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緋糸たぐる御伽姫
8.姫抱き
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「何たる屈辱、耐え難い辱めです。正に人生の汚点。私、何か悪いことしました?」
「そこまで言うか?」
ルナを抱きかかえたレイバックは、上階へと続く階段を上っていた。客人が滞在するための客室は、王宮の4階に位置している。文句を吐き連ねるルナとは裏腹にレイバックは上機嫌だ。人一人抱え上げているとは思えぬ軽やかな足取りで階段を上ってゆく。王様兼国家の最大戦力として日々弛まぬ訓練を行っているレイバックにとって、人の運搬など全くもって苦ではないのである。
「訓練中に怪我をした兵士に肩を貸すことはあるが、人を抱きかかえるというのは初めての経験だ。中々気分が良い」
「そうですか。それはぜひとも経験してみたいものです。回復したらレイを抱きかかえて王宮内を練り歩くことにしましょう」
「研究職の細腕では5秒と持たんぞ。俺は重いからな」
軽口を重ねるうちにレイバックの足は4階へと辿り着き、廊下の中腹辺りへと進んだ。そこには2週間の滞在期間中、ルナが使用する客室がある。ルナを抱えながらも器用に部屋の扉を開けたレイバックは、やはり上機嫌で客室の中へと立ち入った。部屋の中心にあるベッドの上にルナを下ろし、自らもその端に腰かける。
「体調はどうだ?軽口を叩く元気はあるようだが」
「意識ははっきりしていますよ。でも身体は駄目ですね。魔力切れを起こしたときの感覚に近いです。少し休めば良くなるとは思いますが」
「そうか。ゆっくり休むと良い」
魔族が魔法を使いすぎると、魔力切れと呼ばれる状態に陥ることがある。症状は疲労感に脱力感、それを超えてもなお魔法を行使すれば意識を消失する。魔力を回復するために強制的に眠りに落ちるのだ。クリスは魔封じの紐は魔力を奪う物ではないと言ったが、紐を解いても続く不調は魔力切れの症状に近い。
「すみませんが、水を持ってきてもらっても?」
「ん、ああ。待っていろ」
ルナの顔は相変わらず青白い。浅い呼吸を繰り返すルナを一瞥し、レイバックは立ち上がった。客室の扉を開け廊下を見渡す。通常客人が客室にいる場合には、突然の要望に備えて廊下の眼の届くところに侍女が滞在しているはずである。しかし本来ならば客人は皆会議室に行っているはずのこの時間、客室立ち並ぶ廊下に侍女の姿はない。仕方がないとレイバックは扉を出て、少し離れたところにある給湯室へと向かった。廊下と同じく人気のない小さな給湯室で、置いてあるガラスのコップに水を注ぐ。王であるレイバックをこうして水汲みに赴かせられる者など、王国広しと言えどもルナの他にはいない。
なみなみと水を注いだコップを片手にレイバックが客室へ戻ると、そこにルナの姿はなかった。ルナの代わりにベッドの上で毛布にくるまっている者は、久方振りに顔を見るゼータ。レイバックが水汲みに向かった後に、男性の姿へと変身したようだ。ルナが着ていた衣服は全てベッドに上に脱ぎ散らかされている。ドレスも下着も皆だ。
「ほら、水」
ベッド端へと舞い戻ったレイバックがコップを差し出せば、ゼータは毛布にくるまったまま身を起こした。座り込み、受け取ったコップから水を飲むうちに、上半身を隠す毛布ははだけて落ちる。現れた身体は男の物だ。しなやかなルナの身体とは違う、硬くて凹凸の少ない男の身体。
「やっぱり慣れた身体が良いです。魔力も安定しているし」
そう言って水を飲み干すゼータの顔には赤みが戻っていた。久方ぶりの友の顔をまじまじと見つめながら、レイバックは受け取った空のコップをベッド横の台に置く。
「女性の身体になると魔力量が減るのか?」
「今はね。変身後の身体にうまく魔力が馴染んでいないんですよ。生まれてこの方ほとんど女性の身体になっていませんから」
「長く女性の身体でいれば、その内魔力も馴染むということか」
「そういうことです。多少時間は掛かりそうですけれどね」
ゼータは右手を持ち上げ、五指に魔力を込める。手のひらがじわりと暖かくなり、何もない空間に突然小さな火が灯る。着火と呼ばれる子どもでも使える生活魔法だ。魔法の動作に問題はなし、ゼータは小さな炎を吐息で吹き消す。
