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初等部編
15.闇ギルドの暗殺者
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「イズリル、起きろイズリル。」
「んあ、起きてる起きてるー。何か賊が入り込んだみたいだねー、ふぁぁあ。」
それはとある日の夜のことだった。
うーんと、多分目的はメイルかな?
こんな夜中に起こされるとは!
安眠妨害処すべき!!!
探知魔法でメイルの居場所と賊の居場所を確認。
うむ、メイルは大人しく部屋で寝ているみたいだな?
他の側近候補も寝てそうだな!?
え、誰もこの襲撃に気づけないの!?
「気配察知能力がずば抜けていいのはイズリルと私くらいだろう。それで?どうするのだ?」
「これはメイルの危機的状況に入るのか?でも誰も気づいてないし...え、気づいてないよね?」
「ああ、そうだな」
「じゃあ俺がいくしかないじゃん!面倒だなぁ、でもメイルが心配だからしょうがない、行くかぁ」
そんな締まらない会話をオブシディアンとしながらメイルの部屋まで行く事に。
メイルの部屋の前の護衛が気絶していたのでそれをスルーして部屋の中に入ると今にも殺されそうなメイルがいた。因みにメイルは眠っていて気づいていない。
おっとと、あぶない!!!
俺は気配を消しながら
咄嗟にウォーターボールを無詠唱で発動し、賊の顔を覆い囲む
すると数分もしないうちに気絶した。
あれ?呆気ないな。まあそんなもんか。
俺はバインドという拘束する為の魔法を使い賊を拘束し、そこらへんに転がしておく。
もちろん武器は没収済みだ。
「メイル、おいメイル!起きろよ!」
ゆさゆさと揺さぶるとメイルが枕元にある剣を抜いて俺に向けた。
「は、え?バードナー?」
「何だよ、寝ぼけてるのかメイル、あ、いや失礼殿下。」
「ど、どうしてバードナーがここに...?」
「殿下の所に何やら賊の気配が致しましたので駆けつけたら護衛も気絶してるし殿下は殺されかけてるしで危なかったところでしたよー、これから賊は軽く尋問します少しお待ちくださいね」
そう言って俺はニコリと笑った。
「結界魔法」
そう呟くと俺とオブシディアンと賊を中心に結界が張られ、外からは見ることも聞くこともできない。
「あー、痛覚倍増の武器持ってて良かった!綺麗に尋問できるね!」
「イズリルは尋問できるのか」
「まあ、この武器があれば楽かな!とりあえずーーーーー」
※グロいと思うので尋問のシーンは省略します
「解除」
そう言うと今までの結界が消える。
それと同時に血の鉄臭い香りが鼻を刺激する。
「殿下気分は悪くなってないですか?震えてますよ」
そう言って俺が苦笑いをするとメイルが震えた声で
「お、俺やっぱり狙われてるのか...?」
「えぇ、まあ、その様ですね。一応尋問はしましたけど、こいつは使い捨てですね、一応闇ギルドの人間でしたが金をもらって依頼を受けただけの様で。ま、後はこいつを騎士団に引き渡して終わりですね」
「バードナー、その...ありがとう。」
「いえいえ、俺も一応側近候補なので?偶には働かないといけませんからねー、では良い夜を。今日はもう襲撃はないと思いますよ、でもそうですねー、念の為ロニー・ウェイスを呼んできましょう。では!」
コンコン
「......何」
「殿下が闇ギルドの奴に暗殺されかけてたぞ、お前ら側近候補者は気づかなかったのか」
「...っ!?殿下っ!」
「暗殺者は始末していないが今から騎士団に引き渡す。尋問は俺がした。使い捨ての駒だったぞ。お前仮にも魔法面で優れているのならばこれからはもっと気配察知できる様に精々頑張るんだな、ロニー・ウェイス。」
「......。」
ロニーは相当ショックを受けている様だ。
「殿下が不安がっている、お前がついていろ、俺は後始末してくるから。」
「......分かった。」
「じゃあ、行くぞ」
「でーんかっ!戻りましたよー!ウェイス殿もちゃんと連れてきたんで、今日は二人で寝てください。何もないとは思うけど念のためです。多少位は役に立つでしょうし。ではこの暗殺者連れていきますね!おやすみなさーい」
「あっ、バードナーっ!」
バタンッ
俺は怒っているのだ。
無能な側近候補達に。
せっかくメイルを笑顔にできたのに、その笑顔が陰ってしまったら...
