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おまけ
おまけ(3)
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『ヤエイ兄さん!見て見て♪オレ、可愛い?』
シュウイチが例の秀にレンタルした、ゴスロリの衣装を纏い……長男ヤエイの前に現れる。目の前でパニエ入りスカートをちょっと摘み、クルリと一回転して見せる。男とは思えないほど、秀に似て綺麗だ。
しかし我が弟でしかも!男であるシュウイチには、まるで興味の無いようにヤエイは鬱陶しそうに言う。
『……下らんな。貴様、着るべき服が違うだろう?』
厳しくそれを指摘をする。そこでシュウイチは反抗する。
『オレは、兄さんが好きなの♪だからコレでいいの♡』
当たり前のように言う。
(勿体ないな…男として生きたら、可愛いお嫁さん出来るだろうに…)
「とにかく、オレは男には興味は無い。しかも弟など…」
ブツブツ呟くヤエイにシュウイチは背後から抱きついた。怒り心頭なヤエイが、シュウイチを弾き飛ばす‼
『酷い、兄さん痛いじゃない⁉️』
フン、と鼻で笑ったヤエイは、
『ならばくっつくな!こうなるのは分かっていただろう?』
それでも、
『……オレ、諦めないからね⁉️』
そう残し、シュウイチは実家を飛び出していった。(シュウイチよ、全うな道に進む気は無いのかね?)
シュウイチが例の秀にレンタルした、ゴスロリの衣装を纏い……長男ヤエイの前に現れる。目の前でパニエ入りスカートをちょっと摘み、クルリと一回転して見せる。男とは思えないほど、秀に似て綺麗だ。
しかし我が弟でしかも!男であるシュウイチには、まるで興味の無いようにヤエイは鬱陶しそうに言う。
『……下らんな。貴様、着るべき服が違うだろう?』
厳しくそれを指摘をする。そこでシュウイチは反抗する。
『オレは、兄さんが好きなの♪だからコレでいいの♡』
当たり前のように言う。
(勿体ないな…男として生きたら、可愛いお嫁さん出来るだろうに…)
「とにかく、オレは男には興味は無い。しかも弟など…」
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『酷い、兄さん痛いじゃない⁉️』
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『ならばくっつくな!こうなるのは分かっていただろう?』
それでも、
『……オレ、諦めないからね⁉️』
そう残し、シュウイチは実家を飛び出していった。(シュウイチよ、全うな道に進む気は無いのかね?)
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