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手
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差し伸べてくれていたのだろうその手を
あの時とっていれば
何かが変わっていただろうか
何も信じずに
信じられず
何も見ないふりを
気付かないふりをした
そして私のことなど
気にしないように
気にかかるのも
きっと気のせいだと
気の迷いなのだからと
流して誤魔化して
結局自分などよりもっといい
他の誰かに関わった方が
いい気すらして自分では駄目な気がして
さりげなくそっと突き放して
その手が嬉しく思う反面
きっとくる終わりが怖くて
自分よりいい人が
現れて終わるのだろうと
いつだって自分は
誰のことも信じられない
自分自身でさえ
いや自分自身だからこそ
信じられないのだから
あの時とっていれば
何かが変わっていただろうか
何も信じずに
信じられず
何も見ないふりを
気付かないふりをした
そして私のことなど
気にしないように
気にかかるのも
きっと気のせいだと
気の迷いなのだからと
流して誤魔化して
結局自分などよりもっといい
他の誰かに関わった方が
いい気すらして自分では駄目な気がして
さりげなくそっと突き放して
その手が嬉しく思う反面
きっとくる終わりが怖くて
自分よりいい人が
現れて終わるのだろうと
いつだって自分は
誰のことも信じられない
自分自身でさえ
いや自分自身だからこそ
信じられないのだから
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