Lukinoa~愛しき贄~

大福黒団子

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序 出会ってしまった

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 ――気を付けないと、怪物公が攫いに来るよ。
 
 この世界、ファグニでは幼少期に誰でも聞かされるお伽噺だ。怪物公と呼ばれる古の邪神が子供を攫い、自分好みに仕上げて食べてしまうという話。
 自分とて、それを孤児院で聞かされて散々泣き喚いた覚えがある――と、朧気な頭を抱えながら彼ことルゥキノアはふと思い返した。
 灰色に薄緑がかったセミロングの髪に、垂れ目で穏やかな碧い瞳。一見して少女の様だが、少年の様にも取れるのは無性別種の特徴だろう。

「ここ、どこなのです」

 ルゥキノアは未だ霞がかった頭ながらも、自分が居る場所をしっかりと見つめて確認する。一目見た感想は、落ち着きはあるものの高貴な部屋。
 いや、部屋だけじゃない。家具もアンティーク調で統一され、何故か自分が眠っていたであろう巨大なダブルベッドだって肌触りが良く、高品質なものだと実感できる。
 普段、冒険者として旅をしている自分が居て良い場所ではない。まさか、昨晩酒でも間違って飲んで誰かに介抱されたのではないか?
 ルゥキノアは必死に昨晩の事を思い出そうと思考を巡らせる。しかし、辛うじて思い出せたのが……実は昨晩野宿をしていただろうという事実だけだった。

「お、おかしい。おかしいのです。野宿していたらこんな場所に来ないのです。一体どういう事なのです?」
「説明しよう!」

 突如、聞き覚えの無い男性の声が聞こえ、ルゥキノアは声の方へと振り向く。すると、そこには青い髪と光の無い翡翠色の目を宿した美青年がドアの横で笑っていた。身長は、大よそ185以上はあるのだろう。ルゥキノアの140そこそこの身長からしたら、彼は巨人の様にさえ受け取れる。
 また、髪の毛は長いのかシニヨンでまとめており、上品そうな赤いコートと黒いシャツ、ロングスカートがなかなかに似合っているではないか。
 青年は嬉々とした様子でルゥキノアに近寄り、隣にゆっくり腰を下ろす。

「お前はこの俺様、モンストロ伯爵が攫いました。動機はスケベそうだから。以上!」
「いや、いやいやいや」

 何を言っているのだこの男は。ルゥキノアは思わず顔を顰めて、モンストロ伯爵と名乗る男の顔をじっくりと見つめる。相手は相も変わらずにこにこと笑っており、それが嘘か本当か分からない。

「貴方、自分で何言ってるか分かってるのです? それって人攫いって言うんですよ」
「お、そうだな」
「そうだな……じゃないのです! 拉致なのです! しかもその動機、どう見てもエロい事目的なのです!」
「あったり前」

 伯爵はルゥキノアの問いにあっさりと答える。という事はこの男、本当に体目的で自分を拉致ったらしい。
 ルゥキノアはすぐさま跳ねるようにドアへ駆け寄ろうと――した。していたのだ。しかし、何故か体はピクリとも動かない。おかしい。さっきまで自分の意志で起き上がったりなどはできていたはずだ。
 あまりの出来事に狼狽えるルゥキノアを眺め、彼は嬉しそうに笑う。

「俺様さー、最近ペットが欲しくてな。それで夜の散歩をしたわけ。んで、お前さんが呑気に野宿でぐーすかおねんねしていた。もうこれは運命だと思って拾うしかないよな」
「ルゥは……ルゥキノアは、野良の動物でも捨てられた動物でもないのです! お持ち帰りなんてしなくていいのです!」
「いや、お前莫迦? 目の前で美味しそうな獲物が居て持ち帰らない奴なんていないじゃん」

 動けないルゥキノアをベッドに押し倒し、伯爵は舌なめずりをする。

「一見動きやすさ重視の服だが、肩出しに短パン。おまけにタイツ。そしてその男とも女ともとれる容姿。仕舞いにはそんな外見でも、平気で野宿するお馬鹿ちゃん。俺様のペットの理想タイプなんだよなぁ」
「娼館にでも行けばいいのです」

 伯爵の卑猥な言葉の数々に、ルゥキノアは「ケッ」とため息を零しながら苦虫を噛み潰した様な表情を向ける。だが、その一方でどうにか体が動かないかをしっかり試していた。その結果、今の様に表情や口は自分の思い通りに動くことが判明する。
 しかし、四肢はどうあがいても動かない。それこそ手足がベッドに固定されているようだった。

「ルゥなんて飼っても得はしないのです。大体無性別なので、女の人の様な胸もないし、子供は作れないし。男の人の様にあそこに何かは生えてません」

 そっぽを向きながら自分が無性別であることを明かし、相手を萎えさせてしまおう。そう、ルゥキノアは考えたのだが――。

「そうかそうか。そこまで言うなら見て確かめるしかないな」

 伯爵は逆にその気になってしまい、まさに藪蛇だったと頭を掛かる。自分のズボンのチャックが下ろされる音を聞き、ルゥキノアは顔を赤くしながら大慌てで叫ぶ。

「や、やめてほしいのです! そんなところ見たってなにも得しないでしょうに!」
「おっと、可愛いパンツはいてるじゃねぇか」
「やめろ! 見るな、いうな!」

 顔を赤く染め上げて叫ぶルゥキノアとは対照的に、伯爵はにやにやと笑いながらズボンを脱がす。次にタイツを太ももの付け根まで下し、股を開かせ、水色に白いワンポイントの有るレースのパンツをじろじろと見つめる。

「なぁ、ルゥちゃんよ。これ女物か? それともメンズか?」
「無性別用なのです! というか、そんなのどうでもいいのです! 早くそこから視線を離すのです!」
「やだね」

 ルゥキノアの言葉を無視し、伯爵はそのままパンツの上に顔を伏せ、あろう事か匂いを嗅ぎ始める。まさか、予想もしなかったであろう出来事にルゥキノアは思わず言葉を失ってしまった。
 なぜ、そんなところを。理解ができない。不衛生だと思わないのか。などと思うルゥキノアなど気にせず、伯爵は匂いを嗅ぎながらぺろぺろと一部を舐め始める。
 そこはおそらく、陰核が普段皮を被って隠れている部分。下から発せられる粘着質な水音と、こそばゆい様な感覚がルゥキノアをじわじわ浸食していく。

「な、なにし……て……んんっ」

 じくじくと唾液でパンツの布が濡れ、その摩擦で陰核が皮から少しだけ顔を見せる。そのせいだろうか、感覚が先ほどよりも鋭くルゥキノアに伝わる。
 ある程度舐め終えた後、伯爵はルゥキノアのパンツを太ももおろす。するとそこには女性の様な割れ目が存在せず、尿道と先ほど舐めていた陰核があることを確認する。

「毛も無くつるつるとしてて、実に厭らしい。さて、早速ぶち込んで犯してやりたいが……まだ上を堪能してねぇんだよな」

 伯爵は自分の顔とルゥキノアの顔が重なる地点まで這い上がり、ルゥキノアの顔を凝視する。頬は赤く、顔は羞恥と怒りの混じった表情をしており、目には軽い涙をため込んでいた。そんなルゥキノアの表情を眺め、伯爵は余計に楽しそうに口を歪ませ、彼が動かないのをいいことに無理矢理唇を重ねる。

「――っ! んッ……――――っ!」

 口の中で伯爵の舌がルゥキノアの舌を味わう様に舐め、絡ませ、時折吸う。それはキスというよりも、食べられているような感覚。捕食者と餌。恐怖と羞恥。
 どうにか隙を見つけて呼吸をするが、その合間さえも伯爵は喰らう様に口付けを重ねる。
 やがて、伯爵の気が済んだのだろうか。唇が離れ、ようやくルゥキノアは解放される。酸素を求めて呼吸をするも、其れとは別の何かが心臓をどくりと鳴らした。

「はぁ……はぁ……」
「幼くて小さい口に、綺麗なピンクの舌。何度でもむしゃぶりつきたくなる」
「こ、これ以上は……いや、なのです」

 口や表情ではいくら拒もうが、自分の体は自分の脳の支配下ではない。そんなこと、ルゥキノアはとっくにわかっている。分かり切っているのだが――……それでも、心まで受け入れたくなくて拒絶の言葉を発する。
 この男は体が目的のはずだ。なら、心をくれてやる道理はない。だからこそ否定するのだ。
 無論、伯爵もルゥキノアが否定の言葉を口にするのは察していた。むしろ、だからこそ良いのだと。簡単に折れるものなど、屈服させようが無い。
 彼はルゥキノアの言葉を無視し、上半身の服を脱がせる。そしてそのまま、双方の乳首を両手の人差し指と親指で掴み、いじり始める。

