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「美夏!」
母親は怒りで興奮したらしく、美夏先輩の袖を握り締めて揺さぶる。
「家族みんなで話し合って決めたやろ! 駄ゲー部は辞める、って! お父さんやお母さんとの約束を破るんか? 駄ゲー部を続けて成績が落ちたって、あんたも認めてたやろ!」
訴えるように夫にすがりついた。
「なああなた、あなたからも言うたったりいや」
「そうだな……」
父親は妻と正反対に冷めていた。いや、部員の説得や泣きじゃくる娘の姿に心をほだされているようには見えたが、後一歩何かが足りないとでも言うように、その口からは厳しい言葉が紡ぎ出される。
「口だけなら何とでも言えるわな。駄ゲー結構、みんなは継続したらええ。でもうちの娘にもそれを強制するのはどうやろか。決定権は娘の将来を預かる両親に帰結すると思わんか? そして、僕の意見としてはノーや」
打つ手なし。場は沈うつな雪が降り積もるかの如しだった。母親が一気にまくし立てる。
「そうや! 友達や先輩後輩の仲よりも、大事なんは将来や! これで決まりやな」
この場が彼女の憤怒で制御されかかったときだった。一本の手が挙がった。
他ならぬ、俺の手だった。
「あの……俺にも一言言わせてください」
今度は全員の目が一斉に俺を向く。俺は気圧(けお)されるものかと踵に力を込めた。からからの喉から必死に声を絞り出す。
「駄ゲー部に入部したばかりの俺が言うのも何なんですけど……『駄ゲーのせいで一条先輩の成績が落ちた』ってのが、今回の騒動のそもそもの発端なんですよね?」
美夏先輩の父親がうなずいた。その目に奇妙な輝きがまたたいている。
「その通りや」
「それを崩せたら、問題は解決ってことになりませんか?」
真樹先輩が俺を半信半疑のまなこで見つめる。
「つまり、どういうことだ?」
「俺が、これからの一年で、順位を100番上げます。駄ゲー部の活動を維持したまま……」
一同が絶句した。そりゃそうだろう。俺自身すら、自分の考えに半ば呆れ果てていたのだから。
もちろん、今俺が宣言した約定はかなり無理がある。俺の学年順位は153番。一気に53番まで、俺の頭をパワーアップできるものなのだろうか?
「無理だもん」
「無理なので」
「高松の脳髄ではなあ……」
みんな散々だな。
だが、賛同者は続々と現れた。先陣を切ったのは雲雀先輩だ。
「私もやるので! 私も、一年で100番上げるので!」
続いて風林先輩。
「拙者も右に同じです」
真樹先輩も頑張った。
「わしもやります! 一年で100人追い越します!」
楓も続いた。
「あたしだって、100番くらい……!」
駄ゲー部では唯一勉強の出来る由紀先輩は、
「ボクはもう100番以内なので、学年トップを目指すもん!」
と高らかに吼えた。
俺は感動していた。皆、無理難題を抱えてでも、美夏先輩を手放したくないのだ。不覚にも泣きそうになる。
母親がいきり立った。
「あんたらの成績なんてどうでもええ! 問題なんは美夏の成績やろが!」
「いや、一理あるで」
いさめたのは父親だった。その顔から険しさが消えている。
「美夏はいい部活に入った」
満足そうに吐息した。そして俺に向かって愉快そうに頬を緩める。
「君、名前は?」
「高松豊です」
「では高松君。君の学年順位を、一年で100番上げなさい。――いや、一年はさすがに長過ぎるか。半年で50番や。それでええね?」
こうなっては引くに引けない。
「はい」
「それじゃ、その間は美夏を駄ゲー部に置いておくとしよう。もちろん美夏も頑張って、順位の回復をねろうてもらう。ちゃんと両者が目標を達成したら、晴れて公認や。ええか?」
美夏先輩が瞳を固く閉じた。涙腺から水滴が溢れて止まらない。
「ありが、とう……! おとん……!」
母親は最後まで抵抗しようとしたのか、半ば口を開きかけたが、旦那に手を押さえられ何も言えなくなった。父はぐるりと室内を見渡した。
「他のみんなにまで重石を科すわけにはいかんからな。代表で高松君に背負ってもろうた。公認できる日を楽しみに待っとるよ」
駄ゲー部員の安堵と歓声が室内を満たし、真樹先輩は俺に親指を立てて見せた。俺は大変な約束をしてしまったと後悔しつつも、美夏先輩と雲雀先輩の喜び合う姿を見て心が溶かされていくのを感じていた。とりあえず、ハッピーエンドかな?
