15 / 25
第2章:頞部陀地獄編
第十五話:火達磨となった囚人騎士は天変地異を凌ぎきる
しおりを挟む
何かが起こったとは気づけないくらいに、最初の変化は些細な物だった。
最初は、ローラーでならしたかのように平坦な雪原に、一条の線が音もなく刻まれただけだったのである。しかし、この線をなぞるようにして分厚く積もった深雪がずるりと浮き上がった時、地獄を苛む不可逆的な変化は、神ですらも止めようのない物となっていた。
両耳を塞ぎたくなるような金切り音が空気を薙いだ。この後起こる恐ろしい未来を察知した大地は恐怖に震えて泣きわめき、雪を砂のように上空高く巻き上げる。
上空に映る空が、少しずつ、少しずつ狭くなっていく。平地はいつのまにか坂となっていた。自重に耐えられなくなった雪が、雪崩となって地獄の大地を荒れ狂い、木も、山も、飲み込み、砕いていく。
大蛇のように大陸を這う山脈も、雪崩の衝撃を真正面から受けて、ガラスのように脆く崩れ、幾万という岩塊となって急こう配の坂道を転がり落ちていった。
雪崩が収まる気配がない。それどころか、私の胸の動悸が高鳴る速度と比例するかのように、雪崩の大きさ、激しさは増していく。
ドォン、ドォンと、バチが太鼓をたたくような音と共に、砲丸のような岩塊が雪崩に乗ってゴロゴロと転がり、目の前にあるもの全てにのしかかり、押しつぶして私たちの元へと迫ってくる。
頞部陀地獄は両断された。今、この地獄は、ど真ん中で叩き折れてブクブクと沈む船のように、くの字型に曲がって地中奥深くへと沈みこんでいるのだ。
何があった。
なぜこんなことが起こった。
誰がやった。
誰にこんなことができる?
この地獄を統べる冬神以外に、このような無茶苦茶が出来るものなどいるはずがないというのに、私の脳裏には反射的にこの言葉が浮かんでくる。
目がおかしくなったとしか思えないような情景を前にすると、視界が損なわれるほどに冷や汗があふれ出し、ろっ骨を折らんばかりに胸の動悸が激しくなる癖も、直る兆しが見えてこなかった。
「ひぃいいげぇええええ!! ひぃぃいいいい!!」
押しつぶされるような恐怖心を吐き出すように、私は寒空に向かって悲鳴のような喚声を上げた。すくみあがるような恐怖を前にして、目玉が飛び出さんばかりに私の目は大きく見開かれ、燃え盛る炎に当てられて脳漿ごと茹でられている私の脳みそから、見る見るうちに血の気が引いていく。
大津波のように圧倒的な質量を伴い、覆いかぶさるようにして迫りくる岩交じりの大雪崩。この圧倒的な暴力を己の膂力のみで凌がなければならない。
そう思うと、全身にまとわりついた炎がもたらす、死んだ方が遥かにマシだと思えるような痛みのことなど、忘れられた。
火達磨になっていたこともあり、私は論理的な思考が出来なくなっていた。肉体に染み付いた戦闘本能に、私は自分の未来を賭けた。
炭が金剛石に変わるほどの膂力でもって、私は牛頭の肉断ち包丁の柄を握り締めた。
体中の血液を飲み込み、風船のように膨らんだ私の心臓は、火薬が爆ぜるような音を立てて脈動し、酸素を満載した血液を全身にくまなく、勢い余って血管が裂けるほどの水圧で送り込む。噛み締めた歯からは火花が飛び散り、全身の筋肉は、火事場の馬鹿力だと言わんばかりに怒張していった。
攻撃線を定めた私は、杭のように己の右足を大地へと挿し込んだ。限界を超えた筋肉はブチブチと音を立てて千切れ跳び、半ば炭化して脆くなった骨は、過剰な力に耐えきれなくなってボキボキと悲鳴をあげてひび割れる。
己の肉体を生贄に捧げ、私は剣先に文字通りの全力を肉断ち包丁に乗せた。それを、もう目と鼻の先まで迫り来た雪崩にめがけて、振り上げた。
音を遥か彼方に置き去りにして振り上げられた私の肉断ち包丁は、自分自身の鼓膜が破けるほどの衝撃波を伴う剣風を生み出した。肉断ち包丁は目の前に漂う風を刃に変え、水平線の先にまで達する切り込みを雪崩に刻み込む。
嵐のような剣圧に押し負けた大雪崩は直後、バァンという破裂音と共に四方八方にはじけ飛び、坂道を駆け下りる中で飲み込んだ全てを吐き出した。
私を避けるようにして、威力を殺された大雪崩は私の横を通り過ぎていく。雪崩に私が飲み込まれるという未来は、永遠に回避された。
