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十章
《番外編》 あらすじ
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「あーハイハイ番外編よー」
「いきなりやる気のねぇ言葉だなオイ」
「だってぇー、もうこれも9回目よ! そろそろ始め方に飽きてくるってもんよ!」
気怠そうに番外編の開始を宣言する、自称可憐な美女エナ。あくまで自称なのがポイントだ。俺から言わせてもらえば、怪力なゴリラエナの方が似合っている。
「ンなことは置いといて、今日はどーすんだ?」
リビングにそう言って入ってきたのは2号である。パンツの上辺りをポリポリかいている。
「んにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃ」
とあくびをしながら器用に話すのが、超ぺたんこであるネネだ。
「実はネタがあるのよ!」
急にやる気スイッチが入ったかのように張り切り出すエナ。まるでその言葉を待っていたかのようだ。
…………誰だコイツのやる気スイッチを押したバカは! 間違いなくめんどーな展開になりそうだ。
「んにゃんにゃんにゃ」
未だに寝起きであるネネの言葉を聞いたエナが高らかに言う。
「あらすじ説明よ!!!」
「「…………………………………………へ??」」
「だからあらすじ説明ですって! あ・ら・す・じ!!! あらすじよ!!!」
「そんなにあらすじ強調しなくたって分かるわ!!」
「気になってんのは、なんであらすじ説明をやるかだよ!!」
俺と2号に迫られるように言われてたエナは、
「知るか」
と短く一蹴した。
そんなわけであらすじ説明を考える回が始まった。そんなという指示語が何を指しているかは分からんが、仕方ない。
「新しいあらすじ文を考えるにあたって、まずは今のあらすじ文を理解しておくべきね!」
彼女は楽しいそうにフリップを取り出した。1番最初のあの気怠さはどこ吹く風か。
そのフリップに書いてあった細かい文字を彼女はわざわざ朗読していく。
「今のあらすじはこうよ!『「パンイチ最高ッッ!!!!!!!!!」
目が覚めたら、パンイチで椅子に括り付けられていた。
異世界に転生した俺は、チート能力を期待していたが、実際の職業はまさかの無職。
唯一もらった眼の力も『相手の嫌なこと』、『相手の好きなこと』だけがわかる力?!
夢の異世界なのに、剣も魔法も使えない展開に!
どうなっちまうんだ俺の異世界ライフ!
ゆるゆる異世界ファンタジー。コメディ感覚でどうぞ。』だって! 最後の部分は割愛したわ!」
「だって! じゃねぇよ!!! すげー露骨に文字数稼ぐじゃねぇかクソぺたんこ!!」
「何よ? 文句でもあるわけ? ねぇ? 作者の負担を少しでも減らそうとしただけじゃない!!」
「ぐ…………確かにそれは正論だ」
「どこがだよ!」
俺の言葉に2号がツッコミを入れてくる。
「しっかしあれねぇ、『パンイチ最高』なんて言葉から始まるのも世の末ね」
「世の末みたいな胸の奴に言われる、作者が可哀想だ」
殴ッッ!!!! いつも通りエナに殴られていると、彼女は話題転換した。
「まぁそこら辺は置いといて、早速新しいあらすじ文の候補を考えていくわ!」
うーんと俺たちは悩み始めた。まずこれをキャラクターに決めさせている時点でロクな作者じゃねぇな。しかもいきなり言われてもなぁ。
するとこれだ!! と大声を2号があげる。
立ち上がった彼は凛々しく語る。
「『開闢より魑魅魍魎が蝟集する異次元的超自然的非日常的世界。そこに降臨したタナカフウタ。その眼に宿すは、青天の霹靂ともいえる奇想天外の力。彼奴は件の世界で種種雑多な日々を過ごしていく』」
「「「まてまてまてまてまてまて待て待て待て!!!!!」」」
「ん? どうした。まだ続きはあるぞ」
「どうもこうもあるか!! なんて文作ってんだ!!」
「しかもまだ続きがあるんですか?!」
「刀変態…………ちょっとした恐怖よコレ」
どんな文章だよ。ホントに!!
