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食べられるのは
21 流れ的にR回
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「は……ん…」
くちゅくちゅと舌と舌とが絡み合い、唾液を啜り合う音が響く。
「…あ…ん」
両腕でラルフにしがみつくと、いつしかニアは自ら求めるようにラルフへと吸い付き始めた。
ここの森でしか取れないあの赤い実には、少しだけ催淫効果がある。
誰にでも効果がある訳ではなく、その効果を得られる者は限られた人物だけだ。
ニアには、効果が現れた。
これはラルフにとって悦ばしいことだ。
ラルフが口を離すと、つうっと一筋の唾液が糸を引き、ニアは名残惜しそうに口をはくはくとさせた。
一度離された口は、ニアの頬をゆっくりと喰み始める。
「…いやあ、なんでそんなとこ…」
執拗に頬を喰まれ、ラルフから逃れようとするニアをその口が追いかける。
「ニア、膨らましてくれ。」
「…変態。」
呆れたようにニアがぷくりと頬を膨らますと、その頬にラルフは何度も甘噛みした。
「ふ、くふ、くすぐったい…も、やめ…」
「もう少し、逃げるな…」
くふくふと笑ってラルフから逃れようとするニアの顔はほんのりと紅潮し、色香が漂い始める。
あの実のせいなのか、ニア本来の魅力なのか、逃がしはしないと、ラルフは必死にその姿を追いかけた。
「団長、待って、ぼくも…」
「…ん?」
「ここ、好き…」
「…いや、待て、そんなとこ…」
つつっと、ニアの指がラルフの喉仏を撫でる。
「大きい…」
「おい…」
のけぞるラルフの喉元に、ニアが吸い付く。
小さな舌がラルフの喉仏を舐めている。
「くふふ。美味しい。」
「お前も、案外変わっているぞ。そんなとこ、舐める奴なんて…」
「じゃあきっと、お互い様です…」
「やめ、ろ、くすぐったいじゃないか。」
くふ、くふふ、
くっ、くくく
「やめろと言うに…」
「あっ」
「もう我慢ならん。」
ニアを押し倒し、か細い両脚を大きく開かせるとラルフはその上に跨った。
有能な執事は、きちんと香油まで準備しておいてくれた。
ニアの膨らんだお腹の上に、ひんやりとした香油が垂らされる。
「ひっ、冷た…」
香油が垂らされた腹の上を、ぬるぬるとラルフの手が撫で回す。
「いや、くすぐったあい…」
「ニア、すまないが、もう限界だ。このまま、入れるぞ…」
「…なに、を…」
太く長い指がニアの小さな蕾へゆっくりと入り込む。
「ひっ!」
「さすがに、きつい、な。」
「いや、待って、そこは出すところで、入れるところじゃ…!」
その異物感に、とろんとしていたニアの意識が現実に戻る。
「男同士は、ここを使うんだ。知らないのか?」
「し、知ってまふけど、や、、なんか、あ!」
ラルフの中指がニアの中でぐりぐりと、動き始めた。
「な、なに、これ……や、こわ、やめ…」
ぐちゅぐちゅと淫靡な音が聞こえ始めると、ニアの身体がびくっと跳ね上がる。
「…あっ、ん!」
「ここか?」
「ちが、わかんな…」
「ここだな。」
指の本数が一本、二本、三本と増やされていく。
「いやあ、あん、あ、やめ…」
ニアの中は奥深く、ラルフの指をぐぶぐぶと飲み込んで行く。
「もう、いいか…」
こんなに余裕がないのは、ラルフにとって初めての経験だ。
先走りはすでにたらたらと、ラルフの怒張を濡らしている。
いつもなら、もう入れて欲しいと懇願されるまで、相手を焦らしに焦らすのだ。
前戯だけで相手が達してしまうこともある。
亀頭を蕾に押し付けると、ラルフはぐっとニアの中に入り込んだ。
「なっ!」
開かれた両脚の間からラルフの大きな怒張が入り込む様を見て、ニアは息を呑んだ。
両膝はラルフの腕で押さえつけられ、身動きが取れない。
無理…
あんな大きいの…
昨日はさんざん口に咥えた。
その大きさは既に身を持って知っている。
入んない。
無理。
「や、むり、むりぃ!ひいっっっ!」
ぐぼっと、一番大きな部分が入り込むと、ラルフは躊躇なく一気に奥まで突き刺した。
ニアの中を初めての感覚が貫く。
ぐぶ、ぐぶぶ、ぐぶっ、
「…や、やさしく、するって、言ったのに!」
「は、善処すると言っただけだ。お前の中は、すごいぞ…」
生暖かく、ねっとりと、ニアの腸壁はラルフを奥へ奥へと飲み込んで行く。
「どこまで、飲み込むつもりだ…」
「あ、ああ、ら、め…」
「動くぞ…」
「ま、まっ、て…、あ、あ、や…」
…入った?
…あれが?
え、ほんとに?