雪崩に出来ることは、私の全身を覆う鎧に、小石のように小さな礫や、氷の破片をぶつけ、カンカンと音を立てることだけである。
「はぁあ〝あ〝あ〝ぁ〝あ〝あ〝……!! はぁ〝あ〝あ〝あ〝あ〝あ〝あ〝あ〝あ〝……!!」
青白く燃える炎がまとわりつき、木炭のように黒く変色した私の指先は、己の力に耐えきれずにボキリと折れてボロボロと崩れていた。
莫大な血液を飲み込み、鉄砲水の如く吐き出した心臓は、真一文字に割けてゴボゴボと音を立てて朱色の血を吐き出している。
耐久力を遥かに超えた負荷がかかり、糸くずのように千切れた筋肉は、全身を覆う炎に炙られ見る見るうちに炭となり、やがて砂のように脆い灰に変わり果てていった。
「はぁあ〝あ〝あ〝ぁ〝あ〝あ〝……!! はぁ〝あ〝あ〝あ〝あ〝あ〝あ〝あ〝あ〝……!!」
しかし私は地獄に堕ちた罪人だ。地獄に堕ちた罪人が、この程度の怪我で死という安息を与えられるわけがない。
破壊されつくされ、燃え盛る私の肉体は、やがてボコボコと不気味な音をあげて猛烈な再生を開始していく。
骨は鋼のような硬さを取り戻し、全身の筋肉はゴムのようなしなやかさと万力のような剛力を取り戻す。心臓は生まれたばかり、新品同然の姿に戻っていく。
数秒もたつと、私の肉体は、ただ一つの例外を除いて、元通りになっていた。ただ一つの例外……全身にまとわりつく青白い炎に炙られ続ける、皮膚を除いて……だ。
「がぁ〝あ〝あ〝あ〝あ〝あ〝あ〝!! あ〝ぁ〝あ〝ぁ〝あ〝あ〝あ〝あ〝ぁ〝あ〝あ〝あ〝!!」
全身を炙られる痛みが、再び私の神経を貫いた。焼き串を刺しこまれ、中身をこね回されるような痛みを前に、私は大口を開けて叫び、全身を掻き毟る程にもだえ苦しむ。
私の肉体を守る板金鎧の隙間から噴き出した青白い炎は、さらなる空気を求めて蠢き、鎧が赤熱するほどの火力を孕んだそれは、再生したばかりの皮膚、筋肉を、骨を薪にさらなる成長を遂げようと試みる。
だが、私の再生力がそれを許してはくれなかった。
燃えては再生し、再生しては燃えるの繰り返し。焼肉と生肉の反復横跳びを繰り返すこの時間は、筆舌に尽くしがたいなどという表現では片づけられない地獄であった。
「喜べ下僕♡ これでお前は、二度と氷漬けにはならないぞ♡」
あのアマは、私を火だるまにする前に、こうほざきやがった。それが私に何をもたらすのか、どんな生き地獄へと私を叩き落すことになるのか。
それらを全てわかったうえで、あの女は自信に満ち溢れた気色の悪い笑顔を浮かべ、私の肉体に火傷まみれの左腕をかざしたのである。
この屈辱に見合う代価をあの女に支払わせる方法が、思い浮かばない。この貧弱な想像力が生み出す拷問はことごとく月並みでつまらない物ばかりであり、とてもではないがこの雪辱を晴らすには全くの火力不足だ。
「リーン……ランラン……トンタンタッ……リーン……ランラン……トンタンタッ……」
しかし、私は遺憾ながら、あの女への憎悪を忘れなければならなくなっていた。
狂おしいほどの激痛と屈辱で一杯一杯になった私の頭でも、この鼻歌を見落とすようなヘマはしない。
かつてのような勢いを失ったとはいえ、雪崩はいまだ轟然と音を立てて私の横を通り過ぎ、二つに折れた地獄の大地は、ますます大きな地鳴りを鳴らしながら、急速に折れ曲がり、地中深くへと沈み込んでいく。
ありとあらゆる騒音によって、私の耳は塞がれているに等しい有様であったが、この透き通るような歌声は妙にはっきりと耳に届いていた。
「リーン……ランラン……トンタンタッ……リーン……ランラン……トンタンタッ……」
心臓を鷲掴みにする、凍えるような殺気。火勢が弱まる程の冷や汗がぶわっと全身からあふれ出し、恐怖が導くままに私は音源へと視線を向ける。
この歌い手が、天変地異を招きいれた元凶であると私は理解した。
「リーン……ランラン……トンタンタッ……リーン……ランラン……トンタンタッ……」
冬神マチルダは、私の間合いの内側にいた。
鈴を鳴らし、恋焦がれるような眼差しを向けて、この女神は私の首めがけて神剣を突き立てた。