俺たち3人は思い思いの言葉を批判として口にする。
「まずな、作風に合わなすぎる!!」
「次に、中二病ような痛い文ですよ!!」
「最後に! なんで私の可憐さの表現ないの?!」
ん? なんか最後に雑音のような戯言が聞こえた気がするなぁ。
三者三様の否定を聞いた2号が不機嫌になりながら言葉を返してくる。
「んじゃよ!! テメェらならどーすんだよ!!」
「そうね…………私なら…………」
エナは答える。
「『その出会いは運命的であった。ここで出会えるとは思いもしなかった。風光明美な赤髪。黄金比で構成されたスタイル。筆舌に尽くしがたい美麗。絶世の美女と一言で表現できるものだろうか。だが、敢えて一言で言うなら、可憐な美女。その名はエ』」
「「あーハイハイ」」
俺と2号は虫を追い払うように手を動かして、エナの言葉を一蹴する。
「な、最後まで言ってないでしょ!!!!」
「最後までってなぁ。詐欺だろそれ」
「嘘は良くないなぁ」
「は、はぁ??!!!!」
「ぷぷぷ。てか聞きました? 2号さん。彼女、あのスタイルが黄金比らしいですぜい」
「ぷぷぷ。聞きました聞きましたとも1号さん。あの胸もその『比』というやつなんでしょう」
「あ、アンタらッッッッ!!!!!!!」
殴ッッ!!!! と音がして何故か俺だけが殴られた。
そんなことをやってるとネネが発表する。
「ボクならこうしますよ。『あーお肉が食べた』」
「よし! コレで1号以外全員提案したな!」
「おいコラ2号! ボク最後まで言ってないんですけど?! 殺しますよ?!」
などと痴話喧嘩するアホどもを置いて、俺はどうしようか本気で悩む。
そして一つの解決策を出す。
「別に…………変えなくてもいいんじゃね?」
番外編 完
分からない熟語は自分で調べるんだゾ。
「いきなりやる気のねぇ言葉だなオイ」
「だってぇー、もうこれも9回目よ! そろそろ始め方に飽きてくるってもんよ!」
気怠そうに番外編の開始を宣言する、自称可憐な美女エナ。あくまで自称なのがポイントだ。俺から言わせてもらえば、怪力なゴリラエナの方が似合っている。
「ンなことは置いといて、今日はどーすんだ?」
リビングにそう言って入ってきたのは2号である。パンツの上辺りをポリポリかいている。
「んにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃ」
とあくびをしながら器用に話すのが、超ぺたんこであるネネだ。
「実はネタがあるのよ!」
急にやる気スイッチが入ったかのように張り切り出すエナ。まるでその言葉を待っていたかのようだ。
…………誰だコイツのやる気スイッチを押したバカは! 間違いなくめんどーな展開になりそうだ。
「んにゃんにゃんにゃ」
未だに寝起きであるネネの言葉を聞いたエナが高らかに言う。
「あらすじ説明よ!!!」
「「…………………………………………へ??」」
「だからあらすじ説明ですって! あ・ら・す・じ!!! あらすじよ!!!」
「そんなにあらすじ強調しなくたって分かるわ!!」
「気になってんのは、なんであらすじ説明をやるかだよ!!」
俺と2号に迫られるように言われてたエナは、
「知るか」
と短く一蹴した。
そんなわけであらすじ説明を考える回が始まった。そんなという指示語が何を指しているかは分からんが、仕方ない。
「新しいあらすじ文を考えるにあたって、まずは今のあらすじ文を理解しておくべきね!」
彼女は楽しいそうにフリップを取り出した。1番最初のあの気怠さはどこ吹く風か。
そのフリップに書いてあった細かい文字を彼女はわざわざ朗読していく。
「今のあらすじはこうよ!『「パンイチ最高ッッ!!!!!!!!!」
目が覚めたら、パンイチで椅子に括り付けられていた。
異世界に転生した俺は、チート能力を期待していたが、実際の職業はまさかの無職。
唯一もらった眼の力も『相手の嫌なこと』、『相手の好きなこと』だけがわかる力?!
