○○番目の子羊棺

ふー、ふー。

焦ったように息を吐く。

ああ、ここは何処だろう。俺は何だろう…

「おはようございます、○番目の子羊」

おはようございます、何て言ったか聞こえません

メーデーメーデー

「ここは棺の中ですよ」

「あなたはもう死んだんです。未練がましくも魂残しているけれど、死んだんですよ?死んでるんです。」

えーあーえーあー。解りません

わかりたくないなぁ

「わかってくれて嬉しいです。ではではおさらばしましょう。身体からおさらばしましょう。ね?」

ふー、ふー

ふー、ふー…

あ、ああそうか。

嘘だ嘘だ。
こいつは嘘つきだ。

死んでないじゃん、今死んだんじゃん

「そうでしたっけ?○番目」

名前で呼んでよ○番目

「あなたが呼んでよ○番目」

「「どうせならお前も一緒にどうだい」」


ここには何人存在したかな

◇◆◇◆◇

以上がこの物語を書くことに決めた一番初めの文である。適当に書きましたすみません…

今まで適当にあちこち(つっても二ヶ所)で書いていた不思議なお話、というヤツにストーリー性と一貫性を加えたものなんです、これ。

元になったネタ(?)も載せていますので、気になる方は読んでください。すみません…

ファンタジー風…なのかな、これ?
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