【R18】ウブな雛が猛獣と猛禽類と幻獣とえっちな勉強をする話

泉 龍之介

前戯のお手本 2 ※

「このぐらい乳首がぷっくりして、相手が我慢出来なくなってきた頃が食べ頃だからな。やっぱり指でするよりも舐めた方が気持ちいいから、焦らした後の最初の刺激は舌の方が良い反応が見れると思う」

「んん、とも、はやく……」

「はいはい」


散々焦らされて、乳首への刺激を待ち侘びているレイさんが、もう我慢できないって感じで俺達に向かって説明してるトモさんの手を取り、自分の胸に宛がおうとする。

そんなレイさんに困ったように、でもどこか嬉しそうに笑ったトモさんは、レイさんの指と自分の指を絡ませると、レイさんの前に屈み、俺達からも見えるように少し横から舌を伸ばして乳輪の周りを舌先でくるくると数回舐めてから、ビンビンになった乳首を舌の真ん中で包むようにねっとりと舐め上げた。


「ひゃん……っ！」


待ち望んだ刺激にひときわ高い声で鳴いたレイさんが、指を絡ませていない方の手でトモさんの髪を掴む。

結構強く掴まれてる感じだから痛てぇはずなのに気にもとめず、何度も何度も繰り返し同じように舐め上げるたび、レイさんの身体がびくんびくんと大きく跳ねた。


「…きもちい？」

「んっ、んあっ、あぁ…っ！きもち、い…」


コクコクと頷くレイさんに満足そうに頷き、乳首から舌を離したトモさんに、「あ…」と不満そうな声を出したレイさん。


「…またすぐ気持ちよくしてやるから少し待ってな」


トモさんの言葉を聞いたレイさんは諦めたように、絡めていたトモさんの指をちゅうちゅうと吸い始めた。


「…んっとにエロいんだから。乳首だけじゃなくてどの部位もそうだけど、意外と尖らせた舌先で強く刺激されると気持ち良さより痛みを感じるやつは結構いる。だから刺激に慣れてくるまでは舌はなるべくふにゃふにゃな状態を保って、ゆっくり優しく舐めてやった方が気持ち良くしてやりやすいんだ。もちろん、最初から強い刺激が欲しいってやつもいるからそこは様子を見ながらだけどな」


柔らかくした舌でゆっくりねっとり舐める。
吸う時はいきなり強くしないで、少しずつ様子を見ながら強めていく。
吸いながらコリコリと舌で転がされるのは結構弱いやつが多い。
たまに唇で甘噛みしたり舌先でつんつんと焦らすようにつついてやるのもいい。
硬く尖らせた舌先で転がすのは強くしすぎると痛いからなるべく優しく。
強く転がす時は柔らかくした舌のほうが気持ちいい。
空気と一緒に吸うように音を立てながらすると、空気のスースーした刺激と耳からも刺激を得られて興奮させられる。

このことをなんとなく頭に入れておけば、大体何やっても気持ちよくさせてやれる、らしい。


「あとは空いてる方の乳首を指先で優しく転がしたり、爪先で弱めにカリカリ引っ掻いたりするのも忘れずにな。どっちもあんまり強くするのはNGだ。じゃあ実際やってみるけどこいつは乳首弱いからな。乳首だけでイクかもしれないから先に言っとく」


乳首攻めのポイントについての説明を終え、またレイさんの前に屈んだトモさんは「お待たせ」と言ってさっきとは反対の乳首にねっとりと舌を這わせ、反対の乳首をレイさんの唾液で濡れた指先で転がし始めた。

言葉で説明してくれたやり方を一つ一つ試すように色んな舐め方をされて、エロい声を出しながら背中を大きく仰け反らせるレイさんの後ろに空いているほうの腕を回して支え、じゅるじゅると音を立てながら攻め続けるトモさん。

大きく脚を開き、ベッドの上にのせたレイさんが、ちんこがバスローブに擦れるように腰を動かすから下半身だけをおおっていたバスローブも段々はだけ始め、隙間から濃いピンク色をしたちんこが見え隠れし始めた。


「あ、あんっ、あぁ…っ！も、いきそ…」

「なに？レイ、みんなに見られてイクの？18人もお前のこと見てるよ」

「ぅう…だって、ぁ、もぉ、がまん、できないぃ…あぁんっ」

「…じゃあレイのエッチなここから精液出るとこ、みんなに見てもらおうか」


わざとやらしい言葉を沢山囁きながら、バスローブの紐を解き、レイさんの腰から下も全て俺達の目の前にさらけ出させたトモさんは、柔らかくしならせた舌をべっとりと乳首に押し当ててぐにぐにと転がし、もう片方は爪先で軽く引っ掻いてレイさんを追い詰めていく。


「や、あ、あ、あ、でるっ、いくいくいく…ぅ…っ！」


とろとろに蕩けた表情で悲鳴のような声を上げ、トモさんの頭を両手で抱き締めるようにしながら大きく仰け反ったレイさんのちんこから、勢いよく精液が吹き出して床に撒き散らされた。