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第一章 異世界のアルコータス
続 絶倫大車輪
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「あぅうぅうぅ……」
これは俺の声だ。
俺のうめきといおうか……。
俺はシャワー室の床に、身体を折って横たわっていた。
さながら搾りカスのように。
温かいシャワーは降りそそぎ続いていた。
ああ、優しい……。
ヒサメはすでに姿を消していた。
身体を洗い、さっぱりした様子で。
俺の精気を吸い尽くして、意気揚々と。
ヒサメは自ら宣言したとおり、確かに処女だった。
その紅い証が大量に流れた。
しかし、なんだろう……。
あの知識とテクニックの数々はッ!
俺はしごかれ、挟まれ、吸引されたのみならず。
指まで突っ込まれて、さらにはその指でぐりぐりとほじられまでした。
「フフフ、わたしは人体に詳しい……」
それがヒサメの弁だった。
ヒサメは精力的で、責め苦は際限がないかと思われるほどだった。
そんなのフィクションだと思っていた、ウブな俺はもう過去の存在だ。
実在をこすり込まれたと言ってもいいだろう。
そこで俺はハッとする。
もしや……。
これがッ!!!!
巷で噂のッ!!!!
『逆レイプ』なんやろかァァァ!!!!
とんでもない経験をしてしまった。
ヒサメのヤツ、冷徹そうな物腰の本性は、とてつもない変態だ……。
「う、うむぅ……」
俺はうめきながら、ところどころヒリヒリする身体を起こし、シャワーを止めた。
今日はもう寝よ。
あまりの脱力感に、服を着忘れて食堂に出るところだった。
ちゃんと服を着て、自室へ向かう。
自室のドアを開けると、もちろん中は暗い。
奇妙なことに、甘ったるい女の匂いがした。
天井にリングを向けて照明をつける。
異変はすぐにわかった。
ベッドが膨らんでる。
枕元に赤いものが覗いていた。
近づいてみると、それは輝くような赤髪だった。
顔は隠れていたが、アデーレしかいない。
「おい、アデーレ……」
シーツをめくり上げて、俺の目は点になった。
確かに、ピンクのパジャマを着たアデーレだったが。
前は大きくはだけて、薄い胸が丸見え。
下は……ズボンとパンツが膝まで下げられている。
その姿で、アデーレは安らかな寝息を立てていた。
人のベッドでナニしてんだ、コイツは……。
いや、ナニしてたんだろうけど。
俺のベッドでナニして、そのまま眠り込んでしまった。
それ以外の解釈はあるまい。
欲望が湧いてこないでもなかったが、不意打ちはよくない。
俺は目のやり場に困りながら、アデーレの肩を揺すった。
「アデーレ、おいアデーレ!」
「んん……、ハッ!」
アデーレは目を覚ますと、バネ仕掛けのように身体を起こした。
俺の姿を認めると、おろおろした調子で弁解し始める。
「すすすすすすすいません、ごめんなさい、タネツケさま!」
『さま』づけか。
俺としても、ここでの出来事にいちいち驚いてはいられない。
アデーレはうろたえながら続ける。
「か、鍵穴から覗いたら、タ、タネツケさまが居なかったので、ベッドを温めて待っていようかと!」
気弱なわりに行動派なんだよな、コイツは。
俺は冷たい調子で言い放ってみた。
「そのカッコウでか?」
「!!!!!!!!ッ」
アデーレはやっと自分の姿に気づき、声にならない悲鳴を上げた。
「ここここ、これは、あの、その」
アデーレは耳まで真っ赤になって、俺を見上げる。
下がり眉の下の、泣きそうに潤んだ青い瞳で上目づかい。
何かがぐっとこみ上げてくる。
これがあの傲慢な鎧女の中身だと思うと、嫌がうえにも嗜虐心が高まった。
さっきまではヒサメにさんざんイジメられたものだが、いまのアデーレはイジメたくなってしょうがないッ!
