追放された宮廷魔術師は実家へ帰るようです~国が危機に見舞われているようですが知ったことじゃないです~
平民出身で宮廷魔術師にまで上り詰めたエミエル・クルストフ。平民からなるのは不可能とまで言われるほどの難しさから、その名は国中に知れ渡っている。
しかし、そんなエミエルは――奴隷のようにこき使われていた。平民出身であるが故に、貴族出身者は気に入らなかったのだ。
そんなある日、エミエルに追放という名の転機が訪れる。どれだけ片付けても無くならない書類の山、一日に三度の魔術の講義、そして魔物の侵入を防ぐ結界の維持といった様々な仕事から解放された彼女はとっとと実家へ帰り。
彼女に任せ切りにしていた国は未曾有の危機に陥るーー!
※改稿、加筆作業を行っております。それによりストーリーの変更などがありますことをご了承ください。
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報告ありがとうございます。修正いたしました。
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「G退治」の為、王都が破壊されるのも織り込み済みなような。
後、大臣は思考は固まってるだけで普通の感性持ってますからね。
これから、偵察に行く貴族が平民の子供を肉壁にして脱出図ろうとしてたら大臣は切れそうな気が。
最後に平民助けて死ぬ上位貴族なんてのもありかも。
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大臣、そう言うところだぞ! ちゃんと感謝は口にしなければ伝わりはしないよ!!
まぁ、暑さでバテたという事で…
あれ、27話の再投稿で時間がもどった(笑)
更新頑張ってください。
話が飛びすぎてなにが何やら?
レミエルさんが元気そうなのはいいけど、移住からの恋愛模様は少しくらい欲しかったなぁと思う
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