クロノザクロン

ジャック・アーズ

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 2章 誕生の海賊

   20話・中編1「時と試練は進む」

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  三人が島で暮らして三年後…………




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 何年の月日が流れたのでしょうか?
ラグナと私は…明らかに背が伸びて…ラグナは肌色と髪色が変わっている気がします

現在のラグナは…もう狩りは慣れてきて泳ぎも木登りもスムーズに…
 「おはよう!アステラル!」
 「って!?うわっ!?ら、ラグナですか…急に脅かさないでくださいよ」
いつの間にか、ラグナは私の目の前に居ました
…何時も突然ですよ……
 「へ?私は挨拶しただけだぜ?ってそれより、一狩り行こうぜ!」
 「…あれ?その台詞に似たようなのを……何処かで聞いたことあるような…?確か…モンス……ってそうですね。ところで…少し、日焼けしましたか?」
 「そういえば、気づかないうちに見てみると…なんだか、生焼けた肉みたいな色になってる!?…アステラルは、全然変わってないのに!?」
確かに……ラグナと同じ生活をして…外に出ているのに……
私の肌は変わってない…?
 「恐らく、それも氷の精霊の影響だろうな」
拠点の外からホワードさんが来ました
 「ひゃあー!氷の精霊っていろんな影響があるんだな!」
 「いろいろと謎ですね…髪色も白いし……そういえば、ラグナは髪が赤くなってますけど……」
 「え?まじか!?」
凄く驚いてますね……
 「うわああああっ!?ほぉぉんとぉぉだぁぁぁ!?どうしてだ!?黒かった髪が赤くなってるぞ!?」
海の水の反射を利用して、鏡のように見たようですね
 「ふむ……何かの現象か?髪が赤くなるのは…炎の聖霊と契約した一部の騎士がなる現象だ……しかし、ラグナには炎の聖霊とは無関係…とはいえないが……ラグナの父親は、あの魔剣士レナウトだ……レナウトの魔力が、ラグナに受け継がれている可能はある…」
 「親父は…やっぱり、凄い人なのか!?」
 「エールデ王国からは…水の帝王なんて言われてたな…」
魔剣士レナウト…当時の戦で
何個をも功績を残し、活躍した剣士…

そういえば、レナウトさんとラグナ……全く性格が似てませんが
一体、誰に似たのでしょうか?
 「あ、そろそろ行こうぜ!アステラル!」
 「狩りに行くのか…今更だが、気をつけて行くのだぞ」
 「えぇ、では…行きましょうか」

私とラグナは森の中へと歩みました











 「昨日は雨が降ってたから動物は居なくて狩りが出来なかったからな…」
先程の笑っていたラグナは
狩りの時になると…今では何時も険しい顔になっていました…
もう何度も狩りをやってきたラグナですが…
……やっぱり、動物を殺すというのは心が痛むのでしょうね…
言い方は悪いのですが…現実を知っても
ラグナはそれを受け止めようとしてるのかな……

そういえば、言ってましたね…
小さな争いは何処にもあるって……

………此所までラグナが成長したのも
性格の器…海賊の夢に向かう為にでしょうか?
 「おーい?アステラス?ボーッとしてると、先に行くぞー!?」
 「あ、すみません……それで、どうします?まだ地面が湿っている様子ですが…」
 「んー…そうだなぁ……よし!池を見に行こうぜ。何かの動物が水を飲んでるかもしれないだろ!」
 「ですね。他にも、雨の水が貯まって出来た場所も見てみましょう」

森の周囲を探索し、何か動物が居ないかと探しました



 「…おっ!アステラス、あそこを見てみろよ!」
ラグナは何かを見つけたようで、その場所を見てみると
 「フゴッ…………フッフゴ……」





チャプチャプ、ブチャ!ブチャ!ムキャ!