メイルが安心できるような学園生活を送らせてあげたいがままならないものだな。
「イズリル、騎士団に引き渡すと言っていたがどうするのだ。」
「転移魔法で騎士団長のところにでも飛ぼうかなー」
「ほぅ、では私も行こう」
「じゃあ手繋いで」
「転移」
そう言うと俺とオブシディアンの姿がかき消えた。
そこは騎士団長の部屋の前。
「誰だ。」
さすが騎士団長、本当に寝てたの?
「イズリル・バードナーと申します。メイル殿下を狙う暗殺者を捕まえたので連れてきた次第です」
「入れ」
ガチャ
「失礼します」
そう言って部屋に入ると騎士団長のホーク・クローウェルが立っていた。
「お前らどうやってここにきた」
「転移魔法でちょちょいと」
「はぁぁっ、まあいい、イズリル・バードナーだったか?」
「イズリルと呼んでください」
「イズリルだな、まあその何だ、お前が引きずってるのが例の暗殺者か?」
「はい、そうです。どうぞ」
そう言ってゴロッと床に転がす
「これはお前が尋問したのか?」
そう言って顔を顰める騎士団長。
「綺麗に尋問できましたよ!」
「あー、さすがバードナー公爵家の後継者と言うことか」
「ではこの暗殺者は預けますので有効に使ってください。あ、一応尋問結果として報告しますが、闇ギルドの使い捨ての駒でしたよ、金だけで暗殺依頼の仕事を受けて依頼主のことは分からずじまいです」
「そうか...」
「後一つ、メイル殿下の側近候補達、今回の襲撃に気づいたやつ誰一人としていませんでしたよ、鍛え直した方がいいのでは?」
「なんだと?誰も気が付かなかったのか!?」
「まあ、俺の魔法の腕が良すぎるって事もあるんですけどね、側近候補としてはどうなんでしょうね?では、これで失礼します。行こう、オブシディアン」
「ああ、行くぞ」
「転移」
「んあ、起きてる起きてるー。何か賊が入り込んだみたいだねー、ふぁぁあ。」
それはとある日の夜のことだった。
うーんと、多分目的はメイルかな?
こんな夜中に起こされるとは!
安眠妨害処すべき!!!
探知魔法でメイルの居場所と賊の居場所を確認。
うむ、メイルは大人しく部屋で寝ているみたいだな?
他の側近候補も寝てそうだな!?
え、誰もこの襲撃に気づけないの!?
「気配察知能力がずば抜けていいのはイズリルと私くらいだろう。それで?どうするのだ?」
「これはメイルの危機的状況に入るのか?でも誰も気づいてないし...え、気づいてないよね?」
「ああ、そうだな」
「じゃあ俺がいくしかないじゃん!面倒だなぁ、でもメイルが心配だからしょうがない、行くかぁ」
そんな締まらない会話をオブシディアンとしながらメイルの部屋まで行く事に。
メイルの部屋の前の護衛が気絶していたのでそれをスルーして部屋の中に入ると今にも殺されそうなメイルがいた。因みにメイルは眠っていて気づいていない。
おっとと、あぶない!!!
