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五章
37話 ここは天国
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その村にいる人達の格好は、皆パンイチであった。
なんだここは……これほどの楽園があったのか……。
「1号……俺たちは理想郷に足を踏み入れたようだ」
「2号……ここが天国なんだな」
俺と2号が感動の言葉を伝え合うと、近くに来ていたエナの友人が俺たちに話しかける。
「そっちはエナの仲間かな? はじめまして! んでその2人はなんでパンイチなんだ?」
褐色で胸がやたらと大きい美女は俺たちを指差す。
人を指差しちゃダメでしょ? んー、大きいから許す!!
「そりゃアンタ……服なんて着ていたら肌が荒れちゃうからだろ」
俺の言葉にウンウンと頷く2号。それを見て褐色ガールはパッーと笑顔になる。
「なっ……アンタ達、真理を理解できているのか!?!」
「ん? どういうことだ?」
2号の問いかけに、その女性は握手を求めるように手を差し伸べてくる。
「うちらがパンイチなのはさ、アンタらと同じ理由なんだよね!」
その言葉で十分だった。俺たちはその手を取り握手をする。
「「「盟友よ」」」
「……何、アンタたち、速攻で仲良くなってるのよ……」
他の友達を対応していたエナがこちらに言ってるが、俺らはそれを無視して話を進める。
「俺の名前はフウタだ」
「俺はヒロト」
「私はエレナよ! よろしくね! フウタ! ヒロト!」
自己紹介をして、俺たちはパンイチの優位性について、楽しく団欒をしていた。
するとエナが俺たちにある提案をしてきた。
「ちょっとそこのアホたち? これから私の実家に行ってご飯食べるから、移動するわよ」
R分後 エナ実家
エナの実家は他の家よりも大きい。茶色の木材を使ってできたログハウスのような形だ。
俺たちパーティメンバーと、いつの間にかパンイチになっているエナ父と、エレナをはじめとする友達数人がいた。
「私の家はね、この村唯一のレストランを経営してるんだよ。1号君も2号君もネネ君も、遠慮なく食べてくれ」
エナ父に案内されて、テーブルに座る俺たちパーティメンバー。その隣のテーブルには、エレナたちが座る。
この場で服を着ているのは、エナとネネだけである。
「じゃあ、私は料理を作ってくるね。エナ、手伝ってくれ」
「はいはい」
エナは父親の言葉を受けて、エプロンを付ける。その姿は生憎可愛いものである。その隣では、パンイチの男がエプロンを付けていた。
「「おっウェェェぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」」
俺と2号はそのモザイクレベルの光景を見て嘔吐した。
「だ、大丈夫ですか? 2人とも。長旅で体調悪くなったんですか?」
ネネが親切にも心配の声をかけてくれるが、気持ち悪くなったポイントはそこではない。
「ああ、問題はない」
「見ちゃいけないものを見ただけだ」
K分後
「待たせたわね、これがパパが作ったカモー肉とキィノッコのバター風味ゴニョゴニョよ」
「「おお!!!」」
エナは蓋のしてある銀皿を持ってきて、テーブルの上に置く。いい匂いが蓋をしているのに、鼻へと匂ってくる。
「これは旨そうだ!」
「エナ開けてくれ!」
「……うっ、キィノッコか……」
ネネが少し残念がっているが、そんなのはどうでも良い。はやく料理が食べたい。
この世界に来て、モヤッシー以外には1、2回違うものを食べたことはあるけど、こういう風にちゃんとした料理は初めてだ!! エナがさっきゴニョゴニョ言ってたのが少し気になるが、今はどうでも良いな。
「はいはい、開けるわ」
エナはそう言って、蓋を開けた。水蒸気が飛び出して、匂いが舞い上がる。
その料理を目で見る。
「「モヤッシーかよ!!!!!!!」」
俺と2号は料理を見て叫んだ。その場にあったのは、鴨肉でもキノコでもなく、モヤシであった。
「どういうことだ! エナ!!」
「どういうこともなにも……さっき料理名伝えたわよね?」
「ああ、しっかり聞いてたぞ。カモー肉とキィノッコのバター風味だろ? 最後はゴニョゴニョ何言ってるか分からんかったが」
2号が商品名を答えると、エナは露骨にため息をついた。
「はぁーー、正規名称はそうじゃないわよ。『カモー肉とキィノッコのバター風味。カモー肉とキィノッコを除いて』よ」
「「………………………………ワンモア??」」
「だから、『カモー肉とキィノッコのバター風味。カモー肉とキィノッコを除いて』よ」
「除いてって、どういうことだァァ!!!」
「普通は添えてじゃねーのかよ!!!」
俺と2号が叫びつつ立ち上がると、エナ父が声をかけてくる。
「ははは、喜んでもらえて良かったよ。こういう品名にすることで、モヤッシーに高級感を持たせようとね?」
「「どういうことだ????」」
全く持って謎だ。モヤッシーに高級感を持たせたいから、品名を変えた? それもう詐欺じゃん。後さっきから、モヤッシーを見て泣いてるネネが気になる!!
