あまのじゃくの子

この物語は主人公 津山萌衣が絵本作家である母、津山雪子を失くす所から始まる。7歳の時に母を亡くした萌衣は父と2人で暮らしてきたが、すぐに父は再婚し何不自由なく萌衣は暮らしてきた。
そして、月日は流れ20歳になった萌衣は一人暮らしを始める。ひょんなことから母の過去へとタイムスリップした萌衣は謎の男、谷野悟志と出会う。その過去を通して母があまのじゃくだった幼少期や母がずっと好きだった藤城コーポレーションの御曹司である藤城春陽のことを知った萌衣。谷野と母の過去へ一緒にタイムスリップして来たと知った萌衣は谷野が中学時代の同級生だと知るが、現世に戻った萌衣がたまたま見た中学時代のアルバムで谷野が別人だと発覚する。謎に包まれた谷野はいったい誰なのか?
母の過去をタイムリープしながら現世に戻った萌衣は母が好きだった春陽に会うために藤城コーポレーションに面接に行く。一度は不採用になったものの、突然、会社から連絡があり採用決定。こうして萌衣はめでたく春陽の秘書となった。そして、萌衣は少しずつ春陽に惹かれていくのだった。
慣れない社長秘書に奮闘しつつも母が好きだった人と同じ人に恋をする想いをリアルに描く――ーー。
一途な愛を引き継がれた母から子へ繰り広がるLOVE STORY~
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,049 位 / 192,049件 恋愛 57,182 位 / 57,182件

あなたにおすすめの小説

【取り下げ予定】愛されない妃ですので。

ごろごろみかん。
恋愛
王妃になんて、望んでなったわけではない。 国王夫妻のリュシアンとミレーゼの関係は冷えきっていた。 「僕はきみを愛していない」 はっきりそう告げた彼は、ミレーゼ以外の女性を抱き、愛を囁いた。 『お飾り王妃』の名を戴くミレーゼだが、ある日彼女は側妃たちの諍いに巻き込まれ、命を落としてしまう。 (ああ、私の人生ってなんだったんだろう──?) そう思って人生に終止符を打ったミレーゼだったが、気がつくと結婚前に戻っていた。 しかも、別の人間になっている? なぜか見知らぬ伯爵令嬢になってしまったミレーゼだが、彼女は決意する。新たな人生、今度はリュシアンに関わることなく、平凡で優しい幸せを掴もう、と。 *年齢制限を18→15に変更しました。

仲の良かったはずの婚約者に一年無視され続け、婚約解消を決意しましたが

ゆらゆらぎ
恋愛
エルヴィラ・ランヴァルドは第二王子アランの幼い頃からの婚約者である。仲睦まじいと評判だったふたりは、今では社交界でも有名な冷えきった仲となっていた。 定例であるはずの茶会もなく、婚約者の義務であるはずのファーストダンスも踊らない そんな日々が一年と続いたエルヴィラは遂に解消を決意するが──

〖完結〗その子は私の子ではありません。どうぞ、平民の愛人とお幸せに。

藍川みいな
恋愛
愛する人と結婚した…はずだった…… 結婚式を終えて帰る途中、見知らぬ男達に襲われた。 ジュラン様を庇い、顔に傷痕が残ってしまった私を、彼は醜いと言い放った。それだけではなく、彼の子を身篭った愛人を連れて来て、彼女が産む子を私達の子として育てると言い出した。 愛していた彼の本性を知った私は、復讐する決意をする。決してあなたの思い通りになんてさせない。 *設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。 *全16話で完結になります。 *番外編、追加しました。

彼女にも愛する人がいた

まるまる⭐️
恋愛
既に冷たくなった王妃を見つけたのは、彼女に食事を運んで来た侍女だった。 「宮廷医の見立てでは、王妃様の死因は餓死。然も彼が言うには、王妃様は亡くなってから既に2、3日は経過しているだろうとの事でした」 そう宰相から報告を受けた俺は、自分の耳を疑った。 餓死だと? この王宮で?  彼女は俺の従兄妹で隣国ジルハイムの王女だ。 俺の背中を嫌な汗が流れた。 では、亡くなってから今日まで、彼女がいない事に誰も気付きもしなかったと言うのか…? そんな馬鹿な…。信じられなかった。 だがそんな俺を他所に宰相は更に告げる。 「亡くなった王妃様は陛下の子を懐妊されておりました」と…。 彼女がこの国へ嫁いで来て2年。漸く子が出来た事をこんな形で知るなんて…。 俺はその報告に愕然とした。

さようなら、わたくしの騎士様

夜桜
恋愛
騎士様からの突然の『さようなら』(婚約破棄)に辺境伯令嬢クリスは微笑んだ。 その時を待っていたのだ。 クリスは知っていた。 騎士ローウェルは裏切ると。 だから逆に『さようなら』を言い渡した。倍返しで。

旦那様に愛されなかった滑稽な妻です。

アズやっこ
恋愛
私は旦那様を愛していました。 今日は三年目の結婚記念日。帰らない旦那様をそれでも待ち続けました。 私は旦那様を愛していました。それでも旦那様は私を愛してくれないのですね。 これはお別れではありません。役目が終わったので交代するだけです。役立たずの妻で申し訳ありませんでした。

夫は私を愛してくれない

はくまいキャベツ
恋愛
「今までお世話になりました」 「…ああ。ご苦労様」 彼はまるで長年勤めて退職する部下を労うかのように、妻である私にそう言った。いや、妻で“あった”私に。 二十数年間すれ違い続けた夫婦が別れを決めて、もう一度向き合う話。

悪役令嬢は溺愛される

yui
恋愛
少女漫画の世界である「茨の園」のメインキャラの王子に転生した主人公はその世界で本来のストーリーでは悪役令嬢呼ばわりされるエミリーに一目惚れして、彼女のために物語の結末を・・・本来のメインヒロインのルートではなく新たなエミリールートに変えるべく奮闘する。 これは、悪役令嬢が転生した王子にただただ溺愛される物語。(なろうにも投稿始めました。更新頻度は低めですがご容赦を(>_<))