「皆にはルナが脆弱な奴だと印象づいてしまいましたね。下等な魔獣を封じる程度の魔封じの紐で、魔力を封じられてしまうなんて。魔力量が少ない自覚はあったんですけれど、まさかここまでとは」
「悔しいか?」
「魔法好きの名が廃るじゃないですか。あと侮られると少し面倒です。マルコーにいたく敵対視されていますから。面倒なことにならなければ良いですけれど」
「マルコー?何かあったのか」
「昨日図書室に行く途中で会ったんですよ。大分嫌味を言われました。仮初の妃候補ではないかとか、メアリ姫が帰国すれば不要と家に帰されるとか。まぁどれも真実なんですけれどね」
「成程、マルコーは全て知っているのか…。あの男が仲人を担っているとなると少々面倒だな。悪い奴ではないんだが、アポロ王に対する忠誠心が異様に強いんだ。少し気に掛けておくか」
途端にレイバックの表情は真剣となった。緋色の両眼はゼータを見つめ、口元には僅かの笑みもない。それは幾万の民の上に立つ王の顔だ。
「誰にも気が付かれるわけにはいかない。虚偽を並べ立てて大事な縁談を断ろうなどと、下手をすればロシャ王国との関係は悪化。俺の権威にも傷が付く」
「…餌に吊られてとんでもない悪行に加担してしまったみたいですね」
「悪行と言うな。裏の分からぬ結婚など受け入れられるはずがない」
「それはわかりますけど…結構先行き不安ですよ。マルコーは王宮の官吏に顔見知りがいるようでした。少なくとも十二種族長は、レイがルナを妃にするつもりはないと知っていますよね。その事がマルコーに伝わると大事ですよ」
「案ずるな。俺に口止めされた情報を安易に漏らす阿呆に、十二種族長は務まらん。例えマルコーと懇意にしている者がいたとしてもだ。そこから情報が洩れる心配はない」
十二種族長はレイバックに忠誠を誓い、レイバックは十二種族長を忠臣として心より信用している。数百年の時を掛けて築き上げた、理想的な王と家臣の関係だ。彼らの口から情報が洩れることはまずあり得ない。賢王と名高いレイバックが、自らの悪巧みを安易に人に漏らすこともない。ならば後はルナが口を滑らせさえしなければ万事上手く行く。レイバックは望まぬ結婚を逃れ、ロシャ王国との関係にひびが入ることもない。
「マルコーの応対は面倒だが、極力事を荒立てたくはない。損な役回りだがよろしく頼む」
レイバックは微かに口の端を上げ、ゼータの裸の背を手のひらで叩いた。
「そこまで言うか?」
ルナを抱きかかえたレイバックは、上階へと続く階段を上っていた。客人が滞在するための客室は、王宮の4階に位置している。文句を吐き連ねるルナとは裏腹にレイバックは上機嫌だ。人一人抱え上げているとは思えぬ軽やかな足取りで階段を上ってゆく。王様兼国家の最大戦力として日々弛まぬ訓練を行っているレイバックにとって、人の運搬など全くもって苦ではないのである。
「訓練中に怪我をした兵士に肩を貸すことはあるが、人を抱きかかえるというのは初めての経験だ。中々気分が良い」
「そうですか。それはぜひとも経験してみたいものです。回復したらレイを抱きかかえて王宮内を練り歩くことにしましょう」
「研究職の細腕では5秒と持たんぞ。俺は重いからな」
軽口を重ねるうちにレイバックの足は4階へと辿り着き、廊下の中腹辺りへと進んだ。そこには2週間の滞在期間中、ルナが使用する客室がある。ルナを抱えながらも器用に部屋の扉を開けたレイバックは、やはり上機嫌で客室の中へと立ち入った。部屋の中心にあるベッドの上にルナを下ろし、自らもその端に腰かける。
「体調はどうだ?軽口を叩く元気はあるようだが」
「意識ははっきりしていますよ。でも身体は駄目ですね。魔力切れを起こしたときの感覚に近いです。少し休めば良くなるとは思いますが」
「そうか。ゆっくり休むと良い」
魔族が魔法を使いすぎると、魔力切れと呼ばれる状態に陥ることがある。症状は疲労感に脱力感、それを超えてもなお魔法を行使すれば意識を消失する。魔力を回復するために強制的に眠りに落ちるのだ。クリスは魔封じの紐は魔力を奪う物ではないと言ったが、紐を解いても続く不調は魔力切れの症状に近い。
「すみませんが、水を持ってきてもらっても?」
「ん、ああ。待っていろ」
