奴隷少年♡助左衛門
戦国末期に活躍した海賊商人、納屋助左衛門は人生の絶頂期を迎えていた。しかし時の権力者、秀吉のある要請を断り、その将来に不安な影を落とす。
やがて助左衛門は倒れ伏せ、少年時代の悪夢にうなされる。
──以後、少年時代の回想
戦に巻き込まれ雑兵に捕まった少年、助左衛門は物として奴隷市場に出された。キリシタンの彼は珍しがられ、奴隷商人の元締、天海の奴隷として尾張へ連れて行かれることになる。
その尾張では、
戦国の風雲児、信長がまだ「うつけ」と呼ばれていた頃、彼の領地を巡り戦が起ころうとしていた。
イクサ。
なぜ、戦が起こるのか⁈
なぜ、戦によって奴隷が生まれるのか⁈
奴隷商人が暗躍する戦場で見た現実に、助左衛門は怒りを覚える!!
そして……。
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凄く面白かったです。圧倒的なリアリズムとユーモアが交互に押し寄せて、楽しい時間を過ごせました。ありがとうございます。
kikazu様 感想ありがとうございます♪
二年前の作品で読み返すのが怖いですけど…(笑)
人が物の如く売られていた戦国時代の陰を重くならずに描いてみました。お褒めくださり嬉しい限りです🥲
戦国ピカレスク・ロマンの傑作でした。ふざけた口調のナレーションからは、洒脱な品格と戦争への強い憤りを感じました。
ありがとうございます。
この作品は、戦争の側面で起こる、あまり知られてない現実を、少しコミカルに描いてみたかったので、この感想はとっても励みになりました!
今後とも宜しくお願いします。
by 鼻血の親分
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