【R18】ウブな雛が猛獣と猛禽類と幻獣とえっちな勉強をする話

枯枝るぅ

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泉 龍之介

キスのお手本 微※

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「一つ一つ説明しながらゆっくり進めていくからなー。しっかり見とけよ」


トモさんがレイさんの細い身体をひょいと抱き上げ、俺達から見て横向きにマッサージベッドの端に座らせ、脚の間に身体を割り込ませながらそう言った。
レイさんはレイさんでもうスイッチが入ってるのか、エロい空気をビシビシ出しながらトモさんの腰に脚を絡め、首の後ろに腕を回してトモさんを見上げてる。

その様子を見ながらひなが、「おれあんなセクシーな顔で誘えないよ…」なんて言ってるけど、俺からしたらほっぺた赤くしてでっけぇタレ目をうるうるさせてるお前もだいぶエロいぞ?って感じだ。言わんけど。

レイさんの赤くふっくらした唇に、トモさんの少しかさついた唇が重なる。

お互いに唇を閉じた状態で唇同士を押し当て合って離れた。
一番オーソドックスなキスで、プッシャーキスと言うらしい。
特に名前なんて気にしたことなかったけどそんな名前なのか。うん、すぐ忘れそうだ。

そこから、
『お互いの唇をちゅっちゅと音を立てて吸い合うバードキス』
『唇を少しだけ開いて上下に滑らすスライドキス』
『片方が相手の下唇を甘噛みしながら顔を小さく横に振るスウィングキス』
『片方が相手の下唇、もう片方が上唇を甘噛みしながら顔を横に振ったり唇を舐めたりするバインドキス』
『相手の唇を舌先でなぞる二プルキス』
と一つ一つ名前とやり方を説明してから実際にそのキスをして見せてくれた。


「ここまでが、所謂ディープキスに移る前の比較的軽めのキスだ。合間にスライドキスを挟みながらプッシャーキス、バードキスを何度か繰り返して、スウィングキス、バインドキス、二プルキスはそろそろディープキスに移るかって合図としてするのが一般的かな」


そう言ってまたレイさんの唇をちゅっと吸ったトモさん。
うっとりした顔でキスを受け入れてるレイさんを見て「可愛い」と微笑むと、舌を出すように指示をした。


『お互いに口の外に舌を出した状態で舐めあったり絡ませたりするピクニックキス』
『交互にお互いの口の中に舌を差し入れ、入れられた方が相手の舌を包み込むインサートキス』
『歯茎をなぞるサーチングキス』
『相手の舌を包み込み、強めに吸うオブラートキス』
『唇を開いた状態の相手の唇や舌を甘噛みするカクテルキス』
『唇を重ねたまま舌を絡ませ合うクロスキス』


ディープキスも一つ一つ説明してから実際にして見せてくれて、部屋の中に二人の息遣いと唾液が絡み合う濡れた音が響き、時々レイさんの鼻にかかったような甘い声も混じって、まだキスだけなのになんとも言えないエロい空気が流れる。
キスをしながらトモさんの手はレイさんの身体を這い回っていた。
腕をさすったり胸元や耳をくすぐったり腰や太ももを撫でたり。
そしてキスが盛り上がってきたところでバスローブの合わせ目に手を差し込み、俺達に見せつけるようにゆっくりとはだけさせると、真っ白な肌と、ひなのよりも濃いめのピンク色をした乳首があらわになった。
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