「ははは、最初はビックリするよね。でも慣れてくるとそうではないさ」
エナ父の言葉を聞いた瞬間に、エレナ達が商品を頼み始めた。
「私、エッビのキッビア詰めと爽やかなレータス。エッビとキャビアとレータスを除いてで!!」
「うちは、サンショッウォンのパエーリアと薫製ベア、サンショッウォンとパエーリアとベアを除いてで!」
「私は熊肉のビーフシチュー、店長の愛を添えて。熊肉と店長を除いてで!!」
「私は店長自慢のカッルボナアラ、店長とカッルボナアラを除いてで!」
何を添えるって? 後、それも除いちゃうのかよ。
その後すぐにどんどんと商品が運ばれてくるが、全てがモヤッシーであった。
「なんてレストランだ……」
2号が呟くと、料理を運んでいたエプロンエナは俺たちに言ってくる。
「アンタらもささっと食べなさいよ。ここのモヤッシーはいつものとは違うわよ」
そう言われて、俺は特に期待もせずにモヤッシーを口に入れる。
「ッ!!! なんだこれは……旨すぎる……」
2号がびっくりしたような目で俺を見てくるが、彼もモヤッシーを口に入れる。
「ッ!!! うまいィ!!」
俺たちは次々とモヤッシーを口の中に入れて、モリモリ食べる。
「ふん、旨そうに食べるじゃない。ここのモヤッシーは高級なのよ」
「そうだなエナ! 俺はこのモヤッシーならいつまでも食べれるぞ!! ほらネネも食べてみろよ!!」
「……ぼ、ボクはモヤッシーはそんなに……」
「好き嫌いあると、育つ所も育たねーよ!」
さりげなく酷い言葉を放ちながら、2号はモヤッシーを無理やりネネに食べさせる。あーんする形だ。
目を瞑り嫌々に食べるネネであったが、ごくんとそれを飲み込むと、
「旨い。旨いですよ!! エナさん!!」
と感嘆の声をあげた。
「ホント?! それは良かったわ!!」
「ええ!! これなら1週間に1度なら食べれます!」
それでも週一かよ。
するとネネは、それからと付け足して2号に喋りかける。
「2号さん。さっきの育つ云々については後でお話しましょうね?」
「……………………Oh」
2号からは嫌な汗が出ていた。
その後、俺たちはエナとエレナの案内で村の中を回った。
ライトの街よりは綺麗に整備されていなく、レンガ造りのライトに対して、ここは木製の家が連なっていた。
「エナ、明後日がヒャロウイィーンだけど、休むなくて平気なの?」
エレナが隣を歩くエナに尋ねる。彼女は少し考えてから。
「そうね、疲れてないって言ったら嘘になるかしら。後ろのバカ達の相手をするのは、ほんとに疲れるわ」
「「こっちの台詞だ!!」」
俺と2号のツッコミを無視しつつ、エナはネネに言う。
「あ、そうだ。久しぶりに帰ってきたから温泉にでも行こうかな。ネネちゃん、一緒に行きましょう?」
「それはいいですね!!」
「あ、私も行くわ!!」
女性陣は温泉ムードで盛り上がっているが、俺の頭の中ではあることが回想される。
一回目のキカ様ライブの時。2号と一緒に女湯に乗り込んで、俺だけ殴られたというアレだ。
温泉は日本人だし入りたいが……、あのトラウマが……。
温泉への恐怖と1人で戦っていると、エレナが声をかけてきた。
「フウタにヒロトも、温泉に来たら? 混浴だよ!! って女の私が言うべきじゃないか。あはは」
1人で笑うエレナを余所に、俺たちの頭はリンクされた。
「(おい2号。今エレナの奴、混浴とか言ってたよな?)」
「(ああ、間違いない混浴と言っていた。俺たちは試されてるんじゃないのか?)」
「(そうかもしれないな。エナとネネが誘ってきたら、コンマ数秒で断るところだが……)」
「(あの巨乳のエレナが誘ってくれば話は変わってくるか。全く同感だ。あの胸を見れるチャンスがあって、それを逃すなんてあり得ないぞ)」
「(チャンスがあったら掴みに行くのが男だよな。よし!)」
ふぅーと俺たちは一呼吸置いてから、エレナに言う。
「「もちろん」」
なんだここは……これほどの楽園があったのか……。
「1号……俺たちは理想郷に足を踏み入れたようだ」
「2号……ここが天国なんだな」
俺と2号が感動の言葉を伝え合うと、近くに来ていたエナの友人が俺たちに話しかける。
「そっちはエナの仲間かな? はじめまして! んでその2人はなんでパンイチなんだ?」
褐色で胸がやたらと大きい美女は俺たちを指差す。
人を指差しちゃダメでしょ? んー、大きいから許す!!
