14 / 55
侍従ロボ
しおりを挟むアリシア様に思う存分に種付けし終えスッキリしていると辺りはもう夕暮れになっていた。
もうレベッカちゃんが帰ってくるかもしれないな・・・。急いで気をやっているアリシア様の身支度を整え、汗や体液でまみれのシーツを隠したりしていると入り口から気配がしてきた。
「姫様、ただいま帰りました」
帰ってきた!・・・間に合わない・・とりあえず表面上は綺麗にしといたけど。暗示を使えばいざとなればどうにでも対処出来るからな。仕方なくバレるまではがんばって間男をやってみたい。おっさんは少しスリルを味わってみようと思う。
「お帰りなさいませ」
とりあえず出迎える。レベッカちゃんは大きな何かを抱えているが・・。
「なんだお前か・・・姫様はどうした?」
「奥のベッドでお休みになられています。」
「そうか・・」
そのままベッドへと直行する。バレないかな・・。
「姫様・・・・」
ベッドではアリシア様が上半身だけだして寝息をたてている。
「・・・・ふむ、粗末で慣れない環境だから疲れておられるようだな・・仕方ない」
ふう・・なんとか誤魔化せたか・・・。ベッドの中では下半身丸出しのアリシア様が眠っている。アリシア様の股間はまだおっさんの子種でドロドロだからな。後でじっくり拭ってあげるから・・。
「ところでその手に抱えている物は一体なんですか?」
ここはひとつ・・話題を変えようか。
「これは飛行船から回収したものだ。アリシア様が生まれたときに下賜された代々伝わる貴重な宝物だ。壊れていなかったからよかった・・・」
持っているものは帝国の紋章の入った旗のようなものと機械仕掛けの人形のようなものだ。
「余っている太陽石をよこせ」
とりあえず使い古された太陽石を渡すと、人形の背中にセットする。どうやら太陽石が動力のようだ。
人形が突然動き始めた。
「私ハ侍従ロボデス。ゴ命令ヲドウゾ」
「よし。運んでもらうものがある。私について来い」
「了解デス」
レベッカちゃんはまた外に出て行った・・・今の内にやっておくか。アリシア様の股間から濃厚な子種を掻き出してを丁寧に拭って替えのヒモパンを穿かせる。ヒモパンのストックだけは豊富にあるのだ。
そんなこんなで暗くなってくるとレベッカちゃんが帰ってきた。
「帰ったぞ」
「お帰りなさい」
さっきの人形がいないようだが・・・。
「あの人形は・・・?」
「気にするな。夕食を出せ。食べてたら寝るぞ」
こうして1日が終わった。
翌朝、洞穴を出ると辺りに大量の物資が積んであった。保存食料に機械類、衣類などなど・・・。
「これは一体・・・・」
「ふむ、ちゃんと持って来たようだな・・」
「騎士様・・こらはどうやって・・」
「ロボに運んでもらったのだ。コイツは命じれば何でもこなすことが出来る」
肝心のロボは完全に停止しているようにに見えるが・・・。
「太陽石が切れたみたいだな・・・代わりを持ってきてくれ」
太陽石が切れただって?・・アレでも小型船をぐらいの動かせる出力はあるんだぞ。永久機関と呼ばれているのに?
