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05三学期の憂鬱
ミステリ小説コンペ事件01
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(五)ミステリ小説コンペ事件
俺は富士通のノートパソコンを前に、しかめっ面でキーボードを叩いていた。ブラインドタッチはできるものの、やはり上手とはいいがたく、ついつい手元を見てしまう。
近くの中古パソコンショップで購入したこの機種は、約1万7000円。ウィンドウズは今頃「7」である。それでも軽い文章を打つぐらいなら、フリーウェアの『TeraPad』もあって楽勝だった。
「ミステリ小説、か」
マグカップに入った熱いコーヒーをすすり、自分の練度の低い小説を眺める。まだ書きかけだったが、それだけでも素人っぽさがにじんでいた。語彙に乏しいし、同じ単語を何度も繰り返してしまったりする。一人称か三人称かは自由とのことだったが、どちらもよく分からん
何にしても、とても人前に出せるレベルではなかった。悪戦苦闘は当分続きそうだ。
「楼路、楼路」
弾んだ声とともにドアがノックされる。この声は義妹の朱里だ。
「何だよ、どうした?」
「これ見てくれよ、これ!」
扉を開けると、部屋着の朱里が雑誌を手に立っていた。落ちつかなげに喜色を表して、指差しているのは『街で見かけた個性派美少女』のコーナー。どうやらティーン女子向けのファッション雑誌らしい。俺はどれどれとのぞき込む。
「あれ? これって……」
朱里だ。目の前の新家族が、華やかな笑みと服装で堂々撮られている。コートを着ているからまだ冬の頃だろう。
彼女は握り拳を震わせて、身内に高まる感激を示した。
「凄いだろ! 実はオレ、2月に街中で撮られててさ。うまくいったら4月号に掲載されるって話で、あれからちょっと期待して待ってたんだよな。そしたらちゃんと載っててさ。担当のおっちゃんに感謝しきりってところなんだ」
へえ、たいしたもんだ。ちょっと見直した。
「お前って『個性派美少女』だったんだな」
ちょっと茶化してみる。朱里は案の定少しむくれた。
「何だよ、文句あるのかよ」
「いや、ないない。ちょっとからかってみただけだ」
「美人の妹をからかうなよな。……ん?」
朱里の目線が俺の室内に向かう。ノートパソコンのウインドウに記された文章の羅列に、彼女の目が興味深そうに躍った。
「へえ、小説でも書いてんのか?」
俺は気まずくなって頭をかいた。
「まあ、そんなところ」
「何かの懸賞にでも出すのか? 公募ってやつだろ?」
「いや、違う。そんな大それたもんじゃない」
「へえ、じゃあ何で書いてるんだ?」
俺は隣人の同級生を恨んでため息をついた。
「俺の通う渋山台高校は、4月7日に新入生入学式を行なうんだ」
「うんうん、オレも出席するやつだ」
「そして入学式が終わった後、各部活動は3分間だけ、新入生に入部をうながすパフォーマンスをする機会が与えられる。当然純架を部長とする俺たち『探偵部』も、だ」
朱里が先回りした。
「ははあ、読めたぞ。そのパフォーマンスの原稿を書いていたってわけだな、楼路」
何だ、頭がいいな。素直に認めるのはちょっと悔しいが、ここは義兄の度量を見せるべきだろう。
「そのとおりだ。よくぞ見抜いた。ただ、俺の原稿が採用されるって決まったわけじゃない。実は全部員でコンペをやることになったんだ」
純架の電話を受けたのは昨日、4月2日のことだ。奴はこう言った。
「もしもし、先生に相談したいことがあるんですが」
「俺は『こども電話相談室』のパーソナリティじゃねえよ。……なんか用か?」
「実は新入生入学式の我々『探偵部』の出し物が、僕と僕と僕の多数決で決まったんだ」
ひとりじゃねえかよ。
「与えられた時間はたった3分間。この3分間で我ら『探偵部』は何を見せるべきか。部活動の内容をいかんなくアピールし、なおかつ好印象で記憶にとどまるようなものじゃないと駄目だ。そこで僕が考えたのがこの企画さ。すなわち、ジャジャン! 探偵部主催『ミステリ小説コンペ大会』!」
さっぱり分からん。
「何が言いたいのか、もう少し要領を得てしゃべれよな」
「クールなご感想ありがとうございます。今後の参考にさせていただきます」
これ絶対流すやつだ。
「3分間でオチがつくミステリ小説を、『探偵部』全員が書いてくる。そしてそれを皆で審議し、もっとも素晴らしかったものを入学式のパフォーマンスで披露する。きっとナウなヤングにバカウケ間違いなし!」
ああ、そういうことか。確かにいいアイデアだ。
「でも俺、ミステリ小説なんて書いたことないぞ。無理だって。他の部員も――飯田さんとかだって初めてだろうし。企画として成り立つのか?」
「一位になった作品の作者には、僕から賞金として5000円を出すよ。どうだい?」
おっ、太っ腹だな。それだけあれば新しいゲームソフトを買えるかも。ちょっとやる気が出てきた。
「いつまでだ?」
「入学式の前日、4月6日だよ。当日は有無を言わさず楼路くんの自宅に集合だ!」
こいつの身勝手振りにはときどき愛想が尽きそうになる。
「何で俺の家なんだよ。他にもあるだろ、たとえば英二の豪華な邸宅とかさ」
「行くのめんどくさいよ」
お前の都合かよ。しかも怠惰ときている。
「……分かったよ。じゃあそれまでに何とか一作書いてみる。話は以上か?」
「よかったら今度セブンに行ったとき、『みそきん』買ってきて……」
俺は通話をぶち切った。
「なるほどね。それでミステリ小説を……」
朱里は得心したらしくうんうんとうなずく。そして思いがけないことを口走った。
「それ、オレも参加していいか?」
「えっ、お前が?」
彼女はにやりと口の端を吊り上げた。大胆不敵に言い放つ。
「1位取る自信があるんだ。賞金は5000円だろ? それだけあれば新しい服の足しになる。4月6日までに書き上げるから、そのときはプリンタを貸してくれ。オレは持ってないんだ」
「あ、ああ、いいけど……。何だよ、ミステリ小説を書いた経験でもあるのか?」
朱里は首を振って否定した。耳元の髪をかき上げる。
「初めてだよ、そんなもん。でもどうにかなるっしょ。楼路、お前のも期待してるぜ。いい儲け話をありがとな。それじゃ」
彼女は自信満々に去っていった。ううむ、強敵が現れたか……
俺は富士通のノートパソコンを前に、しかめっ面でキーボードを叩いていた。ブラインドタッチはできるものの、やはり上手とはいいがたく、ついつい手元を見てしまう。
近くの中古パソコンショップで購入したこの機種は、約1万7000円。ウィンドウズは今頃「7」である。それでも軽い文章を打つぐらいなら、フリーウェアの『TeraPad』もあって楽勝だった。
「ミステリ小説、か」
マグカップに入った熱いコーヒーをすすり、自分の練度の低い小説を眺める。まだ書きかけだったが、それだけでも素人っぽさがにじんでいた。語彙に乏しいし、同じ単語を何度も繰り返してしまったりする。一人称か三人称かは自由とのことだったが、どちらもよく分からん
何にしても、とても人前に出せるレベルではなかった。悪戦苦闘は当分続きそうだ。
「楼路、楼路」
弾んだ声とともにドアがノックされる。この声は義妹の朱里だ。
「何だよ、どうした?」
「これ見てくれよ、これ!」
扉を開けると、部屋着の朱里が雑誌を手に立っていた。落ちつかなげに喜色を表して、指差しているのは『街で見かけた個性派美少女』のコーナー。どうやらティーン女子向けのファッション雑誌らしい。俺はどれどれとのぞき込む。
「あれ? これって……」
朱里だ。目の前の新家族が、華やかな笑みと服装で堂々撮られている。コートを着ているからまだ冬の頃だろう。
彼女は握り拳を震わせて、身内に高まる感激を示した。
「凄いだろ! 実はオレ、2月に街中で撮られててさ。うまくいったら4月号に掲載されるって話で、あれからちょっと期待して待ってたんだよな。そしたらちゃんと載っててさ。担当のおっちゃんに感謝しきりってところなんだ」
へえ、たいしたもんだ。ちょっと見直した。
「お前って『個性派美少女』だったんだな」
ちょっと茶化してみる。朱里は案の定少しむくれた。
「何だよ、文句あるのかよ」
「いや、ないない。ちょっとからかってみただけだ」
「美人の妹をからかうなよな。……ん?」