「そりゃアンタ……服なんて着ていたら肌が荒れちゃうからだろ」
俺の言葉にウンウンと頷く2号。それを見て褐色ガールはパッーと笑顔になる。
「なっ……アンタ達、真理を理解できているのか!?!」
「ん? どういうことだ?」
2号の問いかけに、その女性は握手を求めるように手を差し伸べてくる。
「うちらがパンイチなのはさ、アンタらと同じ理由なんだよね!」
その言葉で十分だった。俺たちはその手を取り握手をする。
「「「盟友よ」」」
「……何、アンタたち、速攻で仲良くなってるのよ……」
他の友達を対応していたエナがこちらに言ってるが、俺らはそれを無視して話を進める。
「俺の名前はフウタだ」
「俺はヒロト」
「私はエレナよ! よろしくね! フウタ! ヒロト!」
自己紹介をして、俺たちはパンイチの優位性について、楽しく団欒をしていた。
するとエナが俺たちにある提案をしてきた。
「ちょっとそこのアホたち? これから私の実家に行ってご飯食べるから、移動するわよ」
R分後 エナ実家
エナの実家は他の家よりも大きい。茶色の木材を使ってできたログハウスのような形だ。
俺たちパーティメンバーと、いつの間にかパンイチになっているエナ父と、エレナをはじめとする友達数人がいた。
「私の家はね、この村唯一のレストランを経営してるんだよ。1号君も2号君もネネ君も、遠慮なく食べてくれ」
エナ父に案内されて、テーブルに座る俺たちパーティメンバー。その隣のテーブルには、エレナたちが座る。
この場で服を着ているのは、エナとネネだけである。
「じゃあ、私は料理を作ってくるね。エナ、手伝ってくれ」
「はいはい」
エナは父親の言葉を受けて、エプロンを付ける。その姿は生憎可愛いものである。その隣では、パンイチの男がエプロンを付けていた。
「「おっウェェェぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」」
俺と2号はそのモザイクレベルの光景を見て嘔吐した。
「だ、大丈夫ですか? 2人とも。長旅で体調悪くなったんですか?」
ネネが親切にも心配の声をかけてくれるが、気持ち悪くなったポイントはそこではない。
「ああ、問題はない」
「見ちゃいけないものを見ただけだ」
K分後
「待たせたわね、これがパパが作ったカモー肉とキィノッコのバター風味ゴニョゴニョよ」
「「おお!!!」」
エナは蓋のしてある銀皿を持ってきて、テーブルの上に置く。いい匂いが蓋をしているのに、鼻へと匂ってくる。
「これは旨そうだ!」
「エナ開けてくれ!」
「……うっ、キィノッコか……」
ネネが少し残念がっているが、そんなのはどうでも良い。はやく料理が食べたい。
この世界に来て、モヤッシー以外には1、2回違うものを食べたことはあるけど、こういう風にちゃんとした料理は初めてだ!! エナがさっきゴニョゴニョ言ってたのが少し気になるが、今はどうでも良いな。
「はいはい、開けるわ」
エナはそう言って、蓋を開けた。水蒸気が飛び出して、匂いが舞い上がる。
その料理を目で見る。
「「モヤッシーかよ!!!!!!!」」
俺と2号は料理を見て叫んだ。その場にあったのは、鴨肉でもキノコでもなく、モヤシであった。
「どういうことだ! エナ!!」
「どういうこともなにも……さっき料理名伝えたわよね?」
「ああ、しっかり聞いてたぞ。カモー肉とキィノッコのバター風味だろ? 最後はゴニョゴニョ何言ってるか分からんかったが」
2号が商品名を答えると、エナは露骨にため息をついた。
「はぁーー、正規名称はそうじゃないわよ。『カモー肉とキィノッコのバター風味。カモー肉とキィノッコを除いて』よ」
「「………………………………ワンモア??」」
「だから、『カモー肉とキィノッコのバター風味。カモー肉とキィノッコを除いて』よ」
「除いてって、どういうことだァァ!!!」
「普通は添えてじゃねーのかよ!!!」
俺と2号が叫びつつ立ち上がると、エナ父が声をかけてくる。
「ははは、喜んでもらえて良かったよ。こういう品名にすることで、モヤッシーに高級感を持たせようとね?」
「「どういうことだ????」」
全く持って謎だ。モヤッシーに高級感を持たせたいから、品名を変えた? それもう詐欺じゃん。後さっきから、モヤッシーを見て泣いてるネネが気になる!!
