禁断の青い果実

『家族』の一線

十何年もの抑制

おれは即座にソレにむしゃぶりついてた。

舌を使いベロベロ舐めたり、

指を使い片方をコネ回したり、

赤ん坊のように吸い付いてみたり。

『やッ………！？………ァア！！』

快楽にその身を捩り、耐えれずに鳴き叫ぶ真希さん。

もう、全てがキレイ過ぎて……
今まで堪えてた分、反動はデカくて………


スカートの中に手を入れて真希さんの中心をパンツの上から撫でくり回す。

少しずつ、パンツが湿ってくるのが分かる。


細すぎない太ももに手を充てる。
キメ細かい彼女の肌。
おれの手のひらを引き付けて離さない。

擦りまわしてそのまま足首へと向かってパンツをズラしていき……

『！？？？』

視界に現れた、真希さんの……
おれがずっとずっと野望を抱いてたソレは、おれオトコを求めて泣いていた。


「……今までココを……
何人のオトコが"モノ"にしてきたのか………」

そう真希さんに聞こえないように呟くと、レロリと舌で味見する。


『ぃ、いやぁぁぁああああ！』

過敏すぎる程のその反応。

なんとなく、まだ誰の手にも渡っていない

そう思った。


おれはもう、真希さんを自分のモノで満たすコトしか考えられなくなり………

キスの時から反り返ってたおれを夢中でソコに捩じ込んでた。

『ヤダっ！？ぃたい！！』


予想通りの反応だが、長年の夢が遂に叶う！

そう思っていたおれに、
真希さんを気遣う余裕なんてありゃしない。


狭くキツいなかに無理やりに押し込み続ける。


『お……おねがい！な………なかにはださないでぇ………』

真希さんの頬には一筋の涙。

『あ、あぁぁぁぁぁあああああ！！？？？』



シーツの上には赤いモノ。


おれは………もう引き返せない………


『ただいまっと！』

今まで何処かへ出かけてたばぁちゃんが、今やっとご帰宅らしい。