朱里の目線が俺の室内に向かう。ノートパソコンのウインドウに記された文章の羅列に、彼女の目が興味深そうに躍った。
「へえ、小説でも書いてんのか?」
俺は気まずくなって頭をかいた。
「まあ、そんなところ」
「何かの懸賞にでも出すのか? 公募ってやつだろ?」
「いや、違う。そんな大それたもんじゃない」
「へえ、じゃあ何で書いてるんだ?」
俺は隣人の同級生を恨んでため息をついた。
「俺の通う渋山台高校は、4月7日に新入生入学式を行なうんだ」
「うんうん、オレも出席するやつだ」
「そして入学式が終わった後、各部活動は3分間だけ、新入生に入部をうながすパフォーマンスをする機会が与えられる。当然純架を部長とする俺たち『探偵部』も、だ」
朱里が先回りした。
「ははあ、読めたぞ。そのパフォーマンスの原稿を書いていたってわけだな、楼路」
何だ、頭がいいな。素直に認めるのはちょっと悔しいが、ここは義兄の度量を見せるべきだろう。
「そのとおりだ。よくぞ見抜いた。ただ、俺の原稿が採用されるって決まったわけじゃない。実は全部員でコンペをやることになったんだ」
純架の電話を受けたのは昨日、4月2日のことだ。奴はこう言った。
「もしもし、先生に相談したいことがあるんですが」
「俺は『こども電話相談室』のパーソナリティじゃねえよ。……なんか用か?」
「実は新入生入学式の我々『探偵部』の出し物が、僕と僕と僕の多数決で決まったんだ」
ひとりじゃねえかよ。
「与えられた時間はたった3分間。この3分間で我ら『探偵部』は何を見せるべきか。部活動の内容をいかんなくアピールし、なおかつ好印象で記憶にとどまるようなものじゃないと駄目だ。そこで僕が考えたのがこの企画さ。すなわち、ジャジャン! 探偵部主催『ミステリ小説コンペ大会』!」
さっぱり分からん。
「何が言いたいのか、もう少し要領を得てしゃべれよな」
「クールなご感想ありがとうございます。今後の参考にさせていただきます」
これ絶対流すやつだ。
「3分間でオチがつくミステリ小説を、『探偵部』全員が書いてくる。そしてそれを皆で審議し、もっとも素晴らしかったものを入学式のパフォーマンスで披露する。きっとナウなヤングにバカウケ間違いなし!」
ああ、そういうことか。確かにいいアイデアだ。
「でも俺、ミステリ小説なんて書いたことないぞ。無理だって。他の部員も――飯田さんとかだって初めてだろうし。企画として成り立つのか?」
「一位になった作品の作者には、僕から賞金として5000円を出すよ。どうだい?」
おっ、太っ腹だな。それだけあれば新しいゲームソフトを買えるかも。ちょっとやる気が出てきた。
「いつまでだ?」
「入学式の前日、4月6日だよ。当日は有無を言わさず楼路くんの自宅に集合だ!」
こいつの身勝手振りにはときどき愛想が尽きそうになる。
「何で俺の家なんだよ。他にもあるだろ、たとえば英二の豪華な邸宅とかさ」
「行くのめんどくさいよ」
お前の都合かよ。しかも怠惰ときている。
「……分かったよ。じゃあそれまでに何とか一作書いてみる。話は以上か?」
「よかったら今度セブンに行ったとき、『みそきん』買ってきて……」
俺は通話をぶち切った。
「なるほどね。それでミステリ小説を……」
朱里は得心したらしくうんうんとうなずく。そして思いがけないことを口走った。
「それ、オレも参加していいか?」
「えっ、お前が?」
彼女はにやりと口の端を吊り上げた。大胆不敵に言い放つ。
「1位取る自信があるんだ。賞金は5000円だろ? それだけあれば新しい服の足しになる。4月6日までに書き上げるから、そのときはプリンタを貸してくれ。オレは持ってないんだ」
「あ、ああ、いいけど……。何だよ、ミステリ小説を書いた経験でもあるのか?」
朱里は首を振って否定した。耳元の髪をかき上げる。
「初めてだよ、そんなもん。でもどうにかなるっしょ。楼路、お前のも期待してるぜ。いい儲け話をありがとな。それじゃ」
彼女は自信満々に去っていった。ううむ、強敵が現れたか……
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