「心配するな。あれだけ船があるんだ・・・ロボに残骸を動かすように命じればいくらでも太陽石なりなんなり手に入るだろう」
まぁ確かに・・残骸動かせればさらに未探索のエリアに行ける。島での生活に有益な物資が手に入るかもしれないな・・。
「選別は任せるからな・・次はこれだ」
帝国の旗?を取り出すと前にある少し大きい岩の割れ目に突き立てた。何かがこの島を覆った感触が伝わってきた。これは一体・・・・。
「これで安心だな」
「騎士様・・・これはなんでしょう・・」
「これは日焼け防止の宝物だ。これでアリシア様の白く美しい肌が焼けることはない」
白い肌・・・・ですか。アリシア様に下賜された宝物とは燃費のかかる人形と日焼け防止ですと。確かに日焼けは高貴な子女の大敵とされているし人形も便利な部分もあるけど・・ガラクタを押し付けられた感があることは否めないような気がするな。
「後始末は任せるぞ」
まぁいいか・・何があるのか少し楽しみだ。山積み物資の選別に取り掛かる。
機械類はごちゃごちゃだな・・・まともに動くものがない。部品だけ取り出して使えるものもあるが全く使えないもが大半だ。
衣類に関しては汚れているものや破れているものしかない。逆にまともなものがなくて助かったが・・・破れている服は何かに使えるかもしれないな。まともな靴が多数あるのは助かった。
保存食料も瓶が割れてダメなものも多い、穀物が多少あるのは助かる。
総括すると半分以上はゴミだな。レベッカちゃんは案外雑なのかもしれない・・。太陽石の燃費も気にしていないようだし・・あまり任せすぎるとマズイかもしれない。
しかし・・ロボの力は貴重だな。効率よく使えば良いものが新たな残骸から発見できるかもしないぞ。
こうして無人島暮らしは新たな局面を迎えたのだ。
1
お気に入りに追加
1,562
あなたにおすすめの小説
【R-18】異世界行っても面倒なので戦闘パートは省きます
カエルフォース
ファンタジー
18禁です。
不意に異世界転移を果たした高校生黒神ジローは魔法マスターの恩恵を受けることに。最初は真面目に冒険していたがクエストや戦闘だけの日々に虚無を感じ飽きてしまう。試しに使った催眠・洗脳系魔法にはまったジローは気に入った美少女から人妻までセフレ・嫁にしていく。子孫繁栄を新たな目的として自由な異世界性活を謳歌する話。
催眠・暗示系エロ。全話エロあり。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
分析スキルで美少女たちの恥ずかしい秘密が見えちゃう異世界生活
SenY
ファンタジー
"分析"スキルを持って異世界に転生した主人公は、相手の力量を正確に見極めて勝てる相手にだけ確実に勝つスタイルで短期間に一財を為すことに成功する。
クエスト報酬で豪邸を手に入れたはいいものの一人で暮らすには広すぎると悩んでいた主人公。そんな彼が友人の勧めで奴隷市場を訪れ、記憶喪失の美少女奴隷ルナを購入したことから、物語は動き始める。
これまで危ない敵から逃げたり弱そうな敵をボコるのにばかり"分析"を活用していた主人公が、そのスキルを美少女の恥ずかしい秘密を覗くことにも使い始めるちょっとエッチなハーレム系ラブコメ。
18禁NTR鬱ゲーの裏ボス最強悪役貴族に転生したのでスローライフを楽しんでいたら、ヒロイン達が奴隷としてやって来たので幸せにすることにした
田中又雄
ファンタジー
『異世界少女を歪ませたい』はエロゲー+MMORPGの要素も入った神ゲーであった。
しかし、NTR鬱ゲーであるためENDはいつも目を覆いたくなるものばかりであった。
そんなある日、裏ボスの悪役貴族として転生したわけだが...俺は悪役貴族として動く気はない。
そう思っていたのに、そこに奴隷として現れたのは今作のヒロイン達。
なので、酷い目にあってきた彼女達を精一杯愛し、幸せなトゥルーエンドに導くことに決めた。
あらすじを読んでいただきありがとうございます。
併せて、本作品についてはYouTubeで動画を投稿しております。
より、作品に没入できるようつくっているものですので、よければ見ていただければ幸いです!
