秀と清美

みのる

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本編

サキコ

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俺は一睡もしないまま家事をいつものようにこなし、いつものように眠る清美に口付けて、

『いってくるね!(疲)』

と家を出る。

口付けで目を覚ました清美。今日も、良いお天気だ。
清美は考えた。(きのぉはべんとう、もってかなかったから、アイツをおこらしたんだ。きょおは、べんとう、もっていこう)と、昨日の秀の黒い嫉妬には全く気づかずにまた朝早く愛情弁当を持って、ユウスケの家に遊びに行く。
(せんたく、たたむから、はやめにかえらないとな)→少しだけ、主婦っぽくなったかも?
また朝早くにユウスケの家に着き、ピンポーン♪を押す。

『ふわぁい…』

ボリボリと、頭を掻きながら、ユウスケが出てきた。

『おぉ!きよみ、今日も来たのか?』

なんだか嬉しそうだ。

『きたぞ。きのぉは、いえのべんとう、ひるにたべなかったから、アイツにおこられた。』

ありゃ…とユウスケが申し訳なさそうに、

『おれが昼飯食わしたからか、悪かったな…』

うーん、100%違うとは言えないけど…

『で、きょおは、べんとうもってきた。』

『よし、すーふぁみ、しようぜ!』

その前に、清美はユウスケに

『きょおは、4じくらいにかえるな。』 

と伝えた。

『ん?何かあんのか?』

不思議がるユウスケ。

『せんたく、たたまないとな。』

『そうか、きよみも主婦って奴なんだな?』

ユウスケが冷やかした。

『早速、始めるか‼』

『うん!』

すーふぁみをね。
途中でお昼になり、清美は愛情たっぷり詰まった弁当を食べる。今日はカツ丼だ。ユウスケが羨ましそうに、

『おぉ!カツ丼か、愛されてんな』

そぉなのか…と思いつつ、美味しく頬張る。清美は、違和感に気づいた。

『なぁ、ユウイチロウは?』

あぁ!とユウスケは、

『アイツは学校だ。珍しい不良だろ?』

と言って、ニカッと笑った。そうか…と思いながらユウスケに、

『みず、くれ。』

と水を欲する。

『あいよ!』

とばかりに、水を汲んで来てくれる。

『さて、昼飯も食ったし、第2ラウンドだ!』

清美が

『まけないぞ?』

挑戦的な瞳でユウスケを見る。


『くっそー!全ッぜん勝てねー‼』

悔しがるユウスケ。勝ち誇った笑いを浮かべる清美。
すると、ピンポーン♪と呼び鈴の音。

『一体、誰だ?』

のユウスケ。玄関に

『へぇい…』

と出ていくと、速攻‼戻ってきた。

『???』

不思議がる清美。

『ユウスケー!アンタたまには学校来なさいよ‼』

ずかずかと部屋に上がり込んで来る女性。

『単位足りなくて卒業出来ないよ?』

ユウスケは青ざめて、

『げっサキコ‼』

続けてサキコとやらは言う。

『アンタ、もう大学生でしょ?まだゲームとかやってんの?…』

その時、サキコは初めて清美の存在に気づいた。

『アラ?可愛い子ね?ユウスケのがあるふれんど?』

刺々しい言葉がユウスケに突き刺さる。

『ああ、友達は友達だけど、すーふぁみ仲間だ。ダラダラ(嘘じゃないし)き、きよみって言うんだ』

あまりの迫力にちっこくなってた清美。ユウスケに紹介されて、おずおずとサキコに近寄る。ユウスケが補足する。

『ちゃんと旦那がいるぜ?』

『あらそうなの!あたしてっきりアンタの彼女かと(笑)』

サキコは続ける。

『よろしくね、きよみちゃん。(ニッコリ)』

『…………(怯)』

ユウスケは気まずいらしく、頭を掻いてた。

『サキコ、それで用はそれだけかよ?』

サキコは、

『あぁーら、それだけじゃ悪い?とにかく学校、来なさいよ?』

言い残し、嵐のように去っていった。

『…………………………………………………』

清美は、なんだか気まずくなって、

『じゃあ、ユウスケ!きょおはかえるな。』

オヤツも食べずユウスケのウチを後にした。"ユウスケは、きっとサキコがすきなんだ。"自分は、なんだかあそこに居てはいけない気がした。
(かえって、せんたくたたもう。べんとう、つけて…)

ユウスケにもう、遊びに来るなと言われた訳じゃないが、清美の中に潜む『女の勘』が、もぉ、ユウスケのお家には行くなと言っていた。

家に着いた。ガチャ。キィ。とお馴染みの音を立てながらドアが開く。

『ただいま…』←おやま、珍しい!