俺はゾクゾクしながら言った。
「で? ベッドを温めようとして、どうしてそんなカッコになるんだ? 正直に話さないと、明日の朝飯どきの話題だぞ……?」
「ごめんなさい、ごめんなさい! こんなつもりじゃなかったんですぅ!」
そう前置きしてからアデーレは続けた。
「ここで寝てたらタネツケさまの匂いがして、気がついたら手が勝手に……」
そこで言葉を切り、探るように俺を見上げる。
何かを期待している目の輝きで、アデーレは言った。
「み、みなさんには黙っていてください……、な、なんでも言うこと聞きますから……」
「うっ……!」
その可愛らしさに思わずツバを飲み込む。
つい興に乗って、ここまで来てしまった。
アデーレは待っている。
次の一歩を。
これはッ!!!!!
おばあちゃんの知恵袋的なッ!!!!!
『弱みを握られたフリして逆に誘いをかける女』やないかァァァ!!!!!(長い)
俺らしくないが、仕方ない。
「よ、よおし、じゃあ大人しくしろぉー」
言いながら、アデーレに覆いかぶさってゆく。
「あ、ダメっ!」
アデーレは俺のあごに手を当てて、腕を突っ張った。
そのくせ下は。
両足で俺の腰をがっちりホールドしている。
おかげでアマレスの技かなにかみたいに、俺の腰がキマってしまっていた。
逆エビ固めに近い。
アデーレは細身だが、怪力の持ち主だ。
俺の腰がミシミシいう。
「いでででででっ!」
俺の苦痛の声で、アデーレが腕を離した。
「はーはーはーはー」
荒い息が出る。
もう少しで本気を出して振りほどこうとするところだった。
アデーレは怯えたように言う。
「す、すいません、つい反射的に……。や、優しくしてください、わたし初めてで……」
俺はゆっくりと、アデーレの唇をふさいでいった。
☆☆☆
アデーレの反応はすべてにおいて控えめだったが、力が強かった。
がっしりと組みついてくる。
かなり動きにくかった。
なんというか、俺のほうが慣れていてよかったといえよう。
アデーレは無言でパジャマを着け終わると、やおら立ち上がった。
ぺこぺことお辞儀の連射を始める。
「すいません、すいません! こんな大それた真似しちゃってごめんなさい!」
首だけこちらへ向けて、お辞儀しながドアに向かう。
「ごめんなさい! わたし厚かましかったですよね、嫌わないでください、すいません」
「アデーレ……」
俺は声をかけたが、アデーレは聞いちゃいない。
「ごめんなさい、すいません、わたしこれからも……ぐがっ!」
前を見てないからドアにぶつかる。
俺は立ち上がって、アデーレのもとへ行こうとした。
「大丈夫か、アデーレ? 前を見て歩こうよ?」
「ああ、大丈夫です! お心遣い感謝します。すいません、ごめんなさい!」
俺が着く前にドアを出て行ってしまった。
と、閉まったばかりのドアが、カチャリとわずかに開く。
ちょっと嬉しげなアデーレの声が言った。
「ごめんなさい、一生の思い出にします!」
再びドアが閉まる。
今度こそ、アデーレの気配が消えた。
ひとりきりになる。
ずいぶん久しぶりのような気がした。
「……」
俺はシャツとボクサーパンツを身につけて、ベッドに寝転ぶ。
天井を見ながら物思いにふけった。
なんということだろう……。
この屋根の下にいる女のほとんどと、關係を持ってしまったッ!
戦闘メンバーの女全員だ。
残っているのは比較的に接点の少なかったイリアンだけだ。
ちょっとだらしないかもしれないが、来るものを拒めない。
マトイ、ナムリッド、ヒサメ、アデーレ。
個性的な四人だ。
魅力的な四人ともいえる。
本音を言ってしまえば、みんな好きだ。
四人ともかわいい。
いや、ヒサメはちょっと怖いかもしれない。
だが、やはり他の三人には無い魅力があった。
誰か一人に絞ってつきあうことなんて、いまの俺には無理な話だ。
天真爛漫でちょっとやきもち焼きなマトイ。
優しいお姉さんぽい、というか俺の師匠でもあるナムリッド。
得体の知れないミステリアスさを持つヒサメ。
鎧を着ているときの傲慢さと、脱いだときの気弱さのギャップが嗜虐心をあおるアデーレ。
みんないい。
ついでに言えば、全員処女だったし。
俺が戦闘メンバー全員と關係を持ってしまったことは、明日の朝にもみんなに感づかれるだろう。
仲良くしてくれるといいけど。
この身体の絶倫さをもって、平等に愛すればうまくいかないだろうか……?
どうだろうな……?