そこには、泥水で遊んでいたイノシシが居ました
……ってあれ?一回だけ音がおかしくないですか?
 「あれは……イノシシですね…名前は……えっと…」
 「先端の鼻が少し白いから…シロハナシシだ!」
うっ…未だに動物の名前は覚えてないですね…
 「今回はあいつだな!けど、イノシシとかは皮とか厚いから弓矢では狩りにくいから…アステラル、イノシシをあそこの木まで誘き寄せれるか?」
 「大丈夫ですけど…木で何かするのですか?」
 「私は木に登ってるから、アステラルは何とかイノシシを驚かせて木まで誘導してくれ!来たら木から降りて直接、イノシシに乗って捕まえるぜ!」
 「わかりました。けど、無茶なことは控えてください…って言っても何時もしちゃうのですよね…」
 「物は試しだぜ!よし、行くぞ!」
ずっと、ラグナは何時もこんな感じですね
良いところでもあるのですが…悪いところでもありますね



 ラグナはイノシシに気づかれないように
近くの木へと登り、待機してるようです
もう登ったのですか…本当に成長が早いですね
 「…さて、どう誘き寄せましょうか……」
いきなり飛び出て驚かせるのは危険がありますから…
石を投げて、誘導しましょうか

私はその場にあった小さい石を拾って
イノシシへと投げました
 「フギュ!?」
頭へと当たり、イノシシは警戒して後ろへと下がって
ラグナの待機してる木へと近づいて行きました
 「…今です!ラグナ!!」
 「おうよ!」
ラグナは短剣を持ち、木の上からイノシシへと飛び込みました
 「フギュウウウッ!?」
本当に…ラグナはイノシシの背中に乗ってしまいましたよ……
 「ごめんな……けど、生き抜く為なんだ…!」


ブスッ!


そのまま、ラグナはイノシシの頭上から短剣を刺し込んで
イノシシを殺めました…
 「……ふぅ…ってうおっ!?」
気が抜けたのか、ラグナは乗っていたイノシシから転び落ちてしまいました
 「お疲れ様、ラグナ」
ラグナの所へと行き、私はラグナに手を差し伸べました
 「ありがとうな!アステラル!」
ラグナは私の手を掴み、私はラグナを引っ張り上げました
 「では、戻って解体しますか」
 「…だな!」
私とラグナは、イノシシを長く太い木の枝に
縄に巻き付けて持ち上げ、拠点へと歩みました









 拠点に戻り、私とラグナでイノシシは解体して
今はイノシシの肉を焼いてるところですね
…それと、何時もみたいに…ラグナは
シロハナシシを土に還してあげました…
海の魚は海に還して、地上の動物達は自然に還す……
それがラグナのせめての償いのやり方のようです…
 「ほう…今日はシロハナシシのか…三年も経つが動きも狩りも立派になったな」
 「お、そうか!」
 「……そろそろ、本格的に試練をやるとするか…」
試練……そういえば、まだ動きからの修行しか、まだやってませんでしたね…
 「やっとか!んで、どんな試練なんだ!?食ったらやるぜ!」
 「そうだな…また動きの試練だが……ある所に登ってもらう」
 「その場所とは…?」
 「…食べたら終わったら話そう……」
そう言って、ホワードさんは拠点の中へと入りました
 「ラグナ、ホワードさんは本格的と言っています…あの人は元エールデ王国の守護神…どんな試練を向けるのかわかりません。本当に気をつけて…頑張ってくださいね」
 「おう!それに、もうへっちゃらだぜ!」
そうだと良いのですが…
 「……はぁ…」
 「ん?どうした?アステラル?」
 「なんだか、何時ものラグナって思えて安心しました」
 「私は私だぞー!?」
 「…はっはははははww」
つい、私はなぜか笑ってしまい
 「ど、どうして笑ってるんだ!?何か私、やったのか!?」
 「ふぅ…すみません。本当にラグナらしいなーっと思ってしまいましたから」
 「って、そういえば…アステラルが笑ってるとこ、初めて見た気がするぜ!」
 「…そうかもしれませんね」
もし、ラグナと会っていなかったら…
こんなに笑っていたこと……無かったかのかもしれませんね…
 「試練、頑張ってくださいね…!」
 「……おう!」