最初は、ローラーでならしたかのように平坦な雪原に、一条の線が音もなく刻まれただけだったのである。しかし、この線をなぞるようにして分厚く積もった深雪がずるりと浮き上がった時、地獄を苛む不可逆的な変化は、神ですらも止めようのない物となっていた。
両耳を塞ぎたくなるような金切り音が空気を薙いだ。この後起こる恐ろしい未来を察知した大地は恐怖に震えて泣きわめき、雪を砂のように上空高く巻き上げる。
上空に映る空が、少しずつ、少しずつ狭くなっていく。平地はいつのまにか坂となっていた。自重に耐えられなくなった雪が、雪崩となって地獄の大地を荒れ狂い、木も、山も、飲み込み、砕いていく。
大蛇のように大陸を這う山脈も、雪崩の衝撃を真正面から受けて、ガラスのように脆く崩れ、幾万という岩塊となって急こう配の坂道を転がり落ちていった。
雪崩が収まる気配がない。それどころか、私の胸の動悸が高鳴る速度と比例するかのように、雪崩の大きさ、激しさは増していく。
ドォン、ドォンと、バチが太鼓をたたくような音と共に、砲丸のような岩塊が雪崩に乗ってゴロゴロと転がり、目の前にあるもの全てにのしかかり、押しつぶして私たちの元へと迫ってくる。
頞部陀地獄は両断された。今、この地獄は、ど真ん中で叩き折れてブクブクと沈む船のように、くの字型に曲がって地中奥深くへと沈みこんでいるのだ。
何があった。
なぜこんなことが起こった。
誰がやった。
誰にこんなことができる?
この地獄を統べる冬神以外に、このような無茶苦茶が出来るものなどいるはずがないというのに、私の脳裏には反射的にこの言葉が浮かんでくる。
目がおかしくなったとしか思えないような情景を前にすると、視界が損なわれるほどに冷や汗があふれ出し、ろっ骨を折らんばかりに胸の動悸が激しくなる癖も、直る兆しが見えてこなかった。
「ひぃいいげぇええええ!! ひぃぃいいいい!!」
押しつぶされるような恐怖心を吐き出すように、私は寒空に向かって悲鳴のような喚声を上げた。すくみあがるような恐怖を前にして、目玉が飛び出さんばかりに私の目は大きく見開かれ、燃え盛る炎に当てられて脳漿ごと茹でられている私の脳みそから、見る見るうちに血の気が引いていく。
大津波のように圧倒的な質量を伴い、覆いかぶさるようにして迫りくる岩交じりの大雪崩。この圧倒的な暴力を己の膂力のみで凌がなければならない。
そう思うと、全身にまとわりついた炎がもたらす、死んだ方が遥かにマシだと思えるような痛みのことなど、忘れられた。
火達磨になっていたこともあり、私は論理的な思考が出来なくなっていた。肉体に染み付いた戦闘本能に、私は自分の未来を賭けた。
炭が金剛石に変わるほどの膂力でもって、私は牛頭の肉断ち包丁の柄を握り締めた。
体中の血液を飲み込み、風船のように膨らんだ私の心臓は、火薬が爆ぜるような音を立てて脈動し、酸素を満載した血液を全身にくまなく、勢い余って血管が裂けるほどの水圧で送り込む。噛み締めた歯からは火花が飛び散り、全身の筋肉は、火事場の馬鹿力だと言わんばかりに怒張していった。
攻撃線を定めた私は、杭のように己の右足を大地へと挿し込んだ。限界を超えた筋肉はブチブチと音を立てて千切れ跳び、半ば炭化して脆くなった骨は、過剰な力に耐えきれなくなってボキボキと悲鳴をあげてひび割れる。
己の肉体を生贄に捧げ、私は剣先に文字通りの全力を肉断ち包丁に乗せた。それを、もう目と鼻の先まで迫り来た雪崩にめがけて、振り上げた。
音を遥か彼方に置き去りにして振り上げられた私の肉断ち包丁は、自分自身の鼓膜が破けるほどの衝撃波を伴う剣風を生み出した。肉断ち包丁は目の前に漂う風を刃に変え、水平線の先にまで達する切り込みを雪崩に刻み込む。
嵐のような剣圧に押し負けた大雪崩は直後、バァンという破裂音と共に四方八方にはじけ飛び、坂道を駆け下りる中で飲み込んだ全てを吐き出した。
私を避けるようにして、威力を殺された大雪崩は私の横を通り過ぎていく。雪崩に私が飲み込まれるという未来は、永遠に回避された。
雪崩に出来ることは、私の全身を覆う鎧に、小石のように小さな礫や、氷の破片をぶつけ、カンカンと音を立てることだけである。