ニアはまだ信じられない。
ラルフのあれを飲み込んでいる自分に。
くちゅくちゅと舌と舌とが絡み合い、唾液を啜り合う音が響く。
「…あ…ん」
両腕でラルフにしがみつくと、いつしかニアは自ら求めるようにラルフへと吸い付き始めた。
ここの森でしか取れないあの赤い実には、少しだけ催淫効果がある。
誰にでも効果がある訳ではなく、その効果を得られる者は限られた人物だけだ。
ニアには、効果が現れた。
これはラルフにとって悦ばしいことだ。
ラルフが口を離すと、つうっと一筋の唾液が糸を引き、ニアは名残惜しそうに口をはくはくとさせた。
一度離された口は、ニアの頬をゆっくりと喰み始める。
「…いやあ、なんでそんなとこ…」
執拗に頬を喰まれ、ラルフから逃れようとするニアをその口が追いかける。
「ニア、膨らましてくれ。」
「…変態。」
呆れたようにニアがぷくりと頬を膨らますと、その頬にラルフは何度も甘噛みした。
「ふ、くふ、くすぐったい…も、やめ…」
「もう少し、逃げるな…」
くふくふと笑ってラルフから逃れようとするニアの顔はほんのりと紅潮し、色香が漂い始める。
あの実のせいなのか、ニア本来の魅力なのか、逃がしはしないと、ラルフは必死にその姿を追いかけた。
「団長、待って、ぼくも…」
「…ん?」
「ここ、好き…」
「…いや、待て、そんなとこ…」
つつっと、ニアの指がラルフの喉仏を撫でる。
「大きい…」
「おい…」
のけぞるラルフの喉元に、ニアが吸い付く。
小さな舌がラルフの喉仏を舐めている。
「くふふ。美味しい。」
「お前も、案外変わっているぞ。そんなとこ、舐める奴なんて…」
「じゃあきっと、お互い様です…」
「やめ、ろ、くすぐったいじゃないか。」
くふ、くふふ、
くっ、くくく
「やめろと言うに…」
「あっ」
「もう我慢ならん。」
ニアを押し倒し、か細い両脚を大きく開かせるとラルフはその上に跨った。
有能な執事は、きちんと香油まで準備しておいてくれた。
ニアの膨らんだお腹の上に、ひんやりとした香油が垂らされる。
「ひっ、冷た…」
香油が垂らされた腹の上を、ぬるぬるとラルフの手が撫で回す。
「いや、くすぐったあい…」
「ニア、すまないが、もう限界だ。このまま、入れるぞ…」
「…なに、を…」
太く長い指がニアの小さな蕾へゆっくりと入り込む。
「ひっ!」
「さすがに、きつい、な。」
「いや、待って、そこは出すところで、入れるところじゃ…!」
その異物感に、とろんとしていたニアの意識が現実に戻る。
「男同士は、ここを使うんだ。知らないのか?」
「し、知ってまふけど、や、、なんか、あ!」
ラルフの中指がニアの中でぐりぐりと、動き始めた。
「な、なに、これ……や、こわ、やめ…」
ぐちゅぐちゅと淫靡な音が聞こえ始めると、ニアの身体がびくっと跳ね上がる。
「…あっ、ん!」
「ここか?」
「ちが、わかんな…」
「ここだな。」
指の本数が一本、二本、三本と増やされていく。
「いやあ、あん、あ、やめ…」
ニアの中は奥深く、ラルフの指をぐぶぐぶと飲み込んで行く。
「もう、いいか…」
こんなに余裕がないのは、ラルフにとって初めての経験だ。
先走りはすでにたらたらと、ラルフの怒張を濡らしている。
いつもなら、もう入れて欲しいと懇願されるまで、相手を焦らしに焦らすのだ。
前戯だけで相手が達してしまうこともある。
亀頭を蕾に押し付けると、ラルフはぐっとニアの中に入り込んだ。
「なっ!」
開かれた両脚の間からラルフの大きな怒張が入り込む様を見て、ニアは息を呑んだ。
両膝はラルフの腕で押さえつけられ、身動きが取れない。
無理…
あんな大きいの…
昨日はさんざん口に咥えた。
その大きさは既に身を持って知っている。
入んない。
無理。
「や、むり、むりぃ!ひいっっっ!」
ぐぼっと、一番大きな部分が入り込むと、ラルフは躊躇なく一気に奥まで突き刺した。
ニアの中を初めての感覚が貫く。
ぐぶ、ぐぶぶ、ぐぶっ、
「…や、やさしく、するって、言ったのに!」
「は、善処すると言っただけだ。お前の中は、すごいぞ…」
生暖かく、ねっとりと、ニアの腸壁はラルフを奥へ奥へと飲み込んで行く。
「どこまで、飲み込むつもりだ…」
「あ、ああ、ら、め…」
「動くぞ…」
「ま、まっ、て…、あ、あ、や…」
…入った?
…あれが?
え、ほんとに?
ニアはまだ信じられない。
ラルフのあれを飲み込んでいる自分に。
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