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~Flower~その5(プチ小説(?))

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オ『ハァイ!お兄さん達‼カオが引き攣ってるわよぉ⁉️スマイルスマイル♡』
俺と本日の相方は、(何故か今)とある写真館にて写真を撮られている。

………何が楽しくて野郎とツーショットで写真撮られねばならぬのか?(The☆謎)

先程からシャッターチャンスを狙ってカメラを構え続けてるオバヤンは、ずっと表情が変わらない俺達を見て何かを考え込んでるようだ。

オ『そうだわ!「何か」がお兄さん達に足りない……ずっとそう思ってたんだけど!何が不足なのか漸く分かったわ‼
「華」よ!(オバヤン1人納得)』
オバヤンがそう叫んだ瞬間、1人のアシスタントが俺達に差し入れた「華」とやら。

…………花だな。(納得)

俺には大量の真紅の薔薇を束ねたモノが、そして相方には1輪の桃色の薔薇が。

オ『やっぱり‼お兄さん達、そのまんま立ってるだけでもサマになるけど!「華」が更にお兄さん達の魅力を引き出してくれてるじゃない☆』
あたしの目は正しかった……とばかりに1人で自己満に浸るオバヤン。
さり気にアシスタントもオバヤンのセンスを絶賛している。


俺は、「真紅の薔薇の花束」には想い入れがあった。
思わず"その時"を回想してムズがゆくなる。
相方にもその花に何か想い出すモノがあったのだろうか?
オ『2人とも!今のカオ‼イィわよォ♪』

パシャ☆



「貴女の欲しいのはたくさんの愛ですか?
それとも………?」
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