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はないちもんめ
※圧倒的強者と絶対的強者-2
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3話ほど男同士の生々しめエロが続きます。苦手な方はご注意ください!
***
クリスの首筋から溢れ出す血液が口内を満たす。生ぬるい血液は食道を通って胃袋に落ち、途端に身体中を痺れるような快感が突き抜ける。心臓がどくどくと脈を打ち、外気に晒された陰茎が熱を持つ。
はぁ、と耳元で短く息を吐き出す音。クリスの声だ。初めこそ吸血の恐怖に怯えていたクリスの顔は、今はもうすっかり快楽に溶けている。触れ合う肌はしっとりと汗ばみ、シーツを握りしめた指先はふるふると震えている。
メリオンは火照る首筋から牙を引き抜くと、クリスの身体をベッドに押し倒した。真っ新なシーツを背にしたクリスは、普段の王子顔からは想像もできない淫らな表情を浮かべている。長い睫毛で覆われた瞳は涙で潤み、薄く開いた唇は荒い呼吸を繰り返す。金色の髪はシーツの上で乱れ、頬は熟れた果実のように色づいている。
メリオンは血の付いた唇を舐める。普段他者に弱みを見せない者こそ、理性が瓦解したときの姿は堪らなくそそられる。ベッドに組み敷いたクリスの表情は、すでにまともな会話ができる状態とは到底思えない。交尾のときを待つ発情した獣の顔だ。
さて、この淫らな獣をどうやって快楽に沈めてやろうか。メリオンはしばし考え、それからクリスの下腹部に手を伸ばす。吸血の力を借りているとはいえ、クリスが女性で言うところの「処女」であることに変わりはない。いくら入念に慣らしたところで、後孔での絶頂は感じられないだろう。ならば一先ずは初回サービスとして、純粋に射精の快楽に浸らせてやるのも悪くはない。
「ひっ」
メリオンの手が剥き出しの陰茎に触れたとき、クリスの口からは短い悲鳴が漏れた。そのまま固く立ち上がった陰茎を撫でてやれば、クリスは吐息を零しながら悶える。吸血は快楽を何倍にも助長する。吸った方も、吸われた方もだ。吸血に慣れたメリオンはその快楽にも耐性があるが、吸血初心者のクリスは理性を溶かし尽くす快楽にただただ溺れていく。
陰茎への愛撫を続けながら、メリオンはじっとクリスの顔を見下ろしていた。相手の理性が溶けていく様を見ることが、メリオンにとって何よりも愉しい時間。頬に張り付く金色の髪も、涙で潤む2つの瞳も、薄桃色の唇から漏れ出す呼気も、全てがメリオンを昂らせる。そうして欲望の赴くままに陰茎への愛撫を続ければ、やがてクリスは苦しそうに呻く。
「メリオンさん…も、イきそ…」
クリスは右腕を顔の前に掲げ、メリオンの視線から逃れようとする。しかしメリオンはその右腕を払いのけ、あろうことかクリスの頭髪を鷲掴みにするのだ。射精の瞬間、決して顔を背けられないようにと。絶頂を迎える瞬間の表情は他のどんな表情よりも滑稽で、そして他の何よりも支配欲を満たしてくれる。髪の毛を鷲掴みにされるクリスは、堪ったものじゃないけれど。
「手、放して。メリオンさ…あ、あ」
声にならない悲鳴とともに、クリスは絶頂を迎えた。先端から吐き出された白濁液が、ぱたぱたと音を立ててクリスの腹に落ちる。メリオンは絶頂の余韻に浸るクリスを黙って見下ろしていたが、ややあって掴んでいた金色の頭髪から手を離した。決して顔を背けられないようにと強く握り込んでいたために、手のひらには数本の金色の髪が絡みついている。
さて一度射精を促してやったのだから、後は何をしても文句は言われまい。まずは後孔の開発からと、メリオンは下唇を舐める。しかし次の瞬間メリオンの目に映るものは、シーツの上でぱったりと動かなくなったクリスの姿である。いまだ荒い呼吸を繰り返す唇に、きっかりと閉じられた左右の瞳。どうやら絶頂の快楽に耐え切れず、意識を失ってしまったようである。
「…おいこら、クリス」
メリオンはクリスの肩を揺する。初めは軽く、その内にベッドが揺れるほどに強く揺すれど、クリスが目を開けることはない。
「吸いすぎたか?」
吸血による快楽の度合いは、その吸った血液の量に比例する。そして被吸血者の体質や種族によっても、利き方にかなりの差があるのだ。メリオンはいまだかつて人間の提供者を持ったことがない。つまり人間であるクリスからの適切な吸血量を知らないまま、実際に吸血を行ってしまったのである。射精の快楽に耐え切れずクリスが意識を失ってしまったということは、この度の吸血は明らかな「吸いすぎ」だ。
メリオンはがっくりと項垂れる。視線の先にはいまだ熱を持つ己の陰茎。クリスには一度射精を促してやることができたが、肝心の己の物はすっかりお預け状態である。クリスが目を覚ませば行為の続きを行うことは可能かもしれないが、覚醒がいつになるかは想像もつかない。フル勃起状態の一物を抱えたまま、いつ起きるとも分からない相方の復活を待つなど地獄である。
ならば不本意ながら、一度自分で慰める他になし。メリオンの決断は早い。
静かな部屋に、皮膚と皮膚がこすれ合う音が響く。ベッドの端に腰かけたメリオンは、意識のないクリスに背を向けて自慰行為の真っ最中だ。他人のいる部屋で自慰行為を行うなど、普通に考えれば顔から火が噴き出るほどの羞恥事案である。しかしポトス城屈指の淫猥物と名高いメリオンは、自慰行為に羞恥を感じるような無垢な心など持ち合わせていない。
「…はぁっ」
メリオンは熱い息を零す。背中にじわりと汗が滲み、甘い痺れが脳裏を支配する。射精したい、射精したい、射精したい。もうそれしか考えられない。しかし極限まで膨張した陰茎が射精に至ることはない。背後から伸びてきた2本の腕がメリオンの身体を抱きすくめ、自慰行為を中断させたからだ。その腕が誰の物であるかなど考えずとも分かる。
「…クリス、起きたのか」
2本の腕に抱き込まれたまま、メリオンは言う。背後からがっちりと抱き締められているために、クリスの表情を伺い見ることはできない。絡められた腕を外そうとものの、蔦のように絡みついた腕は簡単には離れない。
「少し待っていろ。一度射精したら続きをしてやるから」
メリオンの言葉にクリスの拘束が緩む。メリオンは緩んだ2本の腕を払いのけ、再び自慰行為に耽ろうとする。
――が。クリスがメリオンから離れていたのはほんの一時のことであった。メリオンが油断したその瞬間、クリスの両手はメリオンの身体を勢いよく突き飛ばす。メリオンは成す術もなく柔らかなベッドへと倒れ込む。
「ぐぇっ」
メリオンが潰れたカエルのような悲鳴を上げたのは、クリスに背中を押し潰されたからだ。今メリオンはベッドの上にうつ伏せに寝転がっていて、その腰回りにはクリスが跨っている。按摩を行ったときと同様の格好である。しかし互いに興奮したこの状況で、まさか按摩が施されるはずもない。
クリスの意図がわからず呆然とするメリオンの背に、手のひらが触れる。熱を持った手のひらは肩甲骨のあたりを撫で、脊柱をなぞり、敏感な腰回りをくすぐるように撫でる。ただでさえ射精を目前に昂った身体だ。全身にぞくぞくとした快楽が走り抜け、メリオンは真っ新なシーツを握り込む。
「クリス、待て。待ちきれないならすぐに続きをしてやる。だがこの体勢は止めろ。これではまるで俺が下――うぁ」
これではまるで俺が下じゃあないか。文句は悲鳴に飲み込まれた。背中に馬乗りになったクリスが、左右の尻肉を押し分け後孔に触れたから。身体の内側を暴かれる不快感に、メリオンは身を捩って抵抗する。しかしただでさえ上背のあるクリスに、背後から馬乗りになられていたのでは、流石のメリオンといえどもふるい落とすことは簡単ではない。それでもどうにかこうにか身を捩り、クリスを真正面に見据え罵声を浴びせかける。
「お前が下だと言っただろうが!約束を守れないのなら行為は終いだ。さっさとどかないと、そのお綺麗な顔面を吹き飛ばすぞ!」
散々な罵声を浴びせかけられているにも関わらず、クリスは動じない。それどころか唇の端を上げて恍惚と笑う。上気した頬、うっとりと微睡んだ眼、湯上りで濡れたままの金色の髪。見ようによっては、艶やかで美しい表情だと感じないこともない。だが今のメリオンの目には、クリスの表情が酷く恐ろしいもののように映るのだ。
