復讐はショコラよりも甘い

登場人物紹介

登場人物１．

　グィード・バルディーニ
・本編主人公。バルディーニ家嫡男の侯爵令息。アルバーノ・オネスティ大臣の野望により妹を殺され、その流れで父は憤死した。復讐のために悪魔の王を召喚して家族の死に関わった者達に惨たらしい死を願って死んだ・・・・・・筈であった。
　悪魔の王であり闇の神であるルシフェールに何故か気に入られ、時間を逆行する事で復讐を成し遂げる事になる。
　黒髪オールバック、妖艶な紫眼の、身長１８３センチの美丈夫。

　ラウラ・バルディーニ
・グィードの妹。侯爵令嬢。前の時間軸ではトレンティノ王国の第一王子と婚約していたのだが、それは魔女と手を組んだアルバーノの罠であった。あらぬ嫌疑を掛けられ、大勢の人の前で婚約破棄の後に自害に見せかけ殺された。
　二度目は第二王子と婚約することになる。ふわふわした黒髪で蒼眼。亡き母と生き写しと言われ、父親からは溺愛されている。

　ジュリオ・バルディーニ
・グィード、ラウラの父であり、バルディーニ家当主であり辺境伯。四代に渡り鉄道事業などのインフラに力を入れたお陰でバルディーニ領は第二の王都と呼ばれるほど発展している。
　自身は武人でありながら企業家としても優秀な人。既に故人だが妻の名はエッラ。領地内では有名な愛妻家である。銀髪碧眼の偉丈夫。

　ルシフェール
・悪魔の王であり、闇の神。金髪赤眼の麗貌の神。男であり、女であり、その時々で姿を変える事が出来る。
　数千年前に人類を滅ぼそうとした時、愛の女神アンヌンツィアータと他の神々と人類とが手を取り合い、大戦が起きて悪魔軍側が大敗を期して封印された。
　今地上に居るのは魂の一部である。

　ダエーワ
・ルシフェールの部下のひとり。一番の古参になる。嫉妬や憤怒を司っているせいか、とても嫉妬深い。
　金髪褐色肌のゴリマッチョオジサン。黒色ジャガーに変身出来る。

　ベルゼビュート
・ルシフェールの部下のひとり。情報収集と人を操る事に長けた悪魔。感情表現が乏しいが一番忠誠心が厚い。
　聖職者を思わせる様な格好をしている。

　ベリアド
・ルシフェールの部下のひとり。金髪赤眼の武人然とした見た目をしている。生真面目だがおちゃめな一面も持っている。雪豹に変身出来る。