長く、激しい夜だった。
俺はいつの間にか眠りに落ちていた。
これは俺の声だ。
俺のうめきといおうか……。
俺はシャワー室の床に、身体を折って横たわっていた。
さながら搾りカスのように。
温かいシャワーは降りそそぎ続いていた。
ああ、優しい……。
ヒサメはすでに姿を消していた。
身体を洗い、さっぱりした様子で。
俺の精気を吸い尽くして、意気揚々と。
ヒサメは自ら宣言したとおり、確かに処女だった。
その紅い証が大量に流れた。
しかし、なんだろう……。
あの知識とテクニックの数々はッ!
俺はしごかれ、挟まれ、吸引されたのみならず。
指まで突っ込まれて、さらにはその指でぐりぐりとほじられまでした。
「フフフ、わたしは人体に詳しい……」
それがヒサメの弁だった。
ヒサメは精力的で、責め苦は際限がないかと思われるほどだった。
そんなのフィクションだと思っていた、ウブな俺はもう過去の存在だ。
実在をこすり込まれたと言ってもいいだろう。
そこで俺はハッとする。
もしや……。
これがッ!!!!
巷で噂のッ!!!!
『逆レイプ』なんやろかァァァ!!!!
とんでもない経験をしてしまった。
ヒサメのヤツ、冷徹そうな物腰の本性は、とてつもない変態だ……。
「う、うむぅ……」
俺はうめきながら、ところどころヒリヒリする身体を起こし、シャワーを止めた。
今日はもう寝よ。
あまりの脱力感に、服を着忘れて食堂に出るところだった。
ちゃんと服を着て、自室へ向かう。
自室のドアを開けると、もちろん中は暗い。
奇妙なことに、甘ったるい女の匂いがした。
天井にリングを向けて照明をつける。
異変はすぐにわかった。
ベッドが膨らんでる。
枕元に赤いものが覗いていた。
近づいてみると、それは輝くような赤髪だった。
顔は隠れていたが、アデーレしかいない。
「おい、アデーレ……」
シーツをめくり上げて、俺の目は点になった。
確かに、ピンクのパジャマを着たアデーレだったが。
前は大きくはだけて、薄い胸が丸見え。
下は……ズボンとパンツが膝まで下げられている。
その姿で、アデーレは安らかな寝息を立てていた。
人のベッドでナニしてんだ、コイツは……。
いや、ナニしてたんだろうけど。
俺のベッドでナニして、そのまま眠り込んでしまった。
それ以外の解釈はあるまい。
欲望が湧いてこないでもなかったが、不意打ちはよくない。
俺は目のやり場に困りながら、アデーレの肩を揺すった。
「アデーレ、おいアデーレ!」
「んん……、ハッ!」
アデーレは目を覚ますと、バネ仕掛けのように身体を起こした。
俺の姿を認めると、おろおろした調子で弁解し始める。
「すすすすすすすいません、ごめんなさい、タネツケさま!」
『さま』づけか。
俺としても、ここでの出来事にいちいち驚いてはいられない。
アデーレはうろたえながら続ける。
「か、鍵穴から覗いたら、タ、タネツケさまが居なかったので、ベッドを温めて待っていようかと!」
気弱なわりに行動派なんだよな、コイツは。
俺は冷たい調子で言い放ってみた。
「そのカッコウでか?」
「!!!!!!!!ッ」
アデーレはやっと自分の姿に気づき、声にならない悲鳴を上げた。
「ここここ、これは、あの、その」
アデーレは耳まで真っ赤になって、俺を見上げる。
下がり眉の下の、泣きそうに潤んだ青い瞳で上目づかい。
何かがぐっとこみ上げてくる。
これがあの傲慢な鎧女の中身だと思うと、嫌がうえにも嗜虐心が高まった。
さっきまではヒサメにさんざんイジメられたものだが、いまのアデーレはイジメたくなってしょうがないッ!
俺はゾクゾクしながら言った。
「で? ベッドを温めようとして、どうしてそんなカッコになるんだ? 正直に話さないと、明日の朝飯どきの話題だぞ……?」
「ごめんなさい、ごめんなさい! こんなつもりじゃなかったんですぅ!」
そう前置きしてからアデーレは続けた。
「ここで寝てたらタネツケさまの匂いがして、気がついたら手が勝手に……」
そこで言葉を切り、探るように俺を見上げる。
何かを期待している目の輝きで、アデーレは言った。
「み、みなさんには黙っていてください……、な、なんでも言うこと聞きますから……」
「うっ……!」
その可愛らしさに思わずツバを飲み込む。
つい興に乗って、ここまで来てしまった。
アデーレは待っている。
次の一歩を。
これはッ!!!!!