「ははは、最初はビックリするよね。でも慣れてくるとそうではないさ」
エナ父の言葉を聞いた瞬間に、エレナ達が商品を頼み始めた。
「私、エッビのキッビア詰めと爽やかなレータス。エッビとキャビアとレータスを除いてで!!」
「うちは、サンショッウォンのパエーリアと薫製ベア、サンショッウォンとパエーリアとベアを除いてで!」
「私は熊肉のビーフシチュー、店長の愛を添えて。熊肉と店長を除いてで!!」
「私は店長自慢のカッルボナアラ、店長とカッルボナアラを除いてで!」
何を添えるって? 後、それも除いちゃうのかよ。
その後すぐにどんどんと商品が運ばれてくるが、全てがモヤッシーであった。
「なんてレストランだ……」
2号が呟くと、料理を運んでいたエプロンエナは俺たちに言ってくる。
「アンタらもささっと食べなさいよ。ここのモヤッシーはいつものとは違うわよ」
そう言われて、俺は特に期待もせずにモヤッシーを口に入れる。
「ッ!!! なんだこれは……旨すぎる……」
2号がびっくりしたような目で俺を見てくるが、彼もモヤッシーを口に入れる。
「ッ!!! うまいィ!!」
俺たちは次々とモヤッシーを口の中に入れて、モリモリ食べる。
「ふん、旨そうに食べるじゃない。ここのモヤッシーは高級なのよ」
「そうだなエナ! 俺はこのモヤッシーならいつまでも食べれるぞ!! ほらネネも食べてみろよ!!」
「……ぼ、ボクはモヤッシーはそんなに……」
「好き嫌いあると、育つ所も育たねーよ!」
さりげなく酷い言葉を放ちながら、2号はモヤッシーを無理やりネネに食べさせる。あーんする形だ。
目を瞑り嫌々に食べるネネであったが、ごくんとそれを飲み込むと、
「旨い。旨いですよ!! エナさん!!」
と感嘆の声をあげた。
「ホント?! それは良かったわ!!」
「ええ!! これなら1週間に1度なら食べれます!」
それでも週一かよ。
するとネネは、それからと付け足して2号に喋りかける。
「2号さん。さっきの育つ云々については後でお話しましょうね?」
「……………………Oh」
2号からは嫌な汗が出ていた。
その後、俺たちはエナとエレナの案内で村の中を回った。
ライトの街よりは綺麗に整備されていなく、レンガ造りのライトに対して、ここは木製の家が連なっていた。
「エナ、明後日がヒャロウイィーンだけど、休むなくて平気なの?」
エレナが隣を歩くエナに尋ねる。彼女は少し考えてから。
「そうね、疲れてないって言ったら嘘になるかしら。後ろのバカ達の相手をするのは、ほんとに疲れるわ」
「「こっちの台詞だ!!」」
俺と2号のツッコミを無視しつつ、エナはネネに言う。
「あ、そうだ。久しぶりに帰ってきたから温泉にでも行こうかな。ネネちゃん、一緒に行きましょう?」
「それはいいですね!!」
「あ、私も行くわ!!」
女性陣は温泉ムードで盛り上がっているが、俺の頭の中ではあることが回想される。
一回目のキカ様ライブの時。2号と一緒に女湯に乗り込んで、俺だけ殴られたというアレだ。
温泉は日本人だし入りたいが……、あのトラウマが……。
温泉への恐怖と1人で戦っていると、エレナが声をかけてきた。
「フウタにヒロトも、温泉に来たら? 混浴だよ!! って女の私が言うべきじゃないか。あはは」
1人で笑うエレナを余所に、俺たちの頭はリンクされた。
「(おい2号。今エレナの奴、混浴とか言ってたよな?)」
「(ああ、間違いない混浴と言っていた。俺たちは試されてるんじゃないのか?)」
「(そうかもしれないな。エナとネネが誘ってきたら、コンマ数秒で断るところだが……)」
「(あの巨乳のエレナが誘ってくれば話は変わってくるか。全く同感だ。あの胸を見れるチャンスがあって、それを逃すなんてあり得ないぞ)」
「(チャンスがあったら掴みに行くのが男だよな。よし!)」
ふぅーと俺たちは一呼吸置いてから、エレナに言う。
「「もちろん」」
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