誰もいない住み馴れた部屋。とりあえず弁当をタライに浸け、洗濯物を取り込んだ。そして、畳み出す。
気が付いたら、清美の頬を温い液体が伝っていた。清美は声も立てずに、静かに泣いていた。


カンカンカン…キィ。

『⁉』

鍵が閉まってないのに、俺は驚いた。

『ただいま…?清美?』

電気すら点いていない。とりあえず、電気を点けて、愛しい人を探す。

『清美。良かった…居るんじゃない』

清美を見て、驚いた。

清美が…泣いてる…‼
(何か分からないけど、清美に何かあった!)
優しく、涙を舌で辿り、何も聞かずに背後から力強く抱きしめてた。

『ヒクッ…せんたく…ぜんぶたためなかった…ヒクッ』

清美も背後向いて俺に抱きつく。

『…そんなん、俺がやるから良いよ…』

でも…っと清美は何か言いかけた。話をちょっと核心に持っていく。

『…洗濯物、畳めなかったから、泣いてたの?』

清美は答えない。誰にでも、言いたくないことはあるよね…。それを俺は少しだけ寂しく思い、それでも清美を抱きしめる力は緩めない。暫く、俺達はそのままでいた。

『清美、お腹減ってない?』

俺が聞くと、清美は首を横に振る。

『お風呂、入りたい?』

清美はこくりとうなずいた。

『おまえに、あらってほしい…』

上目遣い気味に見つめられる。

『…シャワーでも、良いかな?』

黙って首を横に振る。

『おまえと、おふろにつかりたい。』

待っててねと、湯船にお湯を張る。

『清美、入ろ?』

今夜も、寝間着は要らない。下着も、要らない。
清美の衣服を脱がせて、
(傷は、もう良くなりました)
俺も急いで脱ごうとすると、清美が黙って俺のシャツのボタンを外してくれた。風呂場に入り、二人でかけ湯をして湯船に浸かる。
俺は優しく、

『どうしたの?』

問いかけてみる。確かに、昨日いじめすぎたってのもあるけど。それだけじゃなさそう。すると、

『どぉもしない…』

明らかに元気が無い。清美が、

『おまえこそ、つかれてないのか?』

そう聞いてくれた。

『うーん…昨夜ちょっと無理しすぎて、寝不足かな?』

俺は明るく答える。さて、、、

『そろそろ清美を洗ったげる。(またのぼせちゃうから)』

と風呂椅子に座らせた。

『どうやって、洗おうか?』

と、ご要望を伺う。

『せっけんで…てであらってほしい…』

清美は顔を真っ赤にした。了解とばかりに、洗面器で手を濡らして石鹸を思いきし泡立てる俺。そして、清美を擦り出す。背中、腕、首筋…耳の裏もお忘れなく。

『…ぅ、ん!』

気持ち良さそうに声を上げる。石鹸を再度泡立て、足の裏とかふくらはぎ、可愛い太ももを撫でる。

『…ぁっ!』

いつものように、聞いてみる。

『…清美、気持ち良い?…』

するとなんと顔を真っ赤にして、こくりとうなずいたではないか⁉️(喜)もぉ、手だけでは済みません。俺のカラダ全部に石鹸を付けて清美にスリスリする。そして、お胸を揉みしだく。

『ぁああん!』

指先で乳首をクリクリ弄る。声を荒らげて喘ぐ清美。
(俺のも、清美に挿入いりたいって(照))
でもまだ。大事な部分も手でしっかり擦って
(もぉ愛しい汁が漏れてたけどね。)

『頭も、洗う?』

俺が聞くと、今度は首を横に振った。

『じゃあ、も1度お風呂に浸かって出ようね』

清美は黙ってうなずいた。
湯船に浸かり、清美に口付ける。口の中を貪りながら、抱きしめる。清美から可愛い声が漏れる。(お風呂では)口付けだけね、

『もぉ、出ようね』

と清美を促す。


清美のカラダを拭き、俺もカラダを拭く。お姫様抱っこして、寝床に連れていくのは俺の仕事だ。
ベッドに寝かせて、
(俺のが清美に挿入いりたがってるけど、我慢)
布団を被せ、俺の腕を清美の頭の下に置く。お胸をトントンする。すると、また清美が思い出したかのように涙をポロポロ流し始めた。
(なにがあったか知らないけど、言いたくないなら言わなくて良いよ。俺が清美の眠るのを見守ってるから…)
実は俺ももぉ眠くて、それどころじゃないんだけど。

『ヒクッ…きょおは、おまえの、いれてくれないのか?ヒクッ…』

また、上目遣い気味に見つめられる。もぉっ!その瞳には弱いんだ…俺は清美のなかに、挿入いりたい一心で、清美に腰を打ち付けてた。清美が首に、腕を回してくる(喜)

『ぁん!ぁああんっ!』

『…もっ…射精ちゃう…!』

清美の膣が、いつもよりもなんだか気持ちが良くって…俺は俺のを放出して、意識が飛んだ…
(ごめんね、清美。。。)
清美も、あのあと直ぐに気を失ったみたいだ(せめてもの救い)

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