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鷹遠 恵一
前戯 5 ※
しおりを挟むそんなこんなで迎えた、前戯の実践講習最終日。
ひなちゃんのお陰で無事またチューもエッチもできるようになった俺は、いつになく晴れやかな気持ちでSTSにやってきた。
まず一番手は、りゅう。
さすがAV男優の端くれと言うだけあって、りゅうの責め方はダントツでエロい。
まず顔がセクシーやし、声もハスキーでエロいから、まだキスすらしとらんのに、至近距離で見つめられ、耳元で「いっぱい触ってい?」と囁かれただけでひなちゃんの腰がモジモジし始めとった。
隣でなおが、やっぱり絶対俺よりこいつの方がエロい、なんてぼやいとったけど、確かにそうかもしれへん。
息もつかせんような濃厚なキスをした後、「みんなにもひなのちんこがでかくなってくとこ見ててもらおっか」そう言ってベッドに座らせたひなちゃんの後ろから手を回して脚を大きく開かせ、自分の脚を絡めてガッチリ固定してしまうと、そのままクニクニと乳首を捏ね始めた。
「いやぁ……はずかし……っ」とイヤイヤをしとったひなちゃんも、口ではそう言いつつみんなから見られて興奮しとったみたいで、まだ触られてないちんこがむくむくと膨れていき、トロトロの我慢汁を零し始めてしまったから、それを見たりゅうに「嘘つけ、見られてこんな勃起させてんじゃん」と意地悪く囁かれてしまって、それからはもうされるがまま、乳首を擽られちんこを撫でられて、恥じらいつつも気持ちよさそうに「あっ♡はぁん……♡」と可愛い声で鳴き続けるだけになってしまった。
それから暫くそのままの体勢でひなちゃんを攻めたりゅう。
くったりと力の抜けきったひなちゃんの身体を解放すると、ベッドのヘッドボードに枕を立て掛けて上半身を少し起こした状態で寝そべり、「ひな、おいで」とひなちゃんを手招きして呼ぶと、ゆっくりと近づいてきたひなちゃんを逞しい腕で抱えあげ、自分の顔を跨がせる所謂顔面騎乗の体勢でひなちゃんのちんこに舌を這わせ始めた。
ひなちゃんはと言えばあまりの格好に腰が引け気味になってしまって、りゅうはそんなひなちゃんのもっちりとした尻を鷲掴みにすると自分の顔の方に引き寄せ逃げられないように固定し、柔らかな尻の肉を揉みしだきながら見せつけるように出した舌で亀頭をチロチロと舐めた。
自分の勃起したちんこをいやらしく舐め回す様を見せつけられたひなちゃんは、子猫みたいな声で鳴き、恥ずかしがりながらも快感には抗えずさらなる刺激を求めて控えめに腰を振って。
熱に浮かされたような表情でうっとりと見下ろしてくるひなちゃんを見てりゅうも興奮したようで、舌なめずりをするとぱくりとひなちゃんのちんこを全部口の中におさめ、じゅぽじゅぽと卑猥な音を立てて出し入れしたら、ひなちゃんも腰の動きを段々と早めていき、「りゅ、ぅ、あんっ♡あんっ♡いくいくいくううう♡」とエロい声を上げて気持ち良さそうに射精した。
イッた反動で膝から力が抜け、りゅうの胸元にぺたんと尻もちをついてしまったひなちゃんを再び抱え上げたりゅうは、今度はひなちゃんの身体をベッドの上でうつ伏せにさせ、尻だけを高く持ち上げてひくひくと収縮を繰り返すアナルを剥き出しにすると、そこに口をつけ、口内に溜めたままのひなちゃんの精液を唇と舌を使って今器用に胎内に流し込んだ。
全て吐き出し終えたあとは、アナルの皺を伸ばすように丁寧に舐めて。
一度イッてからほとんど休む間もなく再開された刺激にひなちゃんの脚はブルブルと震え、シーツをキツく握り締めながら「ふぅ…♡んっ♡」と泣きそうな声で喘いでいて、大丈夫か?と少し心配になったけど、よく見るとひなちゃんの股にぶら下がってるちんこはまた硬さを取り戻してベッドにダラダラと我慢汁を垂らしとって、気持ち良すぎるだけかと安堵した。
ふやふやに蕩けたアナルに指を挿入し、湿らせた指でくるくると乳首を転がしたりちんこを扱いたりしてまたひなちゃんの身体を絶頂へと導いていくりゅう。
ひなちゃんのアナルとちんこから聞こえるぐちゅぐちゅという濡れた音に見ている俺らのちんこも痛いほどに勃起していて、早くまたこの手でひなちゃんをめちゃくちゃに感じさせてやりたい、そう思っているうちに、「いくっいくっいくっ♡あっ♡はああああん…っ!」と喘ぎすぎて少し掠れてしまった声で叫んだひなちゃんが、ベッドに向かって二度目の射精をした。
さすがにインターバル無しで立て続けに攻められた身体は回復するまでに時間を要し、ようやくひなちゃんが動けるようになる頃には制限時間は残り僅かで、それでもひなちゃんの可愛く乱れる姿を見られたりゅうは十分満足そうやったけど、自分もりゅうを気持ちよくしたいとちょっとずつ、確実にフェラに慣れてきたひなちゃんがりゅうのちんこをしゃぶると、りゅうは気持ちよさそうに眉を寄せとって、それを見たひなちゃんが嬉しそうに、妖艶に笑うのを見てその場にいた全員が前屈みんなった。
最後は手と口でりゅうをイかせたひなちゃんはなんとも満足気な顔をしとって。
彼の初めての瞬間からここまで見てきた身としては、その成長が喜ばしくもありちょっと寂しくも感じられた。
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