「はぁあ〝あ〝あ〝ぁ〝あ〝あ〝……!! はぁ〝あ〝あ〝あ〝あ〝あ〝あ〝あ〝あ〝……!!」
青白く燃える炎がまとわりつき、木炭のように黒く変色した私の指先は、己の力に耐えきれずにボキリと折れてボロボロと崩れていた。
莫大な血液を飲み込み、鉄砲水の如く吐き出した心臓は、真一文字に割けてゴボゴボと音を立てて朱色の血を吐き出している。
耐久力を遥かに超えた負荷がかかり、糸くずのように千切れた筋肉は、全身を覆う炎に炙られ見る見るうちに炭となり、やがて砂のように脆い灰に変わり果てていった。
「はぁあ〝あ〝あ〝ぁ〝あ〝あ〝……!! はぁ〝あ〝あ〝あ〝あ〝あ〝あ〝あ〝あ〝……!!」
しかし私は地獄に堕ちた罪人だ。地獄に堕ちた罪人が、この程度の怪我で死という安息を与えられるわけがない。
破壊されつくされ、燃え盛る私の肉体は、やがてボコボコと不気味な音をあげて猛烈な再生を開始していく。
骨は鋼のような硬さを取り戻し、全身の筋肉はゴムのようなしなやかさと万力のような剛力を取り戻す。心臓は生まれたばかり、新品同然の姿に戻っていく。
数秒もたつと、私の肉体は、ただ一つの例外を除いて、元通りになっていた。ただ一つの例外……全身にまとわりつく青白い炎に炙られ続ける、皮膚を除いて……だ。
「がぁ〝あ〝あ〝あ〝あ〝あ〝あ〝!! あ〝ぁ〝あ〝ぁ〝あ〝あ〝あ〝あ〝ぁ〝あ〝あ〝あ〝!!」
全身を炙られる痛みが、再び私の神経を貫いた。焼き串を刺しこまれ、中身をこね回されるような痛みを前に、私は大口を開けて叫び、全身を掻き毟る程にもだえ苦しむ。
私の肉体を守る板金鎧の隙間から噴き出した青白い炎は、さらなる空気を求めて蠢き、鎧が赤熱するほどの火力を孕んだそれは、再生したばかりの皮膚、筋肉を、骨を薪にさらなる成長を遂げようと試みる。
だが、私の再生力がそれを許してはくれなかった。
燃えては再生し、再生しては燃えるの繰り返し。焼肉と生肉の反復横跳びを繰り返すこの時間は、筆舌に尽くしがたいなどという表現では片づけられない地獄であった。
「喜べ下僕♡ これでお前は、二度と氷漬けにはならないぞ♡」
あのアマは、私を火だるまにする前に、こうほざきやがった。それが私に何をもたらすのか、どんな生き地獄へと私を叩き落すことになるのか。
それらを全てわかったうえで、あの女は自信に満ち溢れた気色の悪い笑顔を浮かべ、私の肉体に火傷まみれの左腕をかざしたのである。
この屈辱に見合う代価をあの女に支払わせる方法が、思い浮かばない。この貧弱な想像力が生み出す拷問はことごとく月並みでつまらない物ばかりであり、とてもではないがこの雪辱を晴らすには全くの火力不足だ。
「リーン……ランラン……トンタンタッ……リーン……ランラン……トンタンタッ……」
しかし、私は遺憾ながら、あの女への憎悪を忘れなければならなくなっていた。
狂おしいほどの激痛と屈辱で一杯一杯になった私の頭でも、この鼻歌を見落とすようなヘマはしない。
かつてのような勢いを失ったとはいえ、雪崩はいまだ轟然と音を立てて私の横を通り過ぎ、二つに折れた地獄の大地は、ますます大きな地鳴りを鳴らしながら、急速に折れ曲がり、地中深くへと沈み込んでいく。
ありとあらゆる騒音によって、私の耳は塞がれているに等しい有様であったが、この透き通るような歌声は妙にはっきりと耳に届いていた。
「リーン……ランラン……トンタンタッ……リーン……ランラン……トンタンタッ……」
心臓を鷲掴みにする、凍えるような殺気。火勢が弱まる程の冷や汗がぶわっと全身からあふれ出し、恐怖が導くままに私は音源へと視線を向ける。
この歌い手が、天変地異を招きいれた元凶であると私は理解した。
「リーン……ランラン……トンタンタッ……リーン……ランラン……トンタンタッ……」
冬神マチルダは、私の間合いの内側にいた。
鈴を鳴らし、恋焦がれるような眼差しを向けて、この女神は私の首めがけて神剣を突き立てた。
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
性奴隷を飼ったのに
お小遣い月3万
ファンタジー
10年前に俺は日本から異世界に転移して来た。