「そんなところ触って、どうするつもりなのです」
「なんだお前。自分で弄ったことないのか?」

 伯爵の揶揄う様な問いに、ルゥキノアは真剣に答えた。

「無いです。ルゥは、そういう自慰とか。知識としては知ってますが、やろうとは思わないのです」
「そうかそうか、そりゃいい。開発させ甲斐があるってもんだ」

 彼は乳首の先端を指の腹で円を描くようになぞり、時折抓っては軽く潰し、また描く。細かな刺激のせいだろうか、ルゥキノアの乳首は徐々に芯を持ち、伯爵にいじられるたびに快楽がルゥキノアの脳を刺激する。
 じりじりと、焦がれるような刺激。その刺激はまるで、先ほど陰核を弄ばれた時の様だ。

「やめ……やぁっ……! その、感覚っ……変になる!」
「ふぅん、じゃあこれはどうだ?」

 伯爵はにやにやと笑いながらルゥキノアの右乳首から手を離し、そのまま胸元に顔を近づけて乳首を口にした。そして舌でころころと舐め回しながら、片方の指で左乳首を常上げる。

「……あっ……うぅ……っ!」

 湿り気が余計に感覚を敏感にさせたのだろう。ルゥキノアは息を荒げるとともに、下腹部にじくじくとした刺激と何かが濡れた様な感覚を覚える。一体これが何なのか分からない。けれど、脳は何故かこの刺激をもっと求めているような気がする。
 心臓が高鳴り、顔も体も火照り、顔も蕩ける。分からない、けどほしい。だが、これ以上はだめだ。分かっている、分かっているのに。

「ああ……あっ……あっあ! んんんっ!」

 乳首を舐められ、抓られ、時には歯で軽く甘噛みされたまま吸われ、ありとあらゆる刺激を一身に受ける。ルゥキノアはあまりの心地よさに、喘ぎ声を次々とあげた。
 それが、伯爵にとって喜ばしいことだったのだろうか。彼は乳首を吸うのをやめ、ルゥキノアの尻の割れ目に手を伸ばし、そこの入り口を嬉しそうに撫でる。

「へぇ、しっかり濡れてるな。なるほど。お前はそういう個体なのか。これなら濡らす手間も省けるし、これだけ濡れてるなら突っ込んでも良さそうだ」

 濡れているという言葉に違和感を覚えつつも、確かに自分の尻穴は湿り気を帯びていた。刺激にマヒした思考でも、ルゥキノアのはなんとなく察する。と、同時にひどく恥ずかしくなった。
 自分が性的に興奮すると、愛汁が出てくるなんて。しかし、それを浮かべるより先に尻――ルゥキノアのアヌスの入り口に強い違和感を感じた。伯爵が突如として己のスカートを捲し上げ、自らの太く巨大なペニスをルゥキノアのそこに押し付けたのだ。

「や、やだ……! やだやだ、それ、いやだ。やめて……

 ルゥキノアは首を振り、目から涙を零して必死に懇願する。犯される。その言葉が頭の中でぐるぐると渦を巻き、恐怖と共にどこか期待する自分が居ることを感じ取ってしまう。だめだ、入れて欲しいだなんて思ってはいけない。
 それでも、伯爵と動かない体によって高められた欲情は止まることが無い。

「そんなこと言ってもなぁ? お前の舌の口は俺様をしっかり加え込んでるぜ」

 伯爵が嗤い、腰を進めて太い肉棒がルゥキノアの中を開いて押し込む。濡れているとはいえ、広げられていないそこは、唯でさえ太い其れの威圧感をより一層感じさせる。
 ずぶずぶと入り込み、それをきゅうきゅうと敷き詰める自らの中。ルゥキノアは興奮と、羞恥と欲望を交えて息を荒くし、ふと一つの考えを浮かべる。

(これで中を、ぐちゃぐちゃにされたら――)

