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第1章 覚醒篇 ー6
第7話 マグヌス強襲
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男たちが入り口の門をくぐったのを確認し、俺は飛んで門の上に降り立つ。
男たちがコソコソと走っているのが見える。俺は家屋の屋根を渡り、奴らの後を追いかけた。
「マグヌスを拉致するつもりらしいけど……どこに行くつもりだ?」
マグヌスは夜遊びをしていると言ってたが、まさかこうして悪人に居場所を知られているとは。
隙がありすぎるとも思うが、しかし王族の人間となれば、いるだけで話題になるだろうし仕方のないことなのだろうか。
そもそも夜に出歩くのが問題なのだが、マグヌスは自由な人間だからな。
俺が半ば呆れながら男たちを追跡していくと、彼らはとある酒場の横で足を止めた。
「覚悟は決まったか?」
「ああ……金持ちになって高飛びして、好き勝手の人生を手にするぜ」
「絶対失敗すんなよ。失敗なんかしたら、全員その場に置いて逃げるぜ、俺は」
「その場合は口を割らないでやってやるよ。その代わり、立場が逆でも頼んだぜ」
男たちは顔を見合わせ、同時に頷く。
すると三人の男は顔をバンダナで巻き、口元を隠すようなスタイルを取る。
そして何度か深呼吸すると、酒場へと入って行ってしまった。
「ああ、ここからじゃ見えないよな……って、あれはマグヌス」
中が確認できない焦りに、俺は一瞬狼狽えるも、二階の窓からマグヌスの姿を見つけることができた。
どうやらマグヌスはカードゲームでギャンブルをしていたらしく、数人の男と大笑いをしている最中だ。
13歳なのにギャンブルって……
俺は額に手を置きながらも、しかし行動に移る。
外に一人の男が位置しており、逃走経路を確認しているようだった。
まず俺はその男を倒すことにし、屋根の上から男の背後に移る。
「え――」
男の膝の裏に蹴りを入れ、膝をついたところに相手の首に全力の手刀を打ち込んだ。
男は意識を失い、音を立ててその場に倒れる。
「ふー……大して訓練もしていない様子だし、子供の俺でも十分に倒せるな。この様子なら、他の奴らも倒せそうだ」
相手があまり強くない事実に安堵を覚えながらも、だが緊張感を取り戻す。
本番はこれからだ。男たちがマグヌスを拉致するためにすでに行動を開始している。
俺は男が手にしていたバンダナを取り、自分の口元にそれを巻く。
それからフードを深くかぶって、再び屋根の上に立った。
「だ、誰だお前らは!?」
「うるせえ! マグヌス王子様よ、黙って俺らについて来てもらうぜ!」
手にした剣を振り回し、周りの人々を払いのける犯人たち。
マグヌス以外は階段の下へ逃げ出し、その場に残ったのは四人のみになっていた。
「何か御用で?」
「用がなければこんなことはしねえ……俺のために拉致させてもらうぜ」
「俺らは金がいるんだよ……自由に生きてくためには金が必要なんだ!」
状況を理解したのであろうマグヌスは、うんうん頷き始める。
「なるほど。自由のために身代金でも請求するつもりか。自由を求めるのは大変いいことだ。でもね、他人に迷惑をかけた時点で自由なんかじゃない。それは自分勝手なだけ。自由は誰にも迷惑がかからず、好き勝手やることを言うんだよ」
淡々とそう言うマグヌス。男たちは驚くほど冷静なマグヌスに脅威を感じているようだ。
だがそれは虚栄心なのかもしれない。王族としてただ強がって、下手に出てはいないと考えているのでは?
そう感じた俺は、いても立ってもいられなくなり、窓の外から勢いよく中に侵入した。
衝動で行動してしまったことに一瞬後悔するが、だがそんなことよりマグヌスの安全が優先だ。
「な、なんだ!?」
俺は無言のまま、一番近くにいた男の顔面に飛び蹴りを入れる。
男は派手に吹っ飛び、壁を突き抜け向こう側から地面に落ちて行く。
「ぎゃああああああ」
「誰だお前は! 子供――いでえええええええええええ!!」
こちらの体格から子供と判断したようだが、俺はその瞬間に相手の脛を全力で蹴りつける。
痛みにピョンピョン飛び跳ね、そしてマグヌスの前にあるテーブルにぶつかり、その上にあったカードが宙に散乱する。
肘打ち。
脛を蹴られた男の顔面にそれが炸裂する。
俺の目にもとまらぬ早業に、残る最後の一人が目を見開いていた。
「く、くそ……邪魔しやがって!」
焦るような素振りをみせる男であったが、しかし冷静さは保っていたようだ。
素早くマグヌスの背後につき、マグヌスの首元に剣を宛がう。
「っ!!」
俺は焦りと怒りに狂いそうになる。
このままではマグヌスが危ない。怪我をしてしまう。
そう考えていると冷静さを保てず、気が付くと【ヴァナッシュ】を手にしていた。
人を殺したくはない。だが兄弟を傷つける者は、何人たりとも許さない!
「い、いいか! そこを動くな。動くとこいつの命は――」
「え?」
マグヌスの背後にいた男の体が一回転する。
やったのは勿論、俺ではない。
マグヌスだ。
彼が男の腕を掴んで、投げ飛ばしてしまったのである。
バタン! と床に倒れる男。衝撃に意識を完全に失っていた。
俺は唖然として、余裕の表情のマグヌスを眺めるばかり。
「いやー、王子様だからって弱いって勘違いするんだろうな。俺だってそれなりに訓練は受けているんだよ」
そうだった。
マグヌスは高い実力を持つ、ゲーム内でも屈指の戦士であったのだ。
それを完璧に失念していた俺。まだ13歳と言えど、この程度の悪漢には負ける要素などあるはずもない。
俺は安堵のため息を吐き出しつつ、しかし正体がバレるわけにもいかずにそのまま逃げ出すことにした。
一言も交わすことなく、俺は窓から飛び出して行く。
「ふー……とにかく無事でよかった。というか、俺が手助けしなくてもマグヌスなら大丈夫だったんだろうな」
安心したら一気に疲れが襲い来る。今日はもうこのまま城に戻って、寝ることにしよう。
◇◇◇◇◇◇◇
悪夢の所為で快眠とは程遠いが、だが疲れは十分に取れた朝。
ポツポツと曇りが浮かぶ空の下、俺はあくびをしながら廊下を歩いていた。
いつもより早めに起きたらしく、兄弟はまだ寝ている頃だろう。
「あら、今日は早いのね、ダンカン」
「姉さん。おはよう」
すでに学校の制服に着替えているイナが、丁度自室から出て来るところだった。
すると彼女は何故かこほんと咳払いをし、こちらに近づいて来る。
「あんたのそのボロボロの手袋じゃ格好悪いから……これ、買っておいてあげたわ。感謝しなさい」
「あ」
イナがこちらに手渡してきたのは黒い手袋。
大人が付けてもカッコいいと思えるようなやつで、俺はそれを手にして唖然とする。
だがすぐに全身に感激が走り、喜びに笑顔を浮かべた。
「ありがとう、姉さん!」
「いいのよ。じゃ、さっさと朝食を済ませるわよ」
「うん!」
それはもう、まさに子供のように喜んだ。
俺は早速その手袋をはめ、イナの隣を歩いて食堂へ向かった。
「なんだなんだ。もうお目覚めか」
「おお! 早起きはいいことだな。早くから体を動かすのはもっといいことだけどな」
すでに起きていたらしいマグヌスのとアングス。
二人に出迎えられる形で、俺たちは席につく。
「ニール兄さんはまだか……」
「あいつは寝起きが悪いからな」
「最悪だからな!」
「もう病気みたいなものだから」
そうなのか……ニールは朝が弱いと。
いつもしっかり起きていると思っていたけど、まさかそんな一面も。
ゲームの設定でも見たことなかったので、少し嬉しい気分。
「そういえば兄上。昨日の夜は騒ぎがあったらしいじゃないか。何があったのだ?」
ギクッ!
アングスのマグヌスへと質問に、俺の心臓が飛び出そうになる。
マグヌスはそんな俺と対照的に、いつも通りリラックスした様子で口を開く。
「なあに、大したことないさ。俺と同じく夜な夜な何かをしている不良に助けられたってだけの話さ」
「…………」
こちらにウインクをしてくるマグヌス。
ああ、これは完全にバレているな。
だがそれ以上何も言わないマグヌス。どうやら自分の中で秘密にしてくれるようだ。
安心すると共に、だけど秘密を共有できたことを喜ばしく思う俺。
これからも平和に暮らしていけそう。そんなことを思う朝であった。
男たちがコソコソと走っているのが見える。俺は家屋の屋根を渡り、奴らの後を追いかけた。
「マグヌスを拉致するつもりらしいけど……どこに行くつもりだ?」
マグヌスは夜遊びをしていると言ってたが、まさかこうして悪人に居場所を知られているとは。
隙がありすぎるとも思うが、しかし王族の人間となれば、いるだけで話題になるだろうし仕方のないことなのだろうか。
そもそも夜に出歩くのが問題なのだが、マグヌスは自由な人間だからな。
俺が半ば呆れながら男たちを追跡していくと、彼らはとある酒場の横で足を止めた。
「覚悟は決まったか?」
「ああ……金持ちになって高飛びして、好き勝手の人生を手にするぜ」
「絶対失敗すんなよ。失敗なんかしたら、全員その場に置いて逃げるぜ、俺は」
「その場合は口を割らないでやってやるよ。その代わり、立場が逆でも頼んだぜ」
男たちは顔を見合わせ、同時に頷く。
すると三人の男は顔をバンダナで巻き、口元を隠すようなスタイルを取る。
そして何度か深呼吸すると、酒場へと入って行ってしまった。
「ああ、ここからじゃ見えないよな……って、あれはマグヌス」
中が確認できない焦りに、俺は一瞬狼狽えるも、二階の窓からマグヌスの姿を見つけることができた。
どうやらマグヌスはカードゲームでギャンブルをしていたらしく、数人の男と大笑いをしている最中だ。
13歳なのにギャンブルって……
俺は額に手を置きながらも、しかし行動に移る。
外に一人の男が位置しており、逃走経路を確認しているようだった。
まず俺はその男を倒すことにし、屋根の上から男の背後に移る。
「え――」
男の膝の裏に蹴りを入れ、膝をついたところに相手の首に全力の手刀を打ち込んだ。
男は意識を失い、音を立ててその場に倒れる。
「ふー……大して訓練もしていない様子だし、子供の俺でも十分に倒せるな。この様子なら、他の奴らも倒せそうだ」
相手があまり強くない事実に安堵を覚えながらも、だが緊張感を取り戻す。
本番はこれからだ。男たちがマグヌスを拉致するためにすでに行動を開始している。
俺は男が手にしていたバンダナを取り、自分の口元にそれを巻く。
それからフードを深くかぶって、再び屋根の上に立った。
「だ、誰だお前らは!?」
「うるせえ! マグヌス王子様よ、黙って俺らについて来てもらうぜ!」
手にした剣を振り回し、周りの人々を払いのける犯人たち。
マグヌス以外は階段の下へ逃げ出し、その場に残ったのは四人のみになっていた。
「何か御用で?」
「用がなければこんなことはしねえ……俺のために拉致させてもらうぜ」
「俺らは金がいるんだよ……自由に生きてくためには金が必要なんだ!」
状況を理解したのであろうマグヌスは、うんうん頷き始める。
「なるほど。自由のために身代金でも請求するつもりか。自由を求めるのは大変いいことだ。でもね、他人に迷惑をかけた時点で自由なんかじゃない。それは自分勝手なだけ。自由は誰にも迷惑がかからず、好き勝手やることを言うんだよ」
淡々とそう言うマグヌス。男たちは驚くほど冷静なマグヌスに脅威を感じているようだ。
だがそれは虚栄心なのかもしれない。王族としてただ強がって、下手に出てはいないと考えているのでは?
そう感じた俺は、いても立ってもいられなくなり、窓の外から勢いよく中に侵入した。
衝動で行動してしまったことに一瞬後悔するが、だがそんなことよりマグヌスの安全が優先だ。
「な、なんだ!?」
俺は無言のまま、一番近くにいた男の顔面に飛び蹴りを入れる。
男は派手に吹っ飛び、壁を突き抜け向こう側から地面に落ちて行く。
「ぎゃああああああ」
「誰だお前は! 子供――いでえええええええええええ!!」
こちらの体格から子供と判断したようだが、俺はその瞬間に相手の脛を全力で蹴りつける。
痛みにピョンピョン飛び跳ね、そしてマグヌスの前にあるテーブルにぶつかり、その上にあったカードが宙に散乱する。
肘打ち。
脛を蹴られた男の顔面にそれが炸裂する。
俺の目にもとまらぬ早業に、残る最後の一人が目を見開いていた。
「く、くそ……邪魔しやがって!」
焦るような素振りをみせる男であったが、しかし冷静さは保っていたようだ。
素早くマグヌスの背後につき、マグヌスの首元に剣を宛がう。
「っ!!」
俺は焦りと怒りに狂いそうになる。
このままではマグヌスが危ない。怪我をしてしまう。
そう考えていると冷静さを保てず、気が付くと【ヴァナッシュ】を手にしていた。
人を殺したくはない。だが兄弟を傷つける者は、何人たりとも許さない!
「い、いいか! そこを動くな。動くとこいつの命は――」
「え?」
マグヌスの背後にいた男の体が一回転する。
やったのは勿論、俺ではない。
マグヌスだ。
彼が男の腕を掴んで、投げ飛ばしてしまったのである。
バタン! と床に倒れる男。衝撃に意識を完全に失っていた。
俺は唖然として、余裕の表情のマグヌスを眺めるばかり。
「いやー、王子様だからって弱いって勘違いするんだろうな。俺だってそれなりに訓練は受けているんだよ」
そうだった。
マグヌスは高い実力を持つ、ゲーム内でも屈指の戦士であったのだ。
それを完璧に失念していた俺。まだ13歳と言えど、この程度の悪漢には負ける要素などあるはずもない。
俺は安堵のため息を吐き出しつつ、しかし正体がバレるわけにもいかずにそのまま逃げ出すことにした。
一言も交わすことなく、俺は窓から飛び出して行く。
「ふー……とにかく無事でよかった。というか、俺が手助けしなくてもマグヌスなら大丈夫だったんだろうな」
安心したら一気に疲れが襲い来る。今日はもうこのまま城に戻って、寝ることにしよう。
◇◇◇◇◇◇◇
悪夢の所為で快眠とは程遠いが、だが疲れは十分に取れた朝。
ポツポツと曇りが浮かぶ空の下、俺はあくびをしながら廊下を歩いていた。
いつもより早めに起きたらしく、兄弟はまだ寝ている頃だろう。
「あら、今日は早いのね、ダンカン」
「姉さん。おはよう」
すでに学校の制服に着替えているイナが、丁度自室から出て来るところだった。
すると彼女は何故かこほんと咳払いをし、こちらに近づいて来る。
「あんたのそのボロボロの手袋じゃ格好悪いから……これ、買っておいてあげたわ。感謝しなさい」
「あ」
イナがこちらに手渡してきたのは黒い手袋。
大人が付けてもカッコいいと思えるようなやつで、俺はそれを手にして唖然とする。
だがすぐに全身に感激が走り、喜びに笑顔を浮かべた。
「ありがとう、姉さん!」
「いいのよ。じゃ、さっさと朝食を済ませるわよ」
「うん!」
それはもう、まさに子供のように喜んだ。
俺は早速その手袋をはめ、イナの隣を歩いて食堂へ向かった。
「なんだなんだ。もうお目覚めか」
「おお! 早起きはいいことだな。早くから体を動かすのはもっといいことだけどな」
すでに起きていたらしいマグヌスのとアングス。
二人に出迎えられる形で、俺たちは席につく。
「ニール兄さんはまだか……」
「あいつは寝起きが悪いからな」
「最悪だからな!」
「もう病気みたいなものだから」
そうなのか……ニールは朝が弱いと。
いつもしっかり起きていると思っていたけど、まさかそんな一面も。
ゲームの設定でも見たことなかったので、少し嬉しい気分。
「そういえば兄上。昨日の夜は騒ぎがあったらしいじゃないか。何があったのだ?」
ギクッ!
アングスのマグヌスへと質問に、俺の心臓が飛び出そうになる。
マグヌスはそんな俺と対照的に、いつも通りリラックスした様子で口を開く。
「なあに、大したことないさ。俺と同じく夜な夜な何かをしている不良に助けられたってだけの話さ」
「…………」
こちらにウインクをしてくるマグヌス。
ああ、これは完全にバレているな。
だがそれ以上何も言わないマグヌス。どうやら自分の中で秘密にしてくれるようだ。
安心すると共に、だけど秘密を共有できたことを喜ばしく思う俺。
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