食べ終わり、ラグナはホワードさんの居る場所へと走って行きました









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 「…ふぅ……!来たぜ!ホワードのおっさん!」
 「……来たか、ラグナ…速いな」
私は、ホワードのおっさんの居る所へと走って
この場に来た!
ようやくの本格的な試練……どんなのだろうな!
 「…これから試練は……今までの試練よりも、命を危険に晒す…覚悟は良いな?」
 「ホワードのおっさん…それ、何回めだ?」
もう覚悟はあるかーとか…流石に聞き飽きたぜ…
 「……すまん、もう覚悟はあるという訳だな…お前らしいが…」
 「んで、何をしたらいい!?登るって何処にだ!?」
 「俺が幻覚で作り出した…崖にな…」
幻覚って……あー!
 「幻覚ってなんだっけ!?」
 「………幻覚とは、その場にあるハズのない物を実体なく、出現させるみたいなことだ…」
 「なるほどな!んで、崖に登るんだな!」
 「…その前に、俺の幻覚には二つあるの種類がある……。一つは、さっきも言った実体がない物を作り出す幻覚…。もう一つは……触ることが出来て動くことも出来る幻覚……有幻覚だ…今回は、その有幻覚の崖を登ってもらう」
 「よくわかんねぇけど…触れるか、触れないかの違いだな!」
 「…まぁそうだな………さて、作り出すぞ……!」
ホワードのおっさんは、手に力を入れて
何かを引っ張るような感じの動きをして…






 ドォォォォォォォォォォオオオオオー!!!!!






 「…す、すげぇぇ!!てか、何処まで伸びてんだ!?」
崖は空も雲も越えて
すげぇぇぇぇー高く!伸びてたぜ!
 「これを登ればいいんだな!おっさん!」
 「……恐れないんだな…自分がこれに登ると言うことに…」
 「恐れてるより、行動あるのみだ!恐れて体が動けねぇのは嫌いだぜ!」
 「…俺は、君が恐ろしく感じてきたな……確かに、恐ろしいことを行動に変えれる精神は良いとは思う……。だが、その行動でどうなるかは……」
 「だ か ら!!やってみないとわかんねぇだろ!私はとりあえず、登るぞおおぉぉぉぉぉ!!」
すげぇぇぇぇー高い崖へと走り、俺は崖に掴まったぜ!




 「………実戦では、やってみた後では取り返しがつかないんだ……!………」









 数時間後……








 ふぅ……一体、どの辺りまで登ったんだろうな…
もう辺りは少しずつ暗くなっていく最中かー…
 「上に雲が離れて見える…まだまだ全然かぁ…よし!登るの再開だ!」
何処まで、この崖は続いてんだろうなー…
まさか、宇宙っていう場所まで続いてんのか!?
宇宙は凄く広いって、アステラスから聞いたけど…どんな場所なんだろうなぁ…!
海とはまた違った場所なんだろうなー!








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 「…はぁはぁ……ホワードさん!これは何ですか!?いくら試練でも、帰りが遅いから来てみましたが………」
 「……アステラルか…すまんな、まだラグナが試練をしている…あの崖で登らせているのだ…」
崖の上を見てみると、そこにはラグナらしき小さい何かが
崖を登っていました……
 「この高さ…いくら試練で……ラグナでも、もし落ちたら死んでしまいます!何を考えているのですか!?」
 「……本格的と言ったな…今までにも…死との隣り合わせのようなこともさせたが……今回の試練は…本当の実戦とは違うが……実戦と近く、俺もやってきた試練をやらせている…」
 「けど、ラグナは……」
 「まだ経験も何もなく、ましては最初は箱入り娘だったと言いたいのか?だが…君にもわかるはずだ…元冬桜家の試練を行った君にも……人は誰もが乗り越えないといけない試練がある……そしてラグナも………」
 「……言いたいことはわかりました。ですが…もしラグナが…落ちそうになったら………その時は、支えて…止めます…!」
 「…怒らないのか?俺のしていることは危険なことだ」
 「もう怒ってますよ!何時もラグナが一人で何処かに行っちゃいそうな事とか!ホワードさんも何も言わないで、一人で何かをしているとか!二人とも何ですか!!凄く心配してるのですよ!?」
 「………え、えっと…だな……アステラル?」
 「少しは、誰かが居るという事を忘れないでください!今はラグナを信じて私も待ちます!良いですね!?」
 「……あ、あぁ…………今までの貯めていた事を爆発させたのか…?」
私は自分がわがままを言ってることに気づいてます……だけど
…それでも、心配なの……私は………!




友達の……ラグナの事が!







ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー







 「……はぁ……はぁ……い、一体、何処まで登ったんだ!?もう辺りが暗くてわからないぞ!?」
上に登る度に…息がやりづらくなる……
…手も震えてきてる……!
こりゃ、何とか朝までに登り切らないと、体が持ちそうにないな…!
これが……ホワードのおっさんの試練…!
 「…私は何度も、試練を乗り越えてきたと思ってた……だけどな…これが本当の試練だって事と…ホワードのおっさんは…これをやらせる為に、何日も掛けて…私とアステラルを…育ててきてくれたんだな……!」

もう一度、気合と覚悟を入れ直さねぇとな!
 「……すぅぅー…持ってくれよぉ……私の体ああぁぁぁ!!!」

また私は崖に手と足を動かして、崖を登る!
 「うおりゃあああああああ!!後、どれぐらいだああああ!?」
もう呼吸も……限界か!?

いつの間にか、私は白い雲を抜けて………

 「……見えた!」
ようやく、真上に来たんだ!
 「もう少しだ!」



最後の気合だああああああ!!






そして、ようやく……崖の掴む場所が消えて、ようやく……!ようやく!!

 「到着したあああああああああああ!!!やっほぉぉぉぉーい!!…っておええぇぇ……空気が薄いって言ったら良いのか…!?きもちわりぃ……」
何とか、朝までには到着した!
 「えーっと……ん?なんだこれ?って…これって……何処かで…」
天辺に置いてあったのは…たぶん、ホワードのおっさんが着けていた
あの腕に着けていたのとそっくりな物があったぜ!
…だけど、なんでこんな場所に?
 「…ま、いっか!ついでに持っていくとして…それより……ってうおっ!?」
体が限界に近づいたのか、持ったら足が傾いて……崖から……
 「うわあああああああああああああああっ!!!???」






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー





 「……ホワードさん!?あれは…!?」
 「うわあああああああああああああああっ!!!???」
 「……落ちてるな…」
……ラグナ!?
あれは…ラグナが落ちてる…!?
 「ホワードさん!私は言った通り…ラグナを止めて見せます……!これが…友達への試練(思い)です!」
 「………わかった、見させてもらうぞ…君達の試練を……!」


私はラグナの元へと、急いで走り…
 「……ラグナああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
 「……………アステラル……?アステラルうぅぅぅぅぅぅぅ!!」
絶対に……絶対に……!!




ラグナを……受け止める!!




 「詠唱!我が心は氷…炎よ……我の心を、溶き砕き、友を支える、明日への柱を…!スノーウルフロイントシャフト!!」







 ピキキキキ………ギイイイイイイイイイイッッ!!







地面から、氷の柱が出てきて…ラグナの元へと階段のように導いてくれました…!
 「まぁぁぁぁあにぃぃぃぃあぁぁぁぁええええ!!!」
氷の柱を登り、落ちていくラグナへと近づく…
 「飛んでえええええええ!!!」
私はラグナへと……足を踏み出し……飛んで……!



 「ラグナ!手を!」
 「おう!!」

ラグナと私は…落ちていく中……手を繋いで……
私はラグナを……抱きしめました…











ドォォォォォォォォォォォオオオオオオーーーン!!!!!

















 聴こえてくる衝撃の音………
あれ?…暖かい………?

 「ラグナ!ラグナ!!!」
 「……アステラル…?」
気がつくと…アステラルが抱きしめて私の側に居てくれた…
 「…もう……心配したのですからね……!」
 「…へっへへ……わりぃな、アステラル…」
なんだろう…アステラルの肌……
 「アステラルの手……なんだか、冷たいのに……暖かいな!」
 「どういうことですか!?」
 「二人共、無事か…」
 「……ホワードのおっさん…登り切ってやったぜ…!」
私は、あの時の小手を…ホワードのおっさんに見せた…!
 「………あぁ、よくやったな…二人共……今回の試練は合格だ…今は休め、明日に説明をしよう…」
 「今はもうくたくただぁ……アステラルぅ……おぶってくれぇ……」
 「今日は特別ですよ?もう…無茶をして…」

アステラルの背中に乗って、そのまま拠点へと歩んだぜ…!











今日はさぁぁぁいこうに…嬉しいぜ!!




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