発情し、理性を失くした獣の顔。
これは面倒なことになったかもしれない。メリオンの額に一筋の汗が流れる。
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クリスの首筋から溢れ出す血液が口内を満たす。生ぬるい血液は食道を通って胃袋に落ち、途端に身体中を痺れるような快感が突き抜ける。心臓がどくどくと脈を打ち、外気に晒された陰茎が熱を持つ。
はぁ、と耳元で短く息を吐き出す音。クリスの声だ。初めこそ吸血の恐怖に怯えていたクリスの顔は、今はもうすっかり快楽に溶けている。触れ合う肌はしっとりと汗ばみ、シーツを握りしめた指先はふるふると震えている。
メリオンは火照る首筋から牙を引き抜くと、クリスの身体をベッドに押し倒した。真っ新なシーツを背にしたクリスは、普段の王子顔からは想像もできない淫らな表情を浮かべている。長い睫毛で覆われた瞳は涙で潤み、薄く開いた唇は荒い呼吸を繰り返す。金色の髪はシーツの上で乱れ、頬は熟れた果実のように色づいている。
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さて、この淫らな獣をどうやって快楽に沈めてやろうか。メリオンはしばし考え、それからクリスの下腹部に手を伸ばす。吸血の力を借りているとはいえ、クリスが女性で言うところの「処女」であることに変わりはない。いくら入念に慣らしたところで、後孔での絶頂は感じられないだろう。ならば一先ずは初回サービスとして、純粋に射精の快楽に浸らせてやるのも悪くはない。
「ひっ」
メリオンの手が剥き出しの陰茎に触れたとき、クリスの口からは短い悲鳴が漏れた。そのまま固く立ち上がった陰茎を撫でてやれば、クリスは吐息を零しながら悶える。吸血は快楽を何倍にも助長する。吸った方も、吸われた方もだ。吸血に慣れたメリオンはその快楽にも耐性があるが、吸血初心者のクリスは理性を溶かし尽くす快楽にただただ溺れていく。
陰茎への愛撫を続けながら、メリオンはじっとクリスの顔を見下ろしていた。相手の理性が溶けていく様を見ることが、メリオンにとって何よりも愉しい時間。頬に張り付く金色の髪も、涙で潤む2つの瞳も、薄桃色の唇から漏れ出す呼気も、全てがメリオンを昂らせる。そうして欲望の赴くままに陰茎への愛撫を続ければ、やがてクリスは苦しそうに呻く。
「メリオンさん…も、イきそ…」
クリスは右腕を顔の前に掲げ、メリオンの視線から逃れようとする。しかしメリオンはその右腕を払いのけ、あろうことかクリスの頭髪を鷲掴みにするのだ。射精の瞬間、決して顔を背けられないようにと。絶頂を迎える瞬間の表情は他のどんな表情よりも滑稽で、そして他の何よりも支配欲を満たしてくれる。髪の毛を鷲掴みにされるクリスは、堪ったものじゃないけれど。
「手、放して。メリオンさ…あ、あ」
声にならない悲鳴とともに、クリスは絶頂を迎えた。先端から吐き出された白濁液が、ぱたぱたと音を立ててクリスの腹に落ちる。メリオンは絶頂の余韻に浸るクリスを黙って見下ろしていたが、ややあって掴んでいた金色の頭髪から手を離した。決して顔を背けられないようにと強く握り込んでいたために、手のひらには数本の金色の髪が絡みついている。
さて一度射精を促してやったのだから、後は何をしても文句は言われまい。まずは後孔の開発からと、メリオンは下唇を舐める。しかし次の瞬間メリオンの目に映るものは、シーツの上でぱったりと動かなくなったクリスの姿である。いまだ荒い呼吸を繰り返す唇に、きっかりと閉じられた左右の瞳。どうやら絶頂の快楽に耐え切れず、意識を失ってしまったようである。
「…おいこら、クリス」
メリオンはクリスの肩を揺する。初めは軽く、その内にベッドが揺れるほどに強く揺すれど、クリスが目を開けることはない。
「吸いすぎたか?」
