108 / 179
さようならを言うこともなく
しおりを挟む
さようならを言うこともなく
気がつけば消えていく──
いつだったか触れ合った
その時が想いが
ただ私の心の中に
積み重なったまま
形を変えることもなく
薄れていく……
さよならを言うこともなく
気がつけば
そこには誰もいない
私だけがそこにぽつりと座り込んだまま
誰もいないがらんどうの世界の片隅で
気がつけば消えていく──
いつだったか触れ合った
その時が想いが
ただ私の心の中に
積み重なったまま
形を変えることもなく
薄れていく……
さよならを言うこともなく
気がつけば
そこには誰もいない
私だけがそこにぽつりと座り込んだまま
誰もいないがらんどうの世界の片隅で
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる