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待ち続けて
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闇の中、消えてしまったあなた。手を伸ばして抱きしめて行かせなければよかった。
振り払われてしまったとしても、それでもしがみついて、いっそついていけばよかった。
何故あの時私はそうしてしまったのだろう? 何故行かせてしまったのだろう。
後悔と未練と絶望で、気づけば彼がいなくなった場所に気づくと足を向けている。
――帰ってこない、か
帰ってきて、私を見て欲しい訳でもない。そんな夢は見ていない。
ただ――
生きていて欲しかった。私を選ばなくてもいい。ただ笑っていて欲しかった。
――なのに……
気づくとここで、私はあなたを待つ。待ち続けてしまう。
あなたの帰る場所は私ではないと知りながら。それでも私はあなたを待つ。
帰るはずもないあなたを、ただ項垂れ、ただひとり私はあなたをあなただけを――
振り払われてしまったとしても、それでもしがみついて、いっそついていけばよかった。
何故あの時私はそうしてしまったのだろう? 何故行かせてしまったのだろう。
後悔と未練と絶望で、気づけば彼がいなくなった場所に気づくと足を向けている。
――帰ってこない、か
帰ってきて、私を見て欲しい訳でもない。そんな夢は見ていない。
ただ――
生きていて欲しかった。私を選ばなくてもいい。ただ笑っていて欲しかった。
――なのに……
気づくとここで、私はあなたを待つ。待ち続けてしまう。
あなたの帰る場所は私ではないと知りながら。それでも私はあなたを待つ。
帰るはずもないあなたを、ただ項垂れ、ただひとり私はあなたをあなただけを――
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