【R18】ウブな雛が猛獣と猛禽類と幻獣とえっちな勉強をする話

枯枝るぅ

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鷹遠 恵一

準備 微※

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その後少しずつ他の生徒が集まり始め、開始予定時刻になると講師の二人が部屋に入ってきて、今日からの講習についての説明を受ける。

今回から3日に分けて、1日2組、それぞれ1時間ずつ、前戯について学ぶらしい。

初めの1時間は、ネコの生徒は準備をしたり後ろを解す練習をしたり。

彼らが準備をしている間俺達はまたゲイビを見て、シャワールームでの準備を終えたネコの生徒が別室に移動して後ろを解す練習を始めた頃、その日の相手役のタチの生徒もシャワーで身体を清める。

次の1時間で、1組目の実践講習。
その1時間の中で、一緒にシャワールームへ行き行為後の身体を綺麗にするところまで行う。

その後30分の休憩。
その時間は主に実践講習を受けた生徒の体力回復の為の時間やから、それ以外の生徒は一度1階の部屋に戻り、ゲイビを見たり雑談したり修了時発表の際の流れを考えたりして自由に過ごす。

同じ流れで2組目も1時間実践講習を受け、30分の休憩を取って終了。
2組目が休憩を取っている間、他の生徒はまた1階の部屋で自由時間を過ごしてもええし、そのまま帰宅してもOK、とのことやった。

相手をイかせるのは各ペア2回まで。

順番は、講師の二人に予めくじ引きで決められとって、トップバッターは、なお。
その次がじゅんくん。
そして2日目の1組目がこたで、2組目が俺、3日目の1組目がりゅうだ。

各グループ5ペアずつしかおらんから、3日目の2組目の枠がまるっと空いてしまうっていうんで、その枠では各グループの中からタチ3人を選び、1人のネコを弄ることになった。

相手をイかせるのは2回まで、というルールはここでも適用されるとのことで、タチ3人中1人はイかせてもらうことしかできひん。

ちなみに、この次の本番の実践講習の時にも基本な流れは同じ。
3日目の2組目の枠で、前戯の時に選ばれなかった残りのタチ2人がネコ1人とするらしい。

ひなちゃんを含めたネコの3人が、準備の為講師のレイさんに連れられて部屋を出ていく。

部屋に残った俺達は、ゲイビを見ながら講師のトモさんの話を聞いた。


「今回からいよいよ前戯の講習が始まるけど、経験がある人もない人も一応俺達が触り方とか指導させてもらうからね。性感帯は人それぞれ違うし、気持ちいい触り方も人それぞれだし、激しくすれば気持ちいいって訳でもないし、特にネコちゃん3人は初体験みたいだからくれぐれも気を付けてあげて。多分最初はアナルに指入れるのも痛がると思うから、皆がベッドの部屋に入るまでレイと一緒に少し慣らしといてもらうからね」


慣らす…慣らすって、一体何すんねやろ?
自分の指で拡げるとか?それともおもちゃ突っ込むとかか…?

ちょっと想像してしまって、自分の股間に熱が集まるのを感じる。

…あかんあかん、何考えてんねや、俺。

その後も、前立腺責めやら精嚢責めやらS字結腸責めやら尿道責めやら、まぁそういうことをする場所やからしゃあないけど、なんともやらしい単語を並べ立てられて、そう言う責め方もあるけどまだ慣れないうちは苦痛でしかないから無理してやらないように、と釘を刺された。

レイぐらいになるとめっちゃよがるようになるんだけどねーなんてとんでもない情報をさらっと付け足されてちょっとドキドキしとったら、シャワールームが空いたっちゅー連絡がレイさんから入って、なおとじゅんくんを含めた6人が3階に上がる。

それから暫くして、俺達も呼ばれて3階に上がると、バスローブに着替え、やや緊張した面持ちの6人と合流し、ベッドの部屋へと向かった。

部屋の扉を開けたトモさんに続いて、俺達も中に入る。
するとそこはもう既に濃厚なエロい空気が充満し、それぞれのベッドの上には目を潤ませて息を荒らげとるネコの3人が横たわっとった。


「随分可愛い感じに仕上がってんじゃん」

「うん。彼ら初めてだって言ってたけど結構素質ありそう。指1本ぐらいならもうすんなり入っちゃうと思うよ」


部屋の隅におるトモさんとレイさんの会話が聞こえてきて、マジか…ひなお前ほんま何があったんや…と気になってしゃあないけど、 俺はじゅんくんと違ってデリカシーっちゅうもんをきっちり弁えとるから、面と向かって聞くことはできひん。

なおがひなちゃんの髪を撫でながら、大丈夫?と聞く傍でじゅんくんが、おいひなお前一体尻に何突っ込んだんだ、なんて単刀直入に聞き、案の定ひなちゃんから、じゅんくんマジデリカシー無さすぎ…と呆れられとった。

前戯の講習では、本番行為と相手が嫌がること、乱暴なことさえせんかったら何をしてもいいらしい。

ベッド脇のサイドボードの上には、ティッシュ、ローションやピンクローター、3種類のサイズのコンドームが用意されとって、まだ本番行為はせんけど直にソコに触れるのに抵抗がある人は相手のソコにゴムを着けてもらってもOKとのことやった。

いよいよこれから、なおとひなちゃんの時間が始まる。
ひなちゃんの素肌を見るのはこれが初めてやし、友人同士の行為を見るのも初めてやから、否が応でも心拍数が上がっていくのがわかった。





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