俺は気配を消しながら
咄嗟にウォーターボールを無詠唱で発動し、賊の顔を覆い囲む
すると数分もしないうちに気絶した。
あれ?呆気ないな。まあそんなもんか。
俺はバインドという拘束する為の魔法を使い賊を拘束し、そこらへんに転がしておく。
もちろん武器は没収済みだ。
「メイル、おいメイル!起きろよ!」
ゆさゆさと揺さぶるとメイルが枕元にある剣を抜いて俺に向けた。
「は、え?バードナー?」
「何だよ、寝ぼけてるのかメイル、あ、いや失礼殿下。」
「ど、どうしてバードナーがここに...?」
「殿下の所に何やら賊の気配が致しましたので駆けつけたら護衛も気絶してるし殿下は殺されかけてるしで危なかったところでしたよー、これから賊は軽く尋問します少しお待ちくださいね」
そう言って俺はニコリと笑った。
「結界魔法」
そう呟くと俺とオブシディアンと賊を中心に結界が張られ、外からは見ることも聞くこともできない。
「あー、痛覚倍増の武器持ってて良かった!綺麗に尋問できるね!」
「イズリルは尋問できるのか」
「まあ、この武器があれば楽かな!とりあえずーーーーー」
※グロいと思うので尋問のシーンは省略します
「解除」
そう言うと今までの結界が消える。
それと同時に血の鉄臭い香りが鼻を刺激する。
「殿下気分は悪くなってないですか?震えてますよ」
そう言って俺が苦笑いをするとメイルが震えた声で
「お、俺やっぱり狙われてるのか...?」
「えぇ、まあ、その様ですね。一応尋問はしましたけど、こいつは使い捨てですね、一応闇ギルドの人間でしたが金をもらって依頼を受けただけの様で。ま、後はこいつを騎士団に引き渡して終わりですね」
「バードナー、その...ありがとう。」
「いえいえ、俺も一応側近候補なので?偶には働かないといけませんからねー、では良い夜を。今日はもう襲撃はないと思いますよ、でもそうですねー、念の為ロニー・ウェイスを呼んできましょう。では!」
コンコン
「......何」
「殿下が闇ギルドの奴に暗殺されかけてたぞ、お前ら側近候補者は気づかなかったのか」
「...っ!?殿下っ!」
「暗殺者は始末していないが今から騎士団に引き渡す。尋問は俺がした。使い捨ての駒だったぞ。お前仮にも魔法面で優れているのならばこれからはもっと気配察知できる様に精々頑張るんだな、ロニー・ウェイス。」
「......。」
ロニーは相当ショックを受けている様だ。
「殿下が不安がっている、お前がついていろ、俺は後始末してくるから。」
「......分かった。」
「じゃあ、行くぞ」
「でーんかっ!戻りましたよー!ウェイス殿もちゃんと連れてきたんで、今日は二人で寝てください。何もないとは思うけど念のためです。多少位は役に立つでしょうし。ではこの暗殺者連れていきますね!おやすみなさーい」
「あっ、バードナーっ!」
バタンッ
俺は怒っているのだ。
無能な側近候補達に。
せっかくメイルを笑顔にできたのに、その笑顔が陰ってしまったら...
メイルが安心できるような学園生活を送らせてあげたいがままならないものだな。
「イズリル、騎士団に引き渡すと言っていたがどうするのだ。」
「転移魔法で騎士団長のところにでも飛ぼうかなー」
「ほぅ、では私も行こう」
「じゃあ手繋いで」
「転移」
そう言うと俺とオブシディアンの姿がかき消えた。
そこは騎士団長の部屋の前。
「誰だ。」
さすが騎士団長、本当に寝てたの?
「イズリル・バードナーと申します。メイル殿下を狙う暗殺者を捕まえたので連れてきた次第です」
「入れ」
ガチャ
「失礼します」
そう言って部屋に入ると騎士団長のホーク・クローウェルが立っていた。
「お前らどうやってここにきた」
「転移魔法でちょちょいと」
「はぁぁっ、まあいい、イズリル・バードナーだったか?」
「イズリルと呼んでください」
「イズリルだな、まあその何だ、お前が引きずってるのが例の暗殺者か?」
「はい、そうです。どうぞ」
そう言ってゴロッと床に転がす
「これはお前が尋問したのか?」
そう言って顔を顰める騎士団長。
「綺麗に尋問できましたよ!」
「あー、さすがバードナー公爵家の後継者と言うことか」
「ではこの暗殺者は預けますので有効に使ってください。あ、一応尋問結果として報告しますが、闇ギルドの使い捨ての駒でしたよ、金だけで暗殺依頼の仕事を受けて依頼主のことは分からずじまいです」
「そうか...」
「後一つ、メイル殿下の側近候補達、今回の襲撃に気づいたやつ誰一人としていませんでしたよ、鍛え直した方がいいのでは?」
「なんだと?誰も気が付かなかったのか!?」
「まあ、俺の魔法の腕が良すぎるって事もあるんですけどね、側近候補としてはどうなんでしょうね?では、これで失礼します。行こう、オブシディアン」
「ああ、行くぞ」
「転移」
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