ルナの顔は相変わらず青白い。浅い呼吸を繰り返すルナを一瞥し、レイバックは立ち上がった。客室の扉を開け廊下を見渡す。通常客人が客室にいる場合には、突然の要望に備えて廊下の眼の届くところに侍女が滞在しているはずである。しかし本来ならば客人は皆会議室に行っているはずのこの時間、客室立ち並ぶ廊下に侍女の姿はない。仕方がないとレイバックは扉を出て、少し離れたところにある給湯室へと向かった。廊下と同じく人気のない小さな給湯室で、置いてあるガラスのコップに水を注ぐ。王であるレイバックをこうして水汲みに赴かせられる者など、王国広しと言えどもルナの他にはいない。
なみなみと水を注いだコップを片手にレイバックが客室へ戻ると、そこにルナの姿はなかった。ルナの代わりにベッドの上で毛布にくるまっている者は、久方振りに顔を見るゼータ。レイバックが水汲みに向かった後に、男性の姿へと変身したようだ。ルナが着ていた衣服は全てベッドに上に脱ぎ散らかされている。ドレスも下着も皆だ。
「ほら、水」
ベッド端へと舞い戻ったレイバックがコップを差し出せば、ゼータは毛布にくるまったまま身を起こした。座り込み、受け取ったコップから水を飲むうちに、上半身を隠す毛布ははだけて落ちる。現れた身体は男の物だ。しなやかなルナの身体とは違う、硬くて凹凸の少ない男の身体。
「やっぱり慣れた身体が良いです。魔力も安定しているし」
そう言って水を飲み干すゼータの顔には赤みが戻っていた。久方ぶりの友の顔をまじまじと見つめながら、レイバックは受け取った空のコップをベッド横の台に置く。
「女性の身体になると魔力量が減るのか?」
「今はね。変身後の身体にうまく魔力が馴染んでいないんですよ。生まれてこの方ほとんど女性の身体になっていませんから」
「長く女性の身体でいれば、その内魔力も馴染むということか」
「そういうことです。多少時間は掛かりそうですけれどね」
ゼータは右手を持ち上げ、五指に魔力を込める。手のひらがじわりと暖かくなり、何もない空間に突然小さな火が灯る。着火と呼ばれる子どもでも使える生活魔法だ。魔法の動作に問題はなし、ゼータは小さな炎を吐息で吹き消す。
「皆にはルナが脆弱な奴だと印象づいてしまいましたね。下等な魔獣を封じる程度の魔封じの紐で、魔力を封じられてしまうなんて。魔力量が少ない自覚はあったんですけれど、まさかここまでとは」
「悔しいか?」
「魔法好きの名が廃るじゃないですか。あと侮られると少し面倒です。マルコーにいたく敵対視されていますから。面倒なことにならなければ良いですけれど」
「マルコー?何かあったのか」
「昨日図書室に行く途中で会ったんですよ。大分嫌味を言われました。仮初の妃候補ではないかとか、メアリ姫が帰国すれば不要と家に帰されるとか。まぁどれも真実なんですけれどね」
「成程、マルコーは全て知っているのか…。あの男が仲人を担っているとなると少々面倒だな。悪い奴ではないんだが、アポロ王に対する忠誠心が異様に強いんだ。少し気に掛けておくか」
途端にレイバックの表情は真剣となった。緋色の両眼はゼータを見つめ、口元には僅かの笑みもない。それは幾万の民の上に立つ王の顔だ。
「誰にも気が付かれるわけにはいかない。虚偽を並べ立てて大事な縁談を断ろうなどと、下手をすればロシャ王国との関係は悪化。俺の権威にも傷が付く」
「…餌に吊られてとんでもない悪行に加担してしまったみたいですね」
「悪行と言うな。裏の分からぬ結婚など受け入れられるはずがない」
「それはわかりますけど…結構先行き不安ですよ。マルコーは王宮の官吏に顔見知りがいるようでした。少なくとも十二種族長は、レイがルナを妃にするつもりはないと知っていますよね。その事がマルコーに伝わると大事ですよ」
「案ずるな。俺に口止めされた情報を安易に漏らす阿呆に、十二種族長は務まらん。例えマルコーと懇意にしている者がいたとしてもだ。そこから情報が洩れる心配はない」
十二種族長はレイバックに忠誠を誓い、レイバックは十二種族長を忠臣として心より信用している。数百年の時を掛けて築き上げた、理想的な王と家臣の関係だ。彼らの口から情報が洩れることはまずあり得ない。賢王と名高いレイバックが、自らの悪巧みを安易に人に漏らすこともない。ならば後はルナが口を滑らせさえしなければ万事上手く行く。レイバックは望まぬ結婚を逃れ、ロシャ王国との関係にひびが入ることもない。
「マルコーの応対は面倒だが、極力事を荒立てたくはない。損な役回りだがよろしく頼む」
レイバックは微かに口の端を上げ、ゼータの裸の背を手のひらで叩いた。
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