男女比1対999の異世界は、思った以上に過酷で天国
てりやき
ファンタジー
『魔法が存在して、男女比が1対999という世界に転生しませんか? 男性が少ないから、モテモテですよ。もし即決なら特典として、転生者に大人気の回復スキルと収納スキルも付けちゃいますけど』
女性経験が無いまま迎えた三十歳の誕生日に、不慮の事故で死んでしまった主人公が、突然目の前に現れた女神様の提案で転生した異世界で、頑張って生きてくお話。
【R18】転生?した先は、リアルよりもHな世界でした。
N.M.V
ファンタジー
注)本小説は、1話毎にエロシーンが御座います。嫌悪感を抱かれる方、苦手な方は閲覧をお控えください。
……そこはダンジョン奥深く、戦闘の狭間で休憩していたワタシは、パーティーメンバーの1人、後衛の魔法士にいきなり弱の麻痺魔法をかけられ、押し倒された。
「なに考えれんろのよ!!、やめれぇ!!」
麻痺のせいでろれつが回らない。
「テメェが、素直にヤラせてくれねーからだろ?」
他のメンバーに助けを求め視線を向けた。だけど、全員が下卑た笑いをしてる。コイツら全員最初からワタシを犯す気なんだ。
最悪だわ。
魔法士は、ワタシの装備を剥がし、その下の服を引き裂いて、下半身の下着を引きちぎった。
「ペナルティ食らうわよ……」
「そんなもん怖くねーよ、気持ち良けりゃイイんだよ」
魔法士はそう言ってズボンを下ろした。ギンギンに張ったサオを握りしめ、ワタシの股を割って腰を入れて来る。
「や、やめてぇ、いやぁん」
「好き者のくせに、カマトトぶるんじゃねーよ、最初に誘ったのはオメエじゃねーか」
強引なのは嫌なのよ!
魔法士のサオがワタシのアソコに当てがわれ、先っちょが入って来る。太くて硬い、リアルとは異なるモノが……
「や、いやっ、あっ、ああっ」
………
ワタシの名前は、「エム」
人類は平和だろうが戦争中だろうが、心に余裕があろうがなかろうが、生きるも死ぬも関係なしに、とにかく欲望のままにHをしたがる。
ワタシがプレイしていたゲームは、そんな人類の中で、人より頭がちょっと賢くてオカシなゲームマスターが
「とにかくHがしたい」
なーんて感じで娯楽を創造したんだと思う。
類い稀なるフルダイブ型エロゲー。世界設定は、剣と魔法のファンタジー、エロゲーだけあり、Hもできちゃう。
でも内容は本格的、一切の妥協はなし。
生と死の間、命のやりとり、バトルオブサスペンス!、世界も広い!、未踏の大地、拡張されるストーリー!、無限に広がるナントやら。
因みに、H出来るのは倫理上、人同士のみ。
ゴブリンに攫われてヤラレちゃうとかナンセンス。そんなのは他所でヤレ、です。
…そんなゲーム世界から、いきなり異世界に飛ばされてしまった不幸なワタシの物語です。
【R18】転生先のハレンチな世界で閨授業を受けて性感帯を増やしていかなければいけなくなった件
yori
恋愛
【番外編も随時公開していきます】
性感帯の開発箇所が多ければ多いほど、結婚に有利になるハレンチな世界へ転生してしまった侯爵家令嬢メリア。
メイドや執事、高級娼館の講師から閨授業を受けることになって……。
◇予告無しにえちえちしますのでご注意ください
◇恋愛に発展するまで時間がかかります
◇初めはGL表現がありますが、基本はNL、一応女性向け
◇不特定多数の人と関係を持つことになります
◇キーワードに苦手なものがあればご注意ください
ガールズラブ 残酷な描写あり 異世界転生 女主人公 西洋 逆ハーレム ギャグ スパンキング 拘束 調教 処女 無理やり 不特定多数 玩具 快楽堕ち 言葉責め ソフトSM ふたなり
◇ムーンライトノベルズへ先行公開しています
死んだら男女比1:99の異世界に来ていた。SSスキル持ちの僕を冒険者や王女、騎士が奪い合おうとして困っているんですけど!?
わんた
ファンタジー
DVの父から母を守って死ぬと、異世界の住民であるイオディプスの体に乗り移って目覚めた。
ここは、男女比率が1対99に偏っている世界だ。
しかもスキルという特殊能力も存在し、イオディプスは最高ランクSSのスキルブースターをもっている。
他人が持っているスキルの効果を上昇させる効果があり、ブースト対象との仲が良ければ上昇率は高まるうえに、スキルが別物に進化することもある。
本来であれば上位貴族の夫(種馬)として過ごせるほどの能力を持っているのだが、当の本人は自らの価値に気づいていない。
贅沢な暮らしなんてどうでもよく、近くにいる女性を幸せにしたいと願っているのだ。
そんな隙だらけの男を、知り合った女性は見逃さない。
家で監禁しようとする危険な女性や子作りにしか興味のない女性などと、表面上は穏やかな生活をしつつ、一緒に冒険者として活躍する日々が始まった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる