陰なる欲望

みのる

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母の実家での陰事

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『なぁ、彩乃!このビデオを観たいんやけど…………』

DVDやブルーレイが普及しているこの時代に、何故か叔父は私に旧式のVHSの操作方法を訊ねてきた。

叔父の方が私よりも明らかに機械操作に於いては長けているハズなのに何故………。

そんな疑問が頭の中を支配する中、TVを操作していて中腰の私の身体の下に割とガッチリ体型の叔父の下半身が入り込んできた。
周囲に分からぬよう器用に私の下着をずり下ろし、得体の知れぬ「何か」がなかを支配し始めたのを感じたのは時間の問題であった。

思わずその感覚にギュッと瞳を閉じた私の咥内にもすかさず異物侵入を感じた。

うっすらと細目を開くと、視界に入るのは、私と同い歳の従兄弟の姿。
濁欲を咥内に吐き出そうと懸命にその私よりもほっそり型の肉体を揺する。

周りには従兄弟の知り合いや私の妹家族、更には叔母の姿も。

けれどもみんな知らぬカオ。
あたかも私とほか二名の姿がそこにははじめから無かったかのようにそれぞれの行動を続行する。

何故か私に見られているという羞恥、叔母に見つかるという恐れ………等など後ろめたさとかそういった感情が一切湧かなかった。


「「もう………ッ!!」」

ー二人の荒い声が同調シンクロしたその時ー


…………………………………………………!!

早朝の三時二十七分………
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