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本編
キヨナさん、来訪
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今日は日曜日。俺達はまた、昼過ぎまでゴロゴロしていた。(バイトも無し)飽きる迄、眠り続ける姫様の様々箇所に口付けて、軽く吸う♡(幸)それでも起きない清美に更に口付け続けたり。(喜)頬擦りしたり。
ー起きないのが、不思議ー
そこに、ピンポーン♪と来客!!?
予期せぬ来客に、俺は大慌て‼(驚)
『はいっ!ち、ちょっと待って下さいね⁉』
急いで服を着る。そして清美も叩き起こして(ごめんね涙)服を着せる。清美、かなり不機嫌。
ドアを開けてみると、珍しいお客様。
ー清美の、、、お姉さん、、、ー
部屋に通して、食卓に座るように勧めた。
キヨナさんはあの、柔らかい笑顔で言った。
『清美は、席を外して貰えないかしら?』
何やら清美に聞かれたくない話をしに来たらしい。
清美に、
『ユウスケと、遊んでおいで♪』
微笑みながら言い、また、ブツブツ文句を言ってる清美を追い出し(酷)キヨナさんに、紅茶を勧めた。
『お菓子は何もないんですが(申し訳無し)』
『お気にならさずに、突然来た私も悪いのですから』
言いながら、紅茶をひと口飲んだ。
『今日ここにきたのは…』
本題を切り出す。
『お察し通りに、清美の話なんです。』
『……………………』
黙って、耳を傾ける俺。
『私とあの子、似ているとお思いでしょうが……実は血の繋がりは無いのです』
『!!?』
衝撃的な事実に、唖然とする俺。
『あの子の年齢も、実はよく分からないのですが……おそらくあの子が5歳くらいの時に、兄が連れてきました……どこからともなく』
更にキヨナさんは続ける。
『あの子はそれまでどうしていたのやら…兄は何も言いません。多分、酷い目に遭って来たのだと。だからといってこんなことお願いするのはお門違いかもしれませんが……あの子をどうか幸せにしてあげて下さいね』
『…………………』
俺は昔、苦労してきた清美を思うと涙が止まらなかった。キヨナさんはそんな俺を見て、
『貴方はお優しい方のようですから、心配はないようですが…あの子の過去を伝えときたいと思って』
キヨナさんは冷めてしまった紅茶を飲みながら、にっこり笑った。
『俺、彼女が望むなら、絶対に幸せにします‼』
『…きっとあの子は貴方の事、嫌ってはいないと思うの』
最後の紅茶を飲んだ後、
『ごちそうさま』
キヨナさんは言い、帰っていった。
俺はひとり、溢れ出す涙を止められずにいた。
”今、清美が帰って来たら、なんて言い訳しようか…?“
そこに!待ってましたかと言わんばかりに、清美のご帰宅‼(驚)
『ユウスケ、いなかったぞ⁉(怒)』
バタンっ!と勢い良くドアを開ける清美。
よくも追い出してくれたなとばかりに俺を睨みつけ…ようとして、大きな瞳が真ん丸になる。
『…………なんで、おまえがないてるんだ…?』
…見つかってしまった。そこで、俺は苦しい言い訳をする。(汗)
『…キヨナさんに“ごんぎつね”の本、読んでもらったんだ…』
『ごんぎつね??』
首をかしげる。
『今度、清美にも読んだげるからね…』(苦しすぎる)
だが素直なんだろうな、本当は。見事に信じた。
『悲しいお話だから、清美も泣かないようにね?』
(ごんぎつね本、手作り決定(笑))
『清美…』
清美の手を取る。やはり冷たい。
防寒もしてあげずに、追い出してごめんね?
どんな辛い過去があったのか知らないけど、大事なのは、『今』を生きる事だよ。俺が、、、俺で良ければ一生かけて、忘れさせたげるからね。。。
流れた涙もそのままに、清美を見つめる。
そのまま清美をキツく抱きしめて、深い深い口づけをした。
『ずっと大好きだからね…』
例え、どんな事があろうとも。清美を守って生きたい。
大嫌いなはずの舌を入れる口づけを、清美は珍しく拒まなかった。
ー起きないのが、不思議ー
そこに、ピンポーン♪と来客!!?