吸血による快楽の度合いは、その吸った血液の量に比例する。そして被吸血者の体質や種族によっても、利き方にかなりの差があるのだ。メリオンはいまだかつて人間の提供者を持ったことがない。つまり人間であるクリスからの適切な吸血量を知らないまま、実際に吸血を行ってしまったのである。射精の快楽に耐え切れずクリスが意識を失ってしまったということは、この度の吸血は明らかな「吸いすぎ」だ。
メリオンはがっくりと項垂れる。視線の先にはいまだ熱を持つ己の陰茎。クリスには一度射精を促してやることができたが、肝心の己の物はすっかりお預け状態である。クリスが目を覚ませば行為の続きを行うことは可能かもしれないが、覚醒がいつになるかは想像もつかない。フル勃起状態の一物を抱えたまま、いつ起きるとも分からない相方の復活を待つなど地獄である。
ならば不本意ながら、一度自分で慰める他になし。メリオンの決断は早い。
静かな部屋に、皮膚と皮膚がこすれ合う音が響く。ベッドの端に腰かけたメリオンは、意識のないクリスに背を向けて自慰行為の真っ最中だ。他人のいる部屋で自慰行為を行うなど、普通に考えれば顔から火が噴き出るほどの羞恥事案である。しかしポトス城屈指の淫猥物と名高いメリオンは、自慰行為に羞恥を感じるような無垢な心など持ち合わせていない。
「…はぁっ」
メリオンは熱い息を零す。背中にじわりと汗が滲み、甘い痺れが脳裏を支配する。射精したい、射精したい、射精したい。もうそれしか考えられない。しかし極限まで膨張した陰茎が射精に至ることはない。背後から伸びてきた2本の腕がメリオンの身体を抱きすくめ、自慰行為を中断させたからだ。その腕が誰の物であるかなど考えずとも分かる。
「…クリス、起きたのか」
2本の腕に抱き込まれたまま、メリオンは言う。背後からがっちりと抱き締められているために、クリスの表情を伺い見ることはできない。絡められた腕を外そうとものの、蔦のように絡みついた腕は簡単には離れない。
「少し待っていろ。一度射精したら続きをしてやるから」
メリオンの言葉にクリスの拘束が緩む。メリオンは緩んだ2本の腕を払いのけ、再び自慰行為に耽ろうとする。
――が。クリスがメリオンから離れていたのはほんの一時のことであった。メリオンが油断したその瞬間、クリスの両手はメリオンの身体を勢いよく突き飛ばす。メリオンは成す術もなく柔らかなベッドへと倒れ込む。
「ぐぇっ」
メリオンが潰れたカエルのような悲鳴を上げたのは、クリスに背中を押し潰されたからだ。今メリオンはベッドの上にうつ伏せに寝転がっていて、その腰回りにはクリスが跨っている。按摩を行ったときと同様の格好である。しかし互いに興奮したこの状況で、まさか按摩が施されるはずもない。
クリスの意図がわからず呆然とするメリオンの背に、手のひらが触れる。熱を持った手のひらは肩甲骨のあたりを撫で、脊柱をなぞり、敏感な腰回りをくすぐるように撫でる。ただでさえ射精を目前に昂った身体だ。全身にぞくぞくとした快楽が走り抜け、メリオンは真っ新なシーツを握り込む。
「クリス、待て。待ちきれないならすぐに続きをしてやる。だがこの体勢は止めろ。これではまるで俺が下――うぁ」
これではまるで俺が下じゃあないか。文句は悲鳴に飲み込まれた。背中に馬乗りになったクリスが、左右の尻肉を押し分け後孔に触れたから。身体の内側を暴かれる不快感に、メリオンは身を捩って抵抗する。しかしただでさえ上背のあるクリスに、背後から馬乗りになられていたのでは、流石のメリオンといえどもふるい落とすことは簡単ではない。それでもどうにかこうにか身を捩り、クリスを真正面に見据え罵声を浴びせかける。
「お前が下だと言っただろうが!約束を守れないのなら行為は終いだ。さっさとどかないと、そのお綺麗な顔面を吹き飛ばすぞ!」
散々な罵声を浴びせかけられているにも関わらず、クリスは動じない。それどころか唇の端を上げて恍惚と笑う。上気した頬、うっとりと微睡んだ眼、湯上りで濡れたままの金色の髪。見ようによっては、艶やかで美しい表情だと感じないこともない。だが今のメリオンの目には、クリスの表情が酷く恐ろしいもののように映るのだ。
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