名のない囚人騎士は幾多の地獄で猛獣・罪人・獄卒・天使・神と戦い続ける

生前の咎により地獄に堕とされた囚人騎士は、永遠に戦い続ける罰を課せられた。

騎士は閻魔大王の気まぐれで、ありとあらゆる地獄へ送り込まれ、息つく暇なく戦い続ける。

焦熱が骨まで焦がし、極寒が耳を落とそうと、騎士は前へと進み続けるしかない。

その体を裂かれ、貫かれ、潰されようと、騎士は戦い続けるよりほかに選択肢はない。

これは、数百年の時を戦いに投じた、一人の騎士の物語。

※本作はハーメルン様でも投稿しております。
24h.ポイント 0pt
0
小説 195,482 位 / 195,482件 ファンタジー 45,145 位 / 45,145件

あなたにおすすめの小説

蛍地獄奇譚

玉楼二千佳
ライト文芸
地獄の門番が何者かに襲われ、妖怪達が人間界に解き放たれた。閻魔大王は、我が次男蛍を人間界に下界させ、蛍は三吉をお供に調査を開始する。蛍は絢詩野学園の生徒として、潜伏する。そこで、人間の少女なずなと出逢う。 蛍となずな。決して出逢うことのなかった二人が出逢った時、運命の歯車は動き始める…。 *表紙のイラストは鯛飯好様から頂きました。 著作権は鯛飯好様にあります。無断転載厳禁

凶幻獣戦域ラージャーラ

幾橋テツミ
ファンタジー
ラージャーラ…それは天響神エグメドなる絶対者が支配する異空間であり、現在は諸勢力が入り乱れる戦乱状態にあった。目下の最強陣営は「天響神の意思の執行者」を自認する『鏡の教聖』を名乗る仮面の魔人が率いる【神牙教軍】なる武装教団であるが、その覇権を覆すかのように、当のエグメドによって【絆獣聖団】なる反対勢力が準備された──しかもその主体となったのは啓示を受けた三次元人たちであったのだ!彼らのために用意された「武器」は、ラージャーラに生息する魔獣たちがより戦闘力を増強され、特殊な訓練を施された<操獣師>なる地上人と意志を通わせる能力を得た『絆獣』というモンスターの群れと、『錬装磁甲』という恐るべき破壊力を秘めた鎧を自在に装着できる超戦士<錬装者>たちである。彼らは<絆獣聖団>と名乗り、全世界に散在する約ニ百名の人々は居住するエリアによって支部を形成していた。    かくてラージャーラにおける神牙教軍と絆獣聖団の戦いは日々熾烈を極め、遂にある臨界点に到達しつつあったのである!

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

未成年囚人達のソーシャルサービス

SAKAHAKU
ファンタジー
主人公の元高校生『木ノ下日影』はとある容疑で誤認逮捕され、不本意ながら刑務所生活を余儀なくされる。 刑務作業とは異なる『奉仕作業』をペア(同室)のパートナーと協力して行い、犯してもいない罪を只管に償わされる。 『奉仕作業』 刑務作業とは異なり、外の世界に赴いて労働する、アルバイトに酷似した作業。 『片手錠』 片手型のアクセサリーを片手に嵌めることによって、外の世界でのアルバイト業務を可能にする囚人用の道具。 奉仕作業中に逃走の疑いがあると判断された者の手首は、凶器に変形した片手錠により容赦なく『切断』される。 『ペア』 牢屋の二人部屋をペア。三人部屋をトリオ。四人部屋をカルテット。五人部屋をクインテット。 奉仕作業は基本、それらをチームに編成して行われる。 ☆ 表紙のキャラ、テイル・ブラウニーは五十七話にて登場。

処刑された勇者は二度目の人生で復讐を選ぶ

シロタカズキ
ファンタジー
──勇者は、すべてを裏切られ、処刑された。  だが、彼の魂は復讐の炎と共に蘇る──。 かつて魔王を討ち、人類を救った勇者 レオン・アルヴァレス。 だが、彼を待っていたのは称賛ではなく、 王族・貴族・元仲間たちによる裏切りと処刑だった。 「力が強すぎる」という理由で異端者として断罪され、広場で公開処刑されるレオン。 国民は歓喜し、王は満足げに笑い、かつての仲間たちは目を背ける。 そして、勇者は 死んだ。 ──はずだった。 十年後。 王国は繁栄の影で腐敗し、裏切り者たちは安穏とした日々を送っていた。 しかし、そんな彼らの前に死んだはずの勇者が現れる。 「よくもまあ、のうのうと生きていられたものだな」 これは、英雄ではなくなった男の復讐譚。 彼を裏切った王族、貴族、そしてかつての仲間たちを絶望の淵に叩き落とすための第二の人生が、いま始まる──。

塔暮らしの大賢者ですが、悪の魔法使いだと因縁をつけられたので自己防衛しました

いかぽん
ファンタジー
しがないおっさん大賢者ジルベールが平穏に暮らしていたら、住んでいた塔に聖騎士たちが攻め込んできた。 悪の魔法使いジルベールはおとなしく逮捕されるか、さもなくば討伐されろという。 とんだ言いがかりだが、指揮官の聖騎士少女アニエスは頭の固い正義ちゃんなので、ジルベールの言い分は聞いてもらえない。 仕方がない──ならばこちらも、悪の魔法使いらしく出迎えてあげよう。 ジルベールは「対話」の場を整えるため、自らの塔に聖騎士アニエスたちを誘い込み、塔の各階に用意してある仕掛け──スライムや触手、各種トラップなど──で彼女らを「歓迎」する。 だがジルベールはその過程で、その少女騎士の背後で蠢く聖王国上層部の闇を知ってしまう。 そんな闇も、自身の平穏に何ら関わりがなければ無視をしていたジルベールだったが、自分に噛みついてくるならば容赦をするいわれもない── これは、悪でも正義でもないおっさん大賢者ジルベールの、気ままな自己防衛の物語。

調子に乗りすぎて処刑されてしまった悪役貴族のやり直し自制生活 〜ただし自制できるとは言っていない〜

EAT
ファンタジー
「どうしてこうなった?」 優れた血統、高貴な家柄、天賦の才能────生まれときから勝ち組の人生により調子に乗りまくっていた侯爵家嫡男クレイム・ブラッドレイは殺された。 傍から見ればそれは当然の報いであり、殺されて当然な悪逆非道の限りを彼は尽くしてきた。しかし、彼はなぜ自分が殺されなければならないのか理解できなかった。そして、死ぬ間際にてその答えにたどり着く。簡単な話だ………信頼し、友と思っていた人間に騙されていたのである。 そうして誰もにも助けてもらえずに彼は一生を終えた。意識が薄れゆく最中でクレイムは思う。「願うことならば今度の人生は平穏に過ごしたい」と「決して調子に乗らず、謙虚に慎ましく穏やかな自制生活を送ろう」と。 次に目が覚めればまた新しい人生が始まると思っていたクレイムであったが、目覚めてみればそれは10年前の少年時代であった。 最初はどういうことか理解が追いつかなかったが、また同じ未来を繰り返すのかと絶望さえしたが、同時にそれはクレイムにとって悪い話ではなかった。「同じ轍は踏まない。今度は全てを投げ出して平穏なスローライフを送るんだ!」と目標を定め、もう一度人生をやり直すことを決意する。 しかし、運命がそれを許さない。 一度目の人生では考えられないほどの苦難と試練が真人間へと更生したクレイムに次々と降りかかる。果たしてクレイムは本当にのんびり平穏なスローライフを遅れるのだろうか? ※他サイトにも掲載中

邪神降臨~言い伝えの最凶の邪神が現れたので世界は終わり。え、その邪神俺なの…?~

きょろ
ファンタジー
村が魔物に襲われ、戦闘力“1”の主人公は最下級のゴブリンに殴られ死亡した。 しかし、地獄で最強の「氣」をマスターした彼は、地獄より現世へと復活。 地獄での十万年の修行は現世での僅か十秒程度。 晴れて伝説の“最凶の邪神”として復活した主人公は、唯一無二の「氣」の力で世界を収める――。