 それは期待。しかし、ルゥキノアの微かな理性がそれを否定する。だが、伯爵はそれを察したのか。それとも、彼自身が我慢ならなかったのだろうか。自らの肉棒を奥へと一気に押し進める。

「あっ! あぁぁあぁああっ!」

 あまりの威圧感と、入り口付近の良いところを一気に擦られた感覚にルゥキノアは溺れる。しかしまだ、達してはいない。ギリギリのラインで理性が刺激を押しとどめている。
 だが、この喘ぎ声は伯爵の劣情に火をつけるには十分だった。
 伯爵はそのまま、ルゥキノアの腰を両手で強く掴み、荒々しく何度も腰を強く打ち付ける。

「オラッ! イけ、淫乱っ!」
「ふ、ひぁっ! ひぃ……んんっ!」
「そんなスケベな格好で、犯されないとでも思ってんのか?」
「だって、だってぇ! いままでっ……あ、んっ! そんなこ、と……ンあぁ!」
「無かったってぇ? へぇ、じゃあ処女じゃねぇか。キスにも慣れてないし、乳首も開発されてない。おまけに自分でオナったこともない。その割に、こんなに顔をとろとろにしやがって」

 ルゥキノアの顔は快楽で完全に惚け切っていた。嫌だと言いながら耳まで顔を赤く染め、涙で潤みきった瞳も。小さい口から零れる唾液も、眉を下げ、困ったような泣きそうな表情でさえ――伯爵の情欲を煽るには十分な程、蠱惑的なものだ。
 無論、本人は自分がそんな状態になっているなんて微塵も思っていない。ただ、初めて受け止めた快楽に思考も実も善がり狂い、何が何だか分かっていないのだ。
 粘着質な水音と、ぶつかり合う肉の音、そして伯爵が発する自らを辱める声にルゥキノアの耳は犯され、かすかに残っていたであろう理性が徐々に溶け始める。

「――――っあ! だめぇっ! キちゃう!」

 ルゥキノアは背筋に何かが走るような感覚に陥り、瞬間目の前が真っ白になるとともに中が酷くひくついた。一瞬、自分の身に何が起きたのか分からなかったが。息が荒くなり、下半身がまだ痙攣していることから、なんとなく察する。自分は、達したのだ。こんなことで、犯されながら。達してしまったのだと。
 絶望と共に放心しそうになったが、そんなことを許さないと言わんばかりに伯爵は打ち付けを止めない。そのせいだろうか、達したばかりで刺激に弱い中が再びそれを感じ取り締まりだす。

「やら、やらぁ! またキちゃう!」
「お前ばっかり気持ち良くなってんじゃねぇよ」

 伯爵は刺激を緩めない。それどころか余計に強くなり、一切の躊躇が無くなった。再び襲い来る刺激に、ルキノは為す術も無く蹂躙される。
 二人の刺激は高まり合いやがて絶頂する瞬間、伯爵はルキノをまるで快楽から逃がさないと言わんばかりに強く抱きしめた。そして、重なり合った二人は同時に果てる。

「ひっ……あぁぁっ! あぁあああぁっ!」
「――――っ!」

 ひくひくと刺激を受け、達したルゥキノアの中に同時に果てた伯爵の精液が余すことなく注ぎ込まれる。それはまるで、自分がこの者の初めてを奪い、中を犯した証明といわんばかりに。本来ならここで抜き、終わらせるのがベストなのだろう。
 しかし、ほんの数分。お互いが呼吸を正した瞬間。伯爵のそれは再び硬さを取り戻し、ルゥキノアの中を犯し始める。

「なんで……また……」
「悪いな。俺様、絶倫でさ。おまけにルゥちゃん、こんなにスケベだもんなぁ?」

 伯爵は口を歪ませ、ケラケラと笑いながらルゥキノアの瞳を見つめる。蕩けたとは言えど、やはり心を許していないのは手に取って分かるほど、光の有る瞳。良い瞳だと思うと同時に、この子供を自分無しでは生きていけないほど浸食してしまいたいという支配欲が彼の中で沸き上がる。

「好きだぜ、お前みたいな莫迦な奴。贄って感じがして最高だ。だから、もっと犯しつくしてやる」

 彼は、再びルゥキノアに口付けをした。あの、支配するような、捕食するような口付けを。
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