魔城を造り上げたことが。この魔城はベルゼブブを初め、七大悪魔たちを受肉させるための器ということですね!?」
アンドレイ=ラプソティは確信を得たとばかりに、言葉によって、悪魔皇:サタンを口撃する。しかし、どこ吹く風とでも言いたげに悪魔皇:サタンは飄々とし続けていた。しかしながら、段々と彼の笑い声が強まっていき、彼の気持ちが昂っていくのを、無理やりに教えられるアンドレイ=ラプソティであった。
「何がおかしいのですか!? そんなに私は的外れなことを言いました!?」
「受肉自体は間違っていない。しかしながら、対象がまるで違うのだよ……。さあ、ベルゼブブ。かの者を蘇らせろっ! 仕掛けを施すには十分に時間を稼いでやったぞっ!!」
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