お淑やかで噂の第一王女はNTRされてしまいます。

【序章】悲劇（第一王女編）

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昼食後、ソファで寛いでいるとショートが隣に座って来たので寄りかかってみました。そうすると優しく受け止めてくれて頭を撫でてくれたり抱きしめてくれたりするんです！本当に優しいですよね～！そういうところが好きですよ！大好きです！愛してると言っても過言ではありませんよ！それくらい好きです！いえ……好きを通り越して愛しています！！！ふふっ♡やっぱり私って重い女なんでしょうか？でも仕方ないじゃないですかぁ！狂おしい程に好きなんですから……

第一王女である私と、勇者であるショートのとのこの関係も、若い頃までで、ショートは使命を果たしにいつかは魔王討伐の旅にでてしまうのです。
そうなったらもう会えなくなるかもしれないと思うと悲しくなってきてしまいます。
ですから、この時だけでも一緒に過ごしたいのです。どうか許してください。
そんな事を考えているうちに眠くなってきました。
なのでそのまま寝てしまおうと思います……