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第3章:衆合地獄編
第二十五話:鋼の戦乙女は囚人騎士と対峙する
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「ぎぃえっ」
国を滅ぼした悪魔を誅すべく、彼を取り囲み、拷問器具を振るい続けていた同志たち。山のように折り重なった彼らが、自身の血肉を破裂させ、千切れた肉片を地獄の空へ巻き上げている。
悪魔への恨みの言葉を吐いていたはずの彼らの喉は、今、苦悶にもだえ、恐怖に震えている。
「がぼっ」
視界を埋め尽くすほどの同志たちは、めいめいの拷問器具をその手に持ち、理不尽に滅ぼされた恨みを胸に、復讐を果たそうとした。ネイドに対する恐怖心を、抑えることの敵わない憎悪によって克服した彼らは、ネイドがもたらす如何なる暴力に対しても、果敢に挑む勇気を持っているはずだった。
そんな彼らが今、徐々に恐怖に飲まれ、浮足立っていく。とうの昔に私が無力化させたはずの男に、皆が脅え始めている。
「はがっ」
同志たちの短い悲鳴が続いていく。上空へと吹き上がる同志たちの血飛沫が止まらない。ネイドの悪あがきを鎮圧するべく、同志たちが罵声を口にし、その手に握る武器を振るっているが、空を彩る血煙が止まる気配は見えてこない。
四肢を砕かれたあのネイドが、この状況から逆転する可能性は、殆ど無視できるほどに低いはずだった。彼の肉体が再生をはじめようとも、同志たちはその前に彼の肉を貫き、骨を割るため、彼はいつまでも再生できず、この地獄で永遠に苦しむはずだった。
「げぇあっ」
しかし、眼前の状況は、そんな予測とは全く異なるものだ。身に覚えのある殺気を宿したネイドは、次々に同志たちを蹂躙している。
吹き上がる血しぶきを見る限り、彼は同志たちの合間を、豹のごとき機動で駆け抜け、同志たちの肉体を熊のごとき膂力でもって引き千切っている。
赤い空へと突き上げられた彼らの姿は、獣害の現場を目の当たりにしているかのようにグロテスクだ。
「あっ……がっ!」
同志たちの犠牲がやむ気配は全くない。同志たちの肉片が、今なお赤い血をまき散らしながら上空へと巻き上げられていく。
剣が風を切るような音が聞こえたかと思うと、肉体が弾ける音が耳を貫き、その直後に複数人の同志たちが断末魔の悲鳴をあげた。
冷や汗を流す自分に目をつむり、音の下方角へと視線を向ける。群衆の上で、全身の骨が砕け、四肢をあらぬ方向へ折り曲げた一人の同志が、体の穴という穴から血をこぼしながら踊っている。
「だ……だず……」
眼をそむけたくなる、変わり果てた姿を晒したその同志は、縋るようなうめき声を漏らしたのちに、その姿をさっとかき消した。
直後耳をつんざく爆発音。同志たちは再び、形が不ぞろいの肉塊となってはじき出されていく。
同志を剣代わりにして振るっている……?
