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事態が動く…

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僕はいつも通り起き、いつも通り朝食を食べていた。やがて、登校する時間がやってきた。今日は前みたいに急がなくても良かった。そのまま徒歩で学校に向かった…
だが、いつもとは違った。何が違うか、僕にもわからない。一つだけわかるとするのならば…



誰かに見られている、そんな気がした。



いつもと違う理由がわかった。それは放課後のこと…
僕は先生に呼ばれ、ある個室に来ていた。
そこにはもう、先生がいた。
先生「じゃあ、そこに座って。」
僕は言われた通り、席に座り、先生の方を見た。僕が何かしただろうか?何もしてな…

いや、していたな。剛の件だ。わざわざその事で呼ばれるだろうか?だが、先生は僕の思っていることとは違う話をし始めた。
先生「単刀直入に言う。『能力乱用防止課』に入ってくれないか?」
凡太「………へっ?」
先生の言葉を聞き、僕が発したのは素っ頓狂な声だった。
凡太「能力乱用防止課…ですか?」
先生「そうだ、君なら出来ると思うんだがね。どうだろう?」
凡太「それって…僕だけで大丈夫ですかね?」
先生「あぁ、それについては気にしなくとも、他にも生徒に声をかけとる。君1人ではない。」
凡太「えっ…えっと…」
念の為、僕は先生に尋ねてみた。
凡太「能力乱用防止課って…何をするんですか?」
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