予期せぬ来客に、俺は大慌て‼(驚)
『はいっ!ち、ちょっと待って下さいね⁉』
急いで服を着る。そして清美も叩き起こして(ごめんね涙)服を着せる。清美、かなり不機嫌。
ドアを開けてみると、珍しいお客様。
ー清美の、、、お姉さん、、、ー
部屋に通して、食卓に座るように勧めた。
キヨナさんはあの、柔らかい笑顔で言った。
『清美は、席を外して貰えないかしら?』
何やら清美に聞かれたくない話をしに来たらしい。
清美に、
『ユウスケと、遊んでおいで♪』
微笑みながら言い、また、ブツブツ文句を言ってる清美を追い出し(酷)キヨナさんに、紅茶を勧めた。
『お菓子は何もないんですが(申し訳無し)』
『お気にならさずに、突然来た私も悪いのですから』
言いながら、紅茶をひと口飲んだ。
『今日ここにきたのは…』
本題を切り出す。
『お察し通りに、清美の話なんです。』
『……………………』
黙って、耳を傾ける俺。
『私とあの子、似ているとお思いでしょうが……実は血の繋がりは無いのです』
『!!?』
衝撃的な事実に、唖然とする俺。
『あの子の年齢も、実はよく分からないのですが……おそらくあの子が5歳くらいの時に、兄が連れてきました……どこからともなく』
更にキヨナさんは続ける。
『あの子はそれまでどうしていたのやら…兄は何も言いません。多分、酷い目に遭って来たのだと。だからといってこんなことお願いするのはお門違いかもしれませんが……あの子をどうか幸せにしてあげて下さいね』
『…………………』
俺は昔、苦労してきた清美を思うと涙が止まらなかった。キヨナさんはそんな俺を見て、
『貴方はお優しい方のようですから、心配はないようですが…あの子の過去を伝えときたいと思って』
キヨナさんは冷めてしまった紅茶を飲みながら、にっこり笑った。
『俺、彼女が望むなら、絶対に幸せにします‼』
『…きっとあの子は貴方の事、嫌ってはいないと思うの』
最後の紅茶を飲んだ後、
『ごちそうさま』
キヨナさんは言い、帰っていった。
俺はひとり、溢れ出す涙を止められずにいた。
”今、清美が帰って来たら、なんて言い訳しようか…?“
そこに!待ってましたかと言わんばかりに、清美のご帰宅‼(驚)
『ユウスケ、いなかったぞ⁉(怒)』
バタンっ!と勢い良くドアを開ける清美。
よくも追い出してくれたなとばかりに俺を睨みつけ…ようとして、大きな瞳が真ん丸になる。
『…………なんで、おまえがないてるんだ…?』
…見つかってしまった。そこで、俺は苦しい言い訳をする。(汗)
『…キヨナさんに“ごんぎつね”の本、読んでもらったんだ…』
『ごんぎつね??』
首をかしげる。
『今度、清美にも読んだげるからね…』(苦しすぎる)
だが素直なんだろうな、本当は。見事に信じた。
『悲しいお話だから、清美も泣かないようにね?』
(ごんぎつね本、手作り決定(笑))
『清美…』
清美の手を取る。やはり冷たい。
防寒もしてあげずに、追い出してごめんね?
どんな辛い過去があったのか知らないけど、大事なのは、『今』を生きる事だよ。俺が、、、俺で良ければ一生かけて、忘れさせたげるからね。。。
流れた涙もそのままに、清美を見つめる。
そのまま清美をキツく抱きしめて、深い深い口づけをした。
『ずっと大好きだからね…』
例え、どんな事があろうとも。清美を守って生きたい。
大嫌いなはずの舌を入れる口づけを、清美は珍しく拒まなかった。
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