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第1章 奇跡の始まり
称号ボーナスの事
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隔離空間は創られてる感覚が有りますけど、時間が掛かりそうですね。
それよりも、一旦考える事が出てきましたよ?
多分ですけど、私を含めて4人を鑑定して見て、判る事は・・。
称号ボーナスに気付いて無い人が多くないですか、これ?
此処まで有用なら多少なりとも噂に成るなりする筈でしょう?
それが全くないのは、称号を獲得した人が殆ど気付いて無いと言うか、気付けないのでは?
称号ボーナスも、イメージして使用しますから、スキルの様に確認可能な物と違って、偶然気付くか鑑定、しかも魔法の鑑定では他者のスキルすら見れない様なので、今までに100人以下しか居ないと思われる、称号ボーナスの鑑定でしか見れない事に成りますね。
ですが称号ボーナスの鑑定でも最初の鑑定に気付く迄が運次第です、スキル詳細では称号ボーナスを獲得した事が確認出来ないですからね。
更に発動には《鑑定》と獲得した能力を使用する思いが無いと駄目ですから。
私は運が良かったですね。依存に関係する事で称号を貰ったからスキル詳細で気付けましたからね。
そして気付いた人でも、他者に広めるメリットが少ない、と言うかデメリットが有りすぎますね。
鑑定で見つけたなら、国に飼い殺しに成るのは目に見えてますし、それに気付かない人は居ないでしょう。
自分の権能に気付いたなら、強すぎる力に何かを仕出かす者も居るかも知れませんが、そういった者は、他者に強さの秘密は明かさないでしょうし、鑑定でも使用し無ければ、称号の恩恵だってのも判りませんから、何故急にこんな能力がって感じでしょう。
逆に目立たず生活したい者は、尚更明かさないでしょうし。
・・・それに少し考えると気付きにくいボーナスに作為的に設定してませんかね?
神を土下座させたとかの、あり得ない常時発動の不老とかはさておき。
って言うか常時発動の恩恵がそこそこ有るなら気付くかな?
あ、でもどっちみち鑑定が無いと何がどうなってるのか分からないですか・・・。
特にクイースの能力とか善意で他者を堕とした人が影を気にしますかね?善かれと思い行動したのならネガティブなイメージの有る影なんて気にしない気がしますけど。
逆にクイーナの予感とか、堕とされて悲観・・・まあクイースの御陰と言うか性と言うかクイーナは幸福みたいですが。
普通は悲観してる状態で選択肢を選べますかね?また騙されるのではとか、選べず不幸に成る道しか見えないんですけど。
足場生成はともかく、飛行とかに至っては気付いたとしても、消費魔力が大きいから調子に乗って高度を上げた所で魔力切れになる可能性が高いんですけど?・・罠?
もしかして?私は目を閉じて唱える。
「称号」「ボーナス」「能力」
・・・駄目か、スキルの見方と同じかと思ったんですが。
と言うことは見方を知らない訳では無くもっと気付きやすいと思って付与してるのか?
あ、だったら逆に、実は渇望していた事を出来る様な称号ボーナスを付与している?
ありそうだ。
クイーナの予感は
自らの境遇が助からない病なのだと、嘆いていた時、更に実の姉に何度も罵倒されて自分の考えを無理矢理矯正されたんだ。
何処で私は道を間違えたのかと悩んでも可笑しくない。そしてその思いが予感と言う、良い未来を掴みやすい能力の付与に繋がったと考えるのが無難かな?
私の従魔生成も、当時は更に小さかったですからね。手伝ってくれる従者が欲しかったんですよねぇ。ミズリは弱ってましたから頼みたくなかったですし。
鑑定も彼女達の様子が、段々ヤバい状態に成ってきたから、何がどうなってるのか知りたいって思ってましたからね。
ん?渇望していた能力が手に入るなら、同じ称号でもボーナスの内容は違う?
それは同じ称号を持つ人間を鑑定しないと判りませんね。
とりあえず3人にも、称号を手に入れただろう時に何を思っていたか、一応確認してみるか。
「3人に聞きたい事が有ります。ミズリはえーと、神様をその、あれだ、謝らせた時の気持ちとクイースは体が治った時の気持ち。で、クイーナも体が治ったときとで。」
さて、どんな答えが返って来ますかね?