異世界に転移して来たばかりの頃、辿り着いた冒険者ギルドで勇者認定されて、魔王を討伐したら家族の元に帰れるのかな、っと思って必死になって魔王を討伐したけど、日本には帰れなかった。
異世界に来てから10年の月日が流れてしまった。俺は魔王討伐の報酬として特別公爵になっていた。ちなみに領地も貰っている。
自分の領地では奴隷は禁止していた。
奴隷を売買している商人がいるというタレコミがあって、俺は出向いた。
そして1人の奴隷少女と出会った。
彼女は、お風呂にも入れられていなくて、道路に落ちている軍手のように汚かった。
彼女は幼いエルフだった。
それに魔力が使えないように処理されていた。
そんな彼女を故郷に帰すためにエルフの村へ連れて行った。
でもエルフの村は魔力が使えない少女を引き取ってくれなかった。それどころか魔力が無いエルフは処分する掟になっているらしい。
俺の所有物であるなら彼女は処分しない、と村長が言うから俺はエルフの女の子を飼うことになった。
孤児になった魔力も無いエルフの女の子。年齢は14歳。
エルフの女の子を見捨てるなんて出来なかった。だから、この世界で彼女が生きていけるように育成することに決めた。
※エルフの少女以外にもヒロインは登場する予定でございます。
※帰る場所を無くした女の子が、美しくて強い女性に成長する物語です。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
金貨1,000万枚貯まったので勇者辞めてハーレム作ってスローライフ送ります!!
夕凪五月雨影法師
ファンタジー
AIイラストあり! 追放された世界最強の勇者が、ハーレムの女の子たちと自由気ままなスローライフを送る、ちょっとエッチでハートフルな異世界ラブコメディ!!
国内最強の勇者パーティを率いる勇者ユーリが、突然の引退を宣言した。
幼い頃に神託を受けて勇者に選ばれて以来、寝る間も惜しんで人々を助け続けてきたユーリ。
彼はもう限界だったのだ。
「これからは好きな時に寝て、好きな時に食べて、好きな時に好きな子とエッチしてやる!! ハーレム作ってやるーーーー!!」
そんな発言に愛想を尽かし、パーティメンバーは彼の元から去っていくが……。
その引退の裏には、世界をも巻き込む大規模な陰謀が隠されていた。
その陰謀によって、ユーリは勇者引退を余儀なくされ、全てを失った……。
かのように思われた。
「はい、じゃあ僕もう勇者じゃないから、こっからは好きにやらせて貰うね」
勇者としての条約や規約に縛られていた彼は、力をセーブしたまま活動を強いられていたのだ。
本来の力を取り戻した彼は、その強大な魔力と、金貨1,000万枚にものを言わせ、好き勝手に人々を救い、気ままに高難度ダンジョンを攻略し、そして自身をざまぁした巨大な陰謀に立ち向かっていく!!
基本的には、金持ちで最強の勇者が、ハーレムの女の子たちとまったりするだけのスローライフコメディです。
異世界版の光源氏のようなストーリーです!
……やっぱりちょっと違います笑
また、AIイラストは初心者ですので、あくまでも小説のおまけ程度に考えていただければ……(震え声)
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
神速の成長チート! ~無能だと追い出されましたが、逆転レベルアップで最強異世界ライフ始めました~
雪華慧太
ファンタジー
高校生の裕樹はある日、意地の悪いクラスメートたちと異世界に勇者として召喚された。勇者に相応しい力を与えられたクラスメートとは違い、裕樹が持っていたのは自分のレベルを一つ下げるという使えないにも程があるスキル。皆に嘲笑われ、さらには国王の命令で命を狙われる。絶体絶命の状況の中、唯一のスキルを使った裕樹はなんとレベル1からレベル0に。絶望する裕樹だったが、実はそれがあり得ない程の神速成長チートの始まりだった! その力を使って裕樹は様々な職業を極め、異世界最強に上り詰めると共に、極めた生産職で快適な異世界ライフを目指していく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる