はる×奏

Aim

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彼は毎朝、ベットまできて 

「おはよう、ハル
朝ごはんもう少しでできるから起きて」

と可愛い笑顔で言ってくれる
私は寝ぼけた声で

「はぁーぃ」

と答える


朝は苦手なので彼は毎朝起こしに来てくれる

私は眠い目をこすりながら洗面台に立ち顔を洗い、キッチンに立つ彼を後ろから抱きつく

「お昼はいらないんだよね?」

「うん、会議だから外で食べる」

とまだ、目が覚めない私は答える


ご飯が並び2人で

「いただきます」

と言い合う


朝食を食べ終え私は出かける準備をする
仕事用の服に着替え、薄くメイクをし、髪を緩く巻きキッチンで洗い物をしてくれている彼の前に立つ

「奏?
どうかな……?」

と恐る恐る聞くと

「うん、綺麗!俺休みだから駅まで送るよ」

と、とろけそうな笑顔で答えてくれる


彼が仕事が休みの日は一緒に駅まで歩く
私はこれが楽しみでしかたない

すでに支度ができている彼は玄関で待っている
私は部屋の鏡でくるくる回り最終チェックをし、部屋を出る


靴を履くと彼が私に手を差し伸べてくれる
私は彼の手に自分の手を重ね荷物を預け2人で歩き出す
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