それよりも、一旦考える事が出てきましたよ?
多分ですけど、私を含めて4人を鑑定して見て、判る事は・・。
称号ボーナスに気付いて無い人が多くないですか、これ?
此処まで有用なら多少なりとも噂に成るなりする筈でしょう?
それが全くないのは、称号を獲得した人が殆ど気付いて無いと言うか、気付けないのでは?
称号ボーナスも、イメージして使用しますから、スキルの様に確認可能な物と違って、偶然気付くか鑑定、しかも魔法の鑑定では他者のスキルすら見れない様なので、今までに100人以下しか居ないと思われる、称号ボーナスの鑑定でしか見れない事に成りますね。
ですが称号ボーナスの鑑定でも最初の鑑定に気付く迄が運次第です、スキル詳細では称号ボーナスを獲得した事が確認出来ないですからね。
更に発動には《鑑定》と獲得した能力を使用する思いが無いと駄目ですから。
私は運が良かったですね。依存に関係する事で称号を貰ったからスキル詳細で気付けましたからね。
そして気付いた人でも、他者に広めるメリットが少ない、と言うかデメリットが有りすぎますね。
鑑定で見つけたなら、国に飼い殺しに成るのは目に見えてますし、それに気付かない人は居ないでしょう。
自分の権能に気付いたなら、強すぎる力に何かを仕出かす者も居るかも知れませんが、そういった者は、他者に強さの秘密は明かさないでしょうし、鑑定でも使用し無ければ、称号の恩恵だってのも判りませんから、何故急にこんな能力がって感じでしょう。
逆に目立たず生活したい者は、尚更明かさないでしょうし。
・・・それに少し考えると気付きにくいボーナスに作為的に設定してませんかね?
神を土下座させたとかの、あり得ない常時発動の不老とかはさておき。
って言うか常時発動の恩恵がそこそこ有るなら気付くかな?
あ、でもどっちみち鑑定が無いと何がどうなってるのか分からないですか・・・。
特にクイースの能力とか善意で他者を堕とした人が影を気にしますかね?善かれと思い行動したのならネガティブなイメージの有る影なんて気にしない気がしますけど。
逆にクイーナの予感とか、堕とされて悲観・・・まあクイースの御陰と言うか性と言うかクイーナは幸福みたいですが。
普通は悲観してる状態で選択肢を選べますかね?また騙されるのではとか、選べず不幸に成る道しか見えないんですけど。
足場生成はともかく、飛行とかに至っては気付いたとしても、消費魔力が大きいから調子に乗って高度を上げた所で魔力切れになる可能性が高いんですけど?・・罠?
もしかして?私は目を閉じて唱える。
「称号」「ボーナス」「能力」
・・・駄目か、スキルの見方と同じかと思ったんですが。
と言うことは見方を知らない訳では無くもっと気付きやすいと思って付与してるのか?
あ、だったら逆に、実は渇望していた事を出来る様な称号ボーナスを付与している?
ありそうだ。
クイーナの予感は
自らの境遇が助からない病なのだと、嘆いていた時、更に実の姉に何度も罵倒されて自分の考えを無理矢理矯正されたんだ。
何処で私は道を間違えたのかと悩んでも可笑しくない。そしてその思いが予感と言う、良い未来を掴みやすい能力の付与に繋がったと考えるのが無難かな?
私の従魔生成も、当時は更に小さかったですからね。手伝ってくれる従者が欲しかったんですよねぇ。ミズリは弱ってましたから頼みたくなかったですし。
鑑定も彼女達の様子が、段々ヤバい状態に成ってきたから、何がどうなってるのか知りたいって思ってましたからね。
ん?渇望していた能力が手に入るなら、同じ称号でもボーナスの内容は違う?
それは同じ称号を持つ人間を鑑定しないと判りませんね。
とりあえず3人にも、称号を手に入れただろう時に何を思っていたか、一応確認してみるか。
「3人に聞きたい事が有ります。ミズリはえーと、神様をその、あれだ、謝らせた時の気持ちとクイースは体が治った時の気持ち。で、クイーナも体が治ったときとで。」
さて、どんな答えが返って来ますかね?
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