嫌な想像が脳裏をよぎる。しかし、眼前に一瞬映し出されたあの光景は、私の想像が正しいと言っているようにしか思えない。
私の疑念は、ボロボロになった肉体になった同志が再び上空で踊りあがった時、確信となる。そして、崩れかけた彼の足首を握る手があることに気づいた時、私の肉体の硬直は解かれた。
「ネイドォオオオオォオオ!!」
考えるより前に、私は地獄の空を跳躍していた。放熱式のブレードに電力を注ぎ込み、絶叫と共に、ネイドを再度、無力化せんとする。既に再計算を開始している電脳の結果を待たずとも、早急な対応が必須であることは明白だった。
一刻も早く、彼に致命の一撃を与えなければならない。
背中のブースターが炎の尾を引き、過電流をそそがれたブレードからは稲妻がこぼれ出る。右腕には再び、小惑星をも砕くエネルギーが充填されていき、思考を加速させる電子計算機が、ネイドがこの後とるであろう全ての行動パターンをシュミレートする。
先程と同じ行動だ。
しかし、あの時とは違い、今のあたしの心には不安が横たわっている。例え刹那ほどの誤差も許さない程の正確な予測を用意しても、今のネイドはその予測を覆してくる。
この、根拠のない想像を、私は世迷いごととして拭い去ることが出来ない。
「あぁ、その声。その気迫。……覚えがある。」
同志たちの悲鳴が溢れる大喧騒の中で、ネイドのこの声ははっきりと聞こえた。つい先ほどまで、言葉にならない悲鳴をあげて、訳も分からず脅えていた人間が発したとは思えない。
この短い間で、ネイドの何かが変わった。私の言葉をトリガーとして、凡百の罪人でしかなかったはずのこの男は、怪物へと羽化してしまった。
受け入れがたい変化だ。
「陛下の腰巾着。権威に群がるコバンザメ。……陛下をたぶらかした奸臣……」
同志たちの群衆を飛び越えた先に広がる、虐殺の現場。鉄と血が散乱する、惨劇の中心地に、あの男はいた。
同志たちの返り血によって真っ赤に彩られたネイドの肉体。一枚の衣類もその身に纏っていない彼の体から、肉片交じりの血糊が滴り落ちている。
慢性的な飢餓と渇きによって枯れ枝のようにやせ細った四肢に、風船のように膨れた腹。土気色の肌をしていることもあって、私は真っ先に餓鬼を連想していた。
私を見あげる彼の口元は、不自然な程に蠢いており、「くちゃくちゃ」という咀嚼音と共に、血をゴボゴボと吐き出している。
何を食べている? 何を口にし、何を嚥下している?
くぼんだ眼窩の奥底でギョロギョロと蠢く彼の目玉は、妙に瑞々しく、異質さを感じるほどに白かった。眼房水を潤滑油として、骨の上を滑るそれは、赤い光彩の内側に、私の一挙一頭足を捉え続けている。
私以外の物に一切の興味関心を示さず、目と口だけを動かし続ける、魔物のような風貌をしたネイド。
この男は、私の絶叫に反応したのか、この時だけは虐殺の手を止めていた。地面に向けて垂れ下がる彼の右手には、こん棒代わりに振り回されていた同志の、見るも無残な肉体が握り締められている。
同志の肉体は、時々思い出したかのように痙攣しており、その肺はひゅぅぅぅ、ひゅうぅぅぅといううめき声につられるようにして上下に動いている。
血も涙もない蛮族だって、こんな蛮行を犯しはしない。眼前に映るネイドの、その異様な風体を前にして、私は彼に関するこれ以上の想像を拒否していた。
彼は人間ではない。滅ぼすべき怪物だ。
右腕に限界まで蓄えたエネルギーを炸裂させ、必殺の拳をネイドの頭上へと振り下ろす。この時、心の内に広がる動揺をかき消すようにして、私はこれらの言葉を脳裏に浮かべていた。
私の右腕に装備されたブレードが振り下ろされた時、莫大な熱をはらんだ空気が急速に膨張し、ネイドを中止に吹き荒れる爆風に耐えられなかった同志たちが、吹き飛ばされる。
まばゆい光に包まれる中で、鉄製の地面が砕け、砂塵が巻きあがり、龍のごとき雷が幾条も空へと立ち昇った。
文句のつけようがない、致命の一撃。過剰なまでの破壊行為。
しかし、私の眉間に刻み込まれた皴は、更に深くなっていた。
「貴様は倒す」
土煙の中から、聞こえて欲しくない声が聞こえてくる。右腕のブレードがなにかに阻まれ、思うように振り下ろせない。ブレード越しに、抑えがたい力が伝わってくる。
眼前の現実を受け入れるために、私は勇気を奮い立たせていた。
「貴様は滅ぼす」
視界が晴れた先にあったのは、私の顔を覗き込むネイドの眼であった。開き切った瞳で、無表情のまま、この男は私と対峙している。
私の攻撃線を遮るようにして振り上げられた彼の左腕からは、赤く錆びた腕甲が浮き上がっていた。
私のブレードはそれに食い込んだまま、動かせない。
「貴様は殺す」
一欠けらの人間性も感じさせないその言葉が私の耳に届いたその時、私の鳩尾に衝撃が走った。
国を滅ぼした悪魔を誅すべく、彼を取り囲み、拷問器具を振るい続けていた同志たち。山のように折り重なった彼らが、自身の血肉を破裂させ、千切れた肉片を地獄の空へ巻き上げている。
悪魔への恨みの言葉を吐いていたはずの彼らの喉は、今、苦悶にもだえ、恐怖に震えている。
「がぼっ」
視界を埋め尽くすほどの同志たちは、めいめいの拷問器具をその手に持ち、理不尽に滅ぼされた恨みを胸に、復讐を果たそうとした。ネイドに対する恐怖心を、抑えることの敵わない憎悪によって克服した彼らは、ネイドがもたらす如何なる暴力に対しても、果敢に挑む勇気を持っているはずだった。
そんな彼らが今、徐々に恐怖に飲まれ、浮足立っていく。とうの昔に私が無力化させたはずの男に、皆が脅え始めている。
「はがっ」
同志たちの短い悲鳴が続いていく。上空へと吹き上がる同志たちの血飛沫が止まらない。ネイドの悪あがきを鎮圧するべく、同志たちが罵声を口にし、その手に握る武器を振るっているが、空を彩る血煙が止まる気配は見えてこない。
四肢を砕かれたあのネイドが、この状況から逆転する可能性は、殆ど無視できるほどに低いはずだった。彼の肉体が再生をはじめようとも、同志たちはその前に彼の肉を貫き、骨を割るため、彼はいつまでも再生できず、この地獄で永遠に苦しむはずだった。
「げぇあっ」
しかし、眼前の状況は、そんな予測とは全く異なるものだ。身に覚えのある殺気を宿したネイドは、次々に同志たちを蹂躙している。
吹き上がる血しぶきを見る限り、彼は同志たちの合間を、豹のごとき機動で駆け抜け、同志たちの肉体を熊のごとき膂力でもって引き千切っている。
赤い空へと突き上げられた彼らの姿は、獣害の現場を目の当たりにしているかのようにグロテスクだ。
「あっ……がっ!」
同志たちの犠牲がやむ気配は全くない。同志たちの肉片が、今なお赤い血をまき散らしながら上空へと巻き上げられていく。
剣が風を切るような音が聞こえたかと思うと、肉体が弾ける音が耳を貫き、その直後に複数人の同志たちが断末魔の悲鳴をあげた。
冷や汗を流す自分に目をつむり、音の下方角へと視線を向ける。群衆の上で、全身の骨が砕け、四肢をあらぬ方向へ折り曲げた一人の同志が、体の穴という穴から血をこぼしながら踊っている。
「だ……だず……」
眼をそむけたくなる、変わり果てた姿を晒したその同志は、縋るようなうめき声を漏らしたのちに、その姿をさっとかき消した。
直後耳をつんざく爆発音。同志たちは再び、形が不ぞろいの肉塊となってはじき出されていく。
同志を剣代わりにして振るっている……?
嫌な想像が脳裏をよぎる。しかし、眼前に一瞬映し出されたあの光景は、私の想像が正しいと言っているようにしか思えない。
私の疑念は、ボロボロになった肉体になった同志が再び上空で踊りあがった時、確信となる。そして、崩れかけた彼の足首を握る手があることに気づいた時、私の肉体の硬直は解かれた。
「ネイドォオオオオォオオ!!」
考えるより前に、私は地獄の空を跳躍していた。放熱式のブレードに電力を注ぎ込み、絶叫と共に、ネイドを再度、無力化せんとする。既に再計算を開始している電脳の結果を待たずとも、早急な対応が必須であることは明白だった。
一刻も早く、彼に致命の一撃を与えなければならない。
背中のブースターが炎の尾を引き、過電流をそそがれたブレードからは稲妻がこぼれ出る。右腕には再び、小惑星をも砕くエネルギーが充填されていき、思考を加速させる電子計算機が、ネイドがこの後とるであろう全ての行動パターンをシュミレートする。
先程と同じ行動だ。
しかし、あの時とは違い、今のあたしの心には不安が横たわっている。例え刹那ほどの誤差も許さない程の正確な予測を用意しても、今のネイドはその予測を覆してくる。
この、根拠のない想像を、私は世迷いごととして拭い去ることが出来ない。
「あぁ、その声。その気迫。……覚えがある。」
同志たちの悲鳴が溢れる大喧騒の中で、ネイドのこの声ははっきりと聞こえた。つい先ほどまで、言葉にならない悲鳴をあげて、訳も分からず脅えていた人間が発したとは思えない。
この短い間で、ネイドの何かが変わった。私の言葉をトリガーとして、凡百の罪人でしかなかったはずのこの男は、怪物へと羽化してしまった。
受け入れがたい変化だ。
「陛下の腰巾着。権威に群がるコバンザメ。……陛下をたぶらかした奸臣……」
同志たちの群衆を飛び越えた先に広がる、虐殺の現場。鉄と血が散乱する、惨劇の中心地に、あの男はいた。
同志たちの返り血によって真っ赤に彩られたネイドの肉体。一枚の衣類もその身に纏っていない彼の体から、肉片交じりの血糊が滴り落ちている。
慢性的な飢餓と渇きによって枯れ枝のようにやせ細った四肢に、風船のように膨れた腹。土気色の肌をしていることもあって、私は真っ先に餓鬼を連想していた。
私を見あげる彼の口元は、不自然な程に蠢いており、「くちゃくちゃ」という咀嚼音と共に、血をゴボゴボと吐き出している。
何を食べている? 何を口にし、何を嚥下している?
くぼんだ眼窩の奥底でギョロギョロと蠢く彼の目玉は、妙に瑞々しく、異質さを感じるほどに白かった。眼房水を潤滑油として、骨の上を滑るそれは、赤い光彩の内側に、私の一挙一頭足を捉え続けている。
私以外の物に一切の興味関心を示さず、目と口だけを動かし続ける、魔物のような風貌をしたネイド。
この男は、私の絶叫に反応したのか、この時だけは虐殺の手を止めていた。地面に向けて垂れ下がる彼の右手には、こん棒代わりに振り回されていた同志の、見るも無残な肉体が握り締められている。
同志の肉体は、時々思い出したかのように痙攣しており、その肺はひゅぅぅぅ、ひゅうぅぅぅといううめき声につられるようにして上下に動いている。
血も涙もない蛮族だって、こんな蛮行を犯しはしない。眼前に映るネイドの、その異様な風体を前にして、私は彼に関するこれ以上の想像を拒否していた。
彼は人間ではない。滅ぼすべき怪物だ。
右腕に限界まで蓄えたエネルギーを炸裂させ、必殺の拳をネイドの頭上へと振り下ろす。この時、心の内に広がる動揺をかき消すようにして、私はこれらの言葉を脳裏に浮かべていた。
私の右腕に装備されたブレードが振り下ろされた時、莫大な熱をはらんだ空気が急速に膨張し、ネイドを中止に吹き荒れる爆風に耐えられなかった同志たちが、吹き飛ばされる。
まばゆい光に包まれる中で、鉄製の地面が砕け、砂塵が巻きあがり、龍のごとき雷が幾条も空へと立ち昇った。
文句のつけようがない、致命の一撃。過剰なまでの破壊行為。
しかし、私の眉間に刻み込まれた皴は、更に深くなっていた。
「貴様は倒す」
土煙の中から、聞こえて欲しくない声が聞こえてくる。右腕のブレードがなにかに阻まれ、思うように振り下ろせない。ブレード越しに、抑えがたい力が伝わってくる。
眼前の現実を受け入れるために、私は勇気を奮い立たせていた。
「貴様は滅ぼす」
視界が晴れた先にあったのは、私の顔を覗き込むネイドの眼であった。開き切った瞳で、無表情のまま、この男は私と対峙している。
私の攻撃線を遮るようにして振り上げられた彼の左腕からは、赤く錆びた腕甲が浮き上がっていた。
私のブレードはそれに食い込んだまま、動かせない。
「貴様は殺す」
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