禁断の青い果実

唐突に増えた『家族』

『このキモチ』の吐き出し先

「ッ…………！？
…………うっちゃん………！ねぇ………ッ！！ちょっと………」

まだ数える程しかこなしてないけど、何故か今日のうっちゃんからは荒っぽさを感じる。

「いた……………っ！」

乱暴に私のおっぱいを揉んで……ううん、「掴んでくる」彼。

「うっちゃん………！今日はなにかオカシイよ？………！！？」

突然！後ろを向かされ……「そこ」を慣らす事もしないで、うっちゃんのが私のお尻の穴に挿入された。

『いたい！！いたいったら！？』

堪らずに私は悲鳴を上げる。


そこお尻の穴は…………今まで誰にも触れられた事なんて無いのに………


それでもうっちゃんは挿入を繰り返す。
『快感』など感じる訳が無い。


ーその時ー
私の髪に何かが落ちて来たのを感じた。

事務的に出し挿れを繰り返すうっちゃんにふと視線を向けて私は驚いた。


彼の頬を静かに伝う透明な液体ナミダ。


何だか分からないけども、彼の身に『何か』が起きた。

そう感じた。


暫くして、「そこ」にうっちゃんの熱いモノが流れる感覚が走った。



その日、結局「そのナミダの理由」を遂に聞く事は出来なかった。