「くぉらぁ高松! 寝るな!」
ハッピーエンドどころではなかった。俺は翌日から、真樹先輩直々の講習を受ける羽目になったのだ。彼女は3年だけあって、1年の出題範囲なんてお手の物。俺の駄ゲーの時間を半分に削って、残りの時間は猛勉強に費やし始めていた。
「ね、寝てません……」
「なら今の構文を日本語に訳せ! 聴いていたんならできるだろ!」
美夏先輩も駄ゲー部内で、雲雀先輩と一緒に勉強している。俺同様、駄ゲー攻略の時間を差っ引いてだ。さすがに駄ゲー一本槍でどうにかできるほど、事態は甘くなかったのだ。
「大変やな、高松の奴」
「彼は彼でいいので。言いだしっぺなので」
俺は地獄耳で聞いていた。
「薄情な……」
真樹先輩が耳元で怒鳴り散らす。
「さあ、これからは毎日家でも駄ゲー部でも勉強だぞ! 覚悟しろ、高松!」
俺、駄ゲー部やめようかな……。
母親は怒りで興奮したらしく、美夏先輩の袖を握り締めて揺さぶる。
「家族みんなで話し合って決めたやろ! 駄ゲー部は辞める、って! お父さんやお母さんとの約束を破るんか? 駄ゲー部を続けて成績が落ちたって、あんたも認めてたやろ!」
訴えるように夫にすがりついた。
「なああなた、あなたからも言うたったりいや」
「そうだな……」
父親は妻と正反対に冷めていた。いや、部員の説得や泣きじゃくる娘の姿に心をほだされているようには見えたが、後一歩何かが足りないとでも言うように、その口からは厳しい言葉が紡ぎ出される。
「口だけなら何とでも言えるわな。駄ゲー結構、みんなは継続したらええ。でもうちの娘にもそれを強制するのはどうやろか。決定権は娘の将来を預かる両親に帰結すると思わんか? そして、僕の意見としてはノーや」
打つ手なし。場は沈うつな雪が降り積もるかの如しだった。母親が一気にまくし立てる。
「そうや! 友達や先輩後輩の仲よりも、大事なんは将来や! これで決まりやな」
この場が彼女の憤怒で制御されかかったときだった。一本の手が挙がった。
他ならぬ、俺の手だった。
「あの……俺にも一言言わせてください」
今度は全員の目が一斉に俺を向く。俺は気圧(けお)されるものかと踵に力を込めた。からからの喉から必死に声を絞り出す。
「駄ゲー部に入部したばかりの俺が言うのも何なんですけど……『駄ゲーのせいで一条先輩の成績が落ちた』ってのが、今回の騒動のそもそもの発端なんですよね?」
美夏先輩の父親がうなずいた。その目に奇妙な輝きがまたたいている。
「その通りや」
「それを崩せたら、問題は解決ってことになりませんか?」
真樹先輩が俺を半信半疑のまなこで見つめる。
「つまり、どういうことだ?」
「俺が、これからの一年で、順位を100番上げます。駄ゲー部の活動を維持したまま……」
一同が絶句した。そりゃそうだろう。俺自身すら、自分の考えに半ば呆れ果てていたのだから。
もちろん、今俺が宣言した約定はかなり無理がある。俺の学年順位は153番。一気に53番まで、俺の頭をパワーアップできるものなのだろうか?
「無理だもん」
「無理なので」
「高松の脳髄ではなあ……」
みんな散々だな。
だが、賛同者は続々と現れた。先陣を切ったのは雲雀先輩だ。
「私もやるので! 私も、一年で100番上げるので!」
続いて風林先輩。
「拙者も右に同じです」
真樹先輩も頑張った。
「わしもやります! 一年で100人追い越します!」
楓も続いた。
「あたしだって、100番くらい……!」
駄ゲー部では唯一勉強の出来る由紀先輩は、
「ボクはもう100番以内なので、学年トップを目指すもん!」
と高らかに吼えた。
俺は感動していた。皆、無理難題を抱えてでも、美夏先輩を手放したくないのだ。不覚にも泣きそうになる。
母親がいきり立った。
「あんたらの成績なんてどうでもええ! 問題なんは美夏の成績やろが!」
「いや、一理あるで」
いさめたのは父親だった。その顔から険しさが消えている。
「美夏はいい部活に入った」
満足そうに吐息した。そして俺に向かって愉快そうに頬を緩める。
「君、名前は?」
「高松豊です」
「では高松君。君の学年順位を、一年で100番上げなさい。――いや、一年はさすがに長過ぎるか。半年で50番や。それでええね?」
こうなっては引くに引けない。
「はい」
「それじゃ、その間は美夏を駄ゲー部に置いておくとしよう。もちろん美夏も頑張って、順位の回復をねろうてもらう。ちゃんと両者が目標を達成したら、晴れて公認や。ええか?」
美夏先輩が瞳を固く閉じた。涙腺から水滴が溢れて止まらない。
「ありが、とう……! おとん……!」
母親は最後まで抵抗しようとしたのか、半ば口を開きかけたが、旦那に手を押さえられ何も言えなくなった。父はぐるりと室内を見渡した。
「他のみんなにまで重石を科すわけにはいかんからな。代表で高松君に背負ってもろうた。公認できる日を楽しみに待っとるよ」
駄ゲー部員の安堵と歓声が室内を満たし、真樹先輩は俺に親指を立てて見せた。俺は大変な約束をしてしまったと後悔しつつも、美夏先輩と雲雀先輩の喜び合う姿を見て心が溶かされていくのを感じていた。とりあえず、ハッピーエンドかな?
「くぉらぁ高松! 寝るな!」
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「ね、寝てません……」
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「大変やな、高松の奴」
「彼は彼でいいので。言いだしっぺなので」
俺は地獄耳で聞いていた。
「薄情な……」
真樹先輩が耳元で怒鳴り散らす。
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