おばあちゃんの知恵袋的なッ!!!!!
『弱みを握られたフリして逆に誘いをかける女』やないかァァァ!!!!!(長い)
俺らしくないが、仕方ない。
「よ、よおし、じゃあ大人しくしろぉー」
言いながら、アデーレに覆いかぶさってゆく。
「あ、ダメっ!」
アデーレは俺のあごに手を当てて、腕を突っ張った。
そのくせ下は。
両足で俺の腰をがっちりホールドしている。
おかげでアマレスの技かなにかみたいに、俺の腰がキマってしまっていた。
逆エビ固めに近い。
アデーレは細身だが、怪力の持ち主だ。
俺の腰がミシミシいう。
「いでででででっ!」
俺の苦痛の声で、アデーレが腕を離した。
「はーはーはーはー」
荒い息が出る。
もう少しで本気を出して振りほどこうとするところだった。
アデーレは怯えたように言う。
「す、すいません、つい反射的に……。や、優しくしてください、わたし初めてで……」
俺はゆっくりと、アデーレの唇をふさいでいった。
☆☆☆
アデーレの反応はすべてにおいて控えめだったが、力が強かった。
がっしりと組みついてくる。
かなり動きにくかった。
なんというか、俺のほうが慣れていてよかったといえよう。
アデーレは無言でパジャマを着け終わると、やおら立ち上がった。
ぺこぺことお辞儀の連射を始める。
「すいません、すいません! こんな大それた真似しちゃってごめんなさい!」
首だけこちらへ向けて、お辞儀しながドアに向かう。
「ごめんなさい! わたし厚かましかったですよね、嫌わないでください、すいません」
「アデーレ……」
俺は声をかけたが、アデーレは聞いちゃいない。
「ごめんなさい、すいません、わたしこれからも……ぐがっ!」
前を見てないからドアにぶつかる。
俺は立ち上がって、アデーレのもとへ行こうとした。
「大丈夫か、アデーレ? 前を見て歩こうよ?」
「ああ、大丈夫です! お心遣い感謝します。すいません、ごめんなさい!」
俺が着く前にドアを出て行ってしまった。
と、閉まったばかりのドアが、カチャリとわずかに開く。
ちょっと嬉しげなアデーレの声が言った。
「ごめんなさい、一生の思い出にします!」
再びドアが閉まる。
今度こそ、アデーレの気配が消えた。
ひとりきりになる。
ずいぶん久しぶりのような気がした。
「……」
俺はシャツとボクサーパンツを身につけて、ベッドに寝転ぶ。
天井を見ながら物思いにふけった。
なんということだろう……。
この屋根の下にいる女のほとんどと、關係を持ってしまったッ!
戦闘メンバーの女全員だ。
残っているのは比較的に接点の少なかったイリアンだけだ。
ちょっとだらしないかもしれないが、来るものを拒めない。
マトイ、ナムリッド、ヒサメ、アデーレ。
個性的な四人だ。
魅力的な四人ともいえる。
本音を言ってしまえば、みんな好きだ。
四人ともかわいい。
いや、ヒサメはちょっと怖いかもしれない。
だが、やはり他の三人には無い魅力があった。
誰か一人に絞ってつきあうことなんて、いまの俺には無理な話だ。
天真爛漫でちょっとやきもち焼きなマトイ。
優しいお姉さんぽい、というか俺の師匠でもあるナムリッド。
得体の知れないミステリアスさを持つヒサメ。
鎧を着ているときの傲慢さと、脱いだときの気弱さのギャップが嗜虐心をあおるアデーレ。
みんないい。
ついでに言えば、全員処女だったし。
俺が戦闘メンバー全員と關係を持ってしまったことは、明日の朝にもみんなに感づかれるだろう。
仲良くしてくれるといいけど。
この身体の絶倫さをもって、平等に愛すればうまくいかないだろうか……?
どうだろうな……?
長く、激しい夜だった。
俺はいつの間にか眠りに落ちていた。
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