夢の異世界なのに、剣も魔法も使えない展開に!
どうなっちまうんだ俺の異世界ライフ!
ゆるゆる異世界ファンタジー。コメディ感覚でどうぞ。』だって! 最後の部分は割愛したわ!」
「だって! じゃねぇよ!!! すげー露骨に文字数稼ぐじゃねぇかクソぺたんこ!!」
「何よ? 文句でもあるわけ? ねぇ? 作者の負担を少しでも減らそうとしただけじゃない!!」
「ぐ…………確かにそれは正論だ」
「どこがだよ!」
俺の言葉に2号がツッコミを入れてくる。
「しっかしあれねぇ、『パンイチ最高』なんて言葉から始まるのも世の末ね」
「世の末みたいな胸の奴に言われる、作者が可哀想だ」
殴ッッ!!!! いつも通りエナに殴られていると、彼女は話題転換した。
「まぁそこら辺は置いといて、早速新しいあらすじ文の候補を考えていくわ!」
うーんと俺たちは悩み始めた。まずこれをキャラクターに決めさせている時点でロクな作者じゃねぇな。しかもいきなり言われてもなぁ。
するとこれだ!! と大声を2号があげる。
立ち上がった彼は凛々しく語る。
「『開闢より魑魅魍魎が蝟集する異次元的超自然的非日常的世界。そこに降臨したタナカフウタ。その眼に宿すは、青天の霹靂ともいえる奇想天外の力。彼奴は件の世界で種種雑多な日々を過ごしていく』」
「「「まてまてまてまてまてまて待て待て待て!!!!!」」」
「ん? どうした。まだ続きはあるぞ」
「どうもこうもあるか!! なんて文作ってんだ!!」
「しかもまだ続きがあるんですか?!」
「刀変態…………ちょっとした恐怖よコレ」
どんな文章だよ。ホントに!!
俺たち3人は思い思いの言葉を批判として口にする。
「まずな、作風に合わなすぎる!!」
「次に、中二病ような痛い文ですよ!!」
「最後に! なんで私の可憐さの表現ないの?!」
ん? なんか最後に雑音のような戯言が聞こえた気がするなぁ。
三者三様の否定を聞いた2号が不機嫌になりながら言葉を返してくる。
「んじゃよ!! テメェらならどーすんだよ!!」
「そうね…………私なら…………」
エナは答える。
「『その出会いは運命的であった。ここで出会えるとは思いもしなかった。風光明美な赤髪。黄金比で構成されたスタイル。筆舌に尽くしがたい美麗。絶世の美女と一言で表現できるものだろうか。だが、敢えて一言で言うなら、可憐な美女。その名はエ』」
「「あーハイハイ」」
俺と2号は虫を追い払うように手を動かして、エナの言葉を一蹴する。
「な、最後まで言ってないでしょ!!!!」
「最後までってなぁ。詐欺だろそれ」
「嘘は良くないなぁ」
「は、はぁ??!!!!」
「ぷぷぷ。てか聞きました? 2号さん。彼女、あのスタイルが黄金比らしいですぜい」
「ぷぷぷ。聞きました聞きましたとも1号さん。あの胸もその『比』というやつなんでしょう」
「あ、アンタらッッッッ!!!!!!!」
殴ッッ!!!! と音がして何故か俺だけが殴られた。
そんなことをやってるとネネが発表する。
「ボクならこうしますよ。『あーお肉が食べた』」
「よし! コレで1号以外全員提案したな!」
「おいコラ2号! ボク最後まで言ってないんですけど?! 殺しますよ?!」
などと痴話喧嘩するアホどもを置いて、俺はどうしようか本気で悩む。
そして一つの解決策を出す。
「別に…………変えなくてもいいんじゃね?」
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分からない熟語は自分で調べるんだゾ。
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