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「メリ様、一緒に遊びましょうよ」


「やめて~」


今私は王女のいる部屋に入った所だ。
なんかメリは遊ばれてるね。
これだけでも分かる、絶対ミカと相性いいな。
すぐ仲良くできたわけが分かった気がする。


「あの・・・・・フィリア様」


「あ・・・・・フィト、こちらがナノハ様ですか?」


「はい、そうです」


「わかりました、フィト下がっていいですよ」


「はい、ではナノハ殿、私はこれで」


そう言ってフィトは出ていった。


◇◇◇◇◇◇


「メリ久しぶり~」


「ナノハも無事でよかった」


「それにしてもメリ、フィリア様ととても仲がいいね」


「仲は良くない、主従関係」


「そんなこと言わないでください、私とメリ様は友達ですよね?」


「だからくっつかないで」


なるほどかなり仲がいいな。


「それでナノハ様は、メリ様に手紙を渡すために来たと聞きましたが」


「そうだったメリ、これミカから」


そう言って私はメリに手紙を渡した。


「どれどれ・・・・・成る程これは私もミカの所に向かわなくてはいけないな」


「何が書いてあったの?」


「例のアレが始まる」


「アレが?でもアレはあっちだから出来たわけで」


「私とナノハとミカがいれば不可能はない、それにミカは手に入れたらしい、ダンジョンのコアを」


「ダンジョンのコアを!」


「そう、でも手に入れたというより作ったと言ったほうがいいかもしれない」

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