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第4章
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ユアン、ユアン、ユアン、、、、、
…誰?俺は、ユアンじゃない。
…俺は、俺は、、、誰だ?
…俺は一体何をしているんだろう?
リオは自分が誰なのか、今何をしているのか、それすらも分からなくなる程、ラグアルから執拗に突き上げられ、揺さぶり続けられていた。
一体、何日間そうしていたのだろうか。
気がつくと、服を着せられ、ラグアルに抱きしめられ、朦朧とソファへと座っていた。
次第に意識が鮮明になってくる。自分のしでかしたことの大きさに気が付き、リオは顔を青くした。
…なんてこと、なんてことを!
結婚すると、聞いていた。
あれから、一体何日が経ったんだ?
式は?
ユアン、、、とは結婚する予定だったはずの方の名前では?
ああ、ここは、こんな立派な部屋。
ここは、公爵様の家だ。
なんてこと。
何度も何度も、言われていたのに!
ユアン君はどうするのか
ユアンさんに申し訳ない
ユアン君のことを思い出せ
式は行われなかった。
俺は、目の前の、この人と、番ってしまった…
ここは、俺なんかが、いていい場所じゃない、、、。
目の前には、憔悴した様子の年配の男女が2人いる。
「ユアンくん、入りなさい。」
リオは、震えた。
…ユアン様は、あの方は特別だ
…すごい、美人らしいぞ
どこか聞き覚えのあったその名前は、きっと間違いなく、この方のことだ。
この方が、ラグアル様のお相手だったのか。
憔悴した様子でも、凛と佇むその美しさに、リオは言葉を失った。
こんな、こんな、綺麗な人、今まで見た事がない…
ここは、自分のいるべき場所じゃない。
自分は、何もかも相応しくない。
「…申し訳、申し訳ありません。申し訳ありません。」
いつの間にか、涙がはらはらと、リオの頬を濡らす。
今すぐ、ここを去らないと。
今なら、まだ間に合うかもしれない。
離して。謝らなきゃ。
それなのに、抱きしめてくれるこの人から、離れることができない。
ずっと、ずっと、俺はこの人を求めていた。
違う、この人は、求めていい人じゃない。
もう、1人は、嫌だ。
違う、帰らなきゃ。ここを去らなきゃ。
どこに?帰る場所なんてない。誰も待っている人なんて、いないじゃないか。
そうだ。この人は、俺の番。ここだけが、俺のいる場所。
この人は、誰にも渡さない。
そうだ。俺の。俺だけの…
ユアンを呼び止めようとしたラグアルに、
リオは強く強く抱きついた。
ラグ様、俺の運命の番。
そうだよね、ラグ様…
はっと、リオを見つめる紫の瞳には、リオの姿が映っている。
ラグ様、ずっと、ずっと、このままリオだけを見つめていて…
その夜、どこか物憂げなラグアルを、リオは激しく求めた。
「くっ、リ、リオ!」
ラグアルのものを口に含み、ひたすらに舐め上げると、口の中に吐き出されたその精を飲み干す。
嚥下しきれず、口の周りへと滴る白濁ですら、真っ赤な舌で、べろりと舐め上げた。
自ら上に跨り、その体重をかけ、聳り立つラグアルのものを、体内へと導き入れる。
ぐぶっ、と入り込んだことを確認すると、
我を忘れて腰を振り始めた。
「っ、ラグさまっ、ラグさま、もっと、もっと、リオにっ、ラグさまを、ください!」
初めは驚いていたラグアルも、リオの熱量に促されるまま、快楽の渦へと溺れていった。
抗うことなどできない。
2人は運命の番なのだから。
ねえ、ラグアルさま、ラグアルさまだけが、リオを選んでくれた。
リオはもう、ラグアルさまだけのもの。
…ラグアルさまは………………、でしょう?
…誰?俺は、ユアンじゃない。
…俺は、俺は、、、誰だ?
…俺は一体何をしているんだろう?
リオは自分が誰なのか、今何をしているのか、それすらも分からなくなる程、ラグアルから執拗に突き上げられ、揺さぶり続けられていた。
一体、何日間そうしていたのだろうか。
気がつくと、服を着せられ、ラグアルに抱きしめられ、朦朧とソファへと座っていた。
次第に意識が鮮明になってくる。自分のしでかしたことの大きさに気が付き、リオは顔を青くした。
…なんてこと、なんてことを!
結婚すると、聞いていた。
あれから、一体何日が経ったんだ?
式は?
ユアン、、、とは結婚する予定だったはずの方の名前では?
ああ、ここは、こんな立派な部屋。
ここは、公爵様の家だ。
なんてこと。
何度も何度も、言われていたのに!
ユアン君はどうするのか
ユアンさんに申し訳ない
ユアン君のことを思い出せ
式は行われなかった。
俺は、目の前の、この人と、番ってしまった…
ここは、俺なんかが、いていい場所じゃない、、、。
目の前には、憔悴した様子の年配の男女が2人いる。
「ユアンくん、入りなさい。」
リオは、震えた。
…ユアン様は、あの方は特別だ
…すごい、美人らしいぞ
どこか聞き覚えのあったその名前は、きっと間違いなく、この方のことだ。
この方が、ラグアル様のお相手だったのか。
憔悴した様子でも、凛と佇むその美しさに、リオは言葉を失った。
こんな、こんな、綺麗な人、今まで見た事がない…
ここは、自分のいるべき場所じゃない。
自分は、何もかも相応しくない。
「…申し訳、申し訳ありません。申し訳ありません。」
いつの間にか、涙がはらはらと、リオの頬を濡らす。
今すぐ、ここを去らないと。
今なら、まだ間に合うかもしれない。
離して。謝らなきゃ。
それなのに、抱きしめてくれるこの人から、離れることができない。
ずっと、ずっと、俺はこの人を求めていた。
違う、この人は、求めていい人じゃない。
もう、1人は、嫌だ。
違う、帰らなきゃ。ここを去らなきゃ。
どこに?帰る場所なんてない。誰も待っている人なんて、いないじゃないか。
そうだ。この人は、俺の番。ここだけが、俺のいる場所。
この人は、誰にも渡さない。
そうだ。俺の。俺だけの…
ユアンを呼び止めようとしたラグアルに、
リオは強く強く抱きついた。
ラグ様、俺の運命の番。
そうだよね、ラグ様…
はっと、リオを見つめる紫の瞳には、リオの姿が映っている。
ラグ様、ずっと、ずっと、このままリオだけを見つめていて…
その夜、どこか物憂げなラグアルを、リオは激しく求めた。
「くっ、リ、リオ!」
ラグアルのものを口に含み、ひたすらに舐め上げると、口の中に吐き出されたその精を飲み干す。
嚥下しきれず、口の周りへと滴る白濁ですら、真っ赤な舌で、べろりと舐め上げた。
自ら上に跨り、その体重をかけ、聳り立つラグアルのものを、体内へと導き入れる。
ぐぶっ、と入り込んだことを確認すると、
我を忘れて腰を振り始めた。
「っ、ラグさまっ、ラグさま、もっと、もっと、リオにっ、ラグさまを、ください!」
初めは驚いていたラグアルも、リオの熱量に促されるまま、快楽の渦へと溺れていった。
抗うことなどできない。
2人は運命の番なのだから。
ねえ、ラグアルさま、ラグアルさまだけが、リオを選んでくれた。
リオはもう、ラグアルさまだけのもの。
